米国:爆心地、今も高線量 世界初の核実験場跡公開
毎日新聞 2015年04月04日 17時43分(最終更新 04月04日 17時59分)
米ニューメキシコ州の核実験場跡地で、爆心地の碑を撮影する報道関係者=2015年4月3日、共同
米西部ニューメキシコ州アラモゴード近郊「トリニティー・サイト」で世界初の核実験が行われてから7月で70年になるのを前に、実験場跡が3日、メディアに公開された。爆心地では今も高い放射線量を観測。実験に携わった技術者は、取り返しのつかないことになったと人類史上かつてなかった爆発の威力を振り返った。
実験場跡はホワイトサンズ・ミサイル実験場の中にある。実験場入り口から約40キロ車で走ると、雑草の茂る砂地に「グラウンド・ゼロ」を示す溶岩の碑がある。(共同)