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大麻検査ミス、逮捕の男釈放=やり直しで陽性、行方追う―警視庁

時事通信 4月4日(土)17時18分配信

 警視庁は4日、大麻を所持したとして立川署が現行犯逮捕した自営業の30代男について、簡易検査のミスがあり釈放したと発表した。再度行った検査で陽性反応が出たため、同署は改めて大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕状を取ったが、男の所在は不明で、行方を追っている。
 同庁組織犯罪対策5課によると、3日正午ごろ、東京都立川市で、車の中で寝ていた男を同署員が職務質問。バッグの中から大麻とみられる乾燥葉片約13.1グラムが見つかった。同署の男性巡査部長が検査したが、本来は3種類の試薬で検査しなければならないのに、2種類だけで実施。結果を「陽性」と判断し、同容疑で逮捕した。
 男は容疑を認めていたが、署内で検査ミスが判明したため、逮捕から約4時間後に釈放された。巡査部長は「2年ぶりの簡易検査で失念してしまった」と話しているという。
 同署は規定通り3種類の試薬を使った再検査で陽性反応が出たため、逮捕状を改めて取得。男の行方を捜している。 

最終更新:4月4日(土)18時57分

時事通信

 

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