浄霊の急所について 6 (各論)


明主様御垂示 「手のひらの赤いひび割れに対する浄霊の急所」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「満十七歳の娘、昨年春から掌が指のほうから赤くヒビ割れてきまして、洗濯や漬物などにたいへん痛く、しみます。

昨年秋、御浄霊により御守護いただいたのでしたが、最近また激しくなってまいりました。

医者には原因不明と言われたことがあるそうです。

本人は小肥りで薬はほとんど用いたことがないと申します。なにか霊的のものでしょうか。

御浄霊の急所と、御守護いただきますようにいたさせますには、いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「これは霊的ではない。

赤子のときの薬毒かまたはその他の異物であるから、生まれたときからのことをよく調べてみれば、必ず思い当たることがある。

患部は掌でも元は頸部から肩、腕にある。調べてみれば、固まりがあるからそこを浄霊すれば必ず治る。」




明主様御垂示 「骨盤狭小による出産困難に対する浄霊の急所」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「二十八歳の人妻、骨盤狭小と医師に診断され、二回まで人工流産を受けた者でございますが、

ただいま、六カ月の再妊を見ましたので、なんとかして子供を授かりたいと申し、御浄霊をいただいております。

御浄霊の重点をお伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「浄霊は腎臓部および腹部胎児の位置でよろしい。

妊娠するということは、生む資格があるからであるから、心配せず神様にお願いすれば、必ず生めるが、

ただ二回の人工流産の不自然的人為方法が災いしなければよいと懸念される点があるから、できるだけ浄霊をするようにしなさい。」




明主様御垂示 「結核に対する浄霊の急所」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「昭和二十二年八月入信させていただきましたTS子(二十七歳)と申す信者、昨年十一月より結核の御浄化をいただき、毎日御浄霊をいただいております。

御浄霊をいただきますと楽になり、痰もたくさん出ます。特に腹膜からたくさん出ます。

本人は心から感謝いたしておりますが、一進一退で、しだいに衰弱し、現在では身体全部、特に足部に浮腫が出ております。

またときどき頭がボーッとしてぬけたようになります。

父親は十五年前結核で亡くなり、主人の母親も九年前やはり結核と腹膜で亡くなっております。

御神体はまだお祀りしてございません。御屏風観音様は本年一月お祀りさせていただきました。

主人も親戚の者も、姉一人を除きまして、全部お道がわからず反対でございます。

今後いかなる方針で進ませていただきますればよろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「これは、反対者の生霊が邪魔しているのだから、請け合うことはできない。

原因は頭脳を第一とし、首筋、肩に毒素があるから、その部を浄霊すればよい。」




明主様御垂示 「ヒザの腫れに対する浄霊の急所」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「一家四人入信し、御神体を奉斎いたしましてから三年になる熱心な信者でございますが、入信前より主人は右足の膝が腫れ、

最近はちょっとした拍子にもギクンとひどく痛み、足の裏がつけないように辛く、腰が痛んだり、ポツポツと熱くなり、入信前より辛くなってきております。

主人の父親は、いまより五十年前屋敷を買い、そこに古い稲荷があったのを、その家主が稲荷の御神体を持って行きましたので、残っておりました榊の木を切ってしまいました。

その後二月が来ると水子(ママ)が次々に亡くなり、あまり不幸が続きますので、ある人に見てもらいましたところ、

稲荷が祟っているからと言われて、また側に祭り、その後引っ越しまして、稲荷の祭ができないからと床の間に祭りましたところ、今度は年上の子供から亡くなります。

人の勧めによりまして日蓮宗を信仰いたしましたが、いっこうよくならず、その後一家四人お道に入信いたし、御神体をお祀りすると同時に、不要の物は全部処分していただきました。

昨年夏ごろ妻に霊が浮き、初代の先祖だと称し、主人のお婆さんが自分はたいへん苦しみ

(主人の父親が兵隊逃れにお婆さんの家へもらわれてゆき、そのお婆さんは生前足腰が長年悪かったそうでございます)

なかなか救ってもらえなかったために何人も殺したことをわび、お観音様によってやっと救われそうだと言って喜び、なお信仰を続けるように、また家を守護することなどを述べました。

その数日後、稲荷が浮き、家がないので帰れない。

ここはお光が強くとてもいられない。どうか帰れるようにしてほしいと申しますので、

昔の地所に家を建ててやり、希望通り正一位稲荷明神として祭り、

そこに住んでいる人に話してお詣りしていただいておりますが、

その後も体の状態が変わりませんので、光明如来様にお念じいたしておりましたところ、

最近また稲荷が浮き、浄まって、お経をたくさん聞かねば帰られない。

正一位稲荷でなくて権兵衛稲荷として祭ってほしいと申しますので、希望通りにいたしました。

なお、お婆さんと一緒に家の中を荒したことなどをわびまして、今度こそ帰りますと申します。

浮くごとにその通りにしてやりますが、いっこうよくなりません。

いかようにいたしますればよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「足の腫れものは薬毒がそこから出るのだから結構である。

膝裏から腎臓部、右股の付け根を押すと痛い固まりがあるから、そこを浄霊すれば治る。

また稲荷へは天津祝詞を奏げて、言葉をもって、この家へおいてもらいたければおとなしくしなさい。

災いをするなら、速かに帰りなさいと言ってやればそれでよろしい。

後、なにか要求しても言うことを聞いてはいけない。

ただ、差し支えない願いなら聞いてやってもいいが、無理な願いならよく道理を説いて、たしなめてやればそれでいい。

あまり狐霊の言うことを聞くと、だんだん図に乗るから、限度を決めて、それ以上応じなければ、狐霊は諦めてしまうものである。」




明主様御垂示 「脳膜炎が原因の聾唖に対する浄霊の急所」 (昭和26年4月25日発行)

信者の質問
「当年三歳の女の子(良子)生後十カ月ごろ脳膜炎を患い当時医療にて固めました。

小さいときには気づきませんでしたが、いまは口がきけず耳も聞こえません。

頭の働きなどふつうの子供と変わりません。

この子の伯父は発狂して死亡しており、またこの子の兄は、生後八十日ごろ脳膜炎で死亡し、

その弟も生後四十五日ごろやっぱり脳膜炎の症状で死亡しております。

以前死亡している人たちとなにか関係がありましょうか。

また治癒するものでしょうか。浄霊は約三カ月間くらい受けており、

その間汽車の音などに振りむくようなこと二、三回あります。

今年三月には、屏風観音様および光明如来様をお迎えさしていただいております。」


明主様御垂示
「これは脳膜炎のとき、氷冷などで毒素を固めたため、脳の機能が働かなくなったのであるから、気長に浄霊すれば、必ず治るものである。

勿論首のまわり、肩の塊りもよく溶かすことである。

また霊的関係というよりも、遺伝性である。

できるだけ運動させるようにすると、浄化が発るから早く治るのである。」




明主様御垂示 「口から生理を出す女性に対する浄霊の急所」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「口より月のものを出す女がありますが、霊的になにか意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「前世において逆なことをしたからである。ラッパ管(註 卵管)の入口に毒素があるから、下腹部をよく浄霊することである。」




明主様御垂示 「溺れた者に対する浄霊の急所」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「水に溺れた者を引き上げ、御浄霊をしてあげます場合の急所をお願いいたします。」


明主様御垂示
「急所・・・心臓(はら這いにさせて心臓背面部より霊射する)。」




明主様御垂示 「関節痛の浄霊の急所」 (昭和26年8月1日)

信者の質問
「今年六月十四日入信されました四十歳の男(職業、樋屋)でございますが、

今年三月ごろより手足の関節が痛み、特に手首、足の踵(かかと)が夜中に痛むそうで、また胸部もたまに痛むそうで、身体が非常に痩せております。

食事はふつうで起きております。医者にはほとんどかかっておりませんが、以前カルシウム注射を十本自分でしたことがございます。

入信前はお灸をしておりました。

入信後は御浄霊させていただいておりましたが、痛みは変わりなく痩せてまいりました。

また妻(三十二歳)は骨膜炎で手術いたしておりますので右膝関節が曲がりません。

この家は代々子供がなく右の夫婦も養子でございますが二人の子供がございます。

右は霊的になにか関係がございましょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは別に霊的に関係はありませんよ。

足首、踵は元は薬毒が固まっているんだから、浄霊してやればだんだん良くなります。

非常に固まっているんですね。

カルシウムの注射は、これとは関係ありません。

痩せてまいり・・・というのは、痛む所に微熱がある。

それで痩せるんです。

それで、良く押してみて痛い所を浄霊するんです。治るはずですがね。

浄霊に力が入るんでしょう。だから治りが悪いんです。

骨膜炎で手術・・・筋さえ切ってなければ治りますがね。

子供がない・・・子供がないくらいだから、そうとうメグリの多い家庭だね。」




明主様御垂示 「膀胱腎臓結核の浄霊の急所」 (昭和26年8月1日)

信者の質問
「私の息子二十四歳は本年一月より体具合が悪く、医師の診察を受けましたところ、膀胱および腎臓が悪いと言われ、

いろいろと医療を加えて行くうちに、二カ月目に膀胱腎臓結核と言われ、腎臓の手術を勧められましたが、

そのままで切らず三カ月放任し、五月中旬ごろより御浄霊を受けております。

お蔭様で腰痛は取れ、今まで小用するたびに膀胱が痛みましたがそれも少しは取れましたが、まだ小用するたびに少し痛みます。最近は特に食事が進みません。

ちなみに昭和二十三年九月長女K(十九歳)は腸結核にて死亡、続いて二十四年六月夫は心臓、肝臓、腎臓病にて死亡、本年七月十九日次女A(十九歳)は喉頭結核にて死亡しております。

家には光明如来様、御屏風観音様とも御奉斎させていただいております。

御浄霊は特にどこをさせていただいたらよろしいでしょうか、

また子供の死亡は成長してから死にます。幼い時はみんな元気ですが、なにか霊的に関係がございましょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは、やっぱり医学の犠牲になるわけですね。

かえって、一人子供が死ぬと、この次には用心して医者をよけい頼るから死ぬ。

そういう時、お医者様はおどかしますからね。

手後れだとか言って、別に手後れじゃないですね。

やはり、系統とか、血統とか、体にもそういう点はあるんですね。

腎臓の系統ですね。

ですから腎臓を良く浄霊してやればいいですね。

それから、膀胱は痛い所、そこを浄霊する。

こういうのは、小便にそうとう薬毒が入っているから、膀胱の粘膜を刺激するんですね。

こんなのはなんでもないですよ。少し気長にやれば治ります。

腎臓を切らなくて良かったですね。

小用するたびに少し痛むというのは、腎臓から尿道に行く出口あたりでしょうね。」




明主様御垂示 「漢方薬中毒による・後頭部・陰部・肛門・鼠蹊部の浄化に対する浄霊の急所」 (昭和26年8月1日)

信者の質問
「昨年二月入信の二十八歳の信者、本年六月五日お産の折、難産にて二日二晩陣痛に苦しみ、

ようやく子供の頭が三分の一ほど出た折、産婆が長い苦しみのため、母体が弱っているから、楽にお産のできるようにと陣痛の起る注射を二本、左右両大腿へ打ってしまいました。

当人が産婆の言葉を信じて注射を打ったため、神様の御守護を落としたのでしょうか。

それからは陣痛が起きず、頭が半分出たのみにて、産婆は機械で出すようにと、再三奨めましたが、

注射のために陣痛が止まったのだと思い、御浄霊を続けておりましたが、三日目の夕方になっても生まれず、ついに機械で子供を出しました。

子供は出た時、一呼吸したのみで死亡いたしました。

母体よりはその後たくさんの毒血が下りましたが、現在、小便と大便の出るのが判りません。

御浄霊はその後続けております。

御加護によりまして、三週間目より起きられるようになりました。

一時陰部と肛門の間に腫れものができ、座ることができませんでしたが、御浄霊いただくたびに下りものとなって膿が出て治癒させていただきました。

小便や大便は、心掛けて行くようにしており、行けば必ず多量の小便が出るとのことです。

どこに原因がございましょうか。

現在鼠蹊部がつり全身的に肥満し、後頭部が痛むと言っております。

夫は五年前入信させていただいておりますが、先妻が他の男と関係しそのため別れました。

先妻との間に女児が一人あり、夫が引き取っております。

先妻は子供に対してそうとう執着を残しているようでございます。

現在の妻は一昨年後妻として迎え、初めての子供でございます。

また当人(後妻)は先夫の身持ちが悪いため離別して現在の夫のもとへ嫁いできたとのことです。

先妻の怨みもございましょうか、また御浄霊は主にどこをいたしたらよろしゅうございましょうか。御垂示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは薬毒がウンとあります。

おかしいんですが、陣痛微弱だと言って注射打つと、よけい陣痛微弱になる。不思議ですね。

この人は大小便の感覚がないというのは、薬毒が下に固まっているんです。

気長にやれば出ますからね。出ただけは治って行きますからね。

全身的に肥満・・・腎臓に固まっているんですね。

全部薬毒です。漢方薬でしょう。

漢方薬中毒が、こういうふうですね。

漢方薬も恐ろしいものですよ。霊的の関係はありませんよ。

ですから、今言ったようにね、・・・下の方ですね。

薬毒が始終下に行っちゃ困るんです。肛門や陰部ですね。

それを浄霊して出しちゃう。痺(しび)れるのも薬毒ですからね。そうしていればだんだん良くなる。」




明主様御垂示 「漢方薬による慢性腹膜炎に対する浄霊の急所」 (昭和26年8月5日)

信者の質問
「私の妻SK(六一歳・女性)は娘の時分より常に腹痛に悩んでおり、特に月経も少なく下腹部の疼痛がございました。

三十七歳の時胃腸病にて八十日ほど絶食し、生命危篤にまで及んだこともございました。

四十六歳ごろより慢性腹膜炎となり入信前まで煎じ薬を常用してまいりました。

二十四年一月私が入信いたし以来御浄霊を続けてまいりました。

二十五年八月四日、五日と排尿不能、意識不明となり全身はむくみ、腹部は臨月大となりましたが、

御守護をいただき、六日にはたくさん排尿あり、八日には起きられるようになりました。

本年二月本人が入信させていただき、五月十五日熱海に御参詣後浄化が強くなり、全身むくみ排尿も少量となりました。

六月始めより教会の先生にお願いいたしましてから排尿も楽になり、全身のむくみも減退いたしましたが、腹部はなお臨月大の状態でございます。

この状態にもかかわらずどんな食物でも非常においしいと言い、特に魚肉を欲します。

食べすぎると排尿も減じ悪化いたしますので毎食軽く一膳くらいいただいております。

脈拍は常時三十ないし四十くらいでございますが、昼間は床の上に坐っておられます。

また四十歳前から両眼の視力が減じ現在ほとんど失明しております。

一家は私および嫁も入信させていただき御神体、御屏風観音様も御奉斎させていただいております。

霊的関係といたしましては杉山家は四代続いて嫡子がなく、私も妻も両養子でございます。

妻の実父は腹膜炎にて死亡、実母は汽車に飛び込み自殺しており、養父は電車にて轢死しております。

昭和十四年九月十九日、座敷内にて知人が痴情関係で殺害されました(現在無縁仏としてお祀りしてございます)。

なお二十四年十一月十一日には放火に会い、御守護により天井を焼いたのみにて鎮火いたしました。

息子(養子)は現在外地(シベリア)より帰還いたしておりません。

右の御浄化はいかなる原因でございましょうか。御浄霊の急所につき御教え賜りたくお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「急所もへったくれもない。

薬毒です。随分入っているな。漢方薬ですね。このためです。ほかになにもありはしない。

漢方薬で生命を落とした人は随分ある。

強いて急所と言えば腎臓ですね。」




明主様御垂示 「結核に対する浄霊の急所」 (昭和26年8月5日)

信者の質問
「私の夫(OT・30歳)は昭和二十四年四月発病(肺尖)陸軍病院にて療養、その後家事の手伝いをいたしておりました。

昭和二十二年十二月喀血いたしましたが、翌年九月より約一年ほど明石師範学校に勤めておりました。

身体の調子が変わってきましたので郷里にて養生するよう勧められ、三日おきにカルシウム、ビタミン注射を約四カ月間続け、

その後マイシン二十本を打ちましたところ身体も少し良くなり、農業の手伝いをいたしておりました。

二十五年四月に胃痙攣を起し、その際麻薬を二本打ってから動けなくなり、絶対安静半カ年、

その後二十六年四月までにパス七箱を服みましたがどうにもならず、

手術をする決心をして、レントゲンを取りに早島療養所に行きましたら、

左肺は鶏卵大の空洞と肺全体が悪くなっており右肺は少し悪いらしいとのことで、手術は不可能とのこと、本人も死を覚悟していましたところ、

本年四月中旬このお道を知らしていただき御浄霊を受けましたところ、たいへん気分も良く食事もおいしくなり、

十日ほどしてぼつぼつ散歩もできるようになりましたので、

約七里ほど離れたB町の教会へ汽車にてお参りさせていただき、

先生の御浄霊も受けその後十日ほどしてたいへん良くなり、

さっそく主人もまた私も入信、続いて母(義母)も入信、六月十日光明如来様も御奉斎さしていただき、

ともにお道のため御用をさしていただいております。本人も身体の調子が良いので近所のお方など毎日五、六人ほど御浄霊さしていただき、

私もともにお手伝いをして今日までに五人お導きさしていただき微力ながら御用をさしていただいております。

その間四日おきくらいに教会へお参りさせていただき今日に至っております。

最近の病状は足が痺れて少しむくみ気味で、甲も少し腫れているのと食事が以前よりは進まず、少し多く食べますと腹がはり、時々背中を引き締めるようで、だるいような状況でありますが、本人もいまは少し暑いからとも申しております。

私が御浄霊をさしていただきますと楽になり、またひどくなるというわけでございますが、本人の気持ちはたいへんしっかりしてはおります。

現在では寝たり起きたりしております。

今後どのようにいたしましたらお救いいただけましょうや御教示お願い申します。

なお叔母が三十年前肺結核、母が二十五年前腸結核で死亡しております。」


明主様御垂示
「ふつうの順序です。

一回良くなって、そのまま治るように見えて、再度薬毒の浄化が起る。

これはちょっと簡単には行かない。長くかかる。

一週間に二度くらい浄霊する方がかえって良い。

浄化が強いと衰弱でやられてしまう。

肺病は薬毒しだいです。

日の経たない人はみんな治る。

こういう場合、急所がありますから、どこから熱が出るかを探り当て、そこだけを浄霊するようにする。

そして、次々に熱の出る箇所を順序よくやって行けば治って行きます。

右か左の頸、延髄、頭、腎臓、足の付け根から股などが大体急所です。」




明主様御垂示 「胃痙攣の浄霊の急所」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「私は十七歳ごろより胃酸過多性でしたが、昭和二十三年の春より胃に痛みを憶え、逐次痛みが加わり、

同年九月入信いたしましたが、病状意のごとくならず、最近宮津支部にて毎日御浄霊をいただいておりますが、

相変わらず痛みがとれず、医師の診断によれば十二指腸潰瘍兼胃アトニー兼胃下垂とのことで、ほとんど一日中胃および胃の後ろ一面が痛みます。

昨年六月より仕事(会社の会計事務)もできず、毎日遊んでおりますので、家計的にも行き詰まり状態となり、身心ともに苦しんでおります。

一日も早く御用のでき得る体にしていただくには、いかがいたしましたらいいものでございましょうか、お伺い申し上げます。

母は熱心な日蓮宗の信者で、このお道に対する理解なく、父は昭和十五年十二指腸潰瘍で死亡、

同十八年弟が結核性脳脊髄膜炎で、同十九年妹が結核で各々死亡いたしております。

浄霊をする場所を御教えくださいませ。」

明主様御垂示
「これは誰がやっているんです。

こういうのはそんなに長くかかるわけはないんだが、痛みというのは治り良いんですからね。

あれは浄化だから、浄化が起っているんだから。

胃の痛みなんてたいしたもんじゃない。

浄霊に力が入るんじゃないかな。

それから、こういうのはぜんぜん背中ですよ。

前なんかやる必要はない。

前が痛いようですが、背中で溶けた薬毒が溶けてきて胃に来るんだから、背中にあるんです。」


信者の発言
「お腹に石みたいなものができております。」

明主様御垂示
「その石みたいなものが病原と思っていると違う。

その後ろのちょっと上の方に痛みがありますから、そこをやるとじきに治る。

胃痙攣でも、前でなくて、背中をやるとじき治る。

これは全部薬毒ですからね。」




明主様御垂示 「サンバルサンが原因の倦怠感に対する浄霊の急所」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「昭和二十五年五月入信させていただきましたが、昭和二十四年三月梅毒の感染にて医師の勧めにより六0六号二十五本打ちました。

一年後血液検査の結果、強陽性でありましたが、身体に異常ありませんので結婚いたしました。

二十五年五月お道のありがたいお話しをうけたまわり、夫婦揃って入信させていただき、

その後感謝の日を送らせていただいておりますが、

夫婦とも時折腰が痛み身体のだるい時がありますので、

本年五月夫婦で血液検査を受けましたところ、二人とも強陽性(三プラス)とのことにて医師は治療を勧めます。

放任しておけば恐ろしいことになるといろいろ申します。

医師の言葉は別に気にはいたしておりませんが、現在では二人とも時折腰が痛く身体がだるい時がありますが、別に仕事には差し支えない程度でございます。

毎日御浄霊をいただいた方がよろしいでしょうか。

もっと浄化の起きた時に御浄霊をいただけばよろしゅうございましょうか。

毎日御浄霊をいただいていれば強陽性が陰性に変わるものでございましょうか。

右いかががいたしましたらよろしゅうございましょうか。御教え賜わりたくお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは陽性も陰性もないですよ。

梅毒なんてじきに治ります。梅毒なんて一週間で治ります。

この六0六号が悪い。腰が痛いのは絶対に六0六号です。

梅毒は痛みもかゆみもない、無感覚のものが梅毒ですがね。

しかし六百六号でも、昔は強いのをやりましたが、今はお医者さんの方で判ったのか、気がきいているのか、昔ほど強いのはしないが・・・

二十五本というのだから水みたいなものだね。

中には金儲けのために六0六号するのも随分聞いた。

自分の近所の薬局に遊びに行って・・・用でなくて・・・ちょっと寄って話した。

「六0六号打っております」と言うと、「どこで」「あそこで」と言うと「道理で私の所から持って行くよ。いくらで」・・・「いくら」と言うと、「そんなら随分儲けている」と言っていた。

浄霊は腰の痛い時そこだけ浄霊する。

だるいというのはそこから熱が出ている。

六0六号が垂れてそこに浄化が起って、その熱で体がだるいのですからそこだけやれば良い。」




明主様御垂示 「ムクミの浄霊の急所」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「五十二歳の子宮脱出せる者。

御守護をいただき、子宮に付着せし毒素が取れ、鶏卵大に縮少いたしました。

排便はふつうより数回多く出ておりますが、大腿部より上部全体が浮腫し、そうとうの水分が含まれ歩行にも困難の程度でございます。

食事は半膳ほどいただいております。

腎臓を特に浄霊いたしておりますが、浮腫(むくみ)について注意事項を御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この浮腫ですね。

腎臓の浮腫と薬毒の浮腫と両方ありますから、

例えてみれば、片方の股っ玉(ママ)だけとかあるいは腰のまわりだとか、お腹だとか、

そういう局部的の浮腫は、そこに固まっていた薬毒が溶けてきて出きらないで、しばらく溜まるのです。

それから腎臓の浮腫はもっと大きな・・・全身的ですね。

中には半身の場合もありますが、つまり顔がむくんで瞼が重いとか、体全体が重いとかですね。

そういうふうに心得ておけば良い。

これは局部的のようですからね。

勿論腎臓も大事ですが浮腫のある所を浄霊すれば良い。」




明主様御垂示 「胃病の浄霊の急所」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「私の夫五十歳は以前より胃病にて困っておりましたが、昭和二十四年四月多量の血液を嘔吐してからいっそう悪化したので、

その後医者や薬と手当てをやったが効果なく、今年の一月ごろよりいっそう悪化して床につくようになりました。

今年の三月 メシヤ教のありがたいことをお聞きして、私が御守りをお受けして毎日浄霊をさせていただいております。

家の都合で御神体はお祭りしておりません。

三月以来激しい痛みが続きましたが、お蔭様で痛みは少し楽にさせていただきましたが、

毎日二回は食べたものを嘔吐いたしますので、そのためか便通は少なく、身体は日に増し衰弱してたいへん痩せました。

四月ごろの痛み激しかった時より、よほど元気づいておりましたが、近ごろの暑さのためか急に弱ってきました。

また毎日二回嘔吐することは、なにか霊的の関係がありましょうか。また薬毒の浄化でしょうか。

浄霊する主な所を御教示願います。」

明主様御垂示
「これはたいへんな薬毒ですね。胃の悪い人は薬毒が多いものですがね。衰弱が増すんですね。

それから食物を吐くということも良くないな。

それから光明如来様をお祭りしないということも困りますね。

なんとかしてお祭りして、浄霊は背中ですよ。

さっき言った通り、胃の後ろ辺りですね。そこを主にする。

次は腎臓ですね。浄霊はそれだけです。

それから光明如来様をお祭りして、」


信者の質問
「引き揚げ者で、アパートで二階の下に住んでおり、主人がずっと病気で赤貧洗うがごとくでありまして。」

明主様御垂示
「そうかといって、二階の下にいたのでは、絶対祭ることもできないし・・・難しいな。

嘔吐は非常な薬毒ですからね。薬毒にもいろいろありますからね。

これは強い悪い薬の毒ですね。やはり薬毒があるために嘔吐するんですからね。

ちょっと難しいんじゃないかと思いますがね。」