浄霊の急所について 3 (各論)
明主様御垂示 「横腹膨れの原因」 (昭和23年)
「お腹に塊が出来、腸を圧迫し、そのため横へはみ出る。
後ろの腎臓から来ている。
霊的に関係ない。」
明主様御垂示 「マラリヤの原因」 (昭和23年)
信者の質問
「マラリヤ病は風土病と申されますが、時間的に発熱する等はいかなる訳でしょうか。」
明主様御垂示
「本当のマラリヤは南洋で、蚊の媒介によって発生する。
出征軍人などが日本へ帰って罹るのは、あれはマラリヤではない。
日本にはマラリヤはない。
軍が出征前注射する、その浄化作用で、身体の局部々々に薬毒が固まったもので、多く(鉄砲操作のため)腰に固まっている。
大抵頸、脇の下等にある。神経の集注する所で固まる。
軍人は健康で体力旺盛であるから浄化が強い。そのために熱が出る。
肺病は夕方熱が出るようなもので、一つの循環(生理)作用である。
チフスなどは午後四時にきっと高熱が出る。
季節により差異あり、病気によっては約束みたいにある。
日本でいうマラリヤはマラリヤでない。すぐ治る。一週間で治る。
人間の病気は一日おきに良くなったり悪くなったりする。四十八時間が節になっている。
マラリヤは・・・実は本当のマラリヤは治りすぎて困るものである。
先に精神病者で、仙台の脳病院でマラリヤ療法を受けた。
黴毒の黴菌は四十度以上の熱で死ぬという。
遺伝黴毒と称し、注射受けた。熱を出す。マラリヤ療法は菌を注射する。熱が段々出なくなる。
マラリヤ療法は治りすぎて困るといった。
これを見ても治り易い事が判る。」
明主様御垂示 「腹膜炎の浄霊の急所」 (昭和23年1月28日)
「腹膜炎は腎臓が大切、そのほかは背中の真ん中をよくやる。
腹膜炎で黄疸を併発するとたいてい助からない。
癲癇は治療すると発作が一時ひどくなります。 (中略)
腹膜炎で黄疸をやると、黄色の水と腹水と一緒になって溶けにくくなるから、黄疸を併発したら駄目です。
化膿性腹膜炎は小便が溜まり、やがてそれが膿になるんです。
腹膜炎は水の溜まらぬように腎臓をよくやる。
殊に右を主にして、重ければ一日五、六回以上やんなさい。
腎臓をやるときは布団か畳をやるような気持ちで狙うと、霊が腎臓に集中しますよ。」
明主様御垂示 「偏頭痛の浄霊の急所」 (昭和23年3月8日)
信者の質問
「三十五、六歳の米国婦人、十年来の偏頭痛なのですが・・・」
明主様御垂示
「原因は薬毒ですよ。治療は患部をすればよい。」
明主様御垂示 「脳膜炎の浄霊の急所」 (昭和23年8月7日)
「すっかり治る。脳膜炎は前頭部が熱いのと、割れる程痛いので判る。
今一つ非常に眩しく、目が開かぬ。
氷で冷すと神経が動かなくなる。働かなくなる。
頭中の毒を固める。(後不随になる)
前頸部の中を一番よくやる。
脳膜炎の後は頭がよくなる。
固めたために眼が見えぬ。」
明主様御垂示 「膝痛の浄霊の急所」 (昭和23年8月7日)
「膝関節・・・前が痛くとも後ろをやればよく治る。固めてあるから手間がかかる。」
明主様御垂示 「日本脳炎の浄霊の急所」 (昭和23年8月12日)
信者の質問
「日本脳炎の「御浄め」の個所をお尋ね致します。」
明主様御垂示
「背中の毒が暑さの刺戟で上昇し、延髄へ膿が固まる。
何でも刺戟すれば、そこへ膿が集まるもので、お灸と同じ原理である。
そのために延髄部は棒のように固くなる。
浄霊をすると溶けて柔かくなる。
三十分か一時間おきにやれば段々寄るのが少なくなる。
すると鼻孔から血膿が出て治る。
ひどいのは眼からも出る。
実に簡単に治るんで、死ぬなどという事は絶対にない。
「元気な子に多い」と医学で言うが、元気な子ほど外へ出るし浄化力も強い。
濾過性黴菌というが、これは空財布を無銭性財布というようなものである。
無熱性肺炎は霊が憑っている。」
明主様御垂示 「リットル氏病の浄霊の急所」 (昭和23年8月12日)
信者の質問
「リットル氏病について・・・。三歳の女子にして脳神経と運動神経が一致せず、歩行も不能、口も利けざる状態です。御伺い致します。」
明主様御垂示
「生来の状態なら霊だと思う。
逆神経で、物を食べようとすると口を閉じる。
物を言おうとして物を言わぬという訳である。
霊的には簡単でない。
子供の霊で、あるいは流産か早産かの霊かもしれない。
主に頭を浄める。
どうしても数年になる。そして完全に治るかどうか疑問である。それは霊の目的による。
流産なれば祀ってやれば案外早く治ろう。
主人公が他に女を作り、流産せしめた場合憑いてる事もある。」
明主様御垂示 「執拗な胃痛に対する浄霊の急所」 (昭和23年8月16日)
信者の質問
「私の父は三年越しの胃病で苦しんで参りました。
一月の初めから御浄めをして、一月末に御光を受けました。
それ以来毎日御浄霊を続けておりまして、大分丈夫になって参りました所、
七月の始めからまた痛み始め、三日、四日毎に痛みますが、
毎度こんなに痛めて身体が持つかしらと思われる時がありますが、
どんなにひどく御浄化いただきましても御浄霊すればだんだん楽になる時が来るでしょうか。
一時は楽になりましたが、光明如来をお祭りしてからまた激しく痛み出すようになりました。何か因縁があるでしょうか。
日本脳炎にはどこをお浄霊したらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「いくら痛みが強くても生命に障りはない。
痛みは浄化作用である。固まっていれば浄化は起らぬ。溶けて出る時神経を圧迫して痛む。
骨を通過する時は一番痛む。
肋骨カリエスなどは、肋骨の裏の毒が骨を通過して出る。
歯の痛みは、歯根膜にある毒が骨を通って出る。
胃痛は殆ど服み薬である。
大抵仰向けに寝るから背中に溜る。
右背を下にするのは右背に溜る。
一旦固まって溶ける。そして元の胃へ戻る。薬の原素は固まったままである。
痛みの患者には医者はモヒの注射をする。モヒは食欲をなくすから、段々衰弱して死ぬ。
この患者は背中を充分やる。腹のみを気にしているらしい。」
明主様御垂示 「吃音の浄霊の急所」 (昭和23年8月21日)
「吃音は舌を動かす筋の毒障碍である。頭から来る。熱のある所をすればよい。」
明主様御垂示 「セキの浄霊の急所」 (昭和23年9月2日)
「生れる時は上げ潮、死ぬ時は引き潮である。
人間の肉体はすべて月が支配している。
日と月がすべての元である。
人体の七割は水で、熱は心臓である。
火水で光になる。光のみでは力が薄い。
土(肉体)を通して火水土となる。大自然に習うのである。
咳の一番出るのは頭、次が股、横隔膜等である。
片睾は高所からの転落による。」
明主様御垂示 「浄霊時に背中がプクプク動く胃病患者に対する浄霊の急所」 (昭和23年10月19日)
信者の質問
「胃の悪い方で、胃の後ろの所を御浄霊致しておりますと、背骨の両側が呼吸しているようにプクプク動き出しますが、どう云う訳で御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「胃の後ろの動く所をやればよい。
霊がいる。・・・というのはそこに毒がある訳である。」
明主様御垂示 「霊的病気の浄霊個所」 (昭和23年10月26日)
信者の質問
「霊的の病の御浄めに最善の道はどうすれば治るものでしょうか。死霊の場合の方法、生霊の場合の方法・・・」
明主様御垂示
「霊的病気だけでは判らぬ。
どんな病でも、霊的のものは前頭部をする。
こういう場合は違う。蛇が憑いたのは身体中移動する。浄霊すると逃げる。
これは局部である。中には食いつくのがある。これは頭だけではいけない。
精神病、癲癇、小児麻痺等は頭を浄めればいい。
死霊の場合身体全体に憑るのと、一部に憑る事がある。
死霊の場合背中が寒い。
新しい死霊などの時は水かけられたごとくゾーッとする。
これは頭と胸、背中をする。背中が一番いい。割合い離れやすい。
生霊は何でもない。胸と背中である。生霊は殆ど恋愛関係である。
生霊の中でも一番恐いのは、愛人を捨て他の女と結ぶと、愛人が嫉妬を起して関係させないようにする。子宮に憑く。
先に子宮脱出症をやった。これが治らねば離縁になるという。
一週間程したらすっかり治ったという手紙が来た。
結婚の時、夫を他の女が愛していて、邪魔したという。
夫婦仲を妨害しようとして陰部を犯した。」
明主様御垂示 「手足の病気に対する浄霊の急所」 (昭和23年10月26日)
信者の質問
「患者で足の甲の一部が痛み医師の診断では血管が細くなる病気とのことです。
鼠蹊部を手術しましたが結果は同じです。霊的に関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「医学は現象だけの説明であるから、いかにして血管が腫れるかといえば、答えられぬだろう。
足の一部に毒が固まってる訳である。
手、掌の病は上膊の内側、指は肱の内側に毒がある。
足の膝は裏側。足痛、踝は鼠蹊部。
踝より下の甲が鼠蹊部以下となる。
膝のガクガクするなどは足の裏を浄霊すると治る。」
明主様御垂示 「母乳欠如者の浄霊の急所」 (昭和23年10月26日)
「乳の出ぬのは腎臓と背中をする。」
明主様御垂示 「カリエスの腰抜に対する浄霊の急所」 (昭和23年10月27日)
信者の質問
「カリエスで腰が痛み、また腰が抜けておりますが、浄霊法をお伺い致します。また、長くかかりますか。」
明主様御垂示
「カリエスで腰が起たない筈はない。
注射で起たないのであろう。
(脚気の注射などよく起たなくなる)
腰が抜けたら腰を浄霊する。
また、腎臓に必ず塊があるから、する。」
明主様御垂示 「腸癌より浮腫になった患者に対する浄霊の急所」 (昭和23年11月16日)
信者の質問
「三十八歳の腸癌の男、六月より浄霊を続けておりますが、
九月より肛門の脇化膿、そこより下痢をするようになりました。
九月中旬より手足の先、顔に浮腫が来ました。
三日前より小便の出が悪くなり、食欲も減退致しました。
浄霊を続けてどうですか。」
明主様御垂示
「化膿して下痢したまではいいが、浮腫は具合がわるい。
肛門に孔を開けて出ればよい。
これは癌でなく腸のおデキである。
おデキの膿が溶けて、下痢と膀胱へ来て尿道に来、膿が濃いために小便がよく出ずムクミとなり、そのために胃腸を圧迫して食欲がない。
故に尿道から膀胱へ行く所の膿を溶かせばよい。
浄霊を頻繁にして小便の出るようにする。
陰部の毛の所をよく浄霊する。小便が出てくれば復活する。
ただ浄霊の力が薄いと溶け方が悪いから、浄霊の場合裏を狙ってズーッと心へ通るようすべきである。」
明主様御垂示 「産後足不自由」 (昭和23年11月16日)
信者の質問
「八年前お産をしてから両膝関節が腫れ自由にならない人を浄霊しておりますが、自由になるでしょうか。
また、どこを浄霊すれば宜敷いか。御伺い申します。」
明主様御垂示
「治る。産後未だ古血が出切らぬうちに歩くと古血が膝裏へ集る。
膝の裏を押すと塊があって痛い。そこをすると治る。
産後悪露の出ないうちに神経を一所に集注するのはいけない。
産後よく精神病になるのは悪露のためである。古血は浄霊で減る。」
明主様御垂示 「尻、膝下の痛みに対する浄霊の急所」 (昭和23年11月17日)
信者の質問
「「みつがらみ」とまたお尻と右足の膝から下が歩くと痛みますが、その浄霊法を御教え下さい。」
明主様御垂示
「薬毒である。痛い箇所をすればよい。
腰から下の病気は腎臓である。
膝の後ろをする。」
明主様御垂示 「シャックリの原因」 (昭和23年11月21日)
信者の質問
「シャックリはいかなる原因で御座いましょうか。霊的に意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「横隔膜の真中あたりに原因がある。延髄部を浄める。
または前頭部(または後頭部)または胃の辺を浄めれば治る。
先に七面鳥の霊が憑り、シャックリが連続的に起った。(男であった)鳥のように喉を鳴らす。」
明主様御垂示 「胸部紅潮、腕痛に対する浄霊の急所」 (昭和23年11月22日)
信者の質問
「六十歳位の老母、毎日鳩尾より胸部に向い紅潮を呈し、苦痛甚しき時は背部より左腕上膊部内側まで痛みを感じます。
御浄霊を致しますと鳩尾が小さく痙攣して治ります。いかなる訳でありましょうか。
また、御浄霊はどこを主にすれば宜しいでしょうか。」
明主様御垂示
「薬毒である。紅潮した所を浄霊すればよい。」
明主様御垂示 「寝小便の浄霊の急所」 (昭和23年11月27日)
信者の質問
「私の子供K(女子)、十歳になる者、毎夜寝小便が出ます。浄霊しても治りません。
霊から来ると伺っておりますが、どう言う訳で御座いましょうか。また、どう信仰したらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「訳なく治る。
普通は膀胱から尿道へ行く途中に括約筋という筋肉がある。
これが引張られて緩んでいる。
また、頭の悪いのがある。
尿意は前頭部へ来るから、それが鈍っている。
これは延髄をすれば治る。
これで治らぬとすれば急所を外れている。」
明主様御垂示 「盲腸炎・肝臓病・下腹部の痛み・胃痙攣に対する浄霊の急所」 (昭和23年12月8日)
信者の質問
「盲腸炎や肝臓の悪い場合はいかがでございましょうか?」
明主様御垂示
「無論うしろです。背中からやれば治ります。
下腹の痛む人は腰骨の一寸上の凹んだ所、胃痙攣なんかは肩甲骨の所です。」
明主様御垂示 「喘息の浄霊の急所」 (昭和23年12月8日)
信者の質問
「喘息なんかはいかがでございましょうか?」
明主様御垂示
「喘息は御浄霊すると苦痛が軽くなるから判ります。そこが急所です。」
明主様御垂示 「腕に障害のある小児麻痺に対する浄霊の急所」 (昭和23年12月18日)
信者の質問
「生後半歳の嬰児、右手のみ小児麻痺にかかり約二カ月御浄霊を続けましたところ、顔色はすっかりよくなり手の握力もだいぶ出ましたが、
腕を上下するだけの力がまだ出ません。いかがなものでございましょうか。」
明主様御垂示
「治ります。首や肩に塊りがあります。触ってみれば熱があるから判ります。そこをよくやってやることです。」
信者の質問
「耳の所にも凝りがございますが?」
明主様御垂示
「ええ、それも関係してます。気長にやることです。」
明主様御垂示 「中風による足首の障害に対する浄霊の急所」 (昭和23年12月18日)
信者の質問
「二十歳の男子、三年前からなんの原因もなく足首がよく動かなくなり、三月ほど前から御浄霊させていただいておりますがあまり変化がありません、いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「これは軽い中風状態です。
もっと重くなると下へ下がったきりになります。
急所を外れているんではないですか、これは。三月もやったら治るはずです。・・・
股をよくやらねば駄目です。
また鼠蹊部と腎臓と膝の裏も大切であり、それから内外のくるぶし・・・圧してみれば必ず痛い所があります。
急所をやらなければいけない。
的外れにやってると悪い所がよけい悪くなりますよ。」
明主様御垂示 「脳膜炎より失明に対する浄霊の急所」 (昭和23年12月18日)
信者の質問
「肺炎に引き続き脳膜炎を併発、医療八ケ月を経過し両眼失明、身体自由不可能となり、
医療を中止しその後約一ケ月にわたり御浄霊を続けてまいりました。
身体は漸次恢復に向いつつあり、眼は一時物が黒く見える時もありましたが、
再び失明状態で御座います。目が見えるようになりましょうか。」
明主様御垂示
「治るが相当時間がかかる。医療によって悪くなっている。頭を一番よくする。」
明主様御垂示 「低能者に対する浄霊の急所」 (昭和23年12月22日)
信者の質問
「頭脳の働き明瞭ならず、思考力、推理力等に乏しく、数学的に鈍感で、時々常識を欠き、俗に「八重」とか云う人は、
1、霊魂が若いでしょうか、
2、憑依霊のためでしょうか、
3、毒素に因り頭脳が回転しないのでしょうか。
右のような人は往々に中流以上の家庭に多くみられ、両親は相当な教養のある人によく見受けますが、
いかなる因果関係により現れるのでしょうか。」
明主様御垂示
「頭に欠陥がある。生れつき頭に欠陥があるのと、毒素が凝ったのとある。
大抵は後者で、毒素が多いので頭を触ると暖かい。
これが冷くなればはっきりする。
首筋にきっと塊があるからそれを除る。
上流は大事に育ち過ぎる。
子供のうちから大事に扱い、女中や乳母任せで、気の入れ方が違う。
正月の祭祀・・・お供えに輪飾り、松と梅か竹を入れる位で、大して変らない。」
明主様御垂示 「外方斜視の浄霊の急所」 (昭和23年12月12日)
信者の質問
「外方斜視の霊的原因・・・」
明主様御垂示
「吃りと同じようなもので、目を引っ張ってる線が毒のため短くなっている。
目の神経に障害があるのであるから、眼の奥の浄霊で治る。」
明主様御垂示 「胆石の浄霊により胃痙攣になった事例」 (昭和23年12月12日)
信者の質問
「胆石病の御浄霊を致させて頂きますと、今迄異状のなかった胃痙攣を頻発するのはいかなる理由によるものでしょうか。」
明主様御垂示
「この場合左が痛むのだから胆石病には関係はない。
胆石は・・・臍の上部の方から胃中へ胆汁を送る輸胆管があり、その管に胆石があるために胆汁が通る時に痛むのであるが、これは左側であるから胆石ではない。
胆石は腎臓の尿毒が胆嚢へ滲み込む、そして胆汁と化合して石になるのである。これは浄霊によって砕ける。
膀胱結石も胃、腎臓が元である。」
明主様御垂示 「卵巣と眼の関係」 (昭和23年12月16日)
信者の質問
「三十歳の女、本年一月より敗血症に罹り、二ケ月程にてよくなり、続いて肺浸潤を患い、小康を得て四月下旬に左卵巣膿腫のため剔出手術をし、ついでに盲腸を切りました。
十一月十日頃より突然左眼が二重に見えるようになり、一週間後にひどく痛み出し、瞳孔が開きました。
十日程前より浄霊を受けております。どうで御座いましょうか。」
明主様御垂示
「卵巣を剔出してからの眼の悪くなる人はよくある。ひどいのは潰れる。卵巣と眼とは関係がある。
体中の器能を除るのは野蛮である。
除らずに治るのでなくては医術でない。
先に「西洋医学の野蛮性」と言った所、中野の交番巡査が告発した。
そのため玉川署で半日以上衛生係に説教を食った事がある。
盲腸を除るのは慶応大学がうまい。
手術の進歩とは職人的技能がうまくなった事である。
左眼が二重に見えるのは剔出手術のためである。
痛むのは浄化であるから治る事になる。根よく浄霊する。
左卵巣、右盲腸。
浄霊すれば治る。致命的のものではない。浄霊を知らぬと腎臓が悪くなる。心配した事はない。
卵巣が元であるから、腹の痛い所をやればよい。
肩、首が悪い。目もやる。」
明主様御垂示 「注射が原因で復員後に発狂した患者」 (昭和23年12月16日)
信者の質問
「本年二十六歳の男子、二年前、復員一ケ月後より発狂しました。
家庭の様子は六年前本家の裏手に離れを建てた所、その完成と同時に父親が急病で死亡、その後は暫く変化がなかった所、
今度長男復員後の発狂となったので、病院にも種々の神様にもみてもらったが癒りません。
伏見稲荷の白菊大明神は、家を建てる時刈取った棗(なつめ)の木に弁天がおられてその祟りだからと言い、
社を造り、お祭も怠りないのですが一向、一年も経つのに見込みがありません。
本人は至って大人しい狂いで、浄霊を喜んで受けて、楽になると言うので妹にお光を授けたばかりですが、弁天さんの祟りとはいかなるものでしょうか。」
明主様御垂示
「弁天様ではない、木龍である。弁天様なら水の中である。
兵隊へ行く時注射を沢山するので、その毒が頭へ固まったものである。
頭を浄霊すればよい。復員後の病気は殆ど注射である。」
明主様御垂示 「耳穴、耳下腺からウミの出る患者」 (昭和23年12月26日)
信者の質問
「当年十三歳の女子、四歳の時より右耳穴と耳下腺より膿が出るようになり、その間種々の療法を致しましたが、
今では医者も全快の見込みはないと申しました。御浄霊にて良くなりましょうか。」
明主様御垂示
「全快するものを医者で全快せぬようにした。
療法で悪い原因を作った。耳下腺に塊がある。それを溶かせばよい。
膿が出れば治るのを、膿を足すような事をした。
気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「死産・流産の原因」 (昭和23年12月28日)
信者の質問
「死産、流産には霊的に特殊な意味がある事でございましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的に意味はあるが、普通は体的の方が多い。
一番原因で多いのは、腹に塊があり、流産する。
よく脂肪が厚くなると妊娠しても生れぬという。これは腹膜の毒である。この毒のため子宮が横へ拡がらぬ。それで下へ降りてくる。
悪阻は子宮の上の方に毒があり、子宮が拡がるにつれそれを突上げる。
臍と鳩尾の間を浄霊する。
流産、死産は生霊の場合もあり、怨みの霊が憑いて生ませまいとする。
死産は大抵薬毒で、そこへ寄って来て発育しない。
大抵は医療で、都会に多い。」
明主様御垂示 「狂犬病の浄霊の急所」 (昭和23年12月29日)
信者の質問
「狂犬病について・・・」
明主様御垂示
「霊的のもので、犬の、人間で言えば精神病のようなものである。噛むと毒が出る。
普通の犬ならそんな事はない。
犬が精神病になると身体全体の血液が変化する。
浄霊で訳なく治る。
噛まれた所は非常に痛い。
そこを浄霊すればよい。」
明主様御垂示 「頭引感、腕足冷ゆ、息切れ」 (昭和23年12月29日)
信者の質問
「六十一歳の婦人、頭の中がむしられるような発作を起し、御浄霊致し大変軽くさせていただきましたが、
その後頭がすーっとして地の底へでも引かれるようになり、腕及び足が氷のようになり、息切れが致します。
御浄霊中あくびが出ますと楽になります。
右の症状が毎日一回、三、四十分位起ります。
御浄霊法を御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「頭の中に毒があるのと、毒があるから霊が憑いてるのとである。
根気よく頭と首筋をすれば段々よくなる。
あくびは霊的浄化。」
明主様御垂示 「盲腸炎より腹痛になった患者に対する浄霊の急所」 (昭和24年)
信者の質問
「二十四歳の女、昨年夏盲腸を浄霊により全快せしも、今春早々盲腸より下腹部に激痛が起り、
浄霊すれば腰の方向に移るがごくに痛みが廻り始めますが、これはいかなる事でしょうか。」
明主様御垂示
「盲腸の場合、後ろの方を治さなかったからである。
右腎臓の下の方に必ず塊がある。これが因であるから、ここを浄霊すれば治る。
浄霊個所
盲腸を治すのは後ろの方を治す。
右後腎臓下部に必ず塊があるから、これをすれば治る。
俯(うつぶ)せ出来ない時は・・・。」
明主様御垂示 「メチールによる眼痛」 (昭和24年)
信者の質問
「四年前メチールにて眼を痛めました。浄霊の結果やや物が見えるようになりましたが、浄霊の箇所をお教え下さい。」
明主様御垂示
「目の奥と頭の方をやればよい。延髄もやる。メチールは必ず治る。」
明主様御垂示 「霊的歩行障害者に対する浄霊の急所」 (昭和24年)
信者の質問
「今年六十二歳の男ですが、若い時は舟乗りをしており、丈夫でありましたが、
三年程前よりどうしても中々足が前へ出なく、やっと歩けるようになるととても早く歩くので危いようです。
止まろうとすればよほど手前の方から止まろうと思って足の方に気を付けなければ行き過ぎてしまいます。
また、座ったり立ったりも不自由です。何か霊的の病気のようですが、御教え願います。
また、どこを主として御浄霊すればよいのですか。」
明主様御垂示
「よくある。霊的である。治る。
足の股(また)の付根に必ず毒がある。気長に浄霊すれば治る。
足の股(もも)の辺を押すと痛い所があるから、それをやればよい。
霊的も体的も結果は同じである。」
明主様御垂示 「水子の憑霊 発育せぬ小児」 (昭和24年)
信者の質問
「二歳の男子、生れて以来半年経っても少しも発育せず、虫封じをやる人(漢方医者)の治療を受けました所、
脳と気管支が悪いと云われましたが、一年位経っても変化なく、
現在は半年位御浄霊を戴きましたがこれも変化ありません。
最近は両親も一生懸命に御縋りしています。右の原因と浄霊法を御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的と体的とある。
体的原因としては、生れて間もなく少し沢山注射すると二、三年発育が止まる。
霊的原因は赤ン坊の霊、死産とか流産をした霊で、その霊の状態になる。これは非常に長く掛かるが治る。
前頭部の熱である。寧ろ何でもない。
身体全体、腎臓部、前頭部を浄霊する。」
明主様御垂示 「両手足の震え (憑霊)」 (昭和24年)
信者の質問
「長女、当年三十歳で、十九歳頃より両手が震え始めまして、二十一歳頃より両手両足が共に震えて歩行困難となり、筋が攣るようになりました。
二十三年四月に当観音様へ入信致しまして、毎日御浄霊をさせて頂いて、今日この頃では少し良好になり、気分は大分よくなりましたが、倒れるようで未だ歩行は充分ではありません。
霊的病気と思いますがいかなるものですか。
また、全快致しますか。いかなる浄霊をすればよろしいですか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的である。
一年一年良くなるから気長に浄霊する。
頸筋の後ろ、前頭部、後は腎臓である。」
明主様御垂示 「流産の原因」 (昭和24年1月6日)
信者の質問
「謹みて御伺い申し上げます。私は三回も続けて流産をいたしましたが、いかなる訳で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「後屈は腹に毒があって、後方に押されているもので、これが多い。
前屈というのは、背中(尾てい骨の方)に毒がある。これは少ない。
因は腎臓であるから、これを浄霊すると治る。
子宮の周りに毒があると、妊娠して子宮が大きくなるとそれ以上は拡がらぬ。
そのため中の子は大きくなれず、やむなく外へ出るより外ない。
そういう人は腹が必ず固い。
宿ったものが浄化不充分で生れ代る場合、生れると不幸だからというので先祖が出す事がある。
悪阻の原因は臍から心窩の間に毒がある。
子宮に妨害になるから出す。浄霊すると治る。
医学では、梅毒が原因というが、苦痛のあるのは梅毒でない。梅毒は無痛である。」
明主様御垂示 「盲腸炎後に食欲減退になった患者に対する浄霊の急所」 (昭和24年1月22日)
信者の質問
「二十二歳の女、本月初めより盲腸炎にて御浄霊させて頂きましたところ、
十日目位で殆ど腹痛はなくなり普通食までになりましたが、
十四日目頃より胃痛が起き、その後食欲減退し、現在胃痛はありませんが流動食のみにているためか力が付きません。
この場合食事は流動食を続けて宜しいでしょうか。
また、御浄霊はどの程度にさせて頂いたら宜しいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「背中の浄霊が足りない。」
明主様御垂示 「尿道狭窄の浄霊の急所」 (昭和24年1月23日)
信者の質問
「七十三歳、十年前より尿道狭窄、昨夏より腰痛、尿を垂れ流し、臍の直ぐ下が瘤のように隆起し出しました。
普段は固く、尿が出るとゴムまりのように柔かく、かつ小さくなります。」
明主様御垂示
「狭窄は昔淋病をやった人にある。淋菌は絶対なくならぬ。
尿道へ向って浄霊すれば少しずつ溶けて、小便になって出る。
特に腎臓をやる。腎臓が働きだせば訳なく治る。」
明主様御垂示 「メチールによる眼痛に対する浄霊の急所」 (昭和24年)
信者の質問
「四年前メチールにて眼を痛めました。浄霊の結果やや物が見えるようになりましたが、浄霊の箇所をお教え下さい。」
明主様御垂示
「目の奥と頭の方をやればよい。延髄もやる。メチールは必ず治る。」
明主様御垂示 「胃、肝臓痛、便秘の患者 (アメーバ赤痢)」 (昭和24年1月23日)
信者の質問
「七年以前、胃の附近が歩行にも軽痛、尿は一日数回、次第に肝臓も痛み出し、便秘するようになり、
医者より肝臓にアメーバ赤痢が入ったと、注射「ヤテミン」八十本、その他百本し、
現在左右肩胛骨、脊柱両側、肝臓に激痛が時々起り、御浄霊で腹部膨脹、吐気あり・・・」
明主様御垂示
「食事が少いから便秘するのである。
アメーバ赤痢などが肝臓へ入る訳はない。
当分は悩む。塊がとけても濃いとすぐには出ない。
お腹を浄霊すれば小便がでる。
吐気は背部の薬故出してしまえばよい。」
明主様御垂示 「足不自由、踵痛み攣る患者に対する浄霊の急所」 (昭和24年1月26日)
信者の質問
「私の妹(二十三歳)は二十三年七月急に全身不自由となり、一ケ月程入院致しましたが経過が良くなく、
その後八月より浄霊を致すようになり、大変良い方に向いましたが、
左足が特に不自由で、立つ時に踵が痛み、足が攣(つ)るようになります。
なお顔も攣れています。御浄霊の場所を御教え願います。」
明主様御垂示
「左の腎臓が悪いから、そこを浄霊する。
踵だけではいけない。
尻の付根、内股等、押してみて浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「足の麻痺、痛みに対する浄霊の急所」 (昭和24年1月26日)
信者の質問
「本年六十歳の女、昨年四月頃左足裏が一寸四方程痺れました。
それより一週間程変な気持でいました所、突然両足が利かなくなり、床に付いております。
医者ではカリエスと云ったそうです。その後両足が痛み始めました。
昨年十月より御浄霊を致し、痛みはとれましたが足は動きません。御浄霊について御伺い致します。」
明主様御垂示
「足は痛みが除れてから動くようになる。
痛む個所と後ろの方を査べて浄霊する。
足の悪いのは裏の方に塊がある。」
明主様御垂示 「動けず水呑み続く」 (昭和24年1月26日)
信者の質問
「私の祖父(八十四歳)は十月程前より急に動けなくなり、夜十一時頃より夜明け迄水を呑み続けております。どうしたものでしょうか。」
明主様御垂示
「龍神の霊が憑依せるものである。
前頭部の奥を浄霊し、時々御讃歌を奏げるといい。」
明主様御垂示 「腕の根原・浄霊の急所」 (昭和24年1月27日)
信者の質問
「私は二十一年の暮より右腕手首に激痛を覚え、色々手当をしましたが効果無く、昨年二月よりこの浄霊法の良き事を聞き、浄霊をしてもらっておりますが、
未だに使うと激痛が致します。何か霊的関係がありますか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「最初よりはいいなら、未だ毒が残っている。
浄霊が見当違いしていると思う。
急所へゆけば痛みは割合い早く治る。
手はすべて肩に元があるから、肩部をやらなくてはならぬ。
(腕の付根)その元は頸部(耳下腺)、その奥は頭である。」
明主様御垂示 「漢方薬が原因の胃病に対する浄霊の急所」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「七年前、男子(十六歳)暗夜自転車もろとも断崖より転落、水死いたしましたが、
三年前よりその母、胃が重苦しく飲食物が通らず、毎夜十二時ごろ眼をさまし水死せる子供の亡霊に悩まされます(母は十二月教修をいただきました)。
右は子供と霊的に関係ありましょうか。また亡霊はいかがいたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「光明如来様をお祀りしてその部屋に寝たらいいです。そうしたら亡霊に悩まされることは自然に治りますよ。・・・
ふつうは胃と亡霊とは関係ないんですがね。なにか胃の薬を飲んだことがあるでしょう。」
信者の質問
「以前「ゲンノショウコ」を飲みました。」
明主様御垂示
「それですよ、それが原因だ。だから背中をよくやってあげればいい。」
明主様御垂示 「中風症状の患者に対する浄霊の急所」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「信者KH(六十歳・男性)、昭和二十三年七月より中風状態の御浄化を頂き、医師の手当を受けておりましたが効果なく、
翌二十四年十一月入信、同時に光明如来様御軸及び御屏風観音様を御奉斎させて頂き、朝夕御浄霊をさせて頂いておりますので大変精神的にお救い頂けて参りました。
今後の御浄霊方法を御教示頂きたく存じます。右、何卒御垂示を御願い申し上げます。
なお当人の家は鹿島神宮の鳥居の近くに御座います。宜敷く御守護を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「右か左が利かぬ。利かない方の耳下を主に手は腕の付根をする。足は足の外部と頭をする。
中風、脳溢血は顔が紅く、少し経つと青くなる。
故に中風などなく、立てない。
二、三日で治る。風邪よりやさしい位である。
冷すから手間どる。決して恐くないものである。」
明主様御垂示 「脳貧血の原因」 (昭和24年1月28日)
ケイレンより強度のめまいの事例
信者の質問
「大先生(註 明主様のこと)御守護御願い申し上げます。
姉YH(二十八歳、未入信)、昭和十六年六月二十日夜突然痙攣を起し、
医師の診断の結果ただ疲労との事にて注射をうち良くなりましたが、
同年七月中旬頃よりまた痙攣(けいれん)を起し、以来総ゆる手当を致しましたが病名不明にて、
ただヒステリー性の痙攣との事で御座いました。
昭和十七年四月頃より歩行困難となり、起居出来なくなりました。
起きると強度の目まいが致し、一ケ月位は新聞も読む事が出来ませんでした。
昨年十月二十四日初めて御浄霊を頂き、三回目より下痢を致し、
六回目頃より目まいは少し致しますが五分位起きる事が出来るようになり、七回目には四十五分位起きましたが、
目まいと体中が痛み、一週間位は連続的に目まいがしておりました。
最近では食事も二杯位美味しく頂けます。
長く起しますとすぐ目まいが起ります。何卒宜敷く御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「脳貧血である。右頸部に毒結がある。延髄は右が多い。」
明主様御垂示 「バセドー氏病の浄霊の急所」 (昭和24年2月2日)
信者の質問
「八年前よりのバセドー氏病、咽喉の脹れは大した事はありませんが御浄霊を致しますと眼が激痛を起します。
どこを主に御浄霊したら宜しいでしょうか。」
明主様御垂示
「眼と喉の腫れた所である。割合い早く治る。眼に一番関係がある。」
明主様御垂示 「中耳炎より聴覚障害になった患者」 (昭和24年2月2日)
信者の質問
「医療による十五年前よりの中耳炎、現在、鼓膜は破れておりませぬが聞こえません。
霊的と思われますが、それならばお祭りの方法について御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的ではない。
医療の為聞こえなくなったのである。
腎臓が肝腎である。気長にやる。」
明主様御垂示 「発作的片足不自由 擬似小児麻痺」 (昭和24年2月2日)
信者の質問
「本年二歳の女の児、先月半ば頃より突然片脚が不自由になり、所々診査致しましたところ別状なく、
不思議に思い親に尋ねましたらば、その児の姉が四歳にて小児麻痺にて死亡致せし由、その霊の憑依と思われますが、御浄霊のみにて宜しいで御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「亡くなった児の霊であろう。
腎臓、腰、足の裏等を浄霊する。
擬似小児麻痺である。」
明主様御垂示 「薬毒による小児麻痺に対する浄霊の急所」 (昭和24年2月4日)
信者の質問
「山梨のIさんの坊や(生後約一ケ年)、未だに手足の自由が利かず肩は硬く、
また便秘し、鼻は詰り、体は五ケ月位経った程の程度ですが顔は二歳位の顔をしております。
医者は先天的虚弱質とか、または低能児と申しております。
母胎に在る時母が盲腸炎をやり、注射等を大分打っております。
また、生まれてから種々病気をやり、生後より医者にかかり通しで御座いますが、霊的に障りがあるものでしょうか。」
明主様御垂示
「薬毒である。薬は赤ン坊には余計に効く。
生後間もなく注射するとそうなる。
発育する力がなくなるのである。気長にすれば治る。よく首がグラグラするのは薬毒である。
小児麻痺は真症と擬似とあり、真症は死霊、急死の霊、擬似は大抵○○○(註 片足歩行障害)である。
これは塊の痛い所をする。
足膝のガタガタするのは必ず膝の裏側である。」
明主様御垂示 「シャックリの浄霊の急所」 (昭和24年2月8日)
信者の質問
「シャックリの原因はなんでしょうか。」
明主様御垂示
「これは横隔膜ですね。
きっと食道に物がつかえたときのように横隔膜がよけいな運転をするのでしょう。
その場合 後頭部の延髄をすれば治りますし、また胃の噴門の辺をしてもいいです。
霊的には七面鳥の霊が憑くとシャックリをします。」
明主様御垂示 「半身不随の浄霊の急所」 (昭和24年2月9日)
信者の質問
「私の妻が昨年七月から中風で十日程寝ておりましたが、
右半身がきかなくなり、今の所右肘を体につければ箸を持てますが、肘を離すと人差指と親指が動きません。
なお、委しいことは口頭にて申し上げます故、御教授御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「疥癬はよく心臓が弱る。
非常に早く治るのと遅いのとある。
腕の付け根から肩胛骨をよくすれば治る。
眠れぬのは延髄によく固結がある。気長にする。」
明主様御垂示 「無月経の浄霊の急所」 (昭和24年2月12日)
信者の質問
「現在二十四歳の主婦、十五歳の折一回の月経ありたるのみにて現在まで皆無、その間医療としてはホルモン注射その他致しました。
最近より御浄霊を致しておりますが、回復致しますでしょうか。」
明主様御垂示
「喇叭管(註 卵管)の周りに毒があって、詰っている。
元は腎臓であるから、腎臓をすれば治る。
ホルモンは精液である。若い者の尿に精液が混るのである。」
明主様御垂示 「鉱山のよろけ病に対する浄霊の急所」 (昭和24年2月15日)
信者の質問
「よろけ病についてお伺い申し上げます。
先年頃より鉱山等において坑内夫達がよろけ病にかかり苦しんでおります事を新聞や外の事にて聞きました。
この病気をよく見ますと、坑内に入って働いております時は立派に重労働に耐えられるのですが、
一度表へ出て日光の光線を受けるや忽ちにして身体に異常をきたし、立っている事も出来ず、よろよろしながら歩いているそうで御座います。
医学では絶対に治らないとされているそうですが、浄霊にて全治致しますでしょうか。」
明主様御垂示
「治る。日光に当ると頭が充血する。
それで眩暈するので、前頭部を熱すると眩暈する。
また右延髄に毒が固結しても眩暈する。
日光の直射で前頭部の浄化が起る。
その元は延髄である。
故に毒血の充血か圧迫による貧血である。
塊があるから浄霊する。」
明主様御垂示 「寝小便の浄霊の急所」 (昭和24年2月15日)
信者の質問
「昭和元年生れ、二十五歳の男ですが、寝小便で困っております。どういたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「尿道の括約筋が緩んでいるのである。
尿道から鼠蹊部へかけて毒があると伸縮が自由にならぬ。
その原因は、前頭部の中、注意力や理性の働きが鈍感になっているため、尿意を止める意識が弱いのである。
故に股(膀胱付近)と前頭部の浄霊で治る。
固まっているから、子供よりは遅い。」
明主様御垂示 「子宮出血の浄霊の急所」 (昭和24年2月16日)
信者の質問
「昨年二月に子宮に出血があり、一時回復、八月十六日大光明如来の御奉斎をして戴きました。
一週間後再び出血し始め、下腹部、右横腹、また腰から肛門部に引痙(つ)るような痛みがあり、十一月頃小康を得ましたが、起き上る気力はありませんでした。
十二月の末に再度出血が始まり、一月の末に肛門部にかけて痛みが増し、(引痙るような痛み)便通時には苦痛を訴えます。
一月の中頃から腹膜の状態になり、二月六日また出血、顔面蒼白、脈微弱、浄霊を施しても血色は出ず、食欲は大して減らず、食事の変化はあまりありません。
何の浄化でしょうか。」
明主様御垂示
「下腹から腰にかけて薬毒がある。
非常に血が濁っている。
出血のため一時貧血状態になるが、これは止むを得ぬ。
出るのは濁血で、出なくては治らぬ。
腎盂に血の塊がある。浄霊して溶かさなくてはならぬ。これを浄霊すれば治る。
これが急所で、治り難いものではない。」
明主様御垂示 「手指内側が割れ爪が伸びない原因」 (昭和24年2月16日)
信者の質問
「二十五歳の女ですが、十八歳の頃までは何の変化もなかったが、
その後手の指の一節の内側がかさかさになって縦に割れます。また、爪が少しも延びません。
一年中一度も切らずかえって擦り減る位です。
医師はホルモンの欠乏と言いますが、その後結婚して子供も出来ました。産後も元気です。いかなる訳でしょうか。
また、浄霊によって治るでしょうか。浄霊する場合どこに重点を置いてやるのでしょうか。」
明主様御垂示
「頸筋の塊が(首の前の方)原因で、元は頭である。手の痺れなども皆首である。
(腕の付根)血圧もこれである。」
明主様御垂示 「擬似直腸癌の浄霊の急所」 (昭和24年2月17日)
信者の質問
「私は当年四十九歳ですが、昨年五月、直腸癌で苦しんでおりましたところ、
信仰に入ればよいとの事で八月入信、以来御蔭様で次第によくなり、十月に秋の仕事が出来る迄になりました。
しかるに十二月から再発しました故、今年一月末光明如来様を御祭りして御縋りしておりますが、
中々苦しくて、特に夜中の二時頃と朝の十時頃が息の出来ぬ程苦しくなります。
その他の時は割合いに楽で、本日も御面会に上りました。
どうしたら早く治りましょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「左腎臓の下の方の塊を浄霊する。直腸癌ではない。
糞便の通る管が圧迫されて細くなっている。
腰部と肛門の上下をよくする。」
明主様御垂示 「開腹手術経験者に対する浄霊」 (昭和24年2月18日)
信者の質問
「左腎部神経痛できた婦人、神経痛は治りましたが、
以前からの便秘症には変化がなく最近はかえってひどくなり、
恥骨周辺に激痛がときどき起り小用が漏れると申します。
以前開腹手術をしたことがありその際相当量の全身麻酔を行なっています。右便秘の原因を御教示ください。」
明主様御垂示
「これはそのときの薬毒です。
ちょっと永くかかりますね。
手術したときの薬毒が下がってくるんだから、その奥へ届くようによく御浄霊してあげることです。・・・
便秘の原因はいろいろありますが、小食の人、食物をよく噛む人、直腸が狭い場合、これは毒の固まりがあるためだからそれを溶かせばいい。
それからまた水分の摂り方が少ないと便秘しますね。」
明主様御垂示 「下腹部の瘤」 (昭和24年2月20日)
信者の質問
「左下腹部内の瘤(生れたての赤ン坊の頭大)についての御伺い・・・。
一昨年(昭和二十二年六月)肉腫と診断され、直ちに開腹手術を実行しなければならぬと言われ、私も開腹せずとも治る方法を求めあちこち探しました。
去年(三月より七月一杯)千葉県の実姉と相談し産婦人科にかかり注射療法を受けました。
それでやや良好に見えましたが、退院して今日に至るも瘤は依然として禍をなし、腰が時々非常に痛みますので、困却しております。
そのためこの度大光明如来様へのお縋りを五十嵐先生に奨められ、御光を戴き、治療の全きを期そうとするものでありますが、右につき御教示お願い申し上げます。
一、左下腹部内に瘤が出来ているため左足に浮腫がある事。
一、毎月あるべきものが発病以来止っている事。
一、時間的に三十分と立っていられぬ事。
一、入湯して暖めると腰腹が痛んで来る事。
一、この病気のため床についた事はありません。
一、頭痛も起きた事はありません。
一、仕事をつめて実行するとすぐ瘤が痛んで来ます。
一、右のようですから病気前の健全の時のように仕事の気力がありません。」
明主様御垂示
「腹の病の因は後ろにある。それを気長にやれば治る。肉腫ではない。
腰痛する故腎臓である。尾てい骨付近に瘤あり、それを浄霊する。」
明主様御垂示 「妻と同居を苦しみ神経衰弱寸前 (生霊・死霊)」 (昭和24年2月20日)
信者の質問
「昨年の十二月七日に結婚致し、一週間後より主人が昼夜眠られず、時々一時間位は眠れるのですが
本人は何事においても他人の妻のような気がして本妻の気がせず、一緒にいないと夜良く眠られるのです。
本人はそのまま一緒にいたら神経衰弱になりそうだと言います。
早く分かれた方がよいでしょうか。また妻に何か霊的関係があるでしょうか。」
明主様御垂示
「生霊である。心当りがある筈だ。
信仰に入れば生霊は憑けなくなる。嫉妬で憑いている。
右延髄塊のため、脳へゆく血管が圧迫される。前頭部と後延髄の浄霊を受ける。
祝詞奏げるといい。希望せざればやめよ。
異例もある。例えばその家の母が、生前非常に可愛がり、それが嫁にとられたのを嫌うための場合もある。」
明主様御垂示 「タンの毒、声嗄れ (浄霊の急所)」 (昭和24年2月26日)
信者の質問
「昨年三月入信致した者ですが、本年一月中頃より御浄化を戴き、咳が大変に出ましたところ、
今月初めより咽喉が痛み、今日に至るも相変らず痛んで声も出ません。
何か霊的な原因があるのでしょうか。また、もしあるとしたらいかにしたらよろしいでしょう
浄霊する時は主としてどこをしたらよいのでしょうか。」
明主様御垂示
「咳が出ると痰が出る。痰に毒がある。痰が固いと咳がよく出る。このためカタルを起す。
固いのは古い痰の腐った塊であり、喉の粘膜に物がシミたりして痛む。
弁の根元へカタルを起し、声が嗄れたりなどする。
こういう痰は頭が多い。頭を浄霊すると咳が出る。
その他腎臓、股などにある。」
明主様御垂示 「脳膜炎の浄霊の急所」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「生後十カ月の幼児、生まれて間もなく高熱を出し体が硬直し約八日間一度も乳を飲まなかったことがあります。
以後体はふつうに発育しましたが視力がぜんぜんなく笑うこともしません
(御浄霊により眼はきれいにはなってきております。以前の高熱はおそらく脳膜炎かと存ぜられます)。
お救いをいただけましょうか。」
明主様御垂示
「これは治るでしょう。
やはり脳膜炎ですね。気長にやれば治りますよ。
頭に触ると熱い所があるはずです。
それが毒の固まりですから、それが溶ければ治ります。
赤ん坊は殊に治りが早いですからね。」
明主様御垂示 「食物の怨みの霊による精神病の事例」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「三十四歳の女、食事のときだれかが自分のごはんに唾を吐くと言って一粒一粒捨てたり、手拭でふきながら食べたりします。
その「だれ」かに「別の茶碗で食べろ」と言っても駄目らしく、御浄霊は二十回くらいいたしましたがあまり変化がありません。いかがでございましょうか。」
明主様御垂示
「これは霊ですよ、食物の怨みの霊が来てるんです。こういうのは治りますがね。
そんなに手数はかからないんだが・・・しかし精神病の一歩前ですね。
以前狐憑きの人で、物を食べようとすると耳許で「その中には毒が入っている。食べると死ぬぞ」と言われびっくりしてよしてしまう。
蕎麦屋へ行ってもそうだし、寿司屋へ行っても同じで、どこへ行っても食べられずぐるぐるまわっていた人がありました。
で、私は「あんたは狐に騙されているんだから、騙されるもんか、と思いなさい」と教えながら浄霊したらだんだんよくなりました。
だから、そういうことを話して御浄霊してあげなさい。
だいたい右側の延髄と前頭部が大事です。」
明主様御垂示 「精神病の浄霊の急所」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「二十三歳の男、精神に異状を来し、一昨年七月より九月まで精神病院に入院。
十一月より昨年二月まで医大に入院、現在は自宅療養中ですが、
最近乱暴をするようになり家人も心配しておりますがいかがでしょうか。
また、御軸(註 御神体のこと)をお祀りすることはいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「御浄霊で治ります。
御軸も祀ったらいいでしょう。」
信者の質問
「御軸を破ったりする心配がありますが・・・」
明主様御垂示
「破ることを心配してては駄目です。もし破られたら、それはそれで意味があるんです。
両親が教修をうけて前頭部と後頭部をよく浄霊すれば治ります。
二十三くらいではかわいそうです。」
明主様御垂示 「吃りの浄霊の急所」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「吃りの原因はなんでしょうか。」
明主様御垂示
「これは頭と舌にちょっと毒があるんです。
そのために頭の意志が舌まで伝わるのに手間がかかる。
頭をよく浄霊してあげなさい。
毒のある所には熱が出てますよ。気永にすれば治ります。」
明主様御垂示 「兎唇の浄霊の急所」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「新産児の兎唇はいかなるわけでしょうか。」
明主様御垂示
「前世で四ツ足の霊だったのが転生した場合、それが残っていると兎唇になるのです。
つまり霊界の浄化が足らないうちに生まれて来たのです。
前頭部と唇を浄霊すれば少しはよくなるでしょう。
やっぱり兎なんかが多いのでしょうね。」
明主様御垂示 「重症眼病の浄霊の急所」 (昭和24年3月4日)
信者の質問
「私は幼時眼疾を患いまして以来、今以て明快な視力を欠いております。
これは一夜にして急激に起ったものですが、全快いたしましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬の中毒が残っている。眼は割に治りいい。
重いのは腎臓をしなくてはいけない。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による半身不随」 (昭和24年3月14日)
信者の質問
「今年九歳の女児、昨年春脳炎を患い、御浄霊により全快致すと同時に半身不随になりまして、御浄化を頂いておりますが、未だ何の変化もございません。
その父は六年前南方において戦死致しております。どのような事で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「中風霊、脳溢血の霊である。
頭、頸筋、腕の付根・・・。」
明主様御垂示 「関節不自由に対する浄霊の急所」 (昭和24年3月15日)
信者の質問
「左足関節の不自由にて膝を折る事も出来ないような状態ですが、完全にお蔭を戴きたいと存じます。望みありましょうか。」
明主様御垂示
「手術していないなら完全に治る。関節の所へ毒が固まっている。相当長くかかる。
膝の裏が主で、押すと痛い所がある。」
明主様御垂示 「出産後の執拗な神経痛」 (昭和24年3月15日)
信者の質問
「五十歳の女、産後の肥立ちが悪く、私が二十一年の秋から浄霊させて頂いておりますが、段々悪くなり、今では起き上る事も出来ません。
その人は二十一年にお光を戴いております。
現在は神経痛のような状態ですが、どうした理由でしょうか。
また、治るものでしょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「訳なく治る筈だ。見当違いか、霊力が足りないのである。急所が外れてる。
腎臓の下の方に痛む個所がある。
顔面はある薬毒である。
人によって、霊力の強弱がある。長くやってる人程霊の放射は強い。」
明主様御垂示 「めまいの原因」 (昭和24年3月16日)
信者の質問
「作業中時々目が眩み、暫く座っていれば直ぐ止みます。何が原因でしょうか。」
明主様御垂示
「一番多いのは右の延髄で、首の周りを査べると固い所がある。
また前頭を触ると熱い。原因はそれである。」
明主様御垂示 「尿毒患者の浄霊の急所」 (昭和24年3月16日)
信者の質問
「私の妻(四十六歳)は一昨年より体が次第に肥満し、段々疲れ易くなり、昨年九月二十五日突然倒れました。
医師の診断では心臓弁膜症との事、三ケ月程で医者は治ったと云うが、本人は相変らず気分すぐれず、話をしても息苦しくありました。
十二月の終り頃より浄霊を頂き、お蔭様で心臓の方はよくなったが、頭重、耳鳴りで未だ寝たまま浄霊を受けております。
今後いかようにしたら早く快くなれるでしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊を続ければ段々よくなる。腎臓をよくする。
尿が溜ったもので、弁膜症は心臓が圧迫されたもので、息切れは心臓圧迫のためである。
肺を圧迫されるため心臓を圧迫されるのである。
急に浮腫が起ると、肺の抵抗力がないからよけい苦しむ。
豚みたいな女学生が多いが、これは水気によるので、尿が腎臓の周りへ溜り、腎臓を圧迫し、身体中へ廻る。
それが固まってゆくのである。そして固太りとなる。結局腹膜になる。
誰でも腹膜は悪い。相撲取りなど皆これである。尿には薬毒が多い。
浄霊は腎、背中、腰である。」
明主様御垂示 「痔瘻の浄霊の急所」 (昭和24年3月22日)
信者の質問
「MA(二十一歳・男性)、昨年末より痔瘻にて御浄霊頂きました。
体の衰弱と共に次々と霊が憑依致しまして、最近二週間は現幽の間をさまよっているかの感が御座います。
大先生の御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「痔瘻とは関係ない。痔瘻になり・・・。
浄霊力が薄い。
背部と後頭部である。」
明主様御垂示 「白内障・緑内障・黒内障に対する浄霊の急所」 (昭和24年4月8日発行)
信者の質問
「眼疾にて医師より白底翳(そこひ)と診断され、通院しているうちに体質からきていると言われ、
梅毒の原因ではないかと六〇六号を七本注射しましたが、
その結果右眼を失い、一週間後左眼も見えなくなりました。
一年二カ月浄霊を受けておりますがあまり変化もありません。治るでしょうか。」
明主様御垂示
「底翳など眼を多く使う人に多い。眼を多く使うと溶解した頭の毒が集溜してくるからである。
底翳は眼球の裏で、白底翳は白い膿、青底翳は青い膿、黒底翳は毒血で、いちばん黒底翳が悪性である。
浄霊は前頭部と眼球を主とし、次は延髄付近、次は肩、腎臓部の順である。
いままであまり効果がなかったのは眼薬のために固まったためと、浄霊が急所を外れたこと、浄霊者の霊力が弱いことなどである、気長に浄霊をすれば治る。」
(註 そこひとは、眼球内に障害があって物の見えなくなる病気。ひとみの色によって、白そこひ(白内障)・青そこひ(緑内障)・黒そこひ(黒内障)とよばれる。)
明主様御垂示 「シャックリに対する浄霊の急所」 (昭和24年4月8日発行)
信者の質問
「シャックリの原因と浄霊法。」
明主様御垂示
「(一)胃の噴門部 (二)横隔膜 (三)延髄部を浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「目薬が原因の視覚障害に対する浄霊の急所」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「六十七歳の男子数年前より視力が鈍り始め、いまではまったく見えなくなっております。
朝、眼の覚めたときには掌の筋まで見えるのですが、すぐにボーッとなってまったく見えなくなります。治るものでございましょうか。」
明主様御垂示
「この人の眼はきれいでしょ。
これはね、眼の裏に毒がだんだん溜まったんですよ。
簡単に治るものですがね。眼薬をつけているでしょうからちょっと時間がかかるけど治るには治ります。
だいたい頭をよくやるんですね。
殊にこういう所をね(御手で天帝、眉毛の上、脳天、後頭部をお示しになられる)。
目脂は出てるんでしょ、出てれば治りますよ。
御浄霊もよく奥へ通るような気持ちでやるんですね。」
明主様御垂示 「足関節の障害者に対する浄霊の急所」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「左脚膝関節が不自由で歩行困難な者がございますが、いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「これはね、手術をしなければ完全に治りますよ。
手術して筋なんかを切ってあればなんとも言えませんが、手術してなければ必ず元通りに治ります。
リウマチか関節炎で固めたんでしょうね。
治りますがその代わりそうとう永くかかりますね。
膝の場合、膝の裏が主ですからね、それをよく心得てやんなさい。
膝の裏を押せば痛い所があります。」
明主様御垂示 「扇風機が原因で障害者になった場合の浄霊の急所」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「五十歳の女、半年ほど前に扇風機をかけながら寝たため、以来体の自由がきかなくなりハリ、灸、電気などの療法を試みましたがなんら効なくいよいよ悪化しております。これはいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「扇風機のためにね、よくこういうことがありますよ。
体が不自由どころか死ぬこともありますよ。
先にね、大阪のほうの芸者が夏あんまり蒸し暑いもんだから股の下に扇風機を入れて股に風を通しながら(笑声)
寝てしまってその翌日死んでしまったのがありました。
この人は最初に扇風機をかけた部分に御浄霊するんですね。
まあ、言わばその部分が一部だけ死んだんですね。
それから後にやったハリ、灸、電気なんかがとても悪くしている。
電気ってのは非常な毒素があってね、電熱なんかもあまり長くかけてはいけないわけです。
どこでやった実験でしたかね、いろいろ試験した結果、電気が一番人体に悪いってことが出てましたがね。・・・
人間の体は局部的にいろんなことをするのが悪いんですね。
局部的に氷で冷やすのなんかそこの活動が止まるから最も悪い。
そしてこの人だってほおっておいたらもうとっくによくなっていたでしょうが、あとでいろいろ療治をしたからこんなになってしまったんです。
いまでは扇風機の障害よりか後のほうの祟りですね。これはすっかり治りますよ。
また、こういうことは考慮に入れておくことが必要ですね。
例えばある病気が医療で治りますね、治るんだけどそのために初めの病気よりもっと悪い病気を体に入れることになる。
つまり病気保存法ってわけですね。私がまだ治療時代のころ、横浜のほうの病院へ頼まれて行ったことがあるんですが、患者は大学生でしたが危篤なんです。
聞いてみると、最初入院したときには猛烈な腸カタルで、高熱のため頭を冷やしたんだそうです。
二十日間ぶっ通しに冷やし続けたって言うんですが、それをやってるうちに腸のほうは治ったが、今度は頭が麻痺し始めたんです。
食欲がぜんぜんなく、始終嘔吐感があるんですね。
食べないからなおさら頭が朦朧としてきたんです。
すると今度は医者は「脳が悪い」と言い始めたそうです。
そこへ私が行ったわけですがね。
私がいろいろ説明したんですが、親類の者が集まって相談して結局医者に任せるというほうが勝って、私はしかたなしに帰りましたがね。
その人は三日経って死にました。
実際あんなのはほとんど殺人ですね。
こういうことはいくらもあるんですよ。」
明主様御垂示 「心臓弁膜症の浄霊の急所」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「四十六歳の女、一昨年より肥満し始め、非常に疲れやすく、息切れが激しく心臓弁膜症と診断されました。
十二月末より御浄霊をいただきお蔭でたいへん楽にはなりましたが、なお頭が重く耳鳴りが続きいまでも寝て御浄霊をうける状態です。
今後いかにしたら早く治りましょうか。」
明主様御垂示
「御浄霊を続けてればよくなりますよ。
特に腎臓ですね。つまり小便が体中に溜まったんですからね。
心臓弁膜症ってのはたいていこの毒が心臓を圧迫してるんだし、息切れってのは心臓と肺が圧迫されるためそうなるんですからね。
そして急にそういう水気・・・浮腫ですね、これが起ると肺の抵抗力がないから特に苦しいんですよ(ここで、女学生の固肥りについてお話あり。「御光話録」6号参照)。
そして浄霊は腎臓、腰、背中、それからこういうのは腹が大きいから腹と胸を軽くやるようにして気永にやれば治りますよ。
小便が溜まるから腎臓を圧迫する、圧迫するから溜まる、まったく「イタチゴッコ」ですからね。
そして腎臓が圧迫されるから腹膜になるんですよ。
だからだれでも腹膜が大なり小なり悪いですね。
まあ、腹膜が悪くない人ってのは十人に一人もないですね。
小便には薬毒がありますからね、とても悪いんですよ。
角力取りなんかほとんどそれですよ。
だから力士で五十歳以上まで生きるのはほとんどないでしょ。
たいてい四十代で死にますね、あれはいま言った「小便肥り」ですからね、穢いもんですよ。・・・
それから、人間は皮膚に大いに感謝しなければいけないですよ。
女でもきれいな肌をして太ってるのがいますがね、あの皮膚のどこかが破れたりなんかしていようものなら、臭くて汚なくてしようがないですよ。(笑声)
だから、体を完全に蔽って、臭味もなにも隠す皮膚の役目って言ったらたいしたもんですよ。(笑声)」
明主様御垂示 「眼が眩む場合の浄霊の急所」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「私は作業中眼が眩み、しばらく横になっていると治ります。なぜでしょうか。」
明主様御垂示
「これは首の周りに毒があるんですね。
特に右側の延髄がひどいから、そこをよく御浄霊すれば治りますよ。
それから額に毒のある人は、これがまた「目まい」の原因になることがあります。
これは額に手を当ててみれば熱があるから判ります。
ここが冷たくなれば大丈夫です。」
明主様御垂示 「子宮脱出の浄霊の急所」 (昭和24年4月3日)
信者の質問
「子宮脱出はどこを主として御浄霊致したら宜しいで御座いましょうか。また、霊的に関係御座いましょうか。」
明主様御垂示
「股を浄霊する。
両方から吊ってる筋がゆるい場合と、筋が圧迫され伸び縮みしないのとある。
多産の人に多いのはイキむためである。これは日が経てば治る。霊的の関係もある。
生霊は殆ど男女関係で、例えば約束した女と結婚しないなど、怨むと性器へ来る。
そして男女関係の妨害をする。」
明主様御垂示 「シャックリの霊的原因」 (昭和24年4月3日)
信者の質問
「シャックリの霊的原因について・・・」
明主様御垂示
「胃の噴門から横隔膜へ寄った所に原因がある。
食物の消化の関係や刺戟などで起る。
癖になるものである。頭を浄霊して治る。
霊的は七面鳥の霊で、猛烈に大きく、喉が動く。
これは生命に係わる場合がある。」
明主様御垂示 「前頭部とお腹、足の浄化は関係する」 (昭和24年4月7日)
信者の質問
「当年五十歳の婦人ですが、前頭部を二、三分浄霊致しますと全身に強く汗が出、湯煙が出ます。
これはいかなる原因でしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「前頭部は非常に肝腎で、お腹や足の悪い人など、ここに原因のある人がある。」
明主様御垂示 「顔面微動、耳鳴りに対する浄霊の急所」 (昭和24年4月7日)
信者の質問
「当年六十五歳の女ですが、二十数年間頭重にて苦しんでおります。
身体他の部分は健やかですが、右顔面がいつも微動し、耳鳴りが起ります。
人より聞き、良いと言うことは全部実施しましたが症状に変化ありません。
この病気は本教の浄霊で快癒するものでしょうか。
また、どこを浄霊すれば良いものでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「肩、腕、頭全体等である。」
明主様御垂示 「前額部の打撲裂傷に対する浄霊の急所」 (昭和24年4月7日)
信者の質問
「長男S(二十一歳)は、本月五日午後八時半頃布教の帰途分会長の御参拝の帰りを駅で出迎えた際、
貨物自動車とすれ違い、前額部に打撲裂傷を負い、
医者の応急手当を受け、午後九時半頃自動車にて分会に連れ込み、御浄霊を戴いております。
その後御守護願いと善言讃詞を三回奉唱させて戴きますと苦痛が取れ、楽にさせて戴き、
血混りの嘔吐を前後六回、分量は計三、四合位で、
なお昏睡状態ですが、質問をするとはっきり答えます。
食欲は皆無ですが、水は喜んで約五勺程度飲みました。
本日代理にて御参拝させていただいております。
今後どういたしたらよろしいでしょうか。
また、御浄霊の方法を御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「内出血である。経過は良好である。
水を飲めるなら助かる。浄霊は前額だけでよい。」
明主様御垂示 「糖尿病の浄霊の急所」 (昭和24年4月10日)
信者の質問
「私の扱っている患者、三十七歳の男子、四年前糖尿病にて医療及び食餌療法を行いたるも結果不可のため、
一年半前に妻と共に入信して浄霊を致しておりますが、非常な苦しみを続けております。
本年一月末より腰部に腫物が出来、三ケ月間排膿しております。
この腫物の膿の出口は少しずつ変って激痛あり、足が伸びなくなり、手も痺れ、視力も弱くなってきました。
最近食餌療法を行ったところ幾分元気をとりもどしたと本人は申します。
今後食餌療法と浄霊とで健康が得られましょうか。」
明主様御垂示
「だんだん治る筈である。
激痛は洋薬の浄化である。
食餌療法は治るのは同じ事で、しなくとも同じである。
糖尿は膵臓であるから、左腎臓と膵臓部をする。」
明主様御垂示 「統合失調症の浄霊の急所」 (昭和24年4月13日)
信者の質問
「統合失調症の御浄霊はどのようにいたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「主に前頭部ですね。
それから後頭部のあたりもよく御浄霊するんです。
精神分裂症っていうのは前頭部の奥に霊が憑くんですからね。
しかし、○○○○症なんてまったくうまい名前をつけたもんですよ。」
(註 原文では「統合失調症」とは異なる表現がされています。)
明主様御垂示 「統合失調症の原因」 (昭和24年4月13日)
信者の質問
「統合失調症の御浄霊はどこでしょうか。」
明主様御垂示
「統合失調症は前頭部に霊が憑る。頸部に塊がある。それを溶解すれば治る。」
(原文は「統合失調症」の文言は使用されていません。)
明主様御垂示 「足首腫れ痛む (関節リュウマチ)」 (昭和24年4月23日)
信者の質問
「二十三年七月家族四名入信致し、翌年七月光明如来様と御屏風観音様と御奉斎させて頂きました本年五十四歳の婦人、
手首の左右が腫れ、指先が曲っており、また膝と足首が腫れその箇所が痛みます。
本人の母親が同じような病気で死んでおりますが、霊的でしょうか。」
明主様御垂示
「霊的ではない。関節リュウマチである。きっと治る。
原因は薬毒である。薬が関節々々に固まって腫れる。」
明主様御垂示 「脊髄麻痺による下半身麻痺」 (昭和24年4月23日)
信者の質問
「当年四十一歳の女、昨年十月より右足が次第に動かなくなり、現在では細く柔く腰下全体が動きません。
脊髄麻痺との事にてヴィタミン注射を致して参りましたが効果なく、最近では左足に移行しつつあります。
当家には同病にて死亡せるものまた焼死、変死等もありますが、右はいかなる原因によるもので御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「足を使わないから細いのである。人造病である。
股の外側、臀部の下をする。
蛇霊なら前頭部をする。」
明主様御垂示 「脱腸の浄霊の急所」 (昭和24年4月28日)
信者の質問
「今年六十歳の男、五年前より腹が腫(は)れて、苦痛はありませんでしたが十ケ月前より脱腸となり、機械をはめなければすぐに出ます。
最近体が腫れ、特に足がひどくなり、食欲不振、無理に食べれば腫れぼったく苦しくなります。
また、浄霊は一年前より致しておりますが、浄霊の個所は・・・」
明主様御垂示
「萎縮腎である。元は腎臓である。
尿毒が腹へ溜って固まると腸を圧迫し脱腸する。
孔の大きい人は腸がはみ出るのである。
腎臓が柔かくなれば尿が大いに出て治る。
排尿は決して我慢してはいけない。」
明主様御垂示 「九神薬による病気」 (昭和24年4月28日)
信者の質問
「私は三十六歳の時、夫に死に別れ三人の子供を抱え、夜遅くまで働きました所、
胃の病にかかり、九神という薬を三年間飲みましたが、
今は浄霊しておりますけれども、毎日のように、時をうって四時から五時頃の間、肩から胃にかけて体がしわって来るのですが、いかなる訳ですか。」
明主様御垂示
「九神のため、新しい病気を造ったようなものである。
肩胛骨付近と肩を浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「高所から落ちた祖先の憑霊」 (昭和24年4月28日)
高熱・足腰起たぬ幼児
信者の質問
「今年十一歳の男の子、昭和十五年五月発病、当時二歳、四十二度位の高熱が続き、医者は小児麻痺らしいと云われただけで、病名もはっきりせず、
その後種々手当をしましたが効果なく、現在まで足腰が起たず、最近入信させていただいております。右の因縁関係をお教え下さい。」
明主様御垂示
「霊的体的両方に考えられるが、これは霊的らしい。
祖先に高所から落ちたりなどで足腰起たず死んだ霊・・・。
あるいは・・・、注射のため腰の起たぬ場合もよくある。
どっちだか、とにかく腰を気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「感電した者に対する浄霊の急所」 (昭和24年5月25日発行)
信者の質問
「感電して重態に陥っている者に対してはどこに重点を置いて御浄霊したらよいものでございましょうか。」
明主様御垂示
「どこか火傷をしていたり色の変わった所を御浄霊すればよろしい。
また苦痛を訴える所、なぜならそこが火傷した所であるから。」
明主様御垂示 「摘出した腎臓箇所にも浄霊すべき」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「私は昨年腎臓結核で入院いたし片方の腎臓を手術してもらいましたが、
その後いっこう快くならず、昨年暮れより御浄霊を受けましたところたいへん楽になりましたが、
現在三十分くらいごとに小便に立ちます。これは根治いたしましょうか。」
明主様御垂示
「片方しか腎臓がないんだから、すっかりとは治らないでしょうがね、
しかしこの三十分おきっていうのはちょっとひどすぎますね。
これは残っているほうの腎臓が萎縮してるんですから、御浄霊して毒をとれば腎臓が拡がりますからね、ずっと楽になりますよ。
それから手術して取ったほうの腎臓の跡にも膿が溜まってますからね、
いくら手術して取ったって、ただ体的にだけ取ったんですから、また溜まります。
だからそっちもやはり御浄霊するんですね。ずいぶん違うようになりますよ。」
明主様御垂示 「下痢、嘔吐を繰り返す幼児に対する浄霊の急所」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「生後一年二カ月の子供、三月二十一日より浄化し始めて劇しい下痢、嘔吐を伴い、その吐物はひどい臭味がありましたが、
二、三日していくぶんよくなり、以後眠り続け、ときに目を覚まして泣く以外には別に変わった症状はありません。
食欲はあまりなく一日に粥半分くらいです。
どこを主として御浄霊したらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これは毒らしいですね。
浄霊は第一は背中、腎臓部、それから胃と腹です。
それで、衰弱はどの程度なんです。」
信者の発言
「さっぱりはしませんが、顔色はよろしゅうございます。」
明主様御垂示
「じゃ、大丈夫ですよ。
赤ん坊はずいぶん衰弱していても治るもんです。
声も出なくなって、やせて骸骨みたいになったのでも治りますからね。」
信者の発言
「とても大きい声で泣きます。」
明主様御垂示
「ええ、大丈夫ですよ。」
明主様御垂示 「めまいの浄霊の急所」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「五十歳の男子、三年前から歩行の際道路が波のように揺れると申し、夜道を歩くときはそれが特にひどく、道がぐらぐら動き、ヨロヨロして坐り込んでしまいます。
坐ってるとそういうことはないのですが、絶えず耳鳴りがいたします。
既往症は肋膜ですがこれはいかがいたしたものでしょうか。」
明主様御垂示
「よくこういうのはありますよ。これは右の延髄に固まりがあるんです。
だからそこを浄霊すればいいんです。
それから心臓に故障があるんですね。
それで頭の血がむらになるんです。
頭の血が少なくなって貧血したりしてこんなふうになるんです。
心臓の前後と右の延髄を浄霊すればだんだんに治りますよ。」
明主様御垂示 「耳鳴りの浄霊の急所」 (昭和24年5月4日)
信者の質問
「私は最近入信した者ですが、二十四年以来中耳炎のため三回手術を致しましたが、
はなはだしく耳鳴りがして未だに取れず、誠に困っておりますが、いかなる原因でしょうか、御伺い申し上げます。
現在迄に約一ケ月位御浄霊を受けております。」
明主様御垂示
「耳鳴りは耳下腺の固結。
あと、延髄部(耳の後ろから)に、または頸部。右の三ケ所にある。」
明主様御垂示 「聴覚障害の浄霊の急所」 (昭和24年5月6日)
信者の質問
「Yは昭和二十四年二月入信させて戴きました。
生来言語不能で、勿論耳も役立ちません。
姉が昭和二十三年六月に入信して熱心に浄霊しており、
教導所の先生にも度々御願い致しましたところ、
去年の七月頃ラジオの音が微かに聞えるようになりました。
本当に有難う御座居ました。家内中喜んでおります。
現在の状態は耳下から頬にかけて常に熱をもっております。
いかなる原因でしょうか。なお、御浄霊上の御注意を御教え願います。」
明主様御垂示
「耳下腺に固まっている。その他の原因捜索の要はない。」
明主様御垂示 「右傾の首に対する浄霊方法」 (昭和24年5月6日)
信者の質問
「私の四歳の女児、一昨年より浄霊しておりますが、
この頃になって首を右に傾けておりまして、特に歩く時は傾ける事が激しいようであります。
いかなる理由でしょうか。霊的でしょうか、また御浄霊法を御教え下さい。」
明主様御垂示
「浄化である。頸の筋をつっている。
右をやって良くなれば左をやる。
すると傾きが平均して真直になる。」
明主様御垂示 「連続的シャックリの浄霊の急所」 (昭和24年5月12日)
信者の質問
「未入信の本年七十歳の男子で御座いますが、腹膜が悪く、御浄霊を受けて間もなく真黒な吐血、血便等あり、
元気になりつつありました所、四月二十九日よりシャックリが連続的に出ており、
今日になりましても一日中一、二時間の間は出ない時があるという程度で苦しんでおります。
この方の奥さん(四十七歳)は再婚で、前主人は道楽者のため離婚しましたが、
うるさく申して来るため前主人を避けるべく結婚なされたそうで御座います。
この方のシャックリは霊的に何かこれと関係でもあるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「シャックリは外の意味である。
百七十日もシャックリするのがある。
なかなか長いものである。
横隔膜の浄霊でいい。」
明主様御垂示 「船車の酔の原因」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「船に酔う事はやはり毒素のためでしょうか。」
明主様御垂示
「横隔膜の下に毒がある。」
明主様御垂示 「ネフローゼの原因」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「二十四歳の青年、三ケ月前より具合悪く、医療を受けしところ、ネフローゼとて百人に一人の割の珍しい病気とかで、
注射、服薬を四日置きに致し、また牛乳療法、塩断ち、絶対安静を言い渡されました。
四月中旬より御浄霊を始めました。
その時の状態は脳天から小脳一帯尿毒でぶよぶよ致しており、また下半身は腹部膨脹、両足浮腫、特に陰茎腫脹しておりました。
御浄霊を致しましてからは頭部のぶよぶよは殆ど取れました。外は大した変化もありません。
現在の症状は大小便とも一日二、三回、別に苦痛はなく、食欲もあります。
どこを主に御浄霊致したら宜しいでしょうか。」
明主様御垂示
「腎臓が元である。」
明主様御垂示 「ハタケ・シラクモの浄霊の急所」 (昭和24年5月15日)
信者の質問
「顔や頭などに出来るハタケやシラクモの原因及び浄霊法をお教え下さい。」
明主様御垂示
「薬毒が皮膚へ出てくる。
薬毒はその人の状態で方々から出る。
毛細管から滲み出して、乾燥する。
その患部を浄霊すればよい。」
明主様御垂示 「顔面神経麻痺の浄霊の急所」 (昭和24年5月16日)
信者の質問
「私は昭和十五年八月頃より顔面神経痛に罹り、左半面が麻痺、目も口も良くきけません。
最初御灸、その後手術したり電気療法を致しましたが全治せず、
その間、名古屋医大にて十年前からのでは直らないと見放されました。
昭和二十四年五月入信戴き、TTさん(男性)、K先生等より毎日浄霊を受けておりますが、今のところ変化がありません。治癒致しますで御座いましょうか。」
明主様御垂示
「治るが固めてある。電気が一番悪い。
これがなければすぐ治る。
頭と頸の周りを浄霊すればよい。」
明主様御垂示 「ペンを持つと震える手の原因」 (昭和24年5月21日)
信者の質問
「真宗の僧侶で、紙でもぺンでも持ちますと手が大きく震えますが、いかなる訳で御座いましょうか。
また、御浄霊によって治るもので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「肩の辺に毒の塊がある。
力を入れようとすると、神経を集注すると動く。」
明主様御垂示 「腎臓疾患後のムクミ」 (昭和24年5月23日)
信者の質問
「御伺い申し上げます。三十三歳の女性、二ケ年前より腎臓を患い、
二回流産致し、全身浮腫み、疲労倦怠感、腰痛あり、腹部張り、
教導所にて二ケ月間の御浄霊にて大変好調致し、
家庭に帰り三日間にてまた浮腫み、腰痛、疲労感を感じ来り、御浄霊により浮腫は取れましたが、
少し働けば浮腫むようでは本人や家族は心配致しておりますが、働きながら完全快復が出来ましょうか。」
明主様御垂示
「自分で腎臓を浄霊する。
働くだけ働いた方が早く治る。」
明主様御垂示 「溺れた者に対する浄霊の急所」 (昭和24年5月25日)
信者の質問
「水に溺れた時、医学では五十分位迄は普通人工呼吸をすれば助かるように聞いておりますが、この場合浄霊法はいかにすべきでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こんな事はない。もっと早く死ぬ。
長いのがその位だという意味であろう。
浄霊は頭と心臓である。
呼吸が止ると心臓が止るからで、肺は水、胃はいろんな物を食うので、三位一体になっている。
心臓の丈夫な人は肺も胃も丈夫である。」
明主様御垂示 「カリエス手術で胸部苦痛になった患者」 (昭和24年5月25日)
信者の質問
「五十七歳の女、カリエスにて胸部苦痛、約十年間になり、一昨年下部肋骨付近に卵位の玉が出来、それを手術致しまして下部肋骨三本切断していますが、その後体の調子も良くなりません。
昨年十二月頃より病状が悪化して胸部は益々苦しくなり、大変不思議な事を喋るようになりましたが、調べてみますと「犬神」が取りついているとの事です。
浄霊は昨年十二月より十日間位最初続け、後は時々致しておりますが、現在なお体が苦しく、頭が痛くて何も仕事は出来ません。
現在は両肩付近に未だ卵位の塊が出来ています。浄霊法を御教示下さい。(本人は四月入信させて戴きました)」
明主様御垂示
「医者にかからなければこんな事はない。
医者に作ってもらったのである。
肋骨切断する時消毒薬を使うから痛むのである。
人間衰弱するといろんな霊が憑くもので、貧血状態になると霊が憑り易い。(血液の霊化)
苦痛の所を浄霊すればよい。膿の出る苦痛と薬の苦痛である。
気長に浄霊する。浄霊する人の強弱がある。古い人がいい。」
明主様御垂示 「シャックリ」 (昭和24年5月28日)
信者の質問
「私の主人がシャックリが出て、浄霊しても止りません。
何か霊的の原因が御座居ましょうか。お伺い致します。」
明主様御垂示
「横隔膜か前頭部か延髄かを浄霊すれば治る。
それで治らねば鳥の霊である。鳥の霊の場合は長い。
その場合は咽喉の辺から浄霊する。」