浄霊による発狂について


明主様御垂示 「善言讃詞、浄霊により発狂する児童」

信者の質問
「私の孫娘(三歳)は私が光明如来様にお参りして善言讃詞をお奏げしておりますと、外で遊んでいる時でも突然発狂したごとく暴れます。

また、教導所へ行って先生に浄霊して頂きますと、眠っていてもすぐ目をさまして同じ症状になります。これはいかなる訳でしょうか。」


明主様御垂示
「これは霊が憑いている。

これは善言讃詞が怖いのである。

どうせ悪い霊だが、狐のようなもの・・・外へ行っても判るのだから狐に違いない。

段々霊が萎縮してくるから焦らずにやる。

暴れる時は一時やめる。

時が経つに従い少しずつよくなる。

早く治そうと焦ってはいけない。」




明主様御垂示 「浄霊すると発狂状態になる妻」 (昭和25年1月11日)

信者の質問
「理髪業の主人で昨年入信致しましたが、未入信の妻は常には何の変りも御座いませんが、

熟睡している時浄霊致すべく祝詞を奏上させて戴きますと、

直ぐ目があき、御浄霊を始めますと怒ったり物を投げたりして発狂状態となります。

観音様にお念じ致しますと鎮まりますが、御浄霊は決してさせません。

なお、夜中に主人が休んでおりますと枕元を何か鼠位の大きさのものが跳んで廻るような気が致します。

何か霊的と存じますが、いかにしたら宜しゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「憑いてる動物霊が苦しいのである。

鼠位とすれば、動物霊は管狐か何かである。

段々弱ってくる。」




明主様御垂示 「浄霊を受けると喋り唄い出す精神病患者」

信者の質問
「本年二十六歳の女ですが、空襲時から不眠症になり、種々医療の手当も甲斐なく益々悪しく、

一ケ月前より浄霊させて頂いておりましたところ、浄霊を行うと喋り出し、その上唄うのです。

いかなる霊的関係があるのでしょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「狐霊である。頸の周りの塊を溶かす。血が頭へ充実すればよい。祝詞奏げてやるとよい。」




明主様御垂示 「浄霊を受けるとコンコン言う狐霊憑依者」 (昭和24年12月11日)

信者の質問
「本年六十一歳の女で御座いますが、昨年二月より足が痛み出し、医師は神経痛と診断致しまして注射を打ちましたところ、

下半身がしびれまして、六月頃から足が立たなくなりました。

先日、一家入信致しましたところ、夜眠りますと足や胸が疼き出し、ウンウンと苦しみ少しも眠れません。

御浄霊を致しますと霊が浮きまして「キャンキャン」「コンコン」と言いながら非常に苦しみますが、何を聞いても答えません。

御浄霊をやめますと直ぐ平静になりまして、常人と変らなくなります。

どう致しましたら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「足のしびれも注射のためである。

足が立たず運動が不足すると衰弱する・・・そこへ狐が憑った。

その人が返事の出来ぬのは口が切れぬのである。入信すれば治る。」




明主様御垂示 「タヌキは大抵腎盂に憑依する」

狸の憑霊による歩行障害の女子 浄霊を受け笑う

信者の質問
「二十一歳の女子、十三歳の時足首をくじき、大した治療もしませんでしたが、歩くと筋が引攣り、歩行出来ず、足首をかたくしばると歩けます。

教修を戴き浄霊を致しますと笑い続けてやみません。

言霊で「ヨシ」と申しますと直ちに止まります。

右につき御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「狸であろう。狸は大抵腎盂に憑いている。」




明主様御垂示 「祝詞を奏上し浄霊すると憑霊現象になる婦人」

信者の質問
「ある婦人(四十九)、御祝詞を奏げて御浄霊致しますと憑霊現象をなし、横に倒れみぞおちの辺が苦しいとて頭に掛けたお光をかき破るようにもがき苦しみ、

大人が三人位で押えても暴れますので祝詞を奏げて御浄霊する事が出来ません。

本人は常に後頭部が痛みその都度御浄霊を希望するのですが、祝詞は奏げなくても宜しいものでしょうか。

夫は未入信で非常に無口の方で、家族が御神体を拝むのが気に入らず、御神体を取はずせと強いますので、ただ今はずしてあります。

床の間には現在古びた道了権現の木像がお祀りしてありますが、これと何か関係がありますでしょうか。」


明主様御垂示
「これはおかしい。

御神体は家中で一致してお迎えするのでなくては絶対にいけない。

それを神様が教えて下さるんだから、一旦しまっておいて、家中一致してから気持よくお祭りすべきである。

のりとは肝心であるから奏げなくてはいけない。

変な霊が苦しがっているのである。

あまり苦しがるのは時節が来ぬのであるから一旦やめた方がよく、救われる資格が出来てからにする。

無理は神に逆う意味になる。」




明主様御垂示 「その家に罪穢が溜っていると発狂者が出る」 (昭和25年2月12日)

殺した鳥の祟りによる急性心臓病

信者の質問
「未入信の者で御座いますが、先代より不動明王の先達を致しており、

当人の親は昔種々行を積んだと申し、火の中へ入ったり剣の上を渡った等と聞いております。

息子である当主も、現在先達で御座います。

最近銃猟を致しておりましたが、その後急性心臓病になり、医療も効果なく危篤状態になりました所、

御浄霊により一度は楽にさせて戴きましたが直ぐに悪化致し、全身の苦痛甚しく痛みは体中を移動しておりました。

三日三晩交替の御浄霊でも中々本当にはよくならず、不動明王の祟りではないかと思い、

早速他の先達に依頼致し不動尊で言う「ザ」を立てて貰いました所、不動が浮きまして次のように申しました。

「何月何日何時に不動尊の使いに出した烏を射ち止め、一発で死なず三発も射ち、その烏が肺を打ち抜かれそのためにお前が今苦しんでいる。

神の用を致す者が生物を殺してよいか」と物凄い言葉で御座いました。

事実その通りの事があった由で御座います。

その後烏のお祭りを致してお詫びし、御浄霊を続けますと四日目に御守護を戴き良くなりましたが、

今度はその妻が急に発狂し、御浄霊致しますと暴れ出し、

また同時に側にいた信者も熱を出し危篤状態となりましたので、

その母が御浄霊させて戴きまして翌日二人共良くなりました。

以前この家にて白狐を見た事があると言います。

不動明王と白狐とまた三人の妙な病気に何か霊的関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「不動尊の信者にはこういう事が時々ある。

烏の霊が祟った訳である。

発狂したりなどするのは、その家に罪穢が溜ってるからで、その隙へ邪神や邪霊が入ったものである。

入信すれば解決する。」




参考 明主様御垂示 「舌を切って死んだ祖霊 霊界でも治らず」

聴力ある唖者が浄霊者と共に礼拝した事例

信者の質問
「九歳の女、耳は聞こえますが、生まれつき口がきけず、御浄霊すると、俄然横に倒れて大きな息を致し、二、三分位で普通の状態になり、時によると二、三回位起こす事があります。

浄霊中起き上り、浄霊者の手を引張り、床の間に祭ってある光明如来様を一緒にお詣り致します。

近頃は光明如来様のお詣りを止め、仏壇の千手観音様をお詣りするとて必ず一度は浄霊者の手を引張りお詣りする事にしています。

この家には水死者一人あった由、全治するでしょうか。」


明主様御垂示
「舌を切って死んだ祖霊で、霊界で治っていない。

有難くてお詣りしたいが、資格がないので、浄霊者にかかるとお詣りする資格が出来るので、そうするのである。」




参考 明主様御垂示 「善言讃詞により発狂する事例」 (昭和24年6月28日)

信者の質問
「私の実家では家族の者が狐使いの信仰者に操られ、皆迷わされておりましたが、

最近長男(三十一歳)の外は皆気がついてよくなりましたが、

長男のみは何等気づく事なく、漸次悪化して発狂状態となり、

先祖の事と、先祖が信仰していた石鎚大権現を口にし、皆を騒がせております。

その上、光明如来様や、「五六七」「地上天国」の御額を掲げる事を拒み、

善言讃詞を奉唱すると益々暴力を揮って狂います。いかにしたらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「狐の親方であるから力がある。

無理に早くよくしようとせずに気長にやる。

イヤがる場合はやらぬ。

次の間か何かで浄霊する。

口の中で聞こえない程度に善言讃詞を奏げる。

面倒みながら気長にやれば結局往生する。悪化しても長く続かぬ。

峠を越すとズーッとよくなる。

極く悪いのは大抵一週間位と思えばよい。」