浄霊を忌避する患者について
明主様御垂示 「副守護神は浄霊を嫌う」
信者の質問
「浄霊を受けるのを嫌う精神病でありながら、我が子の浄霊は頼まれるのですが、それはいかなる訳でしょうか。
また、浄霊を嫌う人でありながら、私の家の仏壇へは留守の間にお礼参りをするので御座居ます。
また、病人の奥様がお光を受けられてから同居するのを嫌うのはいかなる訳でしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊を嫌う人と好む人があり、浄霊願いたくとも嫌うのがある。
嫌う方は動物霊で、副守護神で、浄まって改心してくると貰いたくなる。
正守護神がして貰わす場合と、本守護神が希望する。
弱ってくる事があって、副霊を制える力がない時に望む。
あまり嫌う場合はしない方がよい。
機会を待て。段々好くようになる。
奥さんは龍神である。龍神は主人を持つと・・・夫を持つと行(ぎょう) の妨げとなる。
それで独身を通すのがある。
長くやってるとそういう事はなくなる。」
明主様御垂示 「浄霊を嫌う原因が狐霊の事例」 (昭和25年4月8日)
信者の質問
「二十一歳の男子の信徒、二十三年八月入信し、両親は二十二年十月入信し、
二十四年三月光明如来様御奉斎と同時に幽世大神様の御姿も御祀りさせて戴きました。
本人は本年二月八日御面会に参上させて頂き、一斉礼拝の後御讃歌奉唱中に霊が浮いたようになり、
それから御浄霊を嫌い始め最近は極度に嫌うと共に両親に対し反抗的態度が強く、仕事に関しても指図がましい状態を続けております。
この家庭は以前日蓮宗でありましたが、前回明主様に御伺い申し上げた時に御答え戴きました御言葉通り、日蓮宗関係のすべての物を焼却致しました。
今後御浄霊は強制的にも続けてもよろしゅう御座居ましょうか。
また、極度に嫌う時は大光明如来様に祝詞、善言讃詞を奉唱して御願い申しただけでよろしゅう御座居ますか。
右、御垂示御願い申し上げます。なお今後の御守護を御願い致します。
なおまた、一昨日仏壇を据えた棚を毀し、昨日は光明如来様を自分で外して置床を毀しました。」
明主様御垂示
「狐が憑っているから無理にやってはいけない。(同化霊)」
明主様御垂示 「浄霊を嫌う原因が狐霊の事例」 (昭和25年5月25日)
信者の質問
「私はメシヤ教に三月一日入信させて戴き、光明如来様、屏風観音様、「地上天国」を戴き、四月十一日に御祭りをさせて戴きました。
私は十五年程前より霊友会の信仰を致し、法座主となっておまんだらも戴きました。
この信仰に転換致しますのにどう致しましたら宜敷う御座いますか、御伺い申し上げます。
なお病人がおり、一人は六十八歳の婦人にて、心臓、腎臓病にて余り働く事も出来ません。
今一人の嫁に当る四十八歳の女は神経痛にて七年も働かずに入院致したり、医薬、灸等にて療治致しましたが一向に良くならず、
入信以後、御浄霊を致しておりますが、時折「浄霊は要らない」などと悪口を申します。
これにかまわず御浄霊を致せば宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これも狐である。
本人の嫌がる事はやらぬ方がよい。
いずれは好むようになる。
霊友会は他信仰を非常に嫌う。」
明主様御垂示 「浄霊を嫌う原因が狐霊の事例」 (昭和24年8月21発行)
信者の質問
「私の姉は十八歳のとき精神病となりましたが、昨年八月、光明如来様と御屏風観音様をお祀りいたしましてからたいへんよくなりました。
御守りをいただくようにすすめますと「私はいらないよ」と申します。
御守りをいただかせるにはいかがいたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「狐が憑いてると御守りを嫌がるんです。受けさせても捨てたりしますから、それに気をつけてしなければいけませんね。」
信者の質問
「御浄霊もたいへん嫌がります。」
明主様御垂示
「そうでしょう。
こんなのは無理にしないでね、眠ってるときなんかにするんですよ。
だましだましやってゆけばそのうちにだんだん狐が弱ってきますよ。」
明主様御垂示 「浄霊を嫌う精神病信者」 (昭和25年5月16日)
狐霊が浄霊を頂きたいこともある
信者の質問
「三月末入信の五十五歳の女、近所の人を浄霊しておりましたが、
半月程前より夜眠らなくなり、室の隅でキョロキョロしながら座り、言葉も少なくなり、食欲もありません。
思い出したように入信して、こんなになって人に笑われると言いながら、自分の浄霊を受けることを嫌がります。
その土地には白狐が沢山おり、最近海に白狐の死骸もあったそうです。
土地と病人に因縁がございますでしょうか。
御浄霊方法の御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは狐の憑依したもので、この人に因縁があり、この人に憑って狐が浄霊してもらいたい。
嫌がるのは最初だけで、狐の霊に狐が憑いてる場合がある。
例えば、狐の憑った人が堕落して狐になったように。
狐になった人間は浄霊をやらせる。
本を読ませる。」
明主様御垂示 「狐霊の憑依による神経衰弱」 (昭和24年7月3日)
お光を外し浄霊を嫌がり逃げる精神病患者
信者の質問
「三十五歳の女、神経衰弱と言われ四年前に教修をいただき、初めはさほどでもなかったのですが
昨年ごろよりだんだん悪くなり、ほとんどしゃべらず、頭を軽く上下に振り口を動かし、いつも口に手を当ててうつむいております。
良いときは御光りをかけふつうの仕事をいたしますが、悪くなると御光りを外し右のようになり、御浄霊を非常に嫌って逃げまわります。
一度、以前に稲荷を信仰したことがあるそうですが、これもやはり狐霊のためでしょうか。」
明主様御垂示
「これは稲荷ですね。狐が憑いてるんですよ。
逃げまわったりするときは御浄霊もよしたほうがいいですよ。
で、祝詞を上げてやるんですね、天津祝詞を。
それから善言讃詞や御讃歌も始終聞かせてやるんですよ。
そうするとだんだんよくなりますよ、狐が萎縮しますからね。
御浄霊するよりもかえってそういうものを聞かせたほうがいいくらいですよ。
眠れますか、この人は。」
信者の発言
「はい、眠ります。」
明主様御垂示
「じゃ、軽いんですよ。・・・
四年も前に教修を受けたんですか。これは早過ぎたんだな。
教修で治すってのは嘘ですよ。
病気が治ってありがたいと思って教修を受けるのが本当なんです。
教修が早過ぎると本当に治りきらないことがあるんですよ。
生命に関係ある病気の場合は殊にそうです。
第一、治ってから御守りをいただくのが順序ですよ。
なるほど治ると判り、ありがたいと思って受けるほうが腹から受けられますからね、それが本当ですよ。
そして、心からありがたいと思うと、自然に手を合わせる気持ちになるもんですよ。
そこで、光明如来様をお祀りして拝みたいという気持ちになるんです。
だからそういうふうにやってゆかなけりゃいけませんよ。
信仰ってのは、押しつけられたり、一時的だったりしたんでは駄目ですよ。
やっぱり、本当にありがたいという気持ちになり、心からやむにやまれぬ気持ちでなくちゃいけないんです。
勿論、時と場合によってはそうはゆかないこともあるから、そういうときは臨機応変にやったらいいんです。
それからまた、先方が御守りをいただいてこの道を研究したいと言って入信を希望するときには、御守りを受けさせていいですよ。
そういうときには大いにいろいろと知らせたらいい。
あるいは、悩みのある人には、光明如来様をお祀りしてお願いするように話してあげるのは結構ですね。」
明主様御垂示 「浄霊を断る末期患者 悪霊の憑依」
信者の質問
「結核患者、カリエス患者にて将に死せんとする前に、浄霊を止めてくれと言う者がありますが、何か意味がありましょうか。」
明主様御垂示
「良くない霊が憑るので苦しいのである。
霊は人間が弱ると憑る。
ある程度衰弱すると憑る。
霊細胞が稀薄になると、それを充実するだけの霊が憑る。
浄霊していれば判る。」
明主様御垂示 「父の浄霊反対 浄霊を嫌う霊の憑依」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「当年五十一歳、父は本教の事がよく判らず、しばしば反対致します。
気分がよければ、御浄霊をしてくれと申しますが、御浄霊の途中より「お前達はだまされている」と申します。
それで私は嫌になり、止めてしまいます。
それでいて他人を御浄霊致す時は黙っております。
私の罪のためでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「父に浄霊を嫌う霊が憑いている。
そして本守護神、正守護神は浄霊を良いとしているのである。」
明主様御垂示 「変な霊の憑依する娘 浄霊拒否・妨害」 (昭和24年4月23日発行)
徳を積めば反対家族に光が行く
信者の質問
「私の娘(十九歳)は一昨年七月に御浄霊を受けておりましたが、その後お祭りにも行かず御浄霊も受けず、家内の者が御浄霊を受けるのさえも止めようといたします。いかがいたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「ははあ、変な霊が憑いたんですね。
これはね、やはりお母さんがたくさん人助けをして徳を積むんですね。
お母さんがよくなって浄まれば、親子は霊線が繋がっているから、それによって娘さんもよくなります。
まずご自分が徳を積むことです。
これによってその魂が光りますから、その光が娘さんに及んで、邪魔してる霊はしだいに萎縮してついには離れてしまいます。
すべて一家の中で、ある者が反対している場合でもそれでいいんですよ。」
明主様御垂示 「信仰に反逆する児童 怨みの霊が原因」 (昭和25年2月17日)
信者の質問
「私が浄霊しています家(昨年十一月、一家七人全部入信、本年二月光明如来様奉斎)の一人息子が肺患にて最初一ケ月の経過良く、目方も一貫目増えましたが、
本人は御浄霊を好まず、最近は全然受け付けません。
親が本教に熱心になればなる程反逆します。
何か霊的原因によるように見受けられます。いかがなものでしょうか。御教示願い上げます。」
明主様御垂示
「怨みの霊か、邪魔しようとする霊である。メグリに対する災いである。」
明主様御垂示 「浄霊嫌う発狂児」 (昭和24年8月1日発行)
信者の質問
「発狂した子供を、浄霊いたしたくも逃げてしまいます。
寝ているところを浄霊しましても、すぐ起きます。
寝ている間に着衣を浄霊しましてもすぐ起きてきてひったくり、塩と灰とでゴシゴシこすります。
いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。」
明主様御垂示
「光明如来(註 御神体のこと)を祭り、その部屋に寝かせれば治るでしょう。
子が悪いのは、親が悪いから、親が浄まればだんだん治るでしょう。」
明主様御垂示 「浄霊嫌い痩せる子」 (昭和25年5月6日)
信者の質問
「私の次女S子(六歳)が一ケ月前より浄霊を嫌うようになり、食欲なくだんだんやせて行きますが、
毎日遊んではおりますが熱もなく病気のようなところも見受けません。これは霊的でございましょうか。
どこを特に浄霊すればいいでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「無縁か何か、祀られていないものがあるか査べる。」