大浄化に対する浄霊について
明主様御垂示 「伝染病で衰弱した場合」 (昭和23年4月28日)
「最近新潟のほうでコレラのような病気が流行している。
群馬のほうでもあって六日病といい、六日で死んでしまうんです。
ラジオでは三日で治ると言ってますが嘘です。
医学の統計なんかも嘘が多いんです。
Oの妻君がこれに罹ったときは下痢やら嘔吐が続いて水も飲めず、どんどん衰弱してしまう。
一時間くらいのうちに顔の相が違ってくる。
そこであしたの朝大先生の所へ行ってお願いしようとして仕度していたら三十分くらい経って少しずつよくなりもう大丈夫になった。
この病気は治療しても効がなく、かえってひどくなり注射なんかすると必ず死んでしまうというものすごいのだそうです。
これが全国に拡まったらまったく恐怖時代ですね。
いよいよ恐怖時代が来ますよ。
今後こんな病気のときは熱海のほうを向いて「大先生(註 明主様の昭和24年以前の御尊称)、御守護お願い申し上げます」と頭を下げて言ったらよい。
これからはこういう方法も許される。」
明主様御垂示 「危急の場合の念じ方」 (昭和23年9月8日)
信者の質問
「御浄霊のとき、自然心の中で念じたくなりますが、なんと念じたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「憑霊の場合は「幽世大神守り給へ幸倍賜へ」であり、
その他の場合は念じたくなったら抑えたほうがよい。
相手の霊が非常に強いときは「国常立大(御)神守り給へ幸倍賜へ」と念じ
絶体絶命のときは「大先生、御守護をお願い申し上げます」と言えばよい。
そういうときは私が神の代理になるのです。
いろいろ心配事のあるときは「大光明如来守り給へ幸倍賜へ」でよい。
憑霊の場合も人霊は「幽世大神」動物霊なら動物は光を怖れるから「大光明如来」に分ければなおよい。」
明主様御垂示 「危急の場合の念じ方」 (昭和23年11月8日)
信者の質問
「御浄霊のとき「この病人が一日も早く治りますように・・・」と観音様にお願いする気持ちになりますが、やはりこれも抑えたほうがよろしいでしょうか?」
明主様御垂示
「抑えなくて結構ですよ。抑えたほうがよいと言いましたか? それはなにか間違ったのでしょう。
観音様にお祈りしお願いするという気持ちが本当です。
特に危急の場合は、「大先生、御守護をお願い申し上げます」と言ったらよろしい。
そのときは私が神様の代理になりますから。
しかし、ふだんなんでもないのにやられてはこっちは困りますがね。」
側近奉仕者の体験談 「これからは想念の世界」
「明主様御昇天の前年、昭和29年4月19日、明主様は神定めの最後のご浄化に入られました。
ある時、いつもならすぐに明主様にご報告する信徒からのご守護お願いを、明主様の御様態の良い時を見計らって、側近の樋口ヒメさんが報告をさせて頂いたそうです。
その折、明主様から、「いままでとは違う。これからは特に想念が大事なのだ」という旨の厳しいお叱りを頂いたのです。
そんな時、角田和子さんという奉仕の方が、顔に、覆った前掛けが張り付くほどのやけどを負ったのです。
それで、明主様のお言葉通り、日光殿でみんなで、お念じさせて頂いたそうです。
きっと「明主様お願いします。惟神霊幸倍坐せ(かんながらたまちはえませ)」という旨のお念じだったと思います。
すると、やけどは急速に快方に向かったのです。
その翌日に、「皆でお念じし、阿部晴三執事先生にご浄霊頂いて、その結果今朝は何事もなかったかのようにむしろ前よりきれいになりました。」とのご報告が、樋口さんによって明主様になされたのです。
その報告に明主様は、「これが唯一の見本だよ」と仰ったということです。
ご浄化の中、明主様が度々発せられたという
「これからは想念の世界である。
ご浄霊は二の問題で、まず想念である。お念じしなさい」というお言葉は、
その後のメシヤ降誕と御昇天の大きな神事と共に、大変重要な意味を持つ物であると私は思います。」