浄霊の回数について 3 (結核に対する浄霊回数について)
明主様御垂示 「重症の肺結核に対する浄霊は一週間に一、二回程度にすべき」
信者の質問
「四十四歳の男子、四年前より肺結核、昨年十一月頃より床につき、三十八、九度の熱が持続しております。
本年四月入信以来毎日浄霊を受けていますが、全然熱が取れず、なお、四月末分会長先生の浄霊を頂いた翌日、もの凄く浄化を頂き、脂汗を流して苦しみました。
なお、食欲はありますが大分衰弱しています。右、浄霊法・・・」
明主様御垂示
「難しい。肺結核は殆どこれである。
約四年間に薬飲んでいるから、浄霊をすると薬が溶けて出る。
それで咳、痰、熱が出るので衰弱する。
病気は治るが、衰弱するのでもたない懸念がある。
塊が溶けねば熱が冷めぬ。非常な霊力が要る。
徐々としてやる外はない。一週間に一回か二回やって安静にする。
病気と浄霊を睨み合わしてやる。
生命に関係した病気は治ってから入信するようにせよ。」
明主様御垂示 「結核の浄霊法」 (昭和24年2月26日)
信者の質問
「結核患者、医者にて少しも効果が無く、浄霊すると非常によくなり全快するように見えますが、
半月程過ぎて来ますと体力が出来て浄化し始め、どんどん浄化し、浄化最終まで体力が続かない人が多いのですが、
しかし家族の数人が結核で死亡しています。
私が入信以後扱った結核患者は右のような人が多いのですが、いかにすればよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「身体がよくなってくると浄化が起り、弱る。
それを浄霊してよくなる。これを繰返す。
体力が続けばいいが、病気が治りつつ衰弱する結果になる。
一週に一度づつ浄霊して気長にやる方法と、一日に五回も六回も滅茶々々にやる、そして早く浄化する・・・
この二つの方法だが、前者は普通の人でよいが、後者は霊力の相当強い人である事を要する。」
明主様御垂示 「結核の再浄化に対する浄霊は一週間に一回程度にすべき」 (昭和24年11月21日)
信者の質問
「肺病は他の病気と違い一時小康を得ましても再浄化にて斃れる人がよくありますが、これは薬毒多量の関係で御座いましょうか。
それとも肺病には特別な意味の罪穢があるもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「再浄化の方が重い。
最初はドンドン治る。最初は浄化力の弱いのが、強く浄化が起って上面だけ除れる。
すると浄化力が強くなる。長い間溜めたのが根本的浄化が起るから、その方が重い。
再浄化は一週間に一ぺん位の浄霊にして気長にやるのが一番よい。」
明主様御垂示 「結核の再浄化に対する浄霊は一週間に二回程度にすべき」 (昭和26年8月5日)
信者の質問
「私の夫(OT・30歳)は昭和二十四年四月発病(肺尖)陸軍病院にて療養、その後家事の手伝いをいたしておりました。
昭和二十二年十二月喀血いたしましたが、翌年九月より約一年ほど明石師範学校に勤めておりました。
身体の調子が変わってきましたので郷里にて養生するよう勧められ、三日おきにカルシウム、ビタミン注射を約四カ月間続け、
その後マイシン二十本を打ちましたところ身体も少し良くなり、農業の手伝いをいたしておりました。
二十五年四月に胃痙攣を起し、その際麻薬を二本打ってから動けなくなり、絶対安静半カ年、
その後二十六年四月までにパス七箱を服みましたがどうにもならず、
手術をする決心をして、レントゲンを取りに早島療養所に行きましたら、
左肺は鶏卵大の空洞と肺全体が悪くなっており右肺は少し悪いらしいとのことで、手術は不可能とのこと、本人も死を覚悟していましたところ、
本年四月中旬このお道を知らしていただき御浄霊を受けましたところ、たいへん気分も良く食事もおいしくなり、
十日ほどしてぼつぼつ散歩もできるようになりましたので、
約七里ほど離れたB町の教会へ汽車にてお参りさせていただき、
先生の御浄霊も受けその後十日ほどしてたいへん良くなり、
さっそく主人もまた私も入信、続いて母(義母)も入信、六月十日光明如来様も御奉斎さしていただき、
ともにお道のため御用をさしていただいております。本人も身体の調子が良いので近所のお方など毎日五、六人ほど御浄霊さしていただき、
私もともにお手伝いをして今日までに五人お導きさしていただき微力ながら御用をさしていただいております。
その間四日おきくらいに教会へお参りさせていただき今日に至っております。
最近の病状は足が痺れて少しむくみ気味で、甲も少し腫れているのと食事が以前よりは進まず、少し多く食べますと腹がはり、時々背中を引き締めるようで、だるいような状況でありますが、本人もいまは少し暑いからとも申しております。
私が御浄霊をさしていただきますと楽になり、またひどくなるというわけでございますが、本人の気持ちはたいへんしっかりしてはおります。
現在では寝たり起きたりしております。
今後どのようにいたしましたらお救いいただけましょうや御教示お願い申します。
なお叔母が三十年前肺結核、母が二十五年前腸結核で死亡しております。」
明主様御垂示
「ふつうの順序です。
一回良くなって、そのまま治るように見えて、再度薬毒の浄化が起る。
これはちょっと簡単には行かない。長くかかる。
一週間に二度くらい浄霊する方がかえって良い。
浄化が強いと衰弱でやられてしまう。
肺病は薬毒しだいです。
日の経たない人はみんな治る。
こういう場合、急所がありますから、どこから熱が出るかを探り当て、そこだけを浄霊するようにする。
そして、次々に熱の出る箇所を順序よくやって行けば治って行きます。
右か左の頸、延髄、頭、腎臓、足の付け根から股などが大体急所です。」
明主様御垂示 「結核の再浄化の場合には浄霊回数を控える」 (昭和26年8月18日)
信者の質問
「昭和二十四年七月入信のSS(十二歳・男性)と申す信者でございますが、
昭和二十四年四月勤務先の税務署にて健康診断を受けましたところ、肺浸潤との診断を受けました。
以来医者にかかりその間ストレプトマイシン五本のほか、種々注射を受けましたが良くならず焦っておりました時、
お道の話を聞き十日間御浄霊をいただきましてより楽にさせていただき入信し、勤務先にも間もなく復職をいたしまして感謝の日々を送っておりましたところが、
その後だんだんと御浄化をいただき、本年五月勤務先より休養をするよう申し渡されてもっか家庭にて休養いたしておりますが、医療は受けておりません。
今日ではしだいに衰弱いたし食欲もなくなりました。
本人は生後三十日目ごろより皮膚が荒れはじめなかなか治らず、現在に至るまで全身的に露出部を除いて、黒色鱗(うろこ)状の膚になって拡がり、御浄霊をうけるようになってからは逆に露出部まで延びてきております。
なお本人の弟にも同様の症状があると申します(弟は健康)。
二十六年七月御神体御奉斎、御屏風観音様御奉斎さしていただき、本人はただ今御神前で休ませていただいております。
結核の御浄化ならびに右の鱗状皮膚が現在御浄霊によって拡大しております点につき御開示お願い申し上げます。
明主様御垂示
「これは、つまり龍神の生まれ変わりなんだな。
鱗状に露出するというのは、そういうわけです。
これは出るだけ出れば良いです。出るのは結構です。
出るだけ出れば、それからだんだん消えて行きます。この点は別に心配ない。
ただ、結核ですね。肺浸潤というのは、これは良くなってから・・・再浄化ですね。
たいてい、再浄化が起る。
再浄化というのは、薬毒の浄化なんだから、そこで急らずに気長にするつもりで浄霊もあんまりたびたびやらないで、痛いとか苦しいとかという時・・・時々やるようにする。
後はしないで、要するに浄化が強すぎるわけですからね。
それで、熱が出て食欲が減って衰弱してくるというわけです。
浄化を長くのばすのです。借金なら月賦で返すというのです。
そうすれば大丈夫です。肺病の時はそうですが、他の病気はそうではない。
他の病気は、するほど良いんですから。
結核の再浄化をそういうふうにするんです。
どっちも・・・鱗状も結核の方も気長に何年経っても良いというつもりでやる。そうすると治るには治ります。」
明主様御垂示 「薬毒を大量に保有する肺結核患者に対して浄霊回数を制限すべきとした事例」 (昭和27年3月6日)
信者の質問
「HM(本年一月入信・四十三歳・男性)御神体はまだ御奉斎させて戴いておりません。
三年ほど前に肺結核で七カ月入院いたし、約八十本のマイシンと注射と薬を続け、退院後一年ほど薬を続けておりました。
昨年十月ごろより咳が多くなり、時々胸を締めつけるようになり、疲れると咽喉が詰まりあげますが、別になにも出ません。
体も重く感じます。
昨年十二月末より御浄霊をいただくようになりました。
御浄霊の箇所につき御垂示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは薬毒ですね。今食欲はどうなんですか。」
信者の発言
「軽く二杯くらいでございます」
明主様御垂示
「衰弱は増すわけじゃないですか。増さないですか。」
信者の発言
「増してはおりません」
明主様御垂示
「衰弱さえ増さなければ必ず治りますよ。
ただ、これだけの薬の出るために、いずれ大浄化が起りますがね、まだこの人は薬が効いているんですよ。
薬がまだふつうなんですが、いよいよ・・・薬は抑えつけですからね・・・抑えつけが切れると、大浄化が起る。
そうすると熱、咳、痰ですからね。
今咳、痰が随分あると、そうすると衰弱の憂いがあるんでね。
けれども割合に、この人は芯は丈夫なんです。
だから気長にやったら治るわけですがね。
気長にね。毎日やっているんですか。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「毎日ほどでなくても良いですね。一週間に二度でも三度でも良いですよ。
それで、なるべく大浄化の起るのを延ばした方が良い。
そうすると、いくらか軽くなるからね。
それまでに減っていくからね。
一週間に二度か三度にしなさい。」
信者の質問
「御浄霊の箇所は、どこを・・・」
明主様御垂示
「引っ詰められるというのは、胸ですね。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「そうすると肋間の間に毒があるんだから、胸から背中・・・そういう所を押してみて、痛い所があったら、そこに固まりがあるんだから、それが胸を締めつける因だからね。
痛い所がなければ、熱のある所があります。
たいてい、そういうのは肋間だな。
熱がある所があるから、そこを浄霊すれば良い。
そうすれば、それは割合にわけなく治るんです。
あとは頸のまわりだな。
そこに固まりと、熱のある所があります。
それを浄霊する。それで治っていくわけですがね。」
明主様御垂示 「肺浸潤の再浄化に対して浄霊の回数を制限すべきとした事例」 (昭和27年8月25日発行)
信者の質問
「昭和二十四年一月に保健所にて診察の結果、右肺浸潤と言われ、
以後、家庭療養すること一カ年、その間の医療はマイシン二十一本、その他、漢方薬(鯉の生血、マムシ粉末、スッポン錠)、ビタミンB、胃薬を服用いたしましたが
いっこう快方に向かわず悪化し、痰は出るようになり血痰も出てました。
そのうち一カ年経ち、翌年四月四日にお道のことを知り入信し、
御浄霊いただきましてより日に日に快方に向かい、食欲も旺盛になり、体重も健康なときと同じになり、
七月より布教にも赴き、農家の手伝いもし、役場の事務の手伝いもいたしておりました。
本年一月に入り御浄化をいただき、症状は朝八時ごろより寒気がし、胸または首、後頭部がしまるような気がし、
床につきますと一時間後にはいままでの症状はなくなり、三十八、九度の熱が出、その熱は下がらず寝汗が多く出ます。
黄色の痰と黄色の小便が多量に出ます。
食事は少なく、一日二杯くらいしかいただけません。
いつも後頭部または延髄部が痛み、腹に熱がありましたが、
去る六月十六日美術館の開館式の折、御浄霊をいただきましてより御守護により軽くしていただき喜んでおりましたが、以前の寒気と高熱は現在もなお続いております。
衰弱も増してまいりました。
現在の症状は右肺に空洞があるように思われます。
御浄霊をいただきますと少し解熱し、気分もよくなりますがすぐまた熱が出ます。
支部にて十二日間お世話になり御浄霊をいただきましたが大差なく、現在二日に一回くらい教師の方に御浄霊をいただいております。
熱が下がらないゆえ衰弱が増してまいり、御浄霊を休みますと少し解熱し、気持ちがよいように思われます。
御屏風観音様は二十六年、光明如来様は本年三月十八日に奉斎させていただき、光明如来様と同時に光明様の御守り様もいただいて、四月中ごろまでは少しずつ御救いのお手伝いをさせていただいておりました。
なお叔父は腸結核で亡くなり兄は戦死いたしております。
以上のような状態でございますが、御浄霊はどこを主にさせていただけばよろしゅうございましょうか。
また、御浄霊は一週間に何回ぐらいいただいたらよろしゅうございましょうか。
また霊的関係があるものでございましょうか。
以上の点について御教えのほどお願い申し上げます。
なお、両親(未入信)が心配のあまり、ある祈祷所にお祀りいたして伺ったところ、
二十二年に家の東に牛小屋を新築した所に、地乾神様がおられた由にてその祟りだと言われたとのことでございます。
謹んで右お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは霊的関係はない、これは発病の際ほうっておけば簡単に治ったものを、それを知らないからたくさんの薬毒を入れたため薬毒病となったのである。
それが原因の再浄化で浄化作用に肉体のほうが負けるので衰弱が加わるのである。
この方法としては浄霊は一週間に一回くらいなるたけ安静にする。
まず寝たり起きたりくらいで気長に無熱になるのを待つのである。
そうなってから少しずつ発熱しない限りの運動をボツボツするようにすればいい。」
明主様御垂示 「肺病と他の病気に対する浄霊法の違い」 (昭和26年8月8日)
信者の質問
「結核患者が一般的に浄化が激しくなってきたようですが」
明主様御垂示
「一度良くなったとき、しばらくうっちゃらかしておくんです。
そして浄化の起った都度にやるほうが間違いなくて良い。
早く治そうとするから咳と痰が一遍に出て来ますから、あんまり浄化を強く起こさせてはいけない。
気長に少しずつやっていくと良いんです。
浄霊もきめないで、たまにするというくらいで良いんです。」
信者の質問
「結核で、初めての患者でございますが、浄霊しない前から衰弱しているのはどういう風に・・・」
明主様御垂示
「初めての患者はウンとしたほうが良い。
いま私が言ったのは、いったん浄化が良くなって、再浄化という場合です。
それから肺病と他の病気は違うから、そこのところを間違わないように。」
明主様御垂示 「結核と他の病気に対する浄霊法の違い」
信者の質問
「肺結核患者を御浄め(註 浄霊の当時の名称)しても治らぬ人が多いのは私の「御力」が未だ弱いからであり、
よく治らぬ間は私の信仰が薄いと判断してよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これはそうではない。結核は一番薬毒が多いのである。
医学は固める、吾々は溶かす、そこに大変な違いがある。
肋膜の間へ空気を入れ、呼吸を止める。すると中にある毒が固まる。
それで熱も痰もなくなる。故に治ったんではないから暫くするとまた再発する。
これは相当弱っている。溶かすと衰弱する。
一番いい事は徐々にやった方がよい。
病気がよくなりつつ身体が衰弱する。それが難しい。
故に極く衰弱したのは引受けない方がよい。
あまり衰弱しなければ、まず信仰に入れゆっくりやる。二、三年経つとすっかり治る。
これは肺結核に限るので、他の病はドシドシ浄めた方がよい。」
明主様御垂示 「再浄化の際の浄霊回数は保有薬毒の量を考慮せよ」 (昭和24年5月4日)
信者の質問
「三十五歳の男、三、四年前より肋膜を患い、大分快くなりました。
昨年十二月より腹膜になり医者に見放されました。
御浄霊のおかげで快くなり、食事も進み、起きられるようになり、大喜びで家内中熱心に信仰しております。
最近微熱が出て食欲減退し衰弱して来ました。
それの浄霊法及び原因をお聞かせ下さい。
因みに本人の母親の兄弟は皆若死しております。」
明主様御垂示
「特に肺に関係した人によくある。
浮いてる毒が一たん除れる。
すると丈夫になって、今度は内部の長く固まったのが除れる。
これを再浄化といっている。なかなか難しい。
再浄化が極く緩慢に来るよう浄化を微弱にする方法と一遍に短期間に治す方法とある。
それはその人の固まった毒の多少によって決める。
多量に薬を服んだのは再浄化の時駄目になる。
状態によって臨機応変にする。
病人は縋ってくるし、非常に困る事がよくある。」
明主様御垂示 「結核に対する浄霊の回数も臨機応変」 (昭和26年10月5日)
信者の質問
「御垂示録の中に結核のことがございますが、ちょっと重いのは一日か二日おきに浄霊するのが良いとありますが、
浄霊を毎日いただきますと、非常に痰が薄くなって、出良くなりますが、
二日くらい休みますと、痰がねばねばになり出難くなりますが、いかがいたしましたらよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「そういうのは毎日やったら良い。臨機応変です。
ただ、痰なら痰が、どんどん出ると良いようだが、そうでなくて、衰弱するんで、それが恐ろしいです。
だから、衰弱させないのが一番です。
そういうのは、場合によっては一週間に一回やる。
要するに、あんまりほごさないほうが良い。
少しずつ、少しずつ溶かしていく。
今日では溶け方が早い人ができてくるんです。臨機応変ですね。」
明主様御垂示 「結核の浄霊回数も臨機応変」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「幹部の者で、結核で倒れることがありますが、浄化の末期になると、熱がひどくなり、浄霊しないと熱が取れませんが、週に二回くらいが良いと言うので・・・」
明主様御垂示
「それは決められないんです。その人の状態によってです。
非常に苦痛の場合は、毎日でもしなければならないし、
それほど苦痛がないのは、一週に一回でも二回でも良い。
身体に合わしてするんです。
むやみにするのもいけないし・・・病状に合わせるんですね。」
信者の質問
「御神業のためだからと、最後まで布教するのですが、末期の頃になりますと、そのために反って悪くなるというようなことが・・・」
明主様御垂示
「それはいけない。
そういうところを人に見せるというのはいけない。
ピシピシした健康を見せてやらなければ駄目です。
身体が悪いのを見せるのは、わざわざ悪い宣伝するようなものです。
邪神的なやり方で、たいへんな間違った信仰ですね。」
明主様御講話 「御教え変更 結核患者も幾度浄霊を受けてよい」 (昭和28年6月16日)
「結核について話しますが、いつか浄霊は一週間に一回くらいということを言ったことがありますが、
だんだん浄化が強くなるから、その方針を変えなければなりません。
というのは、これからは浄霊はいくどやってもよいのです。
その代わりこういうやり方をしなければならないのです。
一番主にする所は肩です。
というのは、浄霊すればそれだけ病は治りますが、一番厄介なのは衰弱することです。
熱が出る、咳が出る。そのために睡眠不足するというわけで、食欲が減るのです。
そのために物を食べないから弱るというわけで、病気で死ぬのでなく、衰弱で死ぬのです。
それがほとんどです。そこで食欲を減らさない方法は、肩を柔らかくするに限るのです。
これは大体人間の健康を調べる健康診断の一番確実なのは肩をみることです。
肩が柔らかければ必ず健康です。
ところが結核の人に限って肩が固いのです。
中には膿が固まって骨みたいにコチコチしているのがあります。
この肩の固いのが食欲に一番影響するのです。
その意味でこういうことも知っておくことです。
それは肩の柔らかい人は随分酷い病気でも、結局治るのです。
それから肩の固い人はそれほどの病気でなくても、悪化してコロッと死ぬのです。
これは私はたくさん経験がありますが、また神様の方の医学から言っても、そういうようになっているのです。
ですから肩をもっとも主にすることです。
殊に結核はそうです。
胃病でも胃もやるし肩もやると非常によくなります。
ですから肩を柔らかくするということが一番効果があります。
だから結核は肩を充分やるにおいては、いくど浄霊してもかまいません。
そういうことにするのです。
というのは、だんだん霊界の浄化が強くなるにつれて、もう固まらなくなるのです。
それで、あんまりやってはいけない、一週間に一回ということは、溶かすと浄化が強くなるから、溶かさないようにというわけでしたが、
もうそんなことは言っていられないので、結局溶かす手段をとるのです。
それで溶かすとやはり熱が出、咳が出、衰弱をしますが、それで物を食べればよいのです。
それには肩を柔らかくすればよいのです。
だからこれからは、結核患者は肩が固いですから、
ある程度まで柔らかくなると食欲が出ますから、ずっと応えが出てきますから続くわけで、そこで治るということになります。
これからはむしろそういうやり方でやると、今までよりずっと治ります。
結局結核でも必ず治るが、せっかく治っても再浄化で駄目になる、というようなことのないようにしなければなりません。
この間は信仰的に結核の再浄化のことを言いましたが、今日は体的に話したわけですが、そういうようにやることです。
と言っても、やはりあんまり運動はさせない方がよいです。
浄霊はいくらやってもよいが、寝たり起きたりくらいの程度にしておくのです。
あんまり荒ッポイことはさせないことです。
そうすると浄化がまた強くなりますから、そこの調節をうまくするという方法です。
それで非常に効果があることになります。
それで結核が治ったという人、いろんな病気にしても、肩が非常に固いですから、それを自分で浄霊すると再浄化でも軽くすみます。」
明主様御講話 「御教え変更 結核患者も毎日浄霊を受けるべき」 (昭和28年6月17日)
「それから今までは結核は一週間に一回くらい浄霊をするということを言いましたが、これは取り消しにして、
これからは、浄化がだんだん強くなりますから、あのことは浄化が強過ぎるから、浄化を緩(ゆる)めるために言った話なのです。
これからは浄化を緩めるということは、だんだんできなくなりますから、
今度は逆に、できるだけ浄化を促進させて積極的にきれいにするという方がよいです。
それでさっき言ったように肩を主にしてやるとともに、毎日浄霊してもよいのです。
それから入信している者は、自分でも肩の浄霊をやるとよいです。
できるだけそういうようにさせるようにした方がよいです。
それで肩というのは非常に固いものですから、こっちで浄霊してやるよりか、本人が暇があれば始終やっている方が効果があります。
そういうようにしてやった方がよいです。」