浄霊の方法について 1


明主様御垂示 「腕の曲げ方」 (昭和26年10月8日)

信者の質問
「浄霊の場合に腕を伸ばしたほうがよろしいでしょうか」


明主様御垂示
「伸ばしたら力が入りますよ。少し曲げなければね。

手もあまり突っ張っては駄目ですよ。

軽くするんです。」




明主様御垂示 「浄霊の際には肘を曲げるのが本当」 (昭和24年7月25日)

信者の質問
「御浄霊について御伺い致します。

一、御浄霊の際、肘を伸ばして霊射するのと肘を曲げてするのと霊力に相違がありますか。

二、数人を一度に御浄霊する際、人体を通過した霊放射能は、人体を多く通過するに従い弱くなるものでしょうか。」


明主様御垂示
「一、どっちでもよい。(肘を曲げるのが本当)

二、遠くへ行く程弱くなる。あまり近過ぎても弱い。一、二尺ないし三、四尺が適当である。」




明主様御垂示 「浄霊の距離」 (昭和24年6月25日発行)

信者の質問
「浄霊のとき手をどのくらい離したのが一番霊気が強いでしょうか。」


明主様御垂示
「かなり遠くとも霊気は強い。

二、三間は離れてもよいが、あまり遠いと中心を外れるおそれがあるから、

二、三尺くらいが一番いい所で中心がよく合うのである。」




明主様御垂示 「浄霊の距離」 (昭和26年10月8日)

信者の質問
「浄霊は手を振らないで、と御教いただいておりますが、距離はどの程度が一番よろしいのでございましょうか」


明主様御垂示
「普通一、二尺ですね。場合によっては五尺でも良い。

また場合によっては力を入れない場合のは、ちょっとでも良いですよ。自由自在です。」




明主様御垂示 「浄霊の距離」 (昭和24年5月23日)

信者の質問
「御浄霊の場合手を離す距離は、霊力の強弱により差があることと存じますがいかがでしょうか。」


明主様御垂示
「そんなことはありませんよ。

距離はたいてい一尺くらいが適当ですね。

場合によっては二、三尺でもいいですが、ただ、近いほうが悪い所に届きいいんです。

あまり離れるとどうしても届きにくいんですね。

しかしこれは別に制限ありませんよ。

ふつうは一、二尺ですね。」

(註 1尺は約30.3cm)




明主様御垂示 「浄霊は患部から手を離したほうが効果がある」 (昭和23年12月8日)

信者の質問
「手を離す距離はそれほど気にしなくてもよろしいでしょうか?」


明主様御垂示
「それは気にかけなくてよい。・・・

仰向きに寝たままで動けない人の背中をする場合は、その患部に手をつっこんでじかにあててやればよい。

しかしじかにつけてやるのは宗教的でないし、また効果も離してしたほうがいいです。」




明主様御講話 「浄霊時は掌の指を開かない事」 (昭和27年12月25日)

「それから話は違うが、浄霊の時には指をつけた方が効果があります。

というのは、こうすると(指をつける)霊がまとまっていきます。

開けると間が隙きますから、くっつけた方がいいのです。

それから場所によっては、指だけで(掌でなく)浄霊する時に効果がありますから、指を開けないでくっつけるようにすると、ずっと効果があります。」




明主様御講話 「浄霊時は掌の指を開かない事」 (昭和27年12月26日)

「浄霊について、指を開くと間があきますから、指をピッタリとつけてやった方が効果が強いのです。

それで指をつけると力がはいりやすいから、そこに気をつけて指をつけて力がはいらないようにしてやると、非常に効果が強いのです。それを注意しておきます。」




明主様御講話 「小さな固結の浄霊」 (昭和28年7月5日)

「そうしてごく小さい固まりがあることがありますが、

それを浄霊するには、指から霊を出すのです。

これはいつも言うとおり触ってはいけません。

二本の指でこうやって、中指から霊を出すようにするとよいです。

この指から出る霊は強いですから、小さい固まりはよく溶けます。」




明主様御垂示 「小さい毒の塊は指で浄霊」 (昭和24年11月26日)

信者の質問
「六十四歳の女です。左の足の小指と薬指二本が時々痛んで攣るのですが、治るでしょうか。」


明主様御垂示
「大抵注射の毒である。

腰から下へ溜るものである。

小さい毒の塊は指で浄霊する。きっと治る。」




明主様御垂示 「指で浄霊すべき場合」 (昭和24年11月19日)

信者の質問
「十七歳の女子、本年一月ひょう疽を、左の人差指を浄霊によって全治致しましたが、その後指が伸びません。

最近浄霊致しますと自然と円を描き、次第に腕を大きく振ります。

また、左腎臓を浄霊致しますと左足をはげしく躍動致します。

右の浄霊法を御垂示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「指の伸びないのは毒が固まって痙っている。

そこへ霊が憑った。そこで円を描く。

塊を溶かせばいい。指で浄霊する。」




明主様御垂示 「指圧の浄霊は不可」 (昭和24年10月5日)

信者の質問
「本教団の内で、以前の浄化療法式で人を導いている会があります。

浄化がひどい時は治療でなければ助からぬと云い、指圧の許可もとってやるからと云ってすすめております。

許可をとれましたら治療をしてもよろしいのでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「逆である。浄化のひどい程浄霊する。」




明主様御垂示 「両手より片手で浄霊したほうが光が強い」 (昭和24年1月7日)

信者の質問
「手足が不自由な者は、健康者より光が薄いのでしょうか。

光を厚くするのはどうすればよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「両方の手で浄霊するより一つの手でした方が光が強くなる。」




明主様御垂示 「浄霊の受け手の合掌の要否」 (昭和23年7月28日)

信者の質問
「御浄めをいただく者が合掌いたしますことは・・・」


明主様御垂示
「結構です。敬虔な態度を表わすからいいです。

しかし最初だけ合掌すればよい。あまり永くやってるとくたびれるから。」




明主様御垂示 「被浄霊者もお光をしたほうがよい」

信者の質問
「浄霊を受ける場合、御守様を持っていてもよろしゅう御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「差支えない。御守様を持っていた方がよい。」




明主様御垂示 「時と場合によっては寝かせて浄霊してもよい」 (昭和23年12月8日)

信者の質問
「患者を寝かせて御浄霊してもよろしいでしょうか?」


明主様御垂示
「ええ、かまいません。病気によっては寝かしてやったらよい。

寝かしてする場合でも手は五寸から一尺くらい離したらよろしい。」




明主様御垂示 「仰向けの患者に対する背中の浄霊」 (昭和26年11月8日)

信者の質問
「御浄霊箇所は、特に天帝、肩部、頸部、鼠蹊部横より腎臓部で、仰向けに寝たままであるため、背部よりの御浄霊はできません。御浄霊の不備な点を御教示願います。」


明主様御垂示
「背部の浄霊はできますがね。

手を入れて、離さなくても、ぴったりくっついたままで、力を入れないようにすればけっこうできるんですがね。

そうしなければ駄目です。 (中略)

(背部の浄霊は) 手を突っ込んで、そうして力を入れないで、霊を入れるんですから、なんでもないですよ。」




明主様御垂示 「浄霊の際に患者が故意に寝てはいけない」

「お浄めは故意に寝てはいけない。

起きられるのに寝ているのはいけない。

敬虔な態度が一番いい。

寝てる時でも起きてる時でも同じ事である。」




明主様御垂示 「睡眠時の浄霊も効果は同じ」 (昭和23年11月8日)

信者の質問
「眠って夢を見ているのは霊が脱けているためだと伺いましたが、眠っている人に対する御浄霊はある程度効果も少ないのでしょうか。右、御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「浄霊の効果は同じである。

霊体と霊があり、浄霊は霊体を浄める。

抜けてるのは副守護神で、霊体はそのままある訳である。」




明主様御垂示 「椅子を使う事について」 (昭和27年11月1日)

信者の質問
「重い患者は疲れますので横にしますが、今の若い人達は坐るということが不自由でございますので、椅子を使うということはよろしいでしょうか」


明主様御垂示
「構いません。それでなければ外国人はできません。」




明主様御垂示 「複数人による浄霊取次も臨機応変」 (昭和26年10月1日)

信者の質問
「浄霊のことにつきましてお伺い申し上げます。前には、御開示いただきまして一人対一人というのが原則でございましたが・・・」

明主様御垂示
「あのときはね。」


信者の質問
「浄化が非常に激しいのをいただきました時分に、何人もでやっておりますのは・・・」

明主様御垂示
「時が進むので・・・年中一つではない。時が進むに従って違います。

そのときに合ったやり方でやると良い。

そんなに窮屈にきめなくてもよいです。臨機応変で良い。」




明主様御垂示 「大勢で浄霊することの是非」 (昭和23年7月28日)

信者の質問
「一人の患者を一度に大勢で御浄めする人がありますがこれはいかがでしょうか。」


明主様御垂示
「一度に大勢ですることは差し支えない。

が、患者がそうとう重病の場合は効果がない。

ただ体を浄めるだけの「御浄め」の場合はよろしい。

精神病なんかは大勢ではいけない。

原則は一人が一人をすることだが、場合によっては臨機応変にやってよろしい。」

(註 「お浄め」とは当時の浄霊の名称)




明主様御垂示 「大勢で浄霊することの是非」 (昭和24年5月23日)

信者の質問
「重病で急を要する場合、一人の人を大勢で御浄霊してもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「いいですよ。それだけの効果はありますよ、ほうぼうから火素が行くんですからね。」




「信者諸君へ御注意」 (昭和25年3月25日発行)

「このたび、明主様より左記のごとき御注意有之(これあり)、充分戒心されたき事

一、浄霊の場合、決して喫煙してはならない

一、原則としては一人対一人で、万止むを得ざる場合に限り数人を行うべきである 以上」




明主様御垂示 「大教師に対する集団浄霊の許可」 (昭和27年10月1日)

信者の質問
「月並祭等で多数集まりました場合に、会長方は集団御浄霊の許しをいただけますでしょうか」


明主様御垂示
「そうですね、大教師なら良いです。

大教師に限って・・・。これからはもう良いです。」




明主様御垂示 「自分より上位の資格者に対する浄霊」 (昭和23年7月8日)

信者の質問
「弟子が先生を、またふつうの御守りの人が「大光明」の御守りの人を御浄めしてもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「差し支えありません。

されるほうが霊的に変わってしまう。

御浄めするほうが御守護が上になるのです。

それからいかなる場合でも御守りを外してはいけませんよ。」




明主様御垂示 「自分より上位の資格者に対する浄霊」 (昭和24年4月20日発行)

信者の質問
「弟子が先生を、またはふつうの御守りの人が大光明の御守りの人を浄霊しても差し支えないものでしょうか。」


明主様御垂示
「差し支えない、その人を浄霊する場合はおのずから位置が変わる。

されるほうは先生でも浄霊する場合は神様がそのように守るのであるから差し支えない。」




明主様御垂示 「弟子より浄霊を受ける際の態度」 (昭和24年9月9日)

信者の質問
「弟子、会員等に浄霊を受ける場合、観音様の代行者として礼儀正しく受けるべきでしょうか。

また浄霊の方法、急所等を教えると云う立場から受けたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「自分が受ける場合、向う人は観音様のお取次と思うべきだ。

礼儀正しく尊敬を以て受けるべきである。

妻でも子供にやってもらう時も同じである。

しかしあまり窮屈に考えなくともよい。」