浄霊の科学的原理 6 (浄霊と原爆)


明主様御教え 「原爆恐るるに足らず」 (昭和27年4月23日発行)

「現在の世界で最も怖るべきものとされているものは、何といっても彼の原子爆弾であろう事は今更言うまでもないが、それというのはその驚くべき破壊力に対して、防止する方法が全然ないからである。

しかし止まるところを知らない科学の進歩は、いずれは防止手段の発明も考えられるがそれはいつの頃か見当がつかないとしたら、それまでの人類の不安は大変なもので、これ以上の悩みはあるまい。

ところが私は原爆を免れ得る力を、神から与えられているのであるが、これを聞いただけでは到底信ずる事はできまいから、事実をもって解説してみるのである。

元来、原子爆弾の原理というのは何万度か分からないほどの灼熱である。

この灼熱によってあらゆる物質が、一瞬にして焼尽されるのであるから、これを防ぐとしたらその熱以上の力でなくてはならないのはもちろんである。

だがそれほどの力なるものが現在地球上にありやという事であるが、実は立派に存在しているのである。

今それを説明するに当って、まず知っておかねばならない事は、私がいつも唱えるところの霊体の真理である。

言うまでもなく万有一切は霊と体との二原素から形成されているのが実相であるが、それについて特に知っておくべき重要事は、霊と物質との力の強弱である。

それは体すなわち物質の力よりも霊の力の方が、何倍あるいは何百倍勝っているか判らない事実である。

しかるにこれがなにゆえ今日まで分からなかったかというと、近代文明の基本が唯物科学から出発している以上、不可視の霊の存在は到底信じ得られなかったからである。


これを最も卑近な例で説明してみるが、まず人間である。

すなわち科学は人間の肉体だけを対象とし、見えざる心すなわち意志、想念を無視している事である。

ところが実際は肉体を自由自在に駆使している力は意志、想念である。

言わば無形の力が有形の力を左右している訳であって、この無形の力こそ絶対支配者である以上、この理を原爆に当はめればよくわかるのである。

すなわち原爆といえども根本は物質であり、ただ極致的偉力なのである。

従ってこれを防ぐとしたら、それ以上の力すなわち霊的原爆ともいうべき力の発揮によればいい訳である。

といっても霊的原爆などというそんな素晴しいものは、今日あるはずはないと思うであろうが、それが確実にあるのだから大問題である。

すなわちその力というのは原爆を受け付けないほどの超科学力であって、この力こそ神霊から発揮される絶対力である。

ところがこの力は何によって発現されるかというと、これこそ私の身体を通じて発揮される神力である。

それは今日まで小規模ながら実験によって確実にされている。

彼の広島、長崎における原爆を被った際、私が作ったお守を掛けている人達は、ことごとく助かった事実である。

今その中の数種を本人手記による報告を掲載(紙面の都合で分割)したので、読めばいかなる疑い深い人でも、信じない訳にはゆかないであろう。


本教は常に言うごとく、病貧争絶無の世界を造るにあるので、病貧の方は眼に耳に絶えずその解決法を教え、実行もしているから信じられるであろうが、争の方は今まで充分解いていなかった。

もちろん争の大なるものが戦争であるから、結局戦争が解決出来なければ、真の平和は実現しない訳で、これこそ原爆を無力ならしむる方法である。

従ってこの力が地上に顕現(けんげん)されたとしたら、他のいかなる武器といえども知れたものであるから、この世から戦争を絶滅する事は、あえて不可能でない事を私は断乎として言い得るのである。」




明主様御講話 「浄霊は霊子爆弾」 (昭和27年2月5日)

「それからもう一つは、原子爆弾ですね。原子爆弾を逃れることができるんです。ただ、時期の問題です。

けれども、もうそろそろそこに来つつあるんです。

というのは、原子爆弾というものは、大体・・・原理というものは、光なんですからね。やはり火素なんです。

で、原子爆弾の光と、われわれの方は・・・私の方は霊子爆弾ですね。

霊子爆弾の、これも光。どっちが強いか弱いかと言うと、無論霊子爆弾の方がずっと強いんですよ。

だから、こっちの方の火素と・・・向こうも火素ですけれども・・・こっちは霊の火素で、向こうは体の火素です。

だから、どうしてもこっちの方が勝つに決まっている。こっちの火素がだんだん強くなりつつありますからね。

もう原子爆弾には負けないだけに強くなっているはずなんです。

で、長崎、広島の原子爆弾の時も、信者の人で助かった人がたくさんいるんです。

随分、驚くべき奇蹟が、だいぶあるんですね。

今、その当時の記録を集めてますけれども、それが集まって、確実ということになれば、それをアメリカの方に・・・翻訳して・・・主なる所に送ろうと思ってます。

そうすると、原子爆弾を逃がれるということになれば、これはたいへんです。

やっぱり、戦争をなくすということが可能になるんですね。

ですから、病貧争絶無の世界・・・病気は無論なくすることができますし、それから貧乏はなんといっても、農産物が根本ですよ。

まあ、人間食う物だけが足りれば、あとは贅沢なんですからね。

生きているだけは、もう間違いないんですからね。

だから、米の増産です。


今度は争いですね。

争いといったところで、人間同士の喧嘩や・・・そういうことは知れたものですからね。

その人が信仰にでも入れば、無論なくなりますからね。

ただ、一番厄介なのは、戦争ですよ。戦争のうちでも、もっとも厄介なのは原子爆弾ですね。

そこで、原子爆弾ですね。そこで原子爆弾を免れる・・・そういうものができれば・・・つまりそれ以上の発明ですね・・・それは、もう解決はつくんです。

だからまず、こっちの霊子爆弾ですね・・・それによって原子爆弾を免れるということが、まず病貧争絶無の世界を造るという最後の急所だろうと思うんです。

これもだんだん神様の方でも、火素の力が強くなりますからね。

ですからこれも時の問題です。

無論そういうことが、向こうの方で認識すれば、試験ということになります。

実験ということになり、豚とかそういった獣に御守りをぶら下げておく。

そうして実験してみれば分かるんですからね。

あるいは人間となれば、死刑囚かなにかですね。

それを実験してみれば解るんですから、だから難しいことはないんで、そうなったら、なかなかおもしろくなると思います。

それから、今年の仕事としては、大体今の農業と医学ですね。

全般的医学の方は、まだ「文明の創造」ができないから、最初は結核問題だけを今年やるつもりになってます。」




明主様御講話 「浄霊の火素は原子爆弾よりもずっと粒子が細かい」 (昭和28年11月27日)

「今 殺人原爆と活人原爆というのを書いていますが、これを分かりやすく言うと、これ(浄霊)が活人原爆です。

それから今の原子爆弾は殺す原爆です。

それで宇宙というものは、反対な二つの力があって生成化育されているのです。

だから破壊の力と創造の力です。

ですから地球は引力と言いますが、斥力もあるのです。

吸う力と、はね返す力です。

前に、月の世界に行くとかということで、斥力を利用するという学者の説があったが、これは引力と反対な力ですから結構ですが、とにかく今言ったように殺す原子爆弾と活かす原子爆弾があるわけです。

それがちょうど時を同じくして生まれたということがおもしろいと思います。

ですからこれはやはり原子爆弾と同じことです。

ただここから出る火素は、壊す原子爆弾よりもずっと粒子が細かい、上等なわけです。

そこで、毒素を固める方法というのが、固まりきった時が破壊になりますから、それと原子爆弾とは同じです。


ですからラジウムとかレントゲンというのは、やはり固める作用をする物です。

それのもういっそう激しいものが、固まりを壊す作用になり、それが原子爆弾の原理です。

ところが私の方のは溶かす力なのです。

ですから溶かして出す力です。

これはちょうど今のと反対の力です。

けれども結局において力のすばらしいのは原子爆弾と同じです。

ただ働きがアベコベになっているだけです。

ですからこれ(浄霊)を原子爆弾と思って説明すると一番分かりよいのです。

つまり人を殺す原子爆弾と活人原子爆弾がちょうど同じ時に現われたということが非常におもしろいのです。

というのは、いつも言うとおり、最後の審判は破壊と創造が同時に起こるのです。

だからこれがつまりそれの根本的のものです。

そういう具合に考えて説明すると、非常によく分かると思って話をしたのです。」




明主様御講話 「浄霊と原爆は似ている」 (昭和29年1月1日)

「それからもう一つおもしろい話があります。

原子爆弾と浄霊とは同じことなのです。霊と体だけの違いで、非常に似ているところがあるのです。

それはどういうわけかというと、原子爆弾というのは熱です。

今朝の新聞の見出しだけで見ましたが、太陽熱の移動だというのですが、熱度が非常に高いからです。

ところで、あの原子爆弾から発する熱というのは、二万度か三万度か、何万度ということになってます。

あるいは、水素爆弾などの度数はもっと高いでしょう。

そうすると、その火力の前にはなにものも焼けてしまうので、地上は無になってしまうのです。

それで浄霊のこれ(掌)から出る光線と同じというか、むしろ本当の意味から言うと、浄霊の方がもっと火力が強いのです。

ただ、原子爆弾は体の火力で、この方は霊の火力です。

霊だからして、人間の五感に触れるような熱ではないのです。

まるで無に等しい熱ですが、しかし力においては原子爆弾以上です。

それでここからの霊の熱というものはどういう働きをするかというと、病気の因は、私が説いてあるとおり霊の曇りです。

霊の曇りというと不純水素ですが、不純水素というのは、不純水素中に毒粒子という非常に細かい粒子があり、それを浄霊の火素が焼くのです。

ですからそれが体に写って肉体の方の毒素が溶けて出るというわけで、これは一つの科学的説明で、つまり理論科学です。

ですから、人間の霊の曇りのうちのその毒分は焼いてしまうだけの霊の火力が出るのだから、ちょうど霊の原子爆弾と言ってもよいわけです。

そこで、体的原子爆弾ができると同時に霊的原子爆弾ができたということになりますから、非常におもしろいです。

それで体的の原子爆弾によって・・・ちょうどアイゼンハウアーが世界的に宣言しましたが・・・戦争はもうできない。

だから原子爆弾をこしらえても、お互いに止そうではないか。

平和の方に使うようにしようではないかということを唱え出してます。

要するに物質的に戦争をなくす一つの力ができたのです。

それで浄霊のほうは、これによって霊を浄めるために、人間の方が戦争をしようという気持ちにならないわけです。

ただ、戦争の気持ちのなくなるということは、戦争をしようという、争いを好む霊の力が弱いわけです。

ということは、それが人間に憑って、人間にそういった間違ったことをさせようというその働きが弱ってしまって、

そこで人間の方は戦争意欲がなくなって、それからまた体的には戦争ができないようになり、これをやれば人類が破滅になるということを分からせるという、

霊と体の両方を、神様が同じときに出現させたということは、そこに非常に関連した意味があります。


これが、世界がいよいよ地上天国=ミロクの世になる・・・できあがるという間際に来たわけです。

ですからして、原子爆弾を作ったのはアメリカですが、アメリカは体的による地上天国の根本を作り、

それから私の方は霊的地上天国を造るという、その霊的力が日本に生まれたのですから、日本と米国の両国は霊と体で、その力が同時にできて、いよいよ地上天国ができることになるわけです。

前から私が言う「アメリカは緯の線であり日本は経だ。

それで経緯を十文字に結んで、それからが本当の文明が生まれる」ということが、つまり具体的に現われるわけです。

ただ、それを一日も早く人類に分からせる・・・少なくとも日、米の人間が根本ですから、これに一日も早く分かるようにするというために、その最初として、さっきから話したとおり、地上天国ができるということによって、一番先にみんなの目をそこに向けさせるのです。

とにかく日本を先に向けさせ、次はアメリカ人と・・・それによっていろいろなメシヤ教の真髄が分かるという段取りになってきて、要するに地上天国出現に、一段、段を上ったということになるわけです。」




明主様御講話 「原爆は殺人光線、浄霊は活人光線」 (昭和29年1月2日)

「もう一つ変わった話をしますが、原子爆弾というものはつまり火力です。

太陽熱です。太陽熱をとったものだ、吸収したものだということを学者は言ってますが、実際そうです。

太陽熱を一遍に集めるのです。だから火力というものは、ちょっと計れないです。

二万度とか三万度とか言ってますが、そんなものではないので、もっと熱いです。

水素爆弾などというと、ぜんぜん計れないです。

計れないと言っても、ぜんぜん計れないというわけではないので、寒暖計の方が進歩すれば計れます。

ところで、浄霊の火素が原子爆弾と同じことです。

原子爆弾と浄霊が時期も同じにできたわけです。

原子爆弾の原理というものは約十数年前にできたのです。

そういうわけで、時期が同じです。

それで、ただ浄霊の方は霊的の熱です。

そこでそんなに熱くもないし光も見えないのです。


では力はどうだというと、これは原子爆弾よりずっと強いのです。

私は今書いてますが、未信者が浄霊で治ったときに、どういうわけで治ったのかという説明を求められた場合に、はっきりと説明する必要がありますから、そこではっきり書きましたが、これならだいたい分かるわけです。

それで、病原は人間の霊の曇りです。

曇りというのは水素中にある不純粒子で、つまり毒粒子で、これは計算のできない細かいものです。

それが火素の放射によって毒粒子が焼けるのです。

ですから、毒粒子を焼く光線ですから、その強さというのは大変なものです。


これ(浄霊)が物質だとしたら、やはり物質を焼いてしまいますが、これは物質ではないから霊を焼くのです。

それで霊のうちの毒粒子というのは霊の物質なのです。

それでこの光によって霊の物質を焼いてしまって純水素が残るのです。

それが漿液(しょうえき)に混ってしまい、そうして毒粒子だけが焼けてしまうのです。

ですからその焼けるということは、ちょうど原子爆弾と似ているということは、火力が強いことで、その点が似ているわけです。

それがちょうど二十世紀の同じころに現われたということがおもしろいです。

私はそれを、原爆は殺人光線、浄霊は活人光線というふうに名前をつけたのです。」




明主様御講話 「原子爆弾は破壊の力、火素の方は建設の力、創造の力」 (昭和29年1月3日)

「それから、もう一つおもしろいことがあります。これも私が今書いてますが、ここ(掌)から出る力はいったいなにかということは、一番知りたいと思います。

それを知るとともに、人に聞かれて、どういうわけで治るかということをどうしても説明しなければならないし、それには充分肚に入れておかなければならないから、それを話します。

これは、一番分かりやすく言うと、霊的原子爆弾なのです。

というのは、原子爆弾というものは非常に熱度が高いのです。

これは今まで地球上に現われたことがない熱です。

つまりピカドンですが、そのピカドンで地上にある物は全滅してしまうのです。

それはなにかというと、火力ですから、火力で焼けてしまうのです。

原子爆弾の説明には、つまり太陽の小さいものを造るのだということを言ってますが、そういうものなのです。

太陽熱というものは熱の体ですから熱いとか光るというわけです。


ところがこの霊というのは目に見えず五感に触れないものです。

いつも言うとおり、霊の方が力が強いのです。

ですから太陽の火力の霊が私の所に、つまり伝わると言いますか、これも説明しにくいのですが、とにかく太陽と繋がっているわけです。

これもいずれ詳しく書きますが、その説明はなかなかしにくいのです。

これはやっぱり科学なのですが、科学というと見えるものばかりを言うが、そうではないので、これは見えない霊科学です。

それが、霊の火力が患者の病気の所に放射すると治ってしまう。

治ってしまうということは、霊体の曇りを溶かすということになってます。

曇りというのは不純水素ということを私は言いますが、不純水素というものは、水素の中に毒粒子・・・薬毒が固まったものです。

薬毒は、最初の、薬をのんだり注射をしたときは霊全体に拡がっているのですが、だんだん固まって、つまり硬化作用ですが、そうしてここならここが痛いとか、腫れるというのは、そこに固まったわけです。

それで固まったその不純水素というものは、つまり毒粒子がたくさんそこに集まってしまうのです。

ですから肩が張る、ここが固くなるということは、今の毒粒子がだんだん固まってしまうわけです。

それで、浄霊すると、ここから出るほとんど計算ができないくらいの強い火力・・・原子爆弾よりずっと強い・・・それがゆくと、毒粒子が焼けてしまうのです。

要するに粒子ですが、粒子と言っても、非常に細かいもので、顕微鏡などでつかまえることはできないくらい細かいものですが、それが焼けてしまうのです。

毒粒子が焼けた後の灰・・・生物とすれば死骸・・・それがいろんな排泄物、膿とかになって出るわけです。

ですから放射して、痛みなら痛みがなくなりますが、痛みはなくなっても灰はそこにあるのです。

あっても痛くないということは、みんな死んでしまって活動力がなくなるからです。

それが、活動力があると動くので、痛みとかいろいろあるのです。

それで、死骸になると人間の神経を刺激しないから痛くなくなるのです。

しかしまだあるのです。

ですからこれはどうしても排泄しなければならないのです。

そこで人間には、邪魔物はそこにおいておくわけにはゆかないという活動カがチャンと備わっているのです。

よく、お腹の子供が死んだ場合に、医者は切開して出しますが、これは浄霊すると死骸は出てしまいます。

それは、そこにあってはならないものはどうしても出るという作用が起こるのです。


ですから、お蔭話にあるとおり、針をさして、これを浄霊すると、結局出るのです。

この間のお蔭話にも足に針をさして、それが何カ月かたった後に、針の先がだんだん移動して行って、反対側から先の方から出てしまったというのがありましたが、そういうようで、人間の体にあってはならないものはどうしても出ることになっているのです。

それで、今言う曇りの中にある毒粒子も、死ねば必ず出るのです。

それを殺すということは焼き殺すわけです。

それがここから出る火素で、この火素というのはそういうものなのです。

では今までそういうものがどうしてなかったかというと、それは時期の関係で、それについても私は今書いてます。

これはちょうど二回にわたって栄光に出します。


とにかくちょうど原子爆弾を発見したのと、この浄霊が出たのと、だいたい同じです。

二十世紀後半ですから、時期はだいたい同じなのです。

そうすると一方は体のすばらしい強力な熱であり・・・原子爆弾の熱は二万度とか三万度とか言ってますが、水素爆弾になるともっと強いのですから、これは測定はできないというわけです。

ここ(掌)から出る火素はもっと高いので、とうてい原子爆弾どころではないのです。

ただ霊ですから、そういった物質的なものはないわけです。

この火素の火力というものは無限と言ってもよいのです。

この間も無限力ということを言いましたが、とにかく無限力です。

それで病原は、今言ったとおり、霊の曇りが病原とすれば、霊ですから、それを治すとすれば、霊をもって治すのが本当です。

ところが、それを体の物質で治そうとする医学はぜんぜん見当違いなのです。

そこで治らないというわけです。


だいぶ難しい話になりましたから、このくらいにしておきますが、私は原子爆弾は殺人光線、霊の方の火素は活人光線と名をつけたのです。

片方は殺す光線で、こっちは生かす光線で、反対なわけです。

それがちょうど同じころに地球上に現われたということは、非常に意味があるわけです。

いつも言うとおり地上天国というのは創造・・・建設ですが、つまり破壊と創造です。

ですから原子爆弾は破壊の力です。

それで火素の方は建設の力、創造の力です。

だから浄霊によって、滅ぶべきものを生かす、破壊さるべきものを創造するということになりますから、その点から言っても破壊と創造ということがよく分かります。

医学が病気を作り人間を破壊し、こっちは浄霊でそれを治すのですから、これも破壊と創造ということになります。」




明主様御垂示 「原子力は物質と神霊の中間から水素を除くので爆発する」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「夜昼転換の時期に、大先生様が御出現遊ばされたとともに、原子力が発見されたことはなにか意味のあることでございましょうか。」


明主様御垂示
「私は夜昼の転換期に生まれて人類を救うことが使命だが、原子力はそのときに発明が実現したのです。

原子力は特に私がもってきたものでもないが、だんだんと昼の世界になるにつれ、霊界に火素が多くなるから原子破壊ができるのです。

結局、原子力は物質と神霊の中間のものから水素を取り除くので爆発するのです。

その力のさらに奥は神様です。

原子力が発明されたり、私が生まれたりすることが時期なのです。」




明主様御垂示 「お光をしていれば原爆被害を免れる」 (昭和27年3月10日発行)

信者の質問
「原子爆弾の調査の通知をいただいておりますが、広島での体験がございました。

その当日お道を奨めにまいり、友人でございますが、私に会うことを拒否した人は全部駄目で、入信した人は全部助かっております」

明主様御垂示
「それが、原子爆弾を避けるようなところに行って助かったのか、直接のところで助かったのかね。」


信者の質問
「両方ございますが、充分調査いたしまして・・・」

明主様御垂示
「そうです。細かく調べて下さい。

私は、お守を入れておれば、原爆の光線を防ぐということを思われるんですがね。

なぜ、確実に防げると言わないかと言うと、霊界の火素の関係ですが、火素が強くなれば、完全ですが、今はっきりは言えないんです。

結局原爆を免れるということは言えるんですね。」


信者の質問
「御浄霊いただいていた人は、裸で御守様はおはずしいたしておりましたが、かすり疵一つ受けず、

また役所に行く時間に御浄霊に来たために助かり、娘さんで学徒動員に行っておりましたが、その日は御浄霊をいただきにまいり助かりました。

他の・・・学徒動員で行っていた人は全部死んでおります」

明主様御垂示
「できるだけくわしまとめてやって下さい。

そうしたらアメリカにやってやろうと思っている。

アメリカなんか非常に関心を持ってますからね。

この間聞きましたよ。牧野ジョセフさんがね。

アメリカのほうで、原子爆弾の被害を幾分でも少なくすると言うので、非常に気を揉んでいると言うので、少しでも逃れられるということがあったら、たいへんなことですよ。

これを世界的に発表したらたいへんなことになりますよ。

そうすれば、一躍救世主ですよ。

今一番恐いのは、原子爆弾だからね。

これが何でもないということになれば、戦争なんかないですよ。」


信者の質問
「土地なども、かえって豊穣になっております」

明主様御垂示
「そうですよ。学者は七十五年間は作物ができないということを言っていたが、そんなことがね。


信者の質問
「障害者の子が多いということを・・・」

明主様御垂示
「いい加減なものでね。」




明主様御講話 「豚にお光をかけて原爆実験すべき」 (昭和27年2月5日)

「それからもう一つは、原子爆弾ですね。

原子爆弾を逃れることができるんです。

ただ、時期の問題です。

けれども、もうそろそろそこに来つつあるんです。

というのは、原子爆弾というものは、大体・・・原理というものは、光なんですからね。

やはり火素なんです。

で、原子爆弾の光と、われわれの方は・・・私の方は霊子爆弾ですね。

霊子爆弾の、これも光。

どっちが強いか弱いかと言うと、無論霊子爆弾の方がずっと強いんですよ。

だから、こっちの方の火素と・・・向こうも火素ですけれども・・・こっちは霊の火素で、向こうは体の火素です。

だから、どうしてもこっちの方が勝つに決まっている。

こっちの火素がだんだん強くなりつつありますからね。

もう原子爆弾には負けないだけに強くなっているはずなんです。

で、長崎、広島の原子爆弾の時も、信者の人で助かった人がたくさんいるんです。

随分、驚くべき奇蹟が、だいぶあるんですね。

今、その当時の記録を集めてますけれども、それが集まって、確実ということになれば、それをアメリカの方に・・・翻訳して・・・主なる所に送ろうと思ってます。

そうすると、原子爆弾を逃がれるということになれば、これはたいへんです。

やっぱり、戦争をなくすということが可能になるんですね。

ですから、病貧争絶無の世界・・・病気は無論なくすることができますし、それから貧乏はなんといっても、農産物が根本ですよ。

まあ、人間食う物だけが足りれば、あとは贅沢なんですからね。

生きているだけは、もう間違いないんですからね。

だから、米の増産です。

今度は争いですね。争いといったところで、人間同士の喧嘩や・・・そういうことは知れたものですからね。

その人が信仰にでも入れば、無論なくなりますからね。

ただ、一番厄介なのは、戦争ですよ。

戦争のうちでも、もっとも厄介なのは原子爆弾ですね。

そこで、原子爆弾ですね。

そこで原子爆弾を免れる・・・そういうものができれば・・・つまりそれ以上の発明ですね・・・それは、もう解決はつくんです。

だからまず、こっちの霊子爆弾ですね・・・それによって原子爆弾を免れるということが、まず病貧争絶無の世界を造るという最後の急所だろうと思うんです。

これもだんだん神様の方でも、火素の力が強くなりますからね。

ですからこれも時の問題です。

無論そういうことが、向こうの方で認識すれば、試験ということになります。

実験ということになり、豚とかそういった獣に御守りをぶら下げておく。

そうして実験してみれば分かるんですからね。

あるいは人間となれば、死刑囚かなにかですね。

それを実験してみれば解るんですから、だから難しいことはないんで、そうなったら、なかなかおもしろくなると思います。」