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 大塚製薬が2月から清涼飲料水「オロナミンCドリンク」を韓国で売り出した。1965年2月の日本での発売から50年という節目だった。今後はほかのアジアや中東地域の国々にも広げていくという。

 韓国にある大塚のグループ会社が生産し、120ミリリットル入り1本1千ウォン(約110円)で販売を始めた。中東6カ国で代理店を通じた販売はあったが、自社グループでの生産、販売は初めてだ。

 大塚製薬では、80年発売の弟分「ポカリスエット」が先に海外に出た。すでに韓国を含む18カ国・地域で売られ、国内を上回るほどに成長している。海外での販売網がある程度整ったため、オロナミンCも投入することを決めた。(伊沢友之)