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売上10兆円突破(3382)セブンアイの株価推移 [小売業]

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セブン&アイホールディングスの最近のニュース

セブン&アイホールディングスは、
コンビニのセブンイレブンやGMSのイトーヨーカ堂、
などを傘下に持つ持ち株会社です。

4月2日に発表した2015年2月期の連結決算で、
グループ全体の売上高が初めて10兆円を突破しました。

国内の小売業で10兆円を突破したのは
セブン&アイホールディングスが初めてです。

主力のコンビニエンスストアの全店の売上が4兆円を突破しました。

前年比で6%増加し、過去最高を記録しました。

出店数の増加と、プライベートブランドの
セブンプレミアムの販売好調が主な要因です。

セブンブレミアムはPBでありながら、
年間8000億円の売上げがあります。

2015年度は1兆円の売上を目指しています。

コカ・コーラのジョージアが世界で始めてプライベートリザーブとして、
自社ブランドにセブン&アイのロゴを載せた商品を
4月21日から販売すると発表しました。

世界のコカ・コーラがセブン&アイが持つ
きめ細かな販売データを頼った結果です。

売上高10兆円が持つ巨大な販売力は、
商品を提供するメーカーも頼らざるを得ない状況のようです。


セブン&アイホールディングスの株価に与える影響

セブンイレブンはコンビニエンスストア業界で
ひとり勝ち状態で、ライバル不在です。

2位のローソンと大きく差が開いていますし、

ファミリーマートとユニーが経営統合して、
店舗数で近づいても、売上高や利益率の差は
大きなものがあります。

売上高10兆円という響きは
投資家に対するインパクトは強いものがあり、
株価に良い影響を与えると思われます。


セブン&アイホールディングスの株価推移

3382_7i(1Y)20150403.JPG
直近1年間の株価を見てみると、
上昇トレンドを継続しています。

4月3日の終値は、5065円で、
昨年4月と比べ株価が1000円以上
上がっています。


セブン&アイホールディングスの株価の今後予想

今年もセブンイレブンは1700店舗以上の出店を計画しています。

今後も売上高が伸びていくことが期待されますが、
今期、会社が発表した計画が市場予想を下回ったことから、
4月3日は株価を下げました。

2015年の春闘では大企業を中心に
大きく賃金が上がることになりました。

これを契機に個人消費が伸びてこれば、
小売業は良い業績が期待できます。

消費税の増税が2017年4月に決定されました。

今回は景気条項が外され、
待ったなしで増税されます。

昨年の4月の様に、また消費の落ち込みが懸念されますが、
その前は、消費が増えます。

あと2年は、好業績が期待できるので、
その間の株価は期待できるものになるでしょう。







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