蛇供養について 2 (ご神体に対する蛇の救霊願)


明主様御垂示 「殺めた蛇の供養方法」 (昭和23年9月28日)

信者の質問
「蛇を殺した場合祟ることはありましょうか。」


明主様御垂示
「無論あります。仇討ちをします。・・・

私は蛇を見つけたら殺させて人の踏まぬ所へ埋め、祝詞を上げて「次は人間に生まれて来るように」と言ってやるのです。

殺してやると喜ぶのです。

だから祀ってやった後、私自身気持ちがよい。

これはなぜかと言うと、蛇は自分を醜いと思い早くその一生を終わりたいのです。

執着のため人間から蛇になったのもたくさんあり、これを殺すと祟ります。

よく古い家にいる青大将は殺してはいけません、祖霊ですから。・・・

青大将以外ならあんた方が殺して祀ってやったらよい。

そのほかヒキ蛙にもよく霊が憑ってますね。」




明主様御垂示 「殺めた蛇の供養方法」 (昭和23年10月19日)

信者の質問
「蛇や蛙を虐待しますと祟る事がありますが、動物愛護の問題とどういう事になりますので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「蛇や蛙は牛馬とは異う。これは動物愛護とは関係ない。

蛇はドンドン殺していいが、殺しっ放しではいけない。

人の踏まぬ所へ埋めてやる。

そして幽世大神に人間に再生するよう祝詞を奏げてやる。

蛇は醜い姿という事を、大抵の蛇は知っている。

醜い姿を人の目に触れるのはいけない・・・というと出なくなるものである。

早く一生を終って人間に生れたいのである。

蟇蛙は違う。普通の蛙は、虫にすぎぬ。」




明主様御垂示 「殺めた蛇の供養方法」 (昭和24年8月3日)

信者の質問
「牛馬猫蛇などを故意に殺した場合は罪になることと存じますが、いかに祀るべきでしょうか。

また、自然死した場合はいかに祀るべきでしょうか。」


明主様御垂示
「そうですね。・・・蛇は殺してもいいですよ。

私は蛇を見ると殺して人の踏まぬ所へ埋め、祝詞を三回上げて幽世大神様にお願いして「今度は人間に生まれ変わってくるように」って言ってやるんです。

蛇は殺されることを喜ぶんです。

だからいま言ったように祀ってやったあと、私自身とても気持ちがいいんです。

これはなぜかというと、蛇は自分の姿を醜いと感じて、早くその一生を終わりたいんです。

だから蛇が出たとき「人間にそんな醜い姿を見せるな」って言ってやるともう出なくなりますよ。

この間もそこの石の所にいたんで、私がそう言ったらそれっきりもう見ませんね。

しかし、人間が執着のために蛇になったのもたくさんあって、これは殺すと祟りますよ、よく古い家には青大将がいますが、あれは殺しちゃいけませんよ、祖霊ですからね。

それから、猫は殺しちゃいけませんね。

牛なんかは殺してもしかたがない。

しかし、一年に一回供養してやることですね。

これは自然死でも撲殺したときでも同じですね。」




明主様御垂示 「蛇に転生した祖霊には祝詞を聞かせるべき」 (昭和24年4月8日発行)

蛇の祟りで結婚後兄弟が続死

信者の質問
「私の兄弟は六人あったが世帯をもつと死ぬ。現在では私と柿の二人だけです。霊的原因をお教えください。

なお法華教でみてもらいましたら、父が仏壇の上にいた蛇を殺したその祟りだそうです。

そう言えば兄が死ぬとき「へび、へび」と口走りました。」


明主様御垂示
「これは無論その通りで蛇は青大将であって、

これは祖先が執着のため蛇に生まれ、それで仏壇の近くへ寄り経文など聞きたがるのである。

それに対してはできるだけ祝詞を奏げてやり幽世の大神様に「人間に早く生まれ代わるよう」お願いしてやるとよい。」




明主様御垂示 「殺めた青大将の供養方法」 (昭和24年6月22日)

信者の質問
「六月二十六日、親子で入信致しました。

沼野と申す家で御座いますが、教修第一日の夕方、昔から家の廻りに住んでいた長さ一間もある青大将の夫婦を子供が殺してしまいました。

この蛇はお祀りした方がよろしゅう御座いましょうか。

また、お祀りする場合、夫婦の蛇は名前を二つ作るので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「名前は一つでよい。明神という。

明は二つで、男と女という事である。

この家の姓をつけ、沼野明神とつければよい。外へ祀る。

地へ埋めて祝詞を奏げ、幽世大神様の御名を唱え、早く人間に生れ代るようお願いする。

五六七大御神様にお願いするのは勿体ない。

幽世大神は幽世だけである。

蛇は殺しても、救われる手続をしてもらった方が喜ぶ。醜い姿をみせたくないのである。

大明神などとつけるのはウソである。」




明主様御垂示 「親蛇が子蛇の救いを求めた事例」 (昭和27年3月1日)

家族全員が生米を食べるようになった事例

信者の発言
「御神前のお花が一輪だけ枯れますことがございました。

昨年夏十五の娘と父が胃腸を悪くし、治ると同時に生米を食べるようになり、各所に痛みがあり、逃げまわります」

明主様御垂示
「龍神だな。」


信者の発言
「その娘が五つのとき、二階に上がろうとするとき小さい蛇を見てキャッと言いましたので、他の人が殺して前の池に捨てたことがございます。

取りあえず庭にお祀りし、お詫びしましたが、身体の痛みが取れると同時に手を振り、暴れ出し、御浄霊にまいりましたが、突拍子もなく狸だと言いました。

祀ることになっていた狸を放っておき、近所の人が祠を壊して川に流しております。

それも済ましましたが、今度は、大光明如来様の前に連れて行って欲しいと言い、たいへんな苦しみで、隙を見て時々御守様を引きちぎろうといたします」

明主様御垂示
「狐が苦しがってね。」


信者の発言
「狐のような格好になりました。

私がこちらにこちらにまいっております間に亡くなりましが、何の霊かはっきり解らないままに・・・」

明主様御垂示
「それは、こうなんです。

前は龍神が憑いていたんです。

祀ると空きになっていたでしょう。

それで狸が入った。それが空きになったでしょう。

それで狐が憑いた。そういうわけです。」


信者の発言
「それからは、父も母も生米を食べ、子供五人も好きになっております」

明主様御垂示
「仲間がやって来た。蛇の親戚家族一党がやって来たんだな。

この蛇はみんな子供だな。

子供で迷っている。」


信者の発言
「小さい蛇で・・・」

明主様御垂示
「しかし、蛇というのは、大きい小さいは分からないです。

大きいのが小さくなるんです。

信仰はいつ入ったんですか。」


信者の発言
「四年ほど前で、その家は教会として御奉仕させていただいております」

明主様御垂示
「祀られている親が、自分の子供を全部救いたいんです。

そういう場合は人間に憑るのが早いですからね。

それはそのままにして、祝詞を聞かしたり、御神書を聞かしたり・・・そうすると、だんだん良くなります。

光明如来様はお祀りしてあるでしょう。

光明如来様に、蛇が・・・龍神が早く人間に生まれ変わるように御守護願いたいとお願いして、

今言ったように、できるだけ言霊(ことたま)で・・・祝詞や御神書でね。

やっぱり、蛇に落ちているということはメグリがあるんだから、メグリがなくなってくるから、

今度は嫌でも人間に生まれ変わってくるというように、だんだん変るわけです。」


信者の質問
「祠は月一回でよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「月一回で良いです。

そうして、いろんな蛇というのは、祖先に関係があるんだから、やはり祖先を救う意味になるからね。」


信者の発言
「霊動はございません」

明主様御垂示
「そうでしょう。つまり、別に先に悪意はないんだからね。救われたいんだからね。」




明主様御垂示 「蛇の祟りと薬毒による体の痛み」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「私の母(六十歳、未入信)でございますが、三年ほど前、氷の上で転び後頭部を打ちましてから、体の具合が悪く思うように働けなくなりましたので、

医者へ連れて行こうと思いましたところ、急に具合が良くなり、以後しだいによくなってまいりましたが、

それより約一年経ちましてから、耳が痛み始め、半年ほど軽痛を覚えておりましたが、

その後急に痛みが益(ま)し、三日間に一晩くらい、夜十一時ごろより四時間ほど激痛が来るようになりましたが、

そのころ私が入信させていただき御浄霊を続けましたところ、

昨年十一月ごろよりは毎晩五時から明け方まで、約二時間ずつ一時間おきに痛みが来るように変わり、最近では昼間もときどき痛んでまいります。

御守護によりまして、月に二、三回は耳より少量の膿が出るようにしていただきましたが、常に頭になにか被ったような気分でございます。

弟は昨年入信いたし、私とともに御浄霊を続けておりますが、母はまだ入信の心境には至っておりません。

嫁に出た姉(信者)が、痛みが長く続いておりますことを不思議に思い、原因をお知らせいただきたいとお念じいたしておりましたところ、

本年五月八日、母が畑にて昼寝をしておりましたときに、小さな三尾の頭のない蛇がふわふわ眼前に浮いている夢をみてびっくりいたし眼を醒ましましたが、

しばらくの間は幻のごとく眼前に見えたそうでございます。

母は以前天井から落ちてきた小さな蛇の頭を踏みつぶして殺したことがあり、庭にいた大きな青大将の頭をつぶして殺したこともございます。

また父(先年縊死いたしました)と弟が山の沼へまいりましたときに青大将を殺したこともあり、その他たびたび蛇を殺しておりますが詳しくは覚えておりません。

右は蛇に関係がございましょうか、もし関係がございましたら、どのようにいたしましたらよろしゅうございましょうか、御教えのほどお願い申し上げます。

なお御屏風観音様をお迎えすべく準備中でございますが、御神体はまだ御奉斎いたしておりません。」


明主様御垂示
「これは蛇の祟りと薬毒である。

早く治すには光明如来様をお祭りし、本人が入信することである。

入信して光明如来様に、迷っている蛇の霊を、早く人間に生まれ替わるようにお願いすれば治る。」




明主様御垂示 「憑依する蛇霊を救う浄霊」 (昭和26年11月11日)

蛇の祟りによる浮腫み

信者の質問
「過日お伺い申し上げましたMA(四十三歳)でございますが、御守護によりたいへん楽にさせていただきました。

現在は尿はふつうに出ておりながら、浮腫み(むくみ)が依然として引きません。

蛇の祟りだと御垂示をいただきまして、本人に聞きましたところ、

五年前に兎を食べに来た青大将を半殺しにして、枯れ草にて焼き、ブツ切りにして、鶏に食べさせたそうでございます。

本人は今さらながら後悔いたしております。

発作は、夜も昼も二、三回くらい起きます。

発作が起きますと、非常に苦しみ、胴は締めつけられるようで、浮腫みが固くなります。

足の方も固くなり針で刺されるような苦しみでございます。

発作の状態は蛇が焼かれて苦しむのと同様で、浮腫みの所より油のようなものが出ます。

また手足の筋が吊り上がり、息苦しくなり、二目と見られません。

右のような状態でございますが食欲は健康者以上でございます。なにとぞ御垂示賜りたくお願い申し上げます。


明主様御垂示
「蛇だから締めるんだね。蛇の祟りですね。

これは祖霊かもしれないな。

だから、よく光明如来様にお願いして、ここ(前頭部)を中心に全体をやれば良い。

そうしているうちに、自然自然に蛇も承知して、蛇が救われてきますからね。

そこで、光明如来様にお願いする場合に、蛇の霊を救って、早く人間に生まれ変わってくるようにと言ってお願いする。

それが、蛇が一番喜ぶんです。

蛇が殺されても、人間に生まれ変わるようにと言うと喜びます。

私も箱根にいる時分に、ちょいちょい出てくるんで、殺したんですが、すぐ人間に生まれ変わるようにと言うんです。

すると喜ぶんです。喜ぶというのは・・・すぐに憑ってきますからね。

気持ちが良くなる。」




明主様御垂示 「蛇の怨霊による視覚障害」 (昭和27年2月27日)

信者の質問
「AS(男性)足がフラフラで歩行も不自由となり、視力が非常に弱り、物が見え悪くなりました。

二十日ほど前に歩いた拍子に倒れ、その後全身浮腫み、全身がだるくなりました。

祖父、父、母、当人とも入信させていただき、光明如来様は一昨年十月より階上床の間に御奉斎させていただいております。

祖父は三十年前より黒住教信者で、今でも階下に出雲大神、天照皇大神、秋葉神社の軸を掛け、祠には黒住教と塩竃(しおがま)神社の御神体をお祀りしております。

未だ、黒住教に対する執着が取れず、月並祭にもお参りいたしております。このことは霊的に関係がございましょうか。

またこれらの神様はいかに処分いたしましたらよろしいでしょうか。

また、昨年秋、土蔵の中に家の主と思われる蛇がいたのを、父親が殺して川に流しましたが、その障りはございませんでしょうか。

曾祖父の兄弟で行方不明になっている者があり、祖父の妹が水死(子供と二人自殺)しております。

ある本教信者で霊の見える方が、近所(他人)の亀吉の霊が頼っているからお祀りすれば良いと言われますが、

未だ祀らずにありますが、やはり祀らねばならないもので、ございましょうか。右のことは霊的関係がございましょうか。」

明主様御垂示
「蛇・・・大いに関係ありますね。これは悪いですね。

近所(他人)・・・他人なら祀らなくても良いんですがね。

頼っているといって・・・そうしたら、祝詞を奏げてやれば結構ですよ。

そうして光明如来様に、救ってもらうようお願いすれば、それで良いです。

これは霊的関係があるな。

歩行・・・これは、蛇の霊が憑っているんですね。

蛇の霊が憑ると足がフラフラになるんですよ。歩けなくなるのがあります。視力が弱るのも蛇ですね。

これは、良く光明如来様にお願いして、早く ・・・殺した蛇が人間に生まれ変わってくるように、それをお願いすると良い。

生まれ変わるということが、一番良いんですがね。

そうすると、かえって蛇はありがたくなるんですよ。

殺されてかえって感謝するようになる。それを良くお願いするんですよ。


それから、黒住教ですが、これはやっぱり祖父という人が自分から、メシヤ教信者になって、黒住教の御神体を処分したいという気持ちになってからでなければいけないですね。

少しでも執着のある間は処分してはいけないですね。

しかし、こういうことも障りになることはあります。

一家の中で、明るくなったのに、一部分暗くなっているのでね。

これも光明如来様にお願いすると良いですね。

そうすると早く解決つくんです。


二人の自殺・・・これもいくらか頼っているようですね。

全身の浮腫みなんてのは、この霊が・・・水死の霊が憑ると浮腫みますからね。

やっぱり人間に霊が憑っても・・・一つでなく、二つも三つも憑る場合がありますからね。

しかし、これは仏様を祀ってあるんでしょう。」


信者の発言
「さようでございます」

明主様御垂示
「これは救われたくて憑るんですからね。悪意で憑るのではないからね。」


信者の発言
「水死の方は祀ってないそうでございます」

明主様御垂示
「それはいけないですね。早く祀らなければ・・・早く祀りなさい。そんなことで治るわけですがね。

黒住教の御神体は下に祀ってあるんでしょう。たいしたことはないですね。

光明如来様は二階でしょう。それならたいしたことはないですね。」




明主様御垂示 「蛇になった先祖の供養」 (昭和24年4月23日発行)

蛇の祟りにより病人続出の事例

信者の質問
「親類の者が三年前に私の家の屋敷蛇を殺して以来不幸が続き、四年間に四人の病人が出ました。

日蓮宗の行者にみてもらったところ、蛇の怨みのためと判り、蛇を祀りましたら病人は出なくなりました。今後いかにいたすべきでしょうか。」


明主様御垂示
「この蛇は御先祖ですからね。御先祖を殺したから怒ったんです。

もう祀ったんだから、そのままずっと続けたらいいですよ。

この人の信仰がある程度まで行ったら、それを処分していいんですがね。

で、毎朝、光明如来様にお詰りするとき、先に殺した蛇・・・殺したというと言霊が悪いから、

先に霊界行きになった御先祖の龍神・・・蛇ってより龍神と言ったほうがいい、

なんでも言霊のいいほうがいいですからね・・・

御先祖の龍神を一日も早く人間に生まれ変わらせていただけますように、とお願いするんですね。

すると人間に生まれ変わるのがずっと早いんです。

まあ、光明如来様をお祀りしてから三年はそのままにしておいて、三年も経ったら処分していいですよ。」




明主様御垂示 「蛇になった先祖の怒りにより病人、死人続出」 (昭和24年3月17日)

信者の質問
「親類の人が十年前に私宅の屋敷蛇を殺して以来病人並びに死人が四年間に四人出ました。

困り果てて日蓮行者に見てもらったら蛇の怨みと判り、屋敷外に宮を作り祀ったらその後死人は出なくなりました。今後どのようにしたら良いでしょうか。」


明主様御垂示
「蛇は先祖で、それを殺したので怒った。そのまま続けていたらよい。

信仰がある程度まで行ったら処分してもよい。(その中人間に再生する)

光明如来様に、先に霊界へ行った龍神が一日も早く人間に生れるよう祈る。

三年位祭って、その後やめてもよい。」




明主様御垂示 「蛇になった祖霊を邪険にしたために火事と病気が発生した事例」 (昭和24年7月2日)

信者の質問
「KY(四十三歳・女性)と言う信者の家で御座いますが、三年程前に蛇が仏壇に入っていたのを線香で燻した所、

仏壇の屋根の中に逃げ込んだので、その屋根をそのまま持ち上げて小屋の中に入れておきました所、

数日後(四月八日)、八千代の子で五歳になる子供が火遊びし、小屋より発火し火事になり、小屋、工場、住家を全焼致しました。

主人の妻、KYは以前より少し胸が悪くはありましたが、急に喉頭結核に罹り、息子のM(二十一歳)は肋膜に罹りました。

本年二月末より御浄霊を戴くようになり、二人共教修戴きました。

家はバラック建で、床の間がないので御屏風様だけ御祀りして御座います。

六月二十二日に御浄霊により元気になっておりましたMが、突然手足が全然利かなくなりまして医療(注射、マッサージ)を受けたそうで御座います。

数日前よりまた御浄霊をさせて戴いておりますが、未だ変化が認められません。

これはどう致したら宜敷いもので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「これは、蛇は祖霊であるから、鄭重にすればよいのにイジめたので怒ったのである。

火事を起したのも、病気にしたのも、皆そうである。

よくお詫びするとよい。

そして、幽世大神様に、人間に生れ代る事をお願いする。

子供も、気付かすためにいろいろやったのであるから、出来るだけ祝詞を奏げ、仏壇へ入ってもらいたいと幽世大神様にもお願いする。

いけなければ庭へでも祀らなくてはいけない。」




明主様御垂示 「死前に必ず青大将が出現した事例」 (昭和24年12月25日)

信者の質問
「私の長女(五歳)、夫の応召の朝急死致しました。

その折青大将(蛇)が家のまわりに出ました。

その後祖父の死の時も、義弟の戦病死の折もその蛇が出ました。

夫は満洲におりましたが戦後未だに生死不明です。

本年の十二月十日及び十八日にまたまた蛇が出ました。

青大将は祖霊とのこと、何か不吉なことを教えに出たのでしょうか。

また夫に対して何か深い関係があるのでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「これは何か知らしたいなど、いろんな場合に出る。迎えに来るようである。

青大将は無論祖霊である。何か目的があるのであろう。

死ぬ前に出るのが変で、蛇が生命を奪るような形である。

執着して生命をとるものだと思う。

何か気に入らぬ事があると思う。

もう少し経つと何か現われるから知らせよ。

光明如来様を戴いているならいい。

青大将は大体守るものである。

蛇を祀ってやるより外ない。

今度蛇が出た時は光明如来様に祝詞を奏げて、人間に生れるよう幽世大神にお願いする。

また、醜い姿を人の目に触れぬ方がよいから今後出ぬようにするよう言うとよい。」




明主様御垂示 「毎晩蛇の夢」 (昭和24年2月20日)

信者の質問
「ある旧家ですが、家族の者が次々と肺病で倒れますので、日蓮の信者に見て貰いましたところ、蛇の祟りというので、これを封じて貰いました。

その後ここの娘が教修を受けましたところ、毎晩のように蛇の夢ばかり見て悩んでおります。これはどういう訳でしょうか。」


明主様御垂示
「こういう事もある。

蛇の祟りは執拗なものである。

祀るのは後面倒であるから祀らずに済ました方がよい。(そのままで・・・)

蛇が救ってもらいたいのであるから、早く人間に生れるよう幽世大神様にお願いし、祝詞、御讃歌を奏げる。」




明主様御垂示 「祀石の処置」 (昭和25年1月17日)

信者の質問
「H某という信徒の家では、二ケ年程の間に色々と不幸が続き、

行者に見て貰った所「庭に埋めてある荒神様がある。それの祟りであるから、家の内に入れて祀ればよい」との事で、

祀っては見たのですが一向に変化なく、御主人の病気も悪化するばかりでした。

それが観音様に救われ、御光も戴いて非常に喜んでいるのですが、

御仏壇の前に荒神様だと言って庭に埋れていた石がそのままになっているので、

今ではその石が邪魔になるので、何とかして戴きたいと言うのですが、どのようにすれば宜しいのでしょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「荒神様は石ではない。

庭へ出して、人の通らぬ所へ置いておけばよい。

蛇か蛙の霊である。

早く人間に生れ替るよう、幽世大神様にお願いしてやる。」