蛇供養について 1 (蛇のお宮の作り方)


明主様御垂示 「蛇のお宮の作り方」

信者の質問
「一、蛇を殺したために子供の命をとられる事が御座いましょうか。

二、もしその場合、蛇のおまつりをどの程度まで致したらよろしいでしょうか。

右御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「一、無論ある。蛇が怒って仇討をする。蟇蛙もよく霊が憑っている。大切にしてやった方がよい。

蛇は古くからの青大将以外は殺してよい。私はよく蛇を殺す。そして埋めて祝詞を奏げてやる。すると反って蛇は喜ぶ。

蛇は「自分は醜い姿」と思っているもので、醜い一生を早く終りたいのである。

お願いすると人間に早く生れ代るから非常に喜ぶ。

蛇が嬉しいからそういう時は大変気持いい。

二、肝腎な事は水を湛える。小さい宮へ、白木の戒名の形のものへ字を書く、・・・明神。

三、明神とする。

石か何か積んだ上へ、二、三尺高くしてお宮を載せ、風で動かぬようにする。そして生米、水を上げる。生魚、野菜等もよい。

毎月一辺祀ってやる。殺生の日がよい。

天津祝詞と、幽世大神守給へ幸倍給へを唱える。お償いとして祭るのであるから守護してくれといってやる。」




明主様御垂示 「蛇の祟りの処置」 (昭和23年)

「蛇の祟りである。祀ってやって人間に生れ代るようにしてやる。そうすると納得する。

庭へ石を二、三尺積み、宮を作り、御神体をつくり○○明神と名をつける。小さい池を掘る。

祝詞を毎日奏げる。幽世大神にこの次人間に生れ代る事をお願いしてやる。

蛇は段々判って来て、今度は喜びとなる。」




明主様御垂示 「家に永くいた蛇の供養方法」

信者の質問
「永年家に住んでいた蛇が死にましたが、祀った方がいいでしょうか。」


明主様御垂示
「蛇が死んだら人の踏まない所の土を掘っていけてやる。そうして天津祝詞を上げてやる。

もっとよくすれば、その上へ何か石の塚、または間に合せに白木に名をつけてかき、祭ってやる。

そして幽世大神に、この次生まれたら人間に生れてくるようお願いしてやるのである。

蛇としては、醜い姿をして人に嫌がられるよりは、早く霊界へ行って人間に生れた方がどれだけいいか分らぬが、なかなか死ねない。

人間が蛇に転生したのは祟るが、元からの蛇は祟れない。」




明主様御垂示 「家に永くいた蛇の供養方法」 (昭和23年6月28日)

信者の質問
「家に永くいた蛇が死にましたが、いかが処置したらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「人の踏まぬ所へ埋めて祝詞を上げてやんなさい。

石を刻んで立てればよい。

一時的には・・・明神と木に書いて立ててもよい。

長村明神なんか蛇にはちょうど合ってますよ。(註 質問者の苗字が「長村」なので)

天津祝詞を上げ、最後は「幽世大神」と唱え「この次は人間に生まれてきますよう御守護をお願い申し上げます」と言ってやればよろしい。

家に永くいた蛇なんかたいてい祖霊ですから。」




明主様御垂示 「蛇供養の方法」 (昭和23年11月28日)

信者の質問
「土蔵の白蛇を殺しましたがこれは人間より上でしょうか。

また、祀り方はいかがいたすべきでしょうか。

また、何年くらい祀ってやるべきでしょうか。」


明主様御垂示
「あのね、蛇はどんなのでも人間より下です。

同様にどんな立派な稲荷でも人間より下です。

ある人が稲荷を祀るとき「正二位」と書いたので狐が怒ったことがあります。

たいした手間ではないから正一位と書いてやることですね。

龍神なんかはあまり祀らぬほうがいい、面倒だから。

この場合はその家か土地の名前をつけて○○明神とし、言葉で「焼け死んだ龍神の方に、御一緒にお祀りいたしますゆえ、ここにお鎮まりください」と言ったらよい。

お供えものは月に一度好きそうなものを上げればよい。

すべてああいうもののお祀りは月に一回するんです。

お宮は、はすっかいになってもいいから光明如来の祀ってあるほうへ向けたほうがよい。

で、三年も祀ってやればいいでしょう。

そうすると龍神は昇天して行きます。昇天の際はよく夢なんかで知らせがあります。」




明主様御垂示 「因縁のあった蛇や猫をお祀りする場合」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「因縁のあった蛇や猫をお祀りする場合、その位置はどこがよろしいでしょうか。


明主様御垂示
「家の外で祀るんですね。

庭にちょうど適当したような所があるもんですよ。

勿論人の踏まない所で、浄い所を選ぶんですね。

向きはね、その家に光明如来様をお祀りしてあれば、光明如来様のほうへ向けるような向きにするんです。」




明主様御垂示 「青大将夫婦の供養方法」 (昭和24年9月10日発行)

信者の質問
「親子で入信した○○と申す家でございますが、教修第一日に、昔から家のまわりにいる長さ一間もある青大将の夫婦を子供が殺しました。いかがいたしましたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「二匹で一つの名前でよろしいから○○明神と書いて屋外に祀りなさい。

死体は人の踏まない所に埋め、石でも上に置いておくとよろしい。

祝詞をあげ幽世大神様に早く人間に生まれ変われるようにお願いしてあげなさい。

一日一回一週間してあげなさい。

蛇は早く人間に生まれたいから殺してもらいたいのです。

蛇なんかを救うのは幽世大神様で結構で、日月地大神様にお願いするのはもったいないからいけません。

また大明神というのはあがめすぎていけません。明神で結構です。」




明主様御垂示 「青大将の祟りで家人続死」 (昭和24年10月1日)

信者の質問
「ある家で、先年鶏舎に出た巨大な青大将を老父が殺し、翌日同場所に現われた同様の青大将を発見、近所の人に殺して貰いました。

その翌年から五人の子女が次々と死亡(内二名は結核)致し、老父も死去致しました。

ただ今末子の二十五才になる男子が結核で病臥中で御座います。

先にある祈祷師からその蛇の祟りだと言われ、その指示のままに神体を御鏡とし白玉明神と名付けて屋内に祀ってあります。

先般入信致し大光明如来様もお祭りさせて戴きましたが、

右の龍神を屋内から庭にまつり変えたいと存じますが、神体及び名前はそのままでよろしいので御座いましょうか。

別に新に名前及び神体を御作りすべきか、またそれとも二つをあわせて祀るべきか、御教えの程御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祖霊であるから、その家の姓を付して○○明神とせよ。

それより、その土地の名をとった方がよい。

すれば、土地全体を守護する事になる。」




明主様御垂示 「蛇霊の移し変え」 (昭和24年2月16日)

小児麻痺の原因が蛇霊の憑依による場合

信者の質問
「六才の男子生後六、七ケ月頃小児麻痺を患い首が坐らず、手足がぶらぶらして言葉も出ません。

耳は聞えるらしい。小便等は何等かの方法で知らせます。

母親が妊娠中に、父親の勉強の居間に青大将が出て来たので、一度は追い出したが、

また這入って来たので、竹を割いて首を挟み、屋外に捨てたがそのまま死にました。

母親は妊娠中に生物を殺したのでその事をいつも気にしていたそうです。

その後医師にもかけたが治らず、神仏や拝屋等にも御願いしたが祖霊の祟と言うので色々やりましたが治りません。

何の祟でしょうか。また浄霊にて治るでしょうか。

また祖霊の祟の場合、それを落す方法がありますようなれば御教え願います。」


明主様御垂示
「蛇が憑くと骨なしのようになる。

青大将は殆ど祖霊が畜生道へ堕ちて生れたのが多い。

それで(人間だったため)座敷へ上りたがる。

浄霊でも相当長くかかる。

祝詞や御讃歌出来るだけ聞かす。 

小さい宮に大和明神と書き、光明如来様に御守護お願いし、

御左へでも御右へでも宮をおいてお祀りする。

お辞儀をし、口頭にて「これから子供に憑いてる龍神さんに宮に鎮まって戴く。私の体を通して移って頂きたい」という。

合掌の形式は精神統一した形。

幽世大神様にお願いする。

狐は拇指(右)龍神は人差指から出入する。

位牌は、剣の形にする。



祀った方が早いかもしれない。桧(「ひ」。ヒノキの古い名前)がよい。

祖先であるからその家の姓がよい。

大和明神、大明神でもよい。

(註 質問した人の苗字が「大和」であると思われる。)

教導師なら出来る。

光明如来様に御守護お願いして、御神体の前台の上におく。

憑いてから長いのはすぐに行かないのもあるし、時間がかかって移るのもある。」




明主様御垂示 「蛇の憑霊によるアゴの腫れ、大量出血」 (昭和24年3月12日)

信者の質問
「二月二十二日一度御面会に上らしていただきました顎の脹れた信徒、

御面会翌々日八合余り出血、激烈な痛みで一時危篤状態になりましたが、御守護により回復致しました。

光明如来をお祭りして大変気持よくなりましたが、

また二、三日前に大量出血、初めより合せて三升位出ましたが、

顎は元通り固く腫れて痛みも激しいようです。

夢うつつに、「痛みを祀れ、三つ祀れ」と本人に聞えたそうです。

この二、三日頭上半身を痛みが移動します。

蛇の霊のように思いますが、祀った方がよいでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「蛇の霊かもしれない。

普通の浄化なら大量に出れば治る訳である。

祀ってやるとよい。

板に名をかいて祀る。

三守明神がよい。

光明如来様の前に祀る。

なお、これは蛇自身の毒である。」




明主様御垂示 「殺めた蛇の憑依による難聴」 (昭和28年4月1日)

特定の蛇の供養も多くの家庭でしたほうが良いとした事例

信者の質問
「十九才の女、十五才より耳が聞こえなくなり、医者に行き通風療法の結果、鼻の格好が変り言葉も不自由となり、

その後地方の新興宗教にて一週間で聞こえるようになりましたが、事情があり帰っておりました。

親類が本教でお蔭をいただいて、本人が教会に御奉仕するようになってからほとんど聞こえなくなり、

御浄霊をいただきますと痙攣していたのがたんだん細かくなり、全身震えるようになり、

夜休みますと蛇の生ぐさい臭いがします。

この人の父親のほうの、おじさんは蛇を殺しており、特におじさんはたくさんの蛇を殺しており、また白蛇も殺しております。

言霊(ことたま)で祀ってやるからと言っても震えるだけで、御浄霊を止めるとなおります。

家を建てたときに柱の下かどこかで臭っていたそうで、御浄霊をいただき臭味は抜けて来ました。

耳鳴りがし、ほとんど聞こえません。

飛行機の音は聞こえますが、人の声は割れて聞こえません。

白蛇は白龍明神として祀っております。

現在御浄霊は続けております」

明主様御垂示
「庭に祀ってあるのですか。」


信者の発言
「仮の女中さんなので、次の部屋にお宮を作って祀っております」

明主様御垂示
「水はおいてありますか。」


信者の発言
「おいてあります。浄霊を初めて一年にはなりません」

明主様御垂示
「よく通風をやりますが、これはどうもいけません。

そういうことをしなければなおったのですが、そのためになおらないのです。延髄は見ましたか。」


信者の発言
「いつも非常に熱があります」

明主様御垂示
「通風の外に何をやりましたか。」


信者の発言
「普通のさし薬くらいです」

明主様御垂示
「普通のさし薬くらいと言うが、これがたいへんなのです。

延髄を溶かしてこれをとって、気長にやっていればなおります。」


信者の発言
「今度能登から両親がまいり入信することになっております。

そうなったら正式に祀らしてやりたいと思いますが、子供と両方で祀ってもよろしいのでございましょうか」

明主様御垂示
「結構です。多いほど良いです。

しかし今度祀るなら、家の中でなく外でなければいけません。」




明主様御垂示 「蛇の祀り方」 (昭和24年9月11日)

失明の原因が蛇の祟りによる場合

信者の質問
「会員HKさん(二十四才・女性)、メンナイ千鳥の盲目の踊りをおどっている中に両眼失明致し、

御浄霊により幾分着物の模様など見えるようになりますが、

また前と同様見えなくなり、こんな状態をくり返しております。

父親の話によりますと、家の裏山にて栗取中、突然つがいの「やまかがし」を見て驚き、殺して木にかけて置きました。

家に帰って便所に行きますとそこに自分の殺した蛇がおりましたのでまた驚き、山に行って見ますと、元の所に蛇はそのままおりました。

また青大将が「なげし」より大神宮様の御飯を食べているのを見、引落しこれも殺しました。

これは幼い頃の出来事だそうで御座いますが、霊的関係が御座いましょうか。

またどう致したら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祀ってやるといい。山かがしが二ついたのは夫婦である。

青大将は殆ど祖先である。

青大将を先へ祀り、これは家の名がよく、山かがしは土地か山の名をつけて両方書く。

お宮の前に小さい池を作り、供物は生米や水、塩がいい。」