龍神の祀り方について 4 (井戸・池の龍神について)
井戸の龍神の救霊について
明主様御垂示 「井戸の龍神の憑依による歩行障害」 (昭和27年3月16日)
信者の質問
「HT(昭和二十三年四月入信・五十九歳・男性)家族八名入信。光明如来様を御奉斎させていただいております。
実子(女)三十三歳、三十一歳、二十二歳の三人とも同じ御浄化でございます。
前者は十六年前より体が不自由で、身動きが悪くなり、現在は歩行が極めて困難でございます。
三十一歳と二十二歳は八年前より、右の者より少しはよろしいのですが、同じ状態でございます。
二十二歳の者は、割合軽くありましたが、中教会に御奉仕に上がり、とたんに御浄化強くなりましたが、続けさせていただいております。
気分が沈み体(特に腰)が冷たく、その時は体は不感症のごとくクタクタになります。
御浄霊いただきますと、気分的、体的に気持ち良くなり、冷たい所も暖かくなります。
二、三日前より腰が夜痛み、昼は割に気持ちが良く、食事はふつうにおいしくいただいております。
十九年前に新家を建て東南を向いており、井戸は寝所を中心に北より五十度東にあります。
家を建ててより三人とも同じ状態となりましたが、家または井戸に原因がございましょうか。
なお御浄霊の箇所につき御教えお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「やっぱり井戸が関係があるな。龍神ですね。
龍神の居所がないので、ここに憑いたんですね。
これは、前頭部の中心を主にして、そうして腰が悪ければ腰、というように浄霊して、できるだけ御神書を読んで聞かせる。
そうして良く光明如来様に、迷っている龍神は早く人間に生まれ変わるように御守護お願いしたい、ということをお願いすれば良いんです。
そうすれば、少しずつ良くなります。」
明主様御垂示 「第三者が井戸を塞いだ場合」 (昭和27年1月25日)
信者の質問
「KU(三十七歳・女性)元来丈夫でありましたが、三カ月前より急に一日六、七回、多い時は十回くらい、ものすごい下痢の御浄化で、すっかり衰弱して立つこともできなくなりました。
去る四日に、危険な状態を中教会の御神前にて御守護お願い申し上げ、お救いいただきました。
その後下痢は止まり食欲も出てまいりましたが、少しも肥らず、咳がさかんになり、痰もそうとう出、熱は三十九度前後で、脈拍は九十五、六で、結滞があり、呼吸困難で、体中が痛み腰が立ちません。
御浄霊は頭、咽喉、肩、臍のまわり、鼠蹊部、肩甲骨、胃の裏、腎臓を御浄霊させていただいておりますが、
特に肩と胸をいたします時は、呼吸激しく苦しそうでございます。御浄霊の急所を御教えお願い申し上げます。
今までにのみました薬はドクダミくらいとのことでございます。
なお、店の入口(道路中)に古井戸がふさがっており、昔庚申塚があった所に家が三軒建てられ、その左端が本人の家となっております。
なにか霊的関係がございましょうか。
主人は世話人としてお道に尽くさせていただいております。御神体は御奉斎させていただいております。」
明主様御垂示
「ドクダミくらい・・・がたいへんなんだ。
ドクダミは、ドクダメ(毒溜め)だね。
古井戸・・・誰かがふさげたんでしょうから、こういうのはふさげた人に祟るべきですよ。
ただ、祟るんじゃなくて、助けてもらいたいとお願いする場合がありますからね。
ですから、そういうのは祀ってやるとか、なんとかしなければならない事情が出てきますから、そうすれば、ただ言霊で神様にお願いすれば良いんです。
一々手数かけて祀るほどの謂(いい)がないんですからね。
昔から自分の家にあった池とか井戸を埋めるんじゃないからね。
そういう点も区別して考えるんですね。
この人はドクダミ中毒ですよ。
それから急所が解らないらしいですがね。
下痢は止まったから、下の方の毒が出たが、今は咳と痰ですね。それは上の方ですね。
大体下の方は下痢になって、上の方は痰になって出るものなんですがね。
しかしそうはっきりは言えないですよ。
それは下の方から痰が出ることもありますからね。大体はそうなっている。
それで、急所をみるのは、なんでもないんです。
体を撫でてみて、一番熱い所がそうです。
脈拍は、九十や百は、なんでもないですね。
呼吸困難は肋骨ですね。肋骨のどこかに毒が固まっているんです。それが呼吸因難です。
身体中ドクダミの毒が固まっているんですね。
腰が立たないのは、尾てい骨ですね。
そういう所をやれば良いです。
たいてい、こういうのは、ここ(頸部淋巴腺)が多いんです。
こんなに方々やってもしようがない。
急所を一カ所か二カ所ですよ。
病人は女だから、あんまり裸にしてやるのも困るから、自分で体に触ってみて、押して痛い所ですね。
無論、そういう所は固まりがありますから、それから熱い所ですね。
それが急所ですから、それをやれば順調に治りますよ。
浄化が強くなってますから、かなり方々痛かったり、いろいろありますが、それは、少し我慢しているんですね。
そうすれば、だんだん良くなってきますからね。
苦しい・・・そこが溶けてきて、肺に入ろうとする場合に、肺膜が厚いとか、毒が濃いから、引っ張るために息切れする。
こういうのは、浄霊する人の力が足りないから・・・霊力がないから、そうなるんです。
いつも言う通り、この山ですね。
ここまで(山の頂上)いく力はある。
だから息苦しい。これを越す力がない。だから息苦しい。霊力が足りないんですね。
やっばり、手に力が入るんだな。力を抜くと、霊力がずっと出ます。
今言ったようにしてやれば、順調に治っていきます。
それから、もし龍神に関係があるとすれば、夢で知らせるとか、あるいは人が言ってくるとか、助けてやらなければならない事情が現われてきますから、
そうしたら・・・祀ることはめったにないけれども、いよいよといえば、近くに瓶(かめ)かなにか埋(い)けて、替わりにしても良いですが・・・
だから光明如来様に、そういったものが迷っているとしたならば、早く人間に生まれ変わるように御守護お願いするんです。たいていそれで良いわけです。」
明主様御垂示 「目と頭の病気の霊原因、井戸の祟り」 (昭和24年8月6日)
信者の質問
「私宅母、兄と相次いで頭の病気で亡くなり、現在父は盲目です。
ある家相見によれば、裏軒下に在る井戸の精気が「ヒサシ」にふさがれ、よくない、位置を変えた方がよいとの事で、
また最近も妻が歯を病み浄霊致しましたが、痛みが止りませんので井戸で祝詞をあげお願い致しましたところ、急に歯茎から水が出て痛みが止りました。
井戸をどうしましたらよろしいか御教示下さい。」
明主様御垂示
「目は日月で、頭の病気と盲目はそうでない。
頭は神であり、目上の祖先に対する無礼である。
目の下は家来である。
大いに信仰を励む事である。
井戸の側へ生米とか塩、生魚、野菜等を上げ、月に一ぺん位ちょっとお祀りしてやる。」
明主様御垂示 「埋め井戸の龍神の祟り」 (昭和23年10月18日)
蛇を霊視するリュウマチ患者
信者の質問
「リュウマチの患者、昔、家の井戸を二つ潰したそうで、普段より蛇の夢をよく見、
この度ひどい浄化の折、しばしば目をつぶると目前に蛇の姿を見たそうで、
その時は気分が悪く、浄霊を受けると見えなくなり、楽になります。
やはり龍神の障りでございましょうか。
また、これは一つだけ祀ればよろしゅうございましょうか。
右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「井戸に住んでいた龍神で、救ってもらいたいのであるから、井戸が二つだから、二つ、甕でも何でもいい、埋けて祀ってやる。」
明主様御垂示 「井戸上に飼う鶏が続死した事例」 (昭和24年7月16日)
信者の質問
「以前に古い井戸がありましたが、埋めずにその上に丸太を乗せ、土をかぶせて鶏を飼いました。
発育が悪く、大きくなると死にます。今迄に十三匹の内八匹死にました。
井戸の霊的関係によるのでは御座いませんでしょうか。またどのように致したらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「井戸は元通りしてやる。でなければ別に、小さいのを掘ってやる。
龍神を祀ってお詫びをし、御守護を願う。
そしてそれへ移ってもらう。」
明主様御垂示 「井戸に蓋をして座敷を作る場合」 (昭和24年11月28日)
信者の質問
「家の土間に井戸がございますが、そこを座敷にしたいと存じます。
井戸に蓋をし、そのままにしておいてよろしいでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「井戸に龍神がいなければいいが、いる場合はいけない。
部屋でいいが、甕か何かに水を入れて、お断わりする。
そして祝詞を奏げ、おってもらいたいと言う。
そうするならば埋めても、でなくともよろしい。」
明主様御垂示 「井戸上に家を建てた後に不幸が続く」 (昭和24年6月7日発行)
龍神の祟り
信者の質問
「古い井戸に鉄板をのせてその上に家を建てましたところ、その後不幸が続くそうでございます。
龍神の祟りでございましょうか。いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。」
明主様御垂示
「龍神の祟りです。
近くに代わりの井戸を掘って、生米、塩、水、果物、魚などを供え、善言讃詞をあげ、
言霊で代わりの井戸に移っていただくようにお願いすればよい。」
池の龍神の救霊について
明主様御垂示 「龍神祠の弁天様」 (昭和23年6月27日)
「龍神祠は殆ど弁天様で、なるべく祀っておいた方がよい。
土地を守るというのが多い。沼や池等に多い。」
明主様御垂示 「池の龍神の祀り方」 (昭和24年8月1日発行)
池を一度埋めた場合
信者の質問
「栃木市在住の会員(Sさん)の宅でございますが、
その家に弁天池があり、昔はその他の水で三町歩からの田がどんな日照りにも植え付けができたそうでございますが、
一度この池を埋めましたところあまり不幸な変わり事ができますので
元の池を掘り直しましたところ、水の出は細いそうでございますが、なにか霊的に関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「龍神が住んでいたのを埋めたからよくない。
池はきれいに掃除すること。
お宮を作り名をつけてやりなさい。
地名を取った名前でもよろしい。」
明主様御垂示 「龍神と甕」 (昭和27年6月1日)
信者の質問
「五月一杯にいろいろの霊をお救いさせていただきました。
昨日は落ち着きましたが、落ち着きましたときはやはり御浄霊はしないほうがよろしいのでございましょうか。」
明主様御垂示
「そんなことはないがね。してもいいですがね。
しかし、落ち着いていれば放っておいて、何かあったときにやってやると、そんなところでいいでしょう。」
信者の質問
「最後に龍神が出てまいり、五、六年前に池を埋めたのを、替わりを掘ってありませんのですが、
今掘るわけにもいきませんので、甕(かめ)を埋めましたが、それでよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「いいですよ。」
明主様御垂示 「池の龍神の祟りによる小児麻痺」 (昭和27年8月25日発行)
信者の質問
「私は昭和二十六年十二月、妻、二男とともに入信、その後、母、長男と家族一同入信し、
本年三月、御神体およびお屏風観音様を御奉斎させていただきました。
私の父は大正十三年の暮れに、家の向かい側道路を挟みました所に現在の雑貨店を建てるため畠を埋め立て、
そのとき横にあった古い小池もついでに埋めてしまいました。
それから二年後の大正十五年に父は突然脳膜炎にて死亡し、四十五日後に私の弟T(十歳)がまた脳膜炎にて死亡いたしました。
また私の姉は妊娠中離縁となり、子供は安産いたしましたが乳を飲まずに死亡いたしております。
私の家内S(四十歳)が二十歳で嫁に来て三、四年目に神経痛で右足が不自由になり今日に至っています。
私の二男Y(十四歳)は三歳のとき小児麻痺となり、両足がぶらぶらになりましたので、阪大病院にて脊髄注射八本いたしました。
医者より、病気が重いので請け合われないと言われましたので、
その後は家にて電気治療(自の魂)を半年続けましたが、別になんの感じも変化もありませんでした。
なお服薬は奇応丸、膏薬湯(煎薬)療養の泉など一年半、そのほか薬湯、マッサージなどもいたしました。
二、三年前また脊髄注射四十本いたしましたがよくならず、悩んでいましたところ、
このお道を知り、御浄霊により現在はたいへん良くしていただき、
膝より下足首がしなしなしておりますが、杖なしで歩行できるまでにしていただきました。
母S(七十歳)は、二十七年二月末ごろより左膝がリウマチのごとくなりましたが、これも御浄霊によりたいへん楽にさせていただいております。
父の死亡後は天理教を信仰し、仏壇は別に祀っておりましたが、現在は天理様の祭壇の中にも仏壇にもお屏風観音様をお祀りしております。
父弟と死亡し、家族五人中三人まで足の悪くなりますのは、他の龍神の祟りでしょうか。
もしそうですとそのお詫び、お祀りの方法はいかがいたしますればよろしいでしょうか。
また御浄霊の箇所を御垂示賜りたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これはあなたの思う通り、龍神の祟りもあるが、薬毒も大いに禍(わざわい)しているから、なるべく早く龍神を祀らなければいけない。
それは所属の支部長に頼めばいい。
薬毒はできるだけ多く浄霊すればよい。
とにかく気長にやれば治るから安心しなさい。」
明主様御垂示 「埋めた池の龍神の憑依による難聴」 (昭和24年12月18日)
信者の質問
「一家全部(五名)教修を頂き、御神体の御軸、御屏風観音様をお祀りさせて頂いております信者の主人(六十五歳)が、最近両耳共に遠くなりました。
この家で昭和十二年に十年程経つ池を埋めました。
右の御浄化はその池と何か関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「龍神が助けてもらいたいのである。
光明如来様に向い、または自分に向って祝詞を奏げる。
そして早く救われるよう御願いする。」
明主様御垂示 「龍の夢と酒飲みの夫 (龍の祟り)」 (昭和25年1月25日)
信者の質問
「私の主人は三十年来の大酒家で困っております。
外で飲んで帰り必ず観音様の悪口をするのです。
教団を止めてしまえとか、お軸(御神体)を破ってしまうとか、とても手に合わず破らせまいとして巻き、片付けたり、紙を下げてかくすようにしたり等、その都度しております。
聞くところによりますと、私の家は池を埋立てして現在の家を建てたとか言います。
主人が眠っている時浄霊してもすぐ眼を開いてしまいます。
それから月に三度も四度も私は夢を見ますが、必ず龍神の昇天する場面とか、または龍がありありと昇るところを寝ておらずにうつつのごとく見たりするので、
何か変った事でもあるのではないかと思っていますと、必ずその昇ったところから火災等起すのです。
ある時等は龍の昇天するのを誰かが鉄砲で打ち落したのですが、それからは主人の素行が特に悪化して来ました。
いかにしたら主人のこの悪い行いが良くなるでしょうか。
これは何か深い因縁があるのでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「龍神は祀ってやってもいい。
祀らずに治したい方をとるなら、主人の事は忘れる。
そして一人でも多く助ける。それが根本的である。」
明主様御垂示 「全身鱗・顔見せぬ娘の夢」 (昭和25年1月16日)
信者の質問
「私の妻は最近夢にて、死去した長女の顔は見えないが、体だけで、その手首より二の腕迄一面に鱗があり「お母さん」と呼んでいる夢を見ました。
また妻の実家の井戸桁の上に遺骨の箱が乗っていたり、尾のない蛇の夢を度々見るそうです。
以上の夢と関係があるのではないかと思います事は、二、三年以前、妻の実家で二、三坪程の池を埋め、その上に杉を植えた事があり、
そこ(池)が蛇の巣になっていて、その家の人も妻も蛇を見かけた事があるそうです。
右のような次第、いかに処置致したらよいでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「長女の顔は蛇であるから見せぬ。龍神になったのである。
今の娘の蛇の状態である。蛇が池を埋められ、娘に憑いた。
井戸が関係がある。
祝詞を奏げ、御守護願う。」
明主様御垂示 「水供養」
信者の質問
「染色業を営む信徒、毎日多量に水を使用します故水供養をしたらどうでしょうか。また水供養の方法。」
明主様御垂示
「川の水など何にもする要はない。
生野菜など上げ、祝詞をあげ、龍神にお礼するだけでよい。」