龍神の祀り方について 2
明主様御垂示 「龍神は家の中へ祀るべきものではない」 (昭和25年1月22日)
信者の質問
「YH(男性)と言う信者の家で御座いますが、百年位前に井戸と池を埋めたそうで御座います。
その後日蓮の行者が龍神を祭らなければいけないと申し「最上荒龍天王」と言う名前で龍神を祀ってくれましたが、今も家の中に祀ってあります。
外に祀り変えたいと存じますがよろしゅう御座いましょうか。
それとも池と井戸の龍神を別にして改めて名前をつけた方がよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。
なお当主吉田裕彦は八代目で、この度御神体を御祭りさせて頂く事になっております。」
明主様御垂示
「龍神は家の中へ祀るべきものではない。
力はあっても位は人間より下である。一種の獣である。
また龍神は雨を好むから戸外の方が喜ぶ。
今迄のままでよい。
光明如来様へ向った向きへ祀る。」
明主様御垂示 「龍神は外に祀る」 (昭和24年10月23日)
信者の質問
「光明如来様をお祀りさせて戴いてある信徒の家に、現戸主の代に至り、行者の勧めにより八大龍神、白龍神、弁財天を床の間に一緒に祀りました。
この家の外に白刃妙龍善神がお祀りしてありますが、前記三龍神を一緒に家外の白刃妙龍善神とお祀りして宜しゅう御座居ますか。」
明主様御垂示
「全部光明如来様の家来であるから、光明如来様をお祭りすれば、祀る要はない。
龍神などは祀るとそのために反って苦しむ。
これは寧ろ処分した方がよい。
龍神は外ならよい。
同席の所へよい神様はいられない。だから碌な事はない。
光明如来様は太い綱だから他に祭る要はない。」
明主様御垂示 「龍神はなるべく祀らぬ方がよい」 (昭和24年1月25日)
信者の質問
「龍神をお祭り致したいと思いますが、どう言うようにしてお祭りしたらよいでしょうか。お教え願います。」
明主様御垂示
「龍神はなるべく祀らぬ方がよい。ちょっとした事で祀らぬ方がよい。」
明主様御垂示 「龍神の祝詞」
信者の質問
「稲荷様や龍神様を御祭りする時は、祝詞はどのような気持であげてよいものでしょうか。
また、「何」守り給へ幸倍給へと言えばよろしいのでしょうか。」
明主様御垂示
「祀る時は幽世の大神でよい。
天津祝詞でよい。」
明主様御垂示 「木彫の龍神の祀り方」 (昭和26年10月11日)
信者の質問
「長野県湯田町○○のKM(四十一歳・本年六月入信・男性)と申す信者でございますが、
カフェーおよび美容院を経営し、女給、見習など三名を雇っております。
そのうち二名の女子(未入信)が不思議な霊憑り状態となりました。
最初は先月二十八日より、二人が前後して薬毒の御浄化をいただき、激痛を訴えましたが、
不思議なことに、たいてい二人同時に痛み出し、
御浄霊をいたしますと体をくねらせ、猛烈に痛みを訴えておりましたが、
三十日より、やはり二名同時に激痛後失神、霊憑り状態となりました。
その状態は、最近不品行や同僚に対する暴行などのため解雇された他の女給の生霊と思われるものに苦しめられ、
二人とも同様に首を締められたり、脅迫されたりする情況を寝言のようにしゃべり、
気がついてから、失神中にしゃべったことと同様に、苦しめられた情況を話すのでございます。
また、他の死霊が引っ張るようなことを申す場合もあり、二名とも定(き)まって、激痛後は同時にグッタリとなり、眠ったようになって失神いたします。
このような状態は九月三十日より今日までに五回ほどあり、失神の時間は、初め二時間くらいでしたが、去る六日には十時間も続きました。
以前服用いたしましたクレオソート、胃腸薬、杏仁水、石炭酸などを嘔吐いたしておりますが、食欲もあり元気で、熱も脈も平常でございます。
二名とも入信を希望しており、真剣におすがりしております。
この少し前に、以前この家の奥さんが、熱心に信仰しておりましたお不動様の幣束(へいそく)を、教会に相談なしに破って焼いてしまったそうでございます。
また、同じころに御屏風観音様をお祀りしてある仏壇を、猫にひっくり返されたこともございます。
この家の主人は、入信前までは世を果敢無(はかな)み、自暴自棄的になり、大量に飲酒し、酒乱のごとく暴れ、
その結果心臓狭窄となり、卒倒するなど、結婚後十数年、そのために家庭不和が続きましたが、
入信後生まれ変わったようにお救いいただきましたので、その喜びは一方でなく、今日では夫婦とも真剣に神様におすがりいたし、布教に専念しておられます。
K宅には十年ほど前に注文して彫らせた、龍の木彫板(縦二尺、横三尺くらい)がございますが、なかなか良く彫ってあります。
奥さんが申しますには、主人が酒乱になりましたのは、この木彫板を入手して以来のように思われるとのことでございますので、
この浄化と関係があるかもしれぬと思い、念のため生米、水などを供え、祝詞を奏上いたしました。
ただ今、御神体をお迎えいたすべく準備中でございますが、それまでの間、中教会本部より光明如来様をお借りいたし、御奉斎させていただくこととなりました。
この憑霊は生霊だけでございましょうか。
木彫板の龍や、この家のカフェーという職業に関係のある邪霊のいたずらでございましょうか。
またこのような場合には、いかがいたしましたらよろしいでしょうか、御教えのほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは龍神が関係あります。
これは非常に良く彫ってあると、よけい霊が憑ります。
たいてい、彫刻や絵で良くできていると憑り良いんです。
それで、この祖先で、龍神になったのが、このカフェーに憑っているんですね。
二人の女給の浄化が行なわれているのと、生霊や死霊がいろいろ憑っているんですね。
これは主人に見せるんです。霊界があるということを・・・霊があるということを、良く分からせて、信仰的に働かせようという考えですがね。
その場合、木彫の龍神が、やはり働かれるんです。
それで、木彫の龍神の独自の考えでなく、祖先が働いて、龍神を働かせている。
そうして、神懸りによって分からせ、信仰を進ませるというのです。
大量に飲酒・・・その当時から計画的に龍神がやったと見られますがね。
そうして大いに信仰を深くさせて、大いに宗教的に良いことをさせようというわけですね。
ですから、女給二人も無論信仰に入りますが、これもその道具に使われているわけですね。
ですから、こういう・・・霊の憑り良いのは、今後もいろいろと霊が憑って教えたり、良いことをしますから、いっこう心配することはいらないです。
それから、不動さんの幣束を破って焼いた。
ということは本当ではないですから、よくお詫びしておくと良い。
光明如来様を祀ってなければ、お祀りしてから、不動さんの幣束を破ったことを、不動さんに許してもらうように、光明如来様にお願いすると良い。
光明如来様がやってくれますからね。
猫にひっくり返されたというのは、これはなにか意味があるんです。
猫を使ったんですが、御先祖が気に入らない点があるので、やったんですね。」
信者の質問
「この商売はすぐに止めるべきでしょうか」
明主様御垂示
「あわてて、止めなくても良い。
それは神様にお任せしておくと良い。
どうしても止めなければならないような時には、すべてがそういう事情になります。
例えて言えば、止めても食うに困らないような収入があるとか、それまでは両方になるとか、無理にやらなくても自然にしておけば、支障なく楽にいけるようになる。
結局はそうなりますが、それまではあわてなくても良い。」
信者の質問
「光明如来様お祀りの後、木彫の龍はいかがいたしましたらよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「どこに置いてあるんですか。」
信者の発言
「床の間の隅に棚を作り、そこに・・・」
明主様御垂示
「それで結構です。」
信者の質問
「お供えものはよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「水をやると良い。水を鉢かなにかに入れてね。
それから、月に一度ずつ月並祭の時、お盛りものをすると良い。
水は絶対に必要です。毎日それに入るんですからね。
龍神は体が熱して苦しいんですからね。
一日に三度入るとしてあります。
水も、飲む水と入る水とは違うんです。
飲む水は月に一度で良いのです。」
明主様御垂示 「拾った龍頭の祀り方」 (昭和25年4月22日)
信者の質問
「山梨県Y村のWさんと申す信者で御座いますが、三年程前、冨士川で木彫の龍頭を拾いました。
裏に初鹿野村と銘が御座いましたので、同村の神社へ持参致しましたが、受け取って下さいませんので、そのまま持ち帰り、長押の上に飾り物として掛けて置きました。
最近に至り気になり、取り外し、御神前で二、三の信者に見せましたところ、寒気を催しましたので、近所の浅間神社にお預けさせて頂きました。
ところがその後、Wさん方に来る信者さんの幾人かは必ず気分が悪くなります。
なお、ある時写真を撮りましたところ、龍頭の後部に、白歯をむき出した龍頭のごとき幻影が現れました。
これは霊的にいかなる意味が御座いましょうか。
また、この龍頭はどう処分致しましたら宜しゅう御座いましょうか。」
明主様御垂示
「龍神が憑依している。自分が浄めて貰いたいのである。外へやってはいけない。
光明如来様お祭りの時祝詞を奏げてやる。
鉢を置いておき、生米、塩、生魚、生野菜など上げてやる。酒もよい。」
明主様御垂示 「龍神の憑依する動かない石の祀り方」
信者の質問
「YT(三十三歳・男性)と申す信者の宅で御座いますが、井戸より西北に五尺程離れた所に昔から不思議な石が御座います。
この石は井戸へ行くのに不便なため石を取り、穴を埋めますと家の誰かが病気になり、御浄霊致しましても効果が御座いません。
石を元の位置に埋めますと即座に治ります。
石を除きましても穴を埋めなければ変化無いそうで御座います。
石は三貫位で、何も書いて御座いません。
穴は石が半分入っている深さで、三寸位で御座います。
また、この土地は先祖の言い伝えによりますと、昔寺の墓地の跡だったそうで御座います。
この石と穴について霊的に何か関係があるので御座いましょうか。
また、この穴はいかに処置致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「龍神がそこにいて離れたくないから知らせる。
そのまま置いてやればよく働く。
人が近寄ると嫌がるから周囲に垣を作ってやり、月一度お祭りしてやると喜ぶ。
石にはよく龍神が憑いている。
石は憑きよい物質である。」
明主様御垂示 「龍の昇天と御神体奉斎」 (昭和24年5月15日)
信者の質問
「昭和二十一年五月に現在の家に転居しました時、その家が余りきたないので大工、左官を入れ修理致しましたところ、
作業の半ばで父が急性肺炎で急死致しましたので、母が驚きある人に拝んで貰うと、
今迄この家に蛇がいて、余り家をいじりまわすのでいる所がなくなり、怒って、父に祟ったのだから直ぐ祭をやれとの事で、それ以来家の棚の上に祭って有りますが、
昨年十一月、大光明如来様をお迎えしてからは手不足のためそのままになっております。
いかが致しますればよろしいでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「一年経ってからお祭りして、お帰り願う。蛇でも修行すると昇天する。昇天しお帰りを願うのである。
言葉でいえばよい。汚れが除れると昇天する。
龍は海に千年、山に千年、大地に千年という。
光明如来様の光を受けると、とても早く汚れが除れる。故に大抵一年も経てば昇天出来る。
神格ある龍は昇天する。そうでないのは人間に生れ替る。故に人間に生れ代るよう幽世大神にお頼みする。」
明主様御垂示 「龍神の怨みによる倦怠感」 (昭和27年3月7日)
信者の質問
「KK(昨年十一月入信・六十三歳・男性)昨年春ごろより食欲がなく、右肋骨下に拳大の固まりがあり、
癌ではないが、レントゲンで見ないと良く分からないと言われましたが、そのままで過ごしました。
一月十一日支部の月並祭より全身がだるくなり、床に就きました。
御浄霊をいただいておりますうちに、右肋骨下の固まりが上下左右に移動するようになり、鈍痛があり、血便が出始め、
そのための貧血か立つことができず、床の中で用便をいたしておりました。
血便は十五日ほどで止まり、食欲も少し出てまいり、床の中で起きることもできるようになりました。
その後、起きる時に全背面に激痛があり、しばらく静かにしておりますと、楽になります。
なお、右肋骨が波打つようで、苦しみましたが、四日ほどでなくなり、起きる時の苦痛もほとんどなく、食欲もございます。
三月二日朝突然悪寒があり、全身震動し、意識も一時なくなりました。
御浄霊一時間で元になりましたが、その後食欲がほとんどなくなり、茶碗に七分くらいでございます。
衰弱もだいぶひどくございます。
御浄霊は右肋骨下の固まりを中心に、背面の鈍痛のある肩甲骨の下部と鳩尾などを主にさせていただいております。
舌の中ほどに小指の先ほどが黒くなっておりますが、別に痛みません。
家庭的には、三回結婚し、初めは都合で生き別れいたし、先妻はまだ生きております。
その間にできた子供は半年ほどで死亡しており、祀っておりませんが、お話を聞き先日よりお祀りいたしております。
二度目の妻は胃癌で死亡し、子供はありません。
なお、現在の妻にも子供はございません。
屋敷内に古井戸がありましたが、埋まって庭になっております。
御屏風観音様はお祀りさせていただいておりますが、御神体はまだでございます。
御浄化の原因ならびに御浄霊の箇所につき御教示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは、霊的が絡んでますからね。
光明如来様をお祀りしなければ駄目です。
固まりというのは龍神ですよ。
だから、光明如来様をお祀りして、やっぱりできるだけ祝詞、御讃歌を奏げて、ふだん御神書をできるだけ読むようにする。
そうして龍神に改心させて離脱させるようにする。そうすれば治りますよ。
そう難しいものじゃない。
つまり龍神が・・・こういうのは怨みと・・・大体最初は怨みですが、
そのうちにだんだん執着が取れて、今度は救ってもらいたいということになりますからね。
今言ったようにしてやると、それで離脱しますからね。
光明如来様に、龍神が早く人間に生まれ変わってくるようにお願いする。それだけで治りますがね。」
明主様御垂示 「龍神の憑依による病気」 (昭和26年12月8日)
信者の質問
「NN(二十八才・女性)昭和二十二年四月左乳、背に細かい水泡ができ、痛みましたが
医者にかからず、油薬と粉末を少し用い、五月中旬ごろ跡形を残し膿が少し出て治り、
それと前後して水を欲するようになり、六月の終わりには一日五、六升くらい飲んでおりました。
最初ビタミンBの不足とて一カ月注射を続けましたが、少しも良くならないため、
他の医師にかかり入院し、尿崩症(にょうほうしょう)という病気で、脳下垂体後葉ホルモン不足に因る症状とのことでしたが、
原因不明で治療法なしとのことで、牛の脳下垂体のホルモンを注射、また山羊のホルモン注射をいたしますと〇・五CCで約七時間は平常となりますが、
注射なしでおりますと一日七、八升、多い時は一斗近く飲みます。
水を二時間以上飲まずにおりますと苦しく、口中は乾き、胸が焼け、頭痛がし、堪えられなくなります。
夏は特に冷たい水を欲し、冬でも水の方がおいしく感じます。
ひどい時は夜中でも一時間ごとに水を飲み、激しい時は一度に三合ほど飲みますと、左の胸の辺りが冷たくなります。
排尿の方も一時間半くらいに多量いたします。
それより三年灸、指圧、鍼をいたしましたが、良くなりません。
昨年夏に左肺浸潤と言われ、マイシン三本、パスを少し服みましたが、嘔吐のために止めました。
本年七月お道のお話をお聞きし、八月に御守り様をいただき毎日御浄霊をいただいておりますが、あまり変化はございません。
光明如来様、御屏風観音様は、まだ御奉斎いたしておりません。
なお、亡父(陸軍少佐で、急性腹膜炎にて三日の病で死亡)の石碑を二十五回忌に建て、三カ月ほどしてよりこの状態になりました。
この関係がございましょうか。どのようにいたしましたらよろしゅうございましょうか。」
明主様御垂示
「これは、大霊的ですよ。これは龍神が憑っているんですよ。
そうとう大きなやつが憑っているんです。
これかも・・・亡父の石碑・・・亡父の霊かもしれませんね。
なにか、非常に執着を持っている。それで蛇になっちゃったんですね。
それで・・・大きい蛇なんです。
それで水を欲しがる。蛇というのは、非常に焼けるんです・・・体が熱くなるんですね。
ですから、飲まなければいられない。
そこで、蛇というのは執着の罪ですからね。
執着のそれを取っていくんですからね。
やっぱり前頭部を良く浄霊して、それから御神書をできるだけ聞かしてやる。
肺浸潤というのは、薬毒で作ったものですよ。
お医者にこしらえてもらった。
こんなことは問題ではないですがね。
そうしてやるんですね。
そうして龍神が救われるに従って治っていくわけですね。これは治りますよ。
一番肝腎なのは、光明如来様をお祀りしなければ駄目だね。
お祀りしてその部屋に寝るようにする。そうすると、ずっと早く治ります。」
明主様御垂示 「龍神と祖霊の憑依による霊憑り状態」 (昭和25年5月12日)
祝詞で肩重くなり、浄霊で涙を流す患者
信者の質問
「一家全部入信致し御神体もお祀りさせて頂き集会所を提供されております熱心な信者の家の妻女でOKと申す者で御座いますが、
最近霊憑りらしい状態となり、大変体が衰弱して参りました。
祝詞、善言讃詞を奏上致しますと肩が重くなり、御浄霊致しますと嬉しくて涙がこぼれ、
ある時は延髄を御浄霊致しますと左手がしびれ、
ある時は前額部が痛くて御浄霊致しますと腹部が痛くなり、
腹部を御浄霊すると前額部が痛くなります。
いかにつらくても集会所で御浄霊を頂こうと出掛けますとその途中でスーッと楽になります。
また夜半遅くまで眠らずに家の者に集会所でお聞きした明主様の御教えをお話して、
夜昼転換も迫っているのにこのような状態でどうする、
もっと真剣になるようにと半ば霊憑りのようになって訴え、
また特につらい時、仏壇に善言讃詞を奏げてほしいと家の者に頼みそのようにして貰いますと楽になり、
また死ぬような気がしてならなくなる時も御座います。
なお三年前に死亡致しました長女の墓が未だ墓標のままになっております。
また昨年暮のある朝起きる直前に夢で仏壇より大きな鱗を持った太い松の木のようなものが生え出ているのを二度も見た事が御座いました。
これはいかなる訳で、またどのようにさせて頂きましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは祖霊と龍神と両方で、何か目的がある。
早く救われたいのであろう。
龍神は早く人間に生れ代りたいのである。
出来るだけ神様の本や、祝詞を奏げてやるとよい。」
明主様御垂示 「浄霊を頂きたい龍神の憑依による骨なし状態」 (昭和24年7月23日)
信者の質問
「二歳の子供、先月末頃脱腸、一日二晩苦しみ、御浄霊でよくなりましたが、
それから夜になると毎晩物凄い声で泣き出し、一晩中家人が眠れぬ有様で、
一生懸命御浄霊を致しましたら大変よくなりましたが、その御浄化後どうした事か全身骨無になってしまったように首も足もしゃんとしなくなりました。
これは霊がかかったのでしょうか。何卒御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「痛いのである。
霊は龍神である。治る。龍神自体が御浄霊を戴きたい、助かりたいので子に憑った。
祝詞と浄霊。幽世大神にお願いする。」
明主様御垂示 「神主の龍神霊の憑依による憂鬱症」 (昭和24年9月15日)
信者の質問
「十七歳の男子で御座居ますが、九月初めより憂鬱症で、御浄霊を始めました。
御浄霊を致しますと憑霊現象となり、ある日の事、突然左のような事を申しました。
「神国ぜん日の出づる国ち有らば日の本とほめたたへたり、厳として東海に有り海原に中津国なり、くわしほこちたりの国は・・・」と後はだんだんと消え「もうお帰りになったのでわからない」と申します。
この子供は一年前、山奥で黄金色で細い青い首輪のある小さい蛇を見てびっくり致し、その夜頭痛で困った事があったと申します。
前にこの家は道通宮という蛇を使う神様を御祀りしておりまして、現在おもどりして戴きましたが、
この子供は夢で「道通宮さんが現われ、蛇を沢山寄せ集めた中で火が燃え、御祭のように賑やかにどんちゃん言わせながら裏から出ていった」のを見たと申します。
この色々な事は、皆病気との関係が御座居ますのでしょうか。
浄霊は、ずっとしておりますが、別に乱暴は致しません。
子供は入信致しております。このままで浄霊を続けているだけで宜しゅう御座居ますでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「道通宮は蛇の神、引揚げる時火を焚いてお祀りした。それで解決した。
憂鬱症は未だ外に憑いている。
古神道の言葉であるから、神主などの龍神になったのが憑っている。
祝詞をよく奏げればよくなる。」
明主様御垂示 「龍神祀る期間と昇天」
信者の質問
「私が十一歳の時蛇をみつけ半殺しと致しました。
その時声援した兄は度々不幸に合いました。
日蓮宗の僧の言葉には蛇が大変に祟っているとの事ですから、
明知龍と名付けて十四、五年前私の家の地の神と祭り、度々経文も奏げております。
最近家内者がこの地の神様を気にして淋しがり、取り除きくれよとせがまれますが、どうしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「私の方では祀るのは大抵二、三年でよく、祀ってから十年以上経てば取払ってもよろしい。
日を決めて祀らぬなら、一ぺんお供物を上げ、祝詞を奏げて「昇天お願いする」と言葉で言う。それでよい訳である。
するとその龍神は一旦天へ昇るのである。
気にし淋しがってるというのは、その龍神が天へ行きたいが、人間の方でその手続きをしてくれなくては行けないからである。」
明主様御垂示 「龍岩と湿り」 (昭和24年1月27日)
信者の質問
「私の家で東に向い出入口より右側に、一年を通じ雨が一、二週間も降らず乾燥して来ますと直経一メートル位の円形に湿ってくる所があります。
深さ三尺程の所に生岩があります。日光直射に合いますと、目に映じなくなります。かげるとまた見えるようになります。何か霊的に関係があるでしょうか。」
明主様御垂示
「龍神がいるのである。そのままでよい。龍神のいる所は湿る。
人間でも、龍の憑いてる人は身体が湿る事がある。
(以前龍神の憑いてる娘で、それが抜ける時、体中水でビッショリだったのがある)
祝詞を奏げてみよ。」