動物供養について 1
明主様御垂示 「かつて飼っていた動物の霊が救いを求める」 (昭和26年10月15日)
「よく入信してから霊的の病気になることがよくあるが、
祖霊さんが助けてもらいたい、と憑るんですから、その心算(つも)りでやっていれば、なにも心配ない。
入信してからの病気は薬毒が溶ける浄化と、祖霊さんが助けてもらいたいというのと両方ですね。
祖霊さん以外に動物霊が憑ることがある。
元飼っていた馬、牛、犬、猫ですね。
それが助けてもらいたいというのですね。
そういうふうな頭で見当をつければ、大体見当がつきますから、それを心得ていればなにも心配いらない。」
明主様御垂示 「猫が供養を要求した事例」 (昭和24年6月18日)
ジフテリヤと猫
信者の質問
「十四歳の男児、約二ケ月前にジフテリヤに罹り、引続き小児結核と診断され療養中白血病となり、現在の医学では手当の方法がないと言われている時、
丁度私が行き、家族の了解を得た上で御浄霊をさせて戴き、約十日程にて死亡致しました。
その死に際に水を飲みたいと言い、コップ一杯飲んだ上に止めるのも聞かず台所へ這って行き、杓柄(ひしゃく)で二杯も飲んだ後、
私の横びんに向って猫が爪を立てるような恰好をし「これだぞ」と言って突き立てた後息を引取りました。
いかなる意味でありましょうか。また、白血病とは・・・」
明主様御垂示
「これはジフテリヤだけでこんな事はない。
猫の霊である。
猫が多い事はよく言ったが、それにジフテリヤの注射をする。これは非常な毒素で実に恐い。間違いなくジフテリヤの注射である。
白血病という名をつけたんだろうが、ジフテリヤの注射の強いのだと血が変るから、その名があろう。
私もジフテリヤ・・・、強い注射の経験はある。
ひどいのは一週間位人事不省になり、気付いてから精神病になり、私の家へ来て・・・五、六年来て、今はすっかり治った事がある。
猫が放れずにいて、水を飲み、爪を立て「これだぞ」と言ったのは、猫である事を知らしたのである。祀ってもらいたい・・・。
猫というのがこういうのもよくある。
二十年位前の事、先にやった五、六歳の女の子で、訳なく治る筈のが治らぬ。
おかしいと思って鼻を浄霊した。鼻へ向って浄霊すると猫のように喉を鳴らす。(クサメした)
これで猫はすぐ判る。
査べてみるとその子供の祖母さんは若い時芸者をした。
それが救われたいためにジフテリヤになった。
早く芸者をやめるならいいが、長くやると猫になる。」
明主様御講義 「乾性肋膜炎」より (昭和11年7月)
蛇霊になった祖霊がお祀りを要求した事例
「これは水が溜らぬもので、水は溜らぬが、湿性と同様に膜間に空虚が出来るので、非常に痛むのであります。
この痛みは、膜と膜とが「離れる為の痛み」と「擦れる痛み」とであります。
これは、一週間位で全治致します。
しかし、乾性肋膜炎は極少い病気で、よく、「乾性肋膜」といわれて来る患者を査べてみますと、ほとんどそうではないのであります。
それは、肋骨に水膿が固結して痛むので、実は肋間神経痛でありますが、よく間違えられるのであります。
この痛みは・・・稲妻のように迷走的に痛むのであります。
これは普通一ケ月位、重症で三月位かかるが順調に治るのであります。
肋間神経痛である・・・いわゆる乾性肋膜炎の治療法は・・・骨の痛む所を一所一所溶してゆくから相当時日がかかります。
これにもひどいのがあって、以前、両腕から背部全体が痛むという、頗(すこぶ)る広範囲の神経痛の患者があったが、三月位かかって漸(ようや)く治ったのであります。
こういう例もありました。
これは霊的でありますが・・・ある商店員で「胸が痛い」というので、
そこを治すと、こちらが痛む・・・というように胸中に痛みが動くのです。
これは「蛇の霊」なんで、最初はその家の娘さんが肋膜になり、私の所で治り、
次に、女中が同様の状態で治り、次に小僧さんが同じ様な症状で来た訳であります。
その「蛇の霊」を私に憑かしてきいてみると、それは、そこの家の「祖先」であって「祀ってもらいたい」という訳だったので、
早速、「龍神」として祀ってやったら、それから、その家にそういう病人は全然なくなったのであります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻2」より)
明主様御垂示 「明主様に馬の霊が救いを求めた事例」
信者の質問
「一、病体の信者に対し、遠縁の無縁者の死霊が憑かる事がありますが、
これらを祭る事になりますと、お位牌の数が増え大変複雑となる場合が御座居ますが、
この場合どう致しましたら宜敷いので御座居ましょうか。
二、家庭の複雑している場合、御祭りしきれない程御位牌の数が多くなる事が御座居ますが、
この場合どの位のところで止めて宜敷いもので御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「位牌は一つでよい。他人の霊は合同的に祀ればよい。
「諸霊」あるいは「無縁の霊」と書いて祀ってよい。
ぜひ祀らねばならぬ霊は名を書いて祀る。
「三界万霊」とよく書くが、個人としては諸霊でよい。
遠縁や無縁の霊はじきに除れる。
先に墓詣に行くと病気になる人があった。
こっちの魂が信仰したり徳を積んでると、いくらか光る。
すると墓所等の暗黒の所へ行くと光を頼って憑る。
こういうのは浄霊するとすぐに出る。
先に八戸へ寝た時、馬が沢山来る夢をみた。
後で聞くと馬の産地と判ったが、これは馬が救われたくて来たのである。」
明主様御垂示 「馬が暴れてやって来る夢」 (昭和24年8月1日発行)
信者の質問
「正月以来同じ夢を数回見ました。
その夢は自分のほうに向かって馬が暴れてきます。
それはなにか霊的に関係がございますか。
もし霊的に関係がございましたらどのようにいたしたらよろしゅうございますか、御教えお願いいたします。」
明主様御垂示
「信仰に入ると、よくこんな夢を見ます。
それは馬が救ってもらいたいからやってくるのです。」
明主様御垂示 「動物霊も救霊すると御神業に協力する」 (昭和24年9月8日)
殺めた馬、牛、犬、猫等の怨霊の憑依による座骨神経痛
信者の質問
「今年三十八歳の男子で、昨年九月より座骨神経痛で右足をひどく病み、
現在右足を動かすと腰骨が一緒に動き、丁度叩きのめされたような腰をして痩せております。
筋がひどく引攣(つ)り、すっかり伸ばすことが出来ず、松葉杖にてやっと歩行する有様です。御浄霊はまだ四回より致しておりません。
他聞すれば、商売でないのに二、三年前に馬、牛、犬、猫等を殺し、肉を闇売りしたそうです。
それで最近夜中に家の中の梁(はり)の辺と思う辺に時計のセコンドのような早い音が高く、はっきり聞え、
本人もそれが気になり、悪い事をした祟りではないかと思い、また十六歳の時より山の木を数知れず切ったと申します。
どのように致しましたなら宜しいでしょうか。御教示お願い致します。」
明主様御垂示
「これこそ早く入信して、光明如来様をお祭りし、お願いすると、殺生した霊は救われ、反ってために働くようになる。」
明主様御垂示 「人獣同化霊であっても動物として扱うべき」 (昭和26年7月25日発行)
信者の質問
「因縁の動物は前世の直系の家でなくとも、例えば従兄弟の家にでも飼われることはございましょうか、
また因縁の動物と思われるものに対しては、来世人間への再生を神様にお願い申し上げるために、
人間に対すると同様にその動物に対し、善言讃詞などを奏げてよろしゅうございましょうか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「勿論、因縁のある原流でなくては生まれないものである。
ただし人間の扱いといっても神様にお願いすることや、善言讃詞を聞かせるのは結構であるが、人間扱いをして楽をなどさせるのはいけない。
動物はどこまでも動物的に扱うべきで、そうすればその修行によって人間に再生するのである。」
明主様御垂示 「動物霊を人間扱いしてはならない」 (昭和26年12月25日)
信者の質問
「HM(三十四才)未入信の男子。
戦争中大鳥島にて、鳩くらいの渡り鳥をなぶり殺しにして食べたそうですが、その後栄養失調となり復員し、医療にていったんは回復しましたが、
二カ年後に時々食物を吐き、栄養失調のような状態になり、
医療や鍼の治療を続けるうちに、昨年十二月よりしだいに視力が弱り、間もなく完全に失明、
その後日蓮宗の人より、鳥が怨んでいると言われ、位牌を作って供養してもらいましたら、食物は吐かなくなりましたが、眼は変わりなく、
本年四月母親が入信して、熱心に信仰するうちに、しだいに本人の気持ちも動き、二カ月ほど前より母親の御浄霊をいただくようになりました。
最近、食事の時に咽喉が詰まるようなことがあり、また右の手足に思うように力が入らず、言葉もはっきりいたしません。
鳥霊の祟りとは本当でございましょうか。
もしそうでございましたら、それに対する処置と御浄霊の箇所を御垂示賜りたく謹んでお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「ははあ、これは鳥の霊ですね。
これは、鳥に因るんですがね。
こういうのは、ふつうの鳥と違うんですよ。
つまり人間が鳥になったやつです。鳥の怨霊ですね。
これは、始終浄霊してもらって・・・特に前頭部ですね。ここに憑いているんですからね。
これを良く浄霊して、あとは御神書ですね。
それを良く読んで・・・ 光明如来様はお祀りしてますか。」
信者の発言
「まだでございます」
明主様御垂示
「これは、お祀りしなければ駄目だ。絶対に駄目だ。
お祀りして、鳥の霊が早く人間に生まれ変わってくるように御守護お願いしたい。
とこう言って、お願いするんです。
そうすると、人間に生まれ変わるだけに執着が取れていくんです。
そうすると、病気の方もすっかり治ります。
たいした厄介なことではないです。
位牌を作ったりして祀ると、かえって困るんです。人間扱いになるからね。
仏様でなく、他の所に祀るならそれはかまわないですがね。
やっぱり、鳥は鳥の扱いにしなければね。」
明主様御垂示 「動物供養も相応の理」 (昭和25年5月23日)
馬の供養について
信者の質問
「北海道北見方面では、馬が死んだ場合、南無馬頭観世音の墓と書いて畠のすみに埋めて置きますが、いかがなものでしょうか。右御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これはこれでよい。しかし行きすぎである。近くに埋めるのが本当である。
わるい事はないがそれだけ霊界で苦しむ。相応の理による。」
明主様御垂示 「家畜の死と家の没落」
信者の質問
「馬や牛が井戸へはまって死んだり、焼け死んだりした家が没落していますが、これには訳がありますか。そのようなときはいかに致せばよろしいでしょう。」
明主様御垂示
「これは、人間が畜生道に生れ代ったもので、供養の仕方がわるいのである。
今迄のお経は霊が嫌がる。善言讃詞など喜ぶ。」
明主様御垂示 「憑依する動物霊をお宮に移し変える方法」
信者の質問
「霊憑りの動物霊をぬいてお宮に移す場合、祝詞と善言讃詞をあげるだけでよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「霊憑りの場合は祝詞でも善言讃詞でもよろしい。
まず観音様に「これから憑霊をお宮へ祭ろうと思いますから御守護お願い致します」とお願いし、
次いで霊に対しては「私の体に憑って私の身体を通してお宮に鎮まるよう」といって鎮魂の形式で納めるのである。
そうして神体は適当な名をかいたものでよろしい。
あるいはまた、「これから祝詞を奏げるから祝詞が済んだらお宮へお鎮り下さい」といって言葉だけで納めてもよいのである。」
明主様御垂示 「家畜の供養」 (昭和24年3月1日発行)
信者の質問
「自家で飼育した家畜を殺して食べることは罪悪になりましょうか。」
明主様御垂示
「家畜類を殺して食うことの可否は一概には決められぬ。
営業で殺す場合は割合に罪は軽いが、そうでないのは重いわけで動物といえども殺されれば怨む。
その怨みもたくさんになると共同して人間に対し恨みを返すことになる。
故に年に一遍くらいまとめて供養してやるといい。
そうすれば罪は消える。
営業でなく自家の家畜を殺す場合は怨みが大きいから必ず供養してやる要がある。
そうしてそのとき幽世の大神様に「その家畜類がこの次は転生して人間に生まれ代わらしてくださるよう」お願いしてやると、かえって大きな功徳となるのである。」
明主様御垂示 「家畜の供養方法」 (昭和23年)
「家畜を殺す時年一回位祀ってやる。
お盆などいい。お盆ならその最後の日(十六日)がいい。
白木の長方形を作り「諸魚鳥の霊」とかき、真中へおき、祭壇を作り、上等にすればお宮である。
そういうものの餌・・・人間とは違う・・・を上げて、人間のため善い事してくれたと礼言う。
今日は慰めるから、そのつもりでいろといって、祝詞を奏げ、幽世大神にお願いする。」
明主様御垂示 「家畜の供養方法」 (昭和24年6月7日発行)
信者の質問
「鶏、豚、兎など家畜の死んだ場合、供養はいかようにいたしましたらよろしゅうございましょうか。」
明主様御垂示
「人の踏まない所に埋めて、善言讃詞をあげ、幽世之大神に、因縁のある人は、今度生まれるときは人間に生まれてくるようにお願いすればよろしい。
犬猫などは石でも置いて、少し上等に祀ってやるとよろしい。
あまり上等にすることはいけません。」
明主様御垂示 「屠殺業者の供養方法」 (昭和26年10月8日)
牛の供養方法
信者の質問
「家畜を食べる場合には、この次には人間に生まれ変わるようにと言うと、功徳になるとの御教えいただいておりますが、そのように変るものでしょうか」
明主様御垂示
「しかし、お願いする人に資格がなければならない。
だれが言ってもと言うのではない。
その資格によって、神様のほうで許されるからで、だれが言っても、そうはいかない。」
信者の質問
「前世には人間であったものでしょうか」
明主様御垂示
「たいてい、先に人間だったのです。
その場合にそこの系統に飼われることになるものなんです。」
信者の質問
「牛を殺している商売ですが、娘が入信しており、両親は反対ではありませんが、入信しておりません。
牛の供養をさせていただきたいと思いますが、どのようにいたしたらよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「形式ですか。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「お祀りするときは、白木の位牌かなにかの、霊の名前を書く形のものがありますが、
「牛の諸霊」として書いて、それを光明如来様の、一段低いところに台を置いて、お盛物をして、
光明如来様にお願いして、牛の霊を救いたいから、御守護をお願いしたいということをよくお断りして、
光明如来様より向って、少し左にはずれたところに置いて、
お願いして祝詞と善言讃詞を奏げて・・・喜びますよ。
人間で牛に生まれたものは、どうかふたたび人間に生まれ変るようにお願いする。
人間が牛になったのと生来(せいらい)の牛と両方とがある。
人間が牛になったのは少ないんです。
しかし、本来の牛でも、殺されると怨みますからね。
怨みも重なると、一つの罪になるから、苦しむことになる。
そうしてやれば両方とも救われるから結構です。」
明主様御垂示 「屠殺業者の供養方法」 (昭和24年7月30日発行)
家畜の供養方法
信者の質問
「私は営業のため牛、馬、羊、豚その他の家畜をそうとう殺すのでこれらの霊を供養してやりたいと思いますがどういう方法で供養したらよろしいでしょうか。
明主様御垂示
「これは家の中ではいけない。外へ小さい祠(ほこら)を立て木札に「諸々の獣霊の神」と書いて、年に一度牛馬の好む食物を選んで供えてやり、
善言讃詞を唱えて幽世の大神様に早く人間に生まれてくるようにお願いする。
畜生には人霊が畜生道へおちたものが多いからである。」
明主様御垂示 「屠殺業者の供養方法」 (昭和23年9月8日)
川魚、兎、鶏の供養方法
信者の質問
「川魚、兎、鶏などを殺して生業にしておりますが、これらをいかに祀るべきでしょうか。」
明主様御垂示
「年一回盆なんかに白木の長方形のものを作り「諸魚鳥之霊」と書き祭壇に祀り(宮にすればなおよいが)彼らの「エサ」食物を上げ
言葉で「あんた方は人間のためいいことをしてくれた」と礼を述べ
「今日はお祀りをしてあんた方を慰めるから」と言って祝詞(幽世大神)を上げたらよい。
お盆は地獄の霊を慰める日だからお盆がいい。
殊にお盆の最後の日に祀ってやればいいでしょう。」
明主様御垂示 「牧場主の供養方法」 (昭和26年10月8日)
牛の霊代の書き方について
信者の質問
「牛の件でございますが、牧場業の家庭で、牛がたくさん死んでいるので「牛頭観世音」と書き、祀っておりますがよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「よろしいです。「馬頭観世音」があるから、「牛頭観世音」で良い。」
明主様御垂示 「養鶏業者の供養方法」 (昭和24年6月18日)
信者の質問
「なお同家で農業のかたわら二十年以前より養鶏を営み、一時孵化事業を致し、
その時雄雛を生きているままのを煮て鶏に与え、また時々鶏を殺して食した事等が気になっています。
供養致したいと思います。いかように致したらよろしいでしょうか。
また前項の病気と何か関係が御座居ますのでしょうか。あわせて御教示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「大した事はない。鶏は人間に食われるためにあるが、沢山殺したり食ったりすると祟る事がある。
気になったら供養してやるといい。
「万鶏の霊」と木札へ書き、光明如来様の横の方へ、台か何かの上に載せ、鶏の餌を供え
年に一ぺん日を決めて、善言讃詞を奏げ、幽世大神に「殺した鶏の霊の御守護願います。
人間に因縁があったら一日も早く人間に生れしめ給へ」と祈る。」
明主様御垂示 「養狐の供養の必要性」
信者の質問
「養狐場で狐を殺して毛皮を取っていてもあまり狐霊の障りを聞かないのは、狐に霊がないのでしょうか。」
明主様御垂示
「人間が皮をとるためにつくるのだから、狐の個性はない。
植物のようなものである。
祟ったり怨んだりする狐のような感情はない。
しかし全然なくはない。多くなると、殺生の罪になるから、いくらか祟る。
沢山になると怨みなどの祟りになるから時々供養する。
人間の使うものは無機物でいて霊が出来る。
御神体と思って拝むと、物体でも神の働きをするようになる。
だから札供養もいい。
紙幣などは生命を捨てたり生きたりする事がある。
殆ど生きてるようなものである。
この位人間の霊の入るものはない。」
明主様御垂示 「ネズミ取器製造業者の供養方法」 (昭和24年5月15日)
信者の質問
「私の工場で鼠取器を製作致しておりますが、入信以来殺生はよくないと承っておりますので、供養してやりたいと思いますが、いかにしたら宜敷いでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「供養してやった方がよい。
光明如来様の前へ置いてやる。
「万鼠の霊」として祝詞を奏げ食物をやる。
年に一回か二回やると功徳になる。
幽世大神守給へ幸倍給へ。」
明主様御垂示 「猟師は年一回くらい獲物の供養をすべき」 (昭和24年6月25日)
浄霊して悪化した母乳
信者の質問
「猟師をやっているある教導師の妻、昭和二十二年八月に三人目の子を生み、母乳で充分育ちました。
本年五月二十六日男子を産み、三日間は充分乳房も張り、乳もありましたが、四日目より漸次不足しだしました。
産前より乳房の付近にしこりが少しありましたので、
それを毎日浄霊を続けておりますが、だんだん不足し、現在では母乳と人工乳と半々位ずつやり育てております。
今迄あった乳が急に出なくなった原因と、御浄霊法を御教え願います。
因みにこの人の夫は猟師ですが、海の上の漁師もやっております。
今度の事については殺生を商売としている事を心配しておりますが、いかがなものでしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊したんで固まったのが溶けて(拡がり)乳腺を圧迫する。固まったのが脹れたのである。
(それで出なくなった。今度の子供だけは我慢する)
霊力が不足していると長くかかる。
浄霊は峠がある。(病気の)峠へ来た場合、浄霊したため悪くなったというような事はある。
(浄霊で苦しくなる人は峠へ行くからで、霊力の強い人は峠を越さす力がある訳である)
狩人などのごとく、営業のためやったのはズーッと罪が少い。故に年一回位供養する。」
明主様御垂示 「牛の供養方法」 (昭和24年5月21日)
牛頭の斑点胸に表わる
信者の質問
「現在十七才の男子、最近急に腹部が重く苦しく、着物や布団もかけられぬ状態が一週間程続き、
爾後心臓病となり、毎夜十一時より三時頃迄発作が起り苦しんでおりました。
御浄霊を致しましたところ、身体を慄わせて霊の憑依現象を現わし、
胸に丁度牛の頭の形をした斑点が出、程なく消えました。
爾来発作は止みましたが健康は恢復致しません。
丁度六年程前に非常に利口な牛がおりましたが、難産で死亡致しました。
その子は家人が大切に育て、妻女(病人の母親)の胸に顔をすりつける程慣れておりましたが、他家へ渡すと程なく死亡したそうで御座います。
この親子の牛の霊と何か関係が御座居ましょうか。
また、これをお祀り致しますにはどう致しましたら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「牛の霊である。祀ってやればなおいい。
牛という字をつけた方がよい。親子牛明神でもいい。
牛の好きなものを上げ、祝詞を上げてやる。
早く人間に生れ代るよう願う。
三月位で撤去する。それで牛は救われる・・・。」
明主様御垂示 「牛の日に人の死ぬ話」 (昭和23年6月8日)
牛の供養方法
信者の質問
「私の近所の池では毎年丑の日に人が死にますが、私が疥癬の最中自分が牛になり講習生の家で飼われる夢を見たので、よく調べましたら以前牛がその池で死んだらしいのですが。」
明主様御垂示
「月一回、牛の好きそうなものを上げてお祀りしたらよろしい。
お地蔵様も祀ったらいいでしょう。」
明主様御垂示 「殺めた牛は年一回供養すべき」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「牛馬猫蛇などを故意に殺した場合は罪になることと存じますが、いかに祀るべきでしょうか。
また、自然死した場合はいかに祀るべきでしょうか。」
明主様御垂示
「そうですね。・・・蛇は殺してもいいですよ。
私は蛇を見ると殺して人の踏まぬ所へ埋め、祝詞を三回上げて幽世大神様にお願いして「今度は人間に生まれ変わってくるように」って言ってやるんです。
蛇は殺されることを喜ぶんです。
だからいま言ったように祀ってやったあと、私自身とても気持ちがいいんです。
これはなぜかというと、蛇は自分の姿を醜いと感じて、早くその一生を終わりたいんです。
だから蛇が出たとき「人間にそんな醜い姿を見せるな」って言ってやるともう出なくなりますよ。
この間もそこの石の所にいたんで、私がそう言ったらそれっきりもう見ませんね。
しかし、人間が執着のために蛇になったのもたくさんあって、これは殺すと祟りますよ、よく古い家には青大将がいますが、あれは殺しちゃいけませんよ、祖霊ですからね。
それから、猫は殺しちゃいけませんね。
牛なんかは殺してもしかたがない。
しかし、一年に一回供養してやることですね。
これは自然死でも撲殺したときでも同じですね。」
明主様御垂示 「焼死した牛と犬の憑依」 (昭和23年10月18日)
一夜に狂気した患者
信者の質問
「三日ほど前、牛と犬が焼け死にましたが、一晩である人が気が狂い
「俺は焼け死んだ牛だ」とか「焼け死んだ犬だ」などと申します。牛と犬のためでしょうか。」
明主様御垂示
「無論両方憑いている。浄霊すれば急には治らぬがだんだんに治ります。
こんなのは人間が畜生道へ堕ち、牛や犬になったのです。焼け死んだので苦しんでるのです。」
信者の質問
「その場合御浄霊で救われるのは憑かれている人が浄まるためでしょうか。」
明主様御垂示
「その牛も犬も救ってもらいたいのです。焼傷して苦しんでるから。
で、浄霊で苦しみが除ければ牛、犬の霊はその人から離れて行きます。
祝詞(幽世大神)を上げてやればよい。」
明主様御垂示 「焼死した牛と犬の憑依」 (昭和23年10月18日)
一夜に狂気した患者
信者の質問
「一晩で気の狂った患者、「俺は焼け死んだ牛だ」とか「焼け死んだ犬だ」と申します。
近くで三ケ月前焼け死んだ牛と犬がいるそうです。
イ、この二匹の霊がかかったものでございますか。潜在意識でございましょうか。
ロ、浄霊だけで病の治まらぬ時はどうすればよろしゅうございましょうか。
右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「犬と牛と両方くっついている。
浄霊すれば楽になるから、人間に生れ更る。
苦痛がなくなれば離れる。
人間が牛や犬になったりしているのだから急には治らぬ。
浄霊すれば、うまくゆけば人間に生れるが、普通は牛、犬に生れる。」
明主様御教え 「御霊光」より (昭和10年3月4日発行)
犬の供養による病気治し
「(一部のみ引用) そのお宅に一寸面白い話がありますから、お話します。
その御婦人はどうして観音様をお祭りしたかと思うと、
その家に十位の男の子があるんであります。
しかし生れ付に言葉がはっきりしない。
全然口が利けないのじゃなくて、ただはっきりしないのであります。
アイウエオだけがハッキリ言えぬだけで、後ははっきり言えるのであります。
チョイチョイお出でになるうちに、ちょうど半分位良くなった時に、観音様をお祭りしたんであります。
その子供は、最初頭に瘤(こぶ)があるから、それをとかしました。
それがあらかた解けると最初来られた時には、ボーッとしていたんでありますが、
非常にはっきりして来て瘤が除れる頃は眼付も大変よくなり頭もとても良くなって従って、
学校の成績も驚く程良くなって来たんであります。
段々査べてみると犬の霊がたたっている事が判ったんであります。
それはその子のお父さんが犬を殺した事があるのです。
アイウエオの音だけはっきり言えないと言う事は犬である事を証拠立てているのであります。
大抵の動物は七十五音の内どれか一種を発する事が出来るのです。
犬は、ワヰウヱヲの音で、ワンワンと鳴き、ウーウーと唸り、
足等踏まれたり、轢(ひ)かれたりした時はヰーヰーと
うめき遠吠えする時は、ヲーヲーと鳴くのは、皆さんも御存じの通りであります。
その他猿はカキクケコ、鼠はタチツテト、牛はマミムメモ、馬はハヒフヘホと言う様に
各動物は一種の音声を特徴として神から与えられているのであります。
犬が祟って、憑っている為に人間の舌や発声機関を使うのは適しないから、その声だけがはっきりしないんで、
又その頭の瘤は犬が殴られた所なのでそれが致命傷になったのであります。
それが判ったから早速その犬を私は祀ってやった所、病気もどんどん良くなって昨今はほとんど快くなったんであります。
そのお母さんが光を拝まれたのであります。
こういうお光は、大抵な方は拝まれます。
その光が種々あって色は金色紫色紅色等が多く、その中でも白金色が一番多いのであります。」
明主様御垂示 「四代前の先祖が犬を惨殺した事例」 (昭和25年4月22日)
鳩尾部棒状の固結
信者の質問
「本年一月入信致しました五十三歳の男子で御座いますが、普段軽い中風状態で御座います。
御屏風観音様をお迎え致しましてより、お臍のあたりより鳩尾(みぞおち)に向って棒状の固結が現われてまいり、
最近では鳩尾を圧迫されて息苦しい由で、なお直径六分位の固結が臍の辺より鼠蹊部の辺を行き来しており、固結は大変動悸を打っております。
なお本人はここ三年程前より、二月頃から五月頃迄の三ケ月位の間神経衰弱の状態になり、喜怒哀楽が甚しく、
本年二月、大光明如来様をお迎えさせて頂きまして大変御守護頂きまして、
本年は四月に入りましてから神経衰弱の状態になりました。
この家ではただ今迄で三代同じ状態の人が続いているそうで御座います。
四代前の人が犬をなぶり殺しにした事があり、その犬は何か位のある犬と言う事が言い伝えられております。
四代前に犬を殺した事とただ今の病状と関係が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「その犬の霊らしい。
霊は何代も祟るものである。
光明如来様によって犬が救われるから、気長にしておればよくなる。
こういう犬は人間の生れ代りである。
早く人間に生れ代らしめ給えと祈願する。」
明主様御垂示 「犬の祟り 猛犬に子供が次々噛まれる」 (昭和25年5月23日)
信者の質問
「四歳の男子(長男)、戦時中猛犬に顔面を噛み取られ、半月位医療を加え死亡(当時未入信)、
二十三年夫婦共入信、本月十六日次男(四歳)がまたまた犬に手首を噛まれ、一心に御浄霊を致しておりますが、後日になってその犬が狂犬と判りました。
現在御浄霊を続けておりますが、御守護戴けましょうか。」
明主様御垂示
「浄霊すれば何でもない。犬が祟っている。
早く光明如来様をお祭りする。」
明主様御垂示 「犬社の処分方法」
信者の質問
「本年二月初め御奉斎、入信しておりますが、以前より稲荷と犬(祖先が苦しめた犬を行者の言で地の神として祀ってある)を裏の空地にお祀りしてあり、処分したいと思いますがどうでしょうか。」
明主様御垂示
「光明如来様をお迎えして一年経てば処分してよろしい。
大体人間の生れ代りであるから、お祀りして、幽世之大神様に再生をお願いする。」
明主様御垂示 「猫の供養方法」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「九歳の少女、同年の子供ほどの言葉がまだ使えません。
三歳のとき中耳炎を半年ばかり患いましたが、いまなお膿が出ております。
去る三月十一日、御神前にて御浄霊中、その子は光明如来様の御前や周りに猫がたくさんいると言い出し、御浄霊が終わると猫が腹から出て楽になったと申しました。」
明主様御垂示
「ああこれは猫の霊ですね。」
信者の質問
「以前その家の飼猫がちょうど人間の癲癇のようになったので川へ捨てたと申します。」
明主様御垂示
「そのためでしょう。その猫を祀ってやったらいいです。
その猫の名前は。黒。ではね、小さい板に「黒の霊」と書いて、
光明如来様の向かって左脇に台をして祀ってやり、礼拝の終った後でちょっと頭を下げればいいですね。
そして、光明如来様に「黒が早く人間に生まれ変わりますように」ってお願いするんです。
そうすれば猫は喜びますよ。」
明主様御垂示 「布団にのる猫霊」
幼少期に猫を殺した事例
信者の質問
「三十年程前に子供心に猫を殺しました事のあります信徒が、二、三年前から夜寝ておりますとふとんの上に上ったり、ふところの中に猫のようなものが入って来る感じが致しますが、これは殺した猫の霊の故で御座いましょうか。
または他の霊が猫を利用してそのような事を致しますので御座いましょうか。
猫の霊で御座いましたらどう致しましたら宜しゅう御座いましょうか。」
明主様御垂示
「猫の霊である。口惜しいという執念である。お守を掛けているのであるから・・・。
猫が懐へ入ったら、祝詞を奏げてやる。
そして幽世大神様に早く人間に生れるようお願いしてやるとよい。」
明主様御垂示 「猫の霊に襲われた事例」 (昭和25年5月15日)
信者の質問
「私の現在住居している家は相当古いものであります。
昭和九年七月に買求め、殆ど改築を致しました。
前の住居人の職業は約三百年鉄砲鍛冶でした。私の職業は父の代より堺刃物製造卸でした。(昭和十九年末廃業)
而(しこう)して、この家の表通りで、明治初年に巡査と旧武士とが真剣勝負をして、巡査が旧武士のため虫の呼吸になるまで切られ、この家の表口へ這って来て「水をくれ、水をくれ」と言って死にました。
この家の人は恐しいので水をやらなかったのです。
右のような因縁の家ですが、最近三人のお客様があり、夜分猫の霊に襲われました。また愚妻も襲われました。
どうすればよいので御座いましょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「巡査が猫になる訳はなく、また怨む訳もない。
猫を飼った事があろう。それを祀ってやる。救ってもらいたいのであろう。
段段光明如来様に救われる。
「猫か迷ってる霊があるようだから御救い御願いします」という。」
明主様御垂示 「猫の怨霊が原因で喉が痒くなった事例」
幼少期に猫を絞め殺した事例
信者の質問
「二十四歳の女、十月下旬夢で、咽喉から黒いものが出そうで出ないので鋏で来ると、切り取った黒いものは消えて終いましたが、
それから咽喉が時々むず痒くなり、その時猫の鳴く真似がしたくなり、咽喉をこすれば気持がよいとの事です。
十二、三歳の時、猫をいたずらし、首を細紐で締め殺した事があり、最近夜になると声がかれて参りますが、いかにすればよいでしょうか。」
明主様御垂示
「猫の霊だが祀るのは面倒である。
祝詞を奏げてやるとよい。
また、光明如来様をお祭りし、その部屋へ寝かす。
宅にお祭りしてない場合は教会の光明如来様へお詣りし、一日二、三回小さい声で天津祝詞を奏げる。
猫が光明如来様に救われたいのである。
人間の転生ならば、早く生まれ替らして戴けるようお願いする。」
明主様御垂示 「猫の祟り」 (昭和25年3月3日)
中風で呼吸困難・舌を出す
信者の質問
「五十七歳の婦人、昨年十二月七日中風発病、特異症状としては、夜分時間を限り二、三回は呼吸困難となります。
その時はちょっと舌を出すようにして息をし、何か食物を欲しがります。
本人はその節、歯に力が入り、歯が浮くような感じがすると申します。
三十年前にある悪戯な野良猫を戸外の電信柱に縛ったまま殺してしまった事がありますので、その祟りではないかと気にしております。
もしそうだと致しますれば、御浄霊の他に何か特別にお祭りの方法がありましょうか。」
明主様御垂示
「猫の祟りである。中風の外に猫が憑っている。祝詞を奏げてやるとよい。」
明主様御垂示 「病人と猫 (化猫供養)」 (昭和23年12月22日)
信者の質問
「私が十二月二十日に板橋十丁目教導所U先生の御浄霊を戴きますと、私の身体に現在生きている猫の霊が憑り、
その猫霊の言うに、私は生きて見苦しい姿を世間の人に見られるより一思いに殺して戴きたい、そして姿無き霊となって守りたいと申します。
殺して下さるならO先生に殺して祭って下さいと申しましたが、その霊の言うように殺して良いのでしょうか。
この猫は野良猫でいつでも私の家へ来ているので面倒を見ておりますが、近所に病人があるときっとその家へ行っております。
病人はだんだん悪くなりますので、猫をつかまえて叱り付けて言い聞かせますと、病人が立直ります。
それから猫に浄霊致しますと喜んで出て行きます。最近は寄り付きません。
殺さずに自然死を待って祭ってやった方がよろしいでしょうか。
他に方法が御座いますか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「化猫の一種である。
人間が猫になったものに違いなく、人間の性格が猫に表われている。
殺さず放っておけばよい。来ないなら余計よい。
話の様子なら殺してもよいが、気持がわるいから、祝詞を上げ、浄霊してやるとよい。」
明主様御垂示 「猫の祟りによる頭痛」 (昭和25年2月22日)
信者の質問
「ある信者の父が昭和二十二年、野良猫を床に投げつけて頭を割り、惨酷な殺し方を致しました。
その後父の後妻が頭痛がするようになり、余り甚しいので昨年暮手術致しましたが、依然として続いております。
現在親夫婦とは遠く別れて暮しておりますが、猫を殺した事が家の曇りになるのではないかと存じ心配致しております。
どう致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「猫の霊が祟っている。
怨みと居所がないので、後妻に憑いたのである。
猫に詫びればよい。
入信して光明如来様をお祭りすれば治る。」
明主様御垂示 「飼犬・飼猫の子供を捨てるのは罪」 (昭和26年10月8日)
信者の質問
「よく、犬や猫がたくさん子を持ち、捨てたりいたしますが、このようなことはいかがなものでしょうか」
明主様御垂示
「それはいけないですね。罪になりますね。
捨てるのはまだ良いが、殺すのはいけない。罪になります。
捨てる場合でも、良く言ってやる。
家でも飼ってやりたいが、都合で飼っていけないから、
良いところに飼われるように神様にお願いしてやるから。と言ってやるんですね。
そうして光明如来様に、こうこういうわけで飼えないから、良い飼い主が見つかるように御守護お願いしたいと言う。
そうすると、良い飼い主の所に行きます。」
明主様御垂示 「夢中のネズミが現実に現われた事例」 (昭和25年2月26日)
信者の質問
「去る十八日の晩十二時頃、私は夢を見ました。
その夢は、猫位の大きさの黒と白の混りの鼠が私の蒲団の中に這入り、私の股を咬み、血を吸われて死んだ悪い夢でございました。
すると翌日午前二時頃、本当の鼠が蒲団の中に這入り、寝ている私の右の足の拇指を咬み、蒲団から出て右の耳を咬んで逃げて行きました。
このような事は矢張り霊界で祖先が行くべきところへ行けずして私を苦しめに来たのでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「人間で畜生道へ落ちたもので、怨みを持ったものである。
光明如来様をお祭りしてもらい救われたいのである。
気付かぬと、外のお気付けをする。」
明主様御垂示 「御用を望むタヌキの祀り」 (昭和24年5月26日)
信者の質問
「母は以前日蓮宗を熱心に信仰しており、本山にて修行中古狸に憑かれ、その後守護神としてお祭りしていましたが、
昨年六月光明如来様をお祭りさせて戴きましたのでもとの所属へ帰って貰いましたが、
最近に至り母の身体を通じて「大光明如来様をお祭りされ、私も浄まったからその側で御用をしたいから帰してくれ」と頼んだそうですが、お祭りした方がよろしいでしょうか。
お祭りするとすればいかにしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「狸や狐でもこういうのもある。
大光明如来様のお軸の下へ小さい宮を作って祀ってやるとよい。」
明主様御垂示 「タヌキの社」 (昭和26年12月1日)
信者の質問
「娘さんの精神病がよくなりましたが、狸霊が出て、祀ってもらいたい様子で、社(やしろ)を造り狸の名前を書いて・・・」
明主様御垂示
「良いですよ。それは祖霊ですよ。
狸に生まれ変わって、救われて再び生まれ変わりたいんです。」
明主様御垂示 「カラスの霊のお祀りの要否」 (昭和24年2月21日)
信者の質問
「烏の霊が憑依している人が御座いますが、烏の霊をお祀り致した方がよろしゅう御座いましょうか。
また、その場合、いかようにお祀り致しましたらよろしゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「(私は烏の霊が憑いている)
光明如来様をお祭りすれば烏は成仏する。
お祭りしてあればそのままにしておいてよい。
信仰雑話、御讃歌をよく読ませる。」