祖霊と夢について
明主様御垂示 「先祖が礼拝している夢 (守護神知らせ)」
信者の質問
「夢と先祖の関係を教示願いたく・・・。
夢で先祖様が祝詞を上げているところです。
真中に男、両端に女二人でした。
髪が薄紫色で、古代の髪でしたが、私の考え通り先祖でしょうか。お尋ね申し上げます。」
明主様御垂示
「先祖の霊である。先祖もこの通り信仰してると見せてくれた。
人間には正守護神がついていて、始終人間を守護している。
必要に応じ夢で見せたり、虫が知らす。霊的に知らせる。
人間を守護すべくいろんな事をしている。
気の乗らぬ事もある。浄霊などの場合、嫌な気持や心配の場合は行かないようにする。行った結果はよくない。
それを正守護神が知らす。非常に行きたい所は成績がよい。」
明主様御垂示 「阿弥陀様を信仰していた先祖が夢の中に出現した事例」 (昭和24年2月24日)
信者の質問
「私は現在実家に帰っておりますが、ある日夢で嫁ぎ先に帰ったところ、
戦死した筈の主人が店で一生懸命働いておりましたので、
私は主人に自家より帰って来た方が良いか帰らぬ方が良いかと聞きましたところ、
店も忙しいし帰って来るのが当然であると申しますので、
仕度して来るべく店を出て振返って見ましたらもう店には主人の姿が見えず、
それと同時にはるか南方の空より黄金色の光を発したものが見え、段々と私の方に近付いて来ましたので、
よく見ますと、その姿は阿弥陀様の御姿同一のもので御座居ました。
やがて店前に降りて通りの方を向いて止りましたので、何か欲しい物と思ったので一銭銅貨を一つ差上げましたが、
御帰りにならないのでもう一銭差上げましたところいらぬと言わんばかりに落してしまいました。
そこで私は何か御希望な物が御座居ますかと申しましたところ、
店のお饅頭を頂きたいと申されますので、早速差上げましたところ、口に入れたまま食べようとせず、
私に一緒に行ってくれと話しましたので、私は行く事が出来ないと申しますと、
大きな口を開いて泣き始め、何としても御帰りになる様子も御座居ませんので、
再度御帰りになりますよう申しますと今度は地に泣き伏せてしまいました。
私も困り果て、店に入り泣き伏せてしまいましたが、このような夢はいかなる訳で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「祖先が霊界へ行って執着をとらねばならぬ場合、夢を使う事がよくある。
夢にも確実性のあるのと馬鹿々々しいのとある。この夢は満更ではない。
阿弥陀を信仰した祖霊が、子孫に遇いたいため夢で来たのかもしれない。」
明主様御垂示 「元禄時代の先祖が夢に出た事例」
信者の質問
「私の見た夢について。(口頭)」
明主様御垂示
「元禄時代の祖先であろう。今に良い物を授けられる前ぶれであろう。
前世にお妃さんに尽した、御恩返しであろう。
光明如来様。大先生の代理である。
(私の姿で、以前は白い洋服を着たから、私の代理が沢山働いているから、それである)」
明主様御垂示 「夢の中に白装束白頭巾の者が出てきた事例」 (昭和24年7月30日発行)
信者の質問
「私の父は教修をいただいておりますがとても不熱心で、
私は先日仏壇に向かって「どこか私に間違ったところがありますのならば、どうかお知らせください」と泣いてお願いして寝ましたところ、
その夜は眠れず、翌朝いつもの通り早く起きてごはんをたいている最中、うつらうつらと眠ってしまい夢を見ました。
その夢では眼の前に階段がありそれをずっと上って行くと、上りきった所に二人の神様がおられ、
白装束白頭巾で一人は立ち一人は坐り「ほめてつかわす、よくやった」と申されました。
いかなる神様のお知らせでしょうか。」
明主様御垂示
「これは御先祖で、霊界で神格を得て下の位の神様になった人なんです。
この人の信仰が非常に熱心なので、御先祖が喜ばれたんで、たいへん結構なことです。
白装束、白頭巾っていうのはね、神主の服装なんです。
そして神主もそうですが、白が一番下で、だんだん青、紫っていうふうになって行くんです。
霊界でもそうなんですね、一番上は紫なんです。
ごく高いと、これは神主にはないけど、紫なら紫に金糸や銀糸でいろいろの模様がしてあるんです。
これから現界にもできますよ、私はいまにこしらえますよ。・・・
冠には宝石や金銀をちりばめるんです。
これは私、神様から知らされたんですがね。
五六七の世っていうのは、つまり「真善美」の世界ですからね、
これから見るといまの人の服装なんか穢いもんですね、まったく地獄ですよ。
五六七の代になれば、男でも刺繍(ししゅう)なんかのついた着物を着るようになりますよ。」
明主様御垂示 「蛇の夢」 (昭和24年7月5日)
蛇になった先祖が見せた夢
信者の質問
「私は四月十五日午前二時頃、次のような夢を見ました。
「山の中腹にて作業中一匹の大蛇に会い驚き、(私は元来蛇が嫌いであります)
急ぎ我家に帰る途中、また二匹の大蛇に会い、二匹共天井に向い立っている姿なのでいよいよ驚き、
家に帰ってみれば今度は入口より将に入り終ろうとするところの姿で、その後天井裏に上り黄金色の腹部をみせている」夢を見ました。
いかなる訳でしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「祖先が蛇に落ちているんで、それを見せたのである。
人間に生れる事を見せた。
信仰していれば救われる。」
明主様御垂示 「祖霊の夢をみる病人」
御神体奉斎を求める祖霊
信者の質問
「昭和二十二年一月、TI子氏に師事、受講せし三十歳の女の信徒、(本年二月日本会所属)
昭和十八年四月結婚、同年五月盲腸手術、十九年に二回掻爬、十九年十一月流産、二十年十月関節炎、二十一年二月下腹部切開手術、二十一年八月軽度の精神異状を認め、
受講後約一ケ月にして精神正常となり現在に及んでおりますが、
今月に入り全身倦怠感の御浄化を戴き、最近腹部あるいは胸部頸部等に非常な苦痛を訴えますが、苦痛の個所には発熱を認められません。
その都度祝詞を奏上致し善言讃詞を奉唱させて戴くと苦痛が軽減致す時と、苦痛の場所が直ちに異動する時もありますが、御守護を戴きまして本日初めて御面会を戴いております。
一昨日汽車の中で一回、昨日横須賀の日本会本部において三回苦痛の御浄化を戴きました。
なお本人は白蛇の夢や御先祖の夢をよく見せられております。
その外生死霊の原因のある事も認められます。
右に関し今後の御浄化に際しては祝詞と善言讃詞を奉唱させて戴き、御浄霊を続けさせて戴く以外に方法がございますれば御教示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「祖先の中で苦しんでいるものがあり、光明如来様をお祭りしてもらいたいのである。
早く、救ってもらいたいのである。」