霊界人の改宗について


明主様御垂示 「霊界における所属団体の変更は可能」 (昭和24年5月30日発行)

信者の質問
「あるクリスチャン、御浄霊をいただき感謝しながら死にましたが、このような人はやはり死後キリスト教の霊界へ行くのでしょうか。」


明主様御垂示
「そうですね、ただ感謝しただけじゃ観音様の霊界には行けませんよ。

やっぱりキリスト教のほうの団体へ行きますね。

しかし、まあ霊界へ行ってから、自分は観音様のほうの団体へ行きたいからってお願いすれば行けないこともないですがね。

いったんはどうしてもキリスト教のほうへ行きますよ。」




明主様御垂示 「キリスト教徒の霊界人も本教の祭壇に来るようになる」

信者の質問
「二、三代前からキリスト教に改宗した家庭が受教修した場合、キリスト教徒であった祖霊をおまつりする方法はどうでございましょうか。」


明主様御垂示
「キリスト教は緯で仏教は経である。

緯といっても少しは階級はあるが、大体平面である。

そのためにキリスト教では祖霊を祭らない。

従ってキリスト教徒の祖霊は祭ってないから関係ないので、祭らずにそのままでよい。

観音教へ入信して祭る場合はその家の祖先の信仰した宗で祭ればよい。

またその祖先が神道で祭ったのと、仏教で祭ったのとある場合は、両方の式で祭らなくてはならない。

その場合俗名によって祭るのは不可である。

霊界へ行った以上は霊界の名をつけ、それを使はなくてはいけない。

右様にして神道なら神道で祖霊を祭るとすぐ来ないが、暫くして来る。

キリスト教信徒の祖霊も霊界にいて暫くすると、祭られた方がよいという事が判ってくるから、その祭壇へ来る事になるのである。」




明主様御垂示 「霊友会の過去帳焼ける」 (昭和25年5月17日)

信者の質問
「私の妻四十八才、肋膜にて昨年五月より療養中を本教により救われ、本年四月入信。私も本年五月二日入信させて頂きました。

その翌々日長男が肺結核のため国立療養所へ入所しておりましたが、

病気の急変のためすぐ来いとの知らせにより、

私が家を出た後長女(二十才)が心配して先祖にお経(観音経)を唱えておりますと、突然ボーと明るくなりましたので、

見れば昭和十一年以来信仰しておりました霊友会の過去帳と御曼陀羅がローソクの火で焼けてしまいました。

しかし霊友会でつけて貰った法名だけ焼け、俗名の書いた下段の半分だけ全部残りました。いかなる訳で御座いましょう。

なお長男も一日も早く退所させ、本教の御浄霊により夫婦協力し合い救わせて頂きたいと存じますがどうでしょう。すぐ出してもよいでしょうか、御教示下さい。」


明主様御垂示
「祖先が霊友会を嫌がって焼いたのである。

祖先で入信したのが止めるために焼いた。よく霊友会を嫌う。

一日も早く退院した方がよい。

しかし私の方で指図したと言ってはいけない。」