拝読による供養について 2
明主様御垂示 「変死者の憑霊による癲癇、精神病」 (昭和27年3月17日)
信者の質問
「KM(二十一歳・女性)二十三年十月癲癇のような発作を起し、顔面引きつり、全身硬直し意識不明となり、注射二本いたしました。
二十六年三月腹痛を起し、雪の下(薬草)をもんで服み、腹痛は止みましたが、
翌日より精神異常となり、泣き笑い、夜も歩きまわりますので、
注射二本し精神病院に入れましたが、ふつうの状態に戻り一カ月で退院いたしました。
最初の発作以前より月経不順でホルモン注射を二十日間いたし、退院後も薬を服み、発作は遠退きましたが、
智能はしだいに鈍り、仕事もできずブラブラといたしておりました。
二十六年九月より御浄霊をいただき、三日目より癲癇(てんかん)症状の発作が激しく、一晩に数回連続的に数日続き、その時も精神病のごとくなりました。
二十三日に入信させていただき、十一月御屏風観音様を御奉斎させていただきました。
二月には手がつけられなくなり、注射二本いたして止めました。
二十二年ごろよりイボ状の吹き出物が出、化膿はいたしませんが、
身体のあちらこちらに出ており、背中の左に碗を伏せたくらいのがございます。
祖父は中風、祖母は心臓狭心症にて死亡、父も左半身不随で御浄霊をいただいております。
御神体はまだ御奉斎させていただいておりません。
霊的原因および御浄霊の急所につき御垂示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「癲癇(てんかん)から精神病ですね。これは霊ですよ。
よほど救われない霊が、ここの家にいるんですよ。
それから、癲癇(てんかん)ですね・・・癲癇があとで精神病になったんですが、これも同じものです。
つまり一時的の精神病が癲癇なんだから、それで医者がいろんなことをして、癲癇が一時減ります。
それで、浄霊受けると非常に増えるものです。
それを間違えないようにしなければならない。
癲癇が、だんだん増えて治るんですからね。
医者が熱冷ましをやってますが、一時熱が冷めます。
ところが熱冷ましを止めて、浄霊すると一時馬鹿に熱が出ますが、それと同じ意味なんです。
だからそれを前もって言っておくと良いです・・・癲癇はね。
そうして、その霊も救わなければいけないんだから、光明如来様をお祀りしなければ駄目ですよ。絶対に治りません。
お祀りして、その部屋に本人を寝かせるようにする。
そうして、憑いている霊を救うんです。
それで、変死とかあるいは家出して行方不明になったとか調べて、そういうのがあったら、さっそく祀ってやるようにするんですね。
そういうのがありますよ。
浄霊は、やはり前頭部の中です。
ここに霊がいくと癲癇を起すんですね。
ここに憑るということは頭に曇りがあるからです。
それで、頸のまわりを浄霊すれば良いです。
その代わり非常に長くかかります・・・治るのはね。
良く御神書を読ませ、話を聞かせ、気長にやれば必ず治ります。
ふつうに・・・正気に・・・まあ、安心というような状態になるには四、五年かかりますからね。そのつもりでね。」
明主様御垂示 「死霊の憑依による癲癇」 (昭和27年6月1日)
信者の質問
「本年三月、発熱頭痛のあと気が遠くなり発作が起き、最初は三十分くらいのが二時間くらい続くこともあり、そのときは無意識で・・・」
明主様御垂示
「霊が憑ったんだね。」
信者の発言
「最初は猫だ猫だと言っており、最近は俺だ俺だと言っております。
その子はお婆さんの所に養子に行っており、お婆さんがいると発作がひどく、他のときにはございません」
明主様御垂示
「じゃ、お婆さんに関係がある霊じゃないか。」
信者の発言
「お祀りはいたしております」
明主様御垂示
「お祀りしたから解決するというんじゃないですよ。
お祀りくらいじゃ承知しないというのもあるし、霊によるんだからね。
まだ納得がいかないためなんだからね。
子供の親はいつ入信したんですか。」
信者の発言
「二十三年でございます」
明主様御垂示
「お婆さんは・・・。」
信者の発言
「前に資格をいただいております」
明主様御垂示
「じゃ信仰がねぼけているんじゃないか。」
信者の発言
「今も続けております」
明主様御垂示
「続けているといっても、働かなければです。拝むだけじゃ駄目ですよ。今子供の状態は・・・」
信者の発言
「普段は何でもなく遊んでおり、月に二、三回発作がございます」
明主様御垂示
「癲癇だな。それは調べるのは面倒臭いからね。お婆さんはいくつです。」
信者の発言
「五十九才でございます」
明主様御垂示
「何をしているんですか。」
信者の発言
「主人が学校の校長でしたが、今は会社に勤めております」
明主様御垂示
「信仰は・・・。」
信者の発言
「御守様をいただいておりますが、熱心でありません」
明主様御垂示
「熱心でないのはいい、入っているかというんです。」
信者の発言
「入っております」
明主様御垂示
「入っているだけで別に働きがないんですね。お婆さんもボヤボヤしているんですね。」
信者の発言
「月に二人か三人の導きをいたしております」
明主様御垂示
「で、無意識にボッとしているんですね。」
信者の発言
「非常に暴れまして二、三人の男では抑えきれないくらいでございます」
明主様御垂示
「救われない霊があるんだ。子供は学校に行っているんですか。
まあ別に・・・そのままでだんだん良くなります。
大したものじゃない。なるべく・・・朝晩お参りしているんですね。」
信者の発言
「いたしております。浄霊は受けませんが、善言讃詞はおとなしく聞いております」
明主様御垂示
「善言讃詞とか御神書を聞かせるんですね。その霊は子供に憑いているんだからね。」
明主様御垂示 「死霊の憑依による癲癇」 (昭和26年11月18日)
信者の質問
「KS(三十四歳・男性)右半身不自由にて、六月より御浄霊をいただいておりますが、
七日に一度くらい手足が引き吊り、紫色に変わり、シャックリをして、意識不明になり、
最近では十分か五分で元に戻り、あとはケロリとしておりますが、顔は少し腫れます。
口はきけませんが、朝夕仏前にてお経を奏げます。
また君が代などを歌い、また子供の名を時々呼びます。
医診では、脳血栓と言われました。
病人の妻は九月に入信させていただきました。
現在足を引きずりながら歩けるようになりましたが、その他は変化ありません。
病人はよく肥り、血色も良く、本人ならびに家族も一生懸命にお願いいたしております。
御浄霊はどこをさせていただきましたらよろしいでしょうか。
また、霊的になにか関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「ケロリとして・・・死霊が憑るんですね。
今はお経じゃ駄目なんです。お経じゃ効き目がないんです。
霊的関係・・・じやない。霊的ですよ・・・病気はね。
七日に一度・・・これは、死んだ病人が、そういう状態で死んだんです。
それが、あの世に行って浮かばれない。
それで頼ってくるんで、この人に憑る。
癲癇ですね。
これは、光明如来様をお祀りしてないですか。」
信者の発言
「まだでございます」
明主様御垂示
「これが第一ですね。それと、御屏風観音さんはまだですか。」
信者の発言
「まだでございます」
明主様御垂示
「それが根本だから、それをやらなければならない。
それをやらなくても治りますが、ずっと暇がかかる。
それをやると、ずっと早く治る。
何分の一かになる。
死霊が救われないんだから、できるだけ本を読ませるんです。神様の本をね。」
信者の発言
「本も読めないような状態でございますが・・・」
明主様御垂示
「それじゃ、奥さんかなにかが読んで聞かせる。結局治りますがね。たいしたものではない。
この霊を救ってやれば良いんですからね。
仏教ですか。仏様はありますね。何宗ですか。」
信者の発言
「門徒でございます」
明主様御垂示
「今言ったようにしてやりなさい。」
明主様御垂示 「死霊の憑依による不整脈患者」 (昭和27年1月16日)
信者の質問
「YG(昭和二十五年八月入信、四十七才・男性)は、二十四年暮れより心臓の動悸激しく、不眠のため医師の治療を受けましたがはっきりせず、
二十五年七月御浄霊をいただくようになりましたが、あまり変化なく一時御浄霊を中止いたし、
田舎にて静養し、動悸が収まりましたので家に帰り、御浄霊をいただくようになり、不眠はほとんど良くなり、心臓の動悸もなくなりましたが、
本年に入り、また以前の状態のようになり、一月三、四日には心臓を圧迫するような痙攣の発作があり、
頭の状態は皮膚と肉とが離れて引き吊ったような感じで、
後頭部、延髄は入信当時は冷たかったのが、暖かくなりました。
足は常に浮いたような感じがいたし、皮膚は弾力性がなく、
常に恐怖を感じ、喜怒哀楽の感鈍く、食欲もあまりありません。
以前に睡眠剤を服用いたしております。
御浄霊の箇所を御教えのほどお願い申し上げます。なお、御神体は御奉斎いたしておりません。」
明主様御垂示
「これは死霊ですね。死霊が浮かばれないわけですね。
それで、この人にくっつくんだから、これは光明如来様を一日も早くお祀りしなければ駄目ですね。大体それだけですよ。
死霊を救ってやらなければならない。
ですから、光明如来様をお祀りすることと、御神書をできるだけ読むことと・・・それだけで治りますよ。」
明主様御垂示 「嬰児の憑依による神経衰弱」 (昭和24年7月15日)
信者の質問
「私の弟、十八歳より神経衰弱になり、ただ今三十歳ですが、未だよくなりません。
私は二十一年に御光を戴き、それ以来御浄霊はしておりますが、以前に動物のように出歩いていたのは治りました。
しかるにまた本年六月中頃より、また外へ出歩くようになり、やる事なす事が子供のようであります。
しかし今度は夜分はよく眠るようですが、いかがなものでしょうか。
今後どういうようにしたらよくなるでありましょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「子供の霊が憑いている。
それで年は十八でも馬鹿みたいである。
名の付けようがないので神経衰弱にした。
普通になるのは難しいが、ある程度よくなる。
御神書を読ますのがいい。」
明主様御垂示 「霊を信者にすると大変な功徳になる」 (昭和26年8月18日)
戦友の憑依による全身麻痺、全身硬直
信者の質問
「磐城支部所属、教師第三位YT氏(二十四歳・男性)の浄化についてお伺い申し上げます。
T氏は本年七月十二日、数日前より徴候ありたる由なるも、全身麻痺状態より呼吸烈しく全身硬直し、仮死状態の急激なる浄化起り、浄霊約一時間にしてようやく落ちつきましたが、
午後十一時ごろ再度起り、明主様に御守護お願いせししだい、引き続き翌日二回、その後本日に至るも数日に一回くらい同症状になり、仮死状態となるや御浄霊の後善言讃詞を数回奉唱すれば漸次回復する。
最近の症状は最初よりもよほど軽く体力もかなりあり、浄化の症状起るや善言讃詞を欲し、奉唱し終わるや一時仮死状態となる。
本人は満州義勇軍に従軍し駐満約三年余、終戦後一年して帰省、家族は姉二人中教師、弟は建設奉仕隊に約半期、一家挙げて御救いに精進させていただいている家であります。
父は数年前死亡、母は子供とともに精進しておられる。
昭和十三年より二十年までの間に父、兄二人、姉一人、弟一人死亡しており、兄二人は外地で戦死、弟仁郎は十三歳の時溜め池にて水死、駐満中殊に敗戦後捕虜中、同僚は冷下○○度の寒さに堪えかね倒れたる者数知れず、
T氏は身心強健のため九死に一生を得、同僚の世話をかなりしたる由、前記の浄化の症状は昨年八、九月に約三回あった。
霊的にも関係あると思いますが、在満中に骨髄まで凍傷症状状態にかかりおりたる者の浄化であると思いますが、
かつて聞いたこともなく見たこともないものすごい浄化症状であり、I先生にも十数回御浄霊を受け、追々元気になりつつあるも、霊的関係および御浄霊その他の御神示を謹みてお伺い申し上げます。
明主様御垂示
「これは死霊ですよ。この戦友の・・・こういう霊ですね。
つまり、これは死んだ時の状態が出るんですね。
全身麻痺状態、呼吸烈しく、全身硬直。これは死霊の状態そっくりですね。
善言讃詞を欲しい・・・と言うのは、霊が救われたいためですね。
要するに、霊の病気が治って行く、そうして、自分が救われているから判って、最初はむちゃくちゃに憑ったものですが、
そうして早く救われたいために、善言讃詞を聞きたがるので、これは結構ですよ。
これは、だんだん良くなりますからね。心配ないです。
できるだけ御神書を読ませるようにね。ふつうの・・・なんでも良いです。
信仰雑話でも良いです。霊に打ち聞かせるんです。霊を信者にするわけですね。そうすればたいへんな功徳をしたことになる。」