祖霊による信仰妨害について


明主様御垂示 「他宗教の霊界人が明主様信仰入信を妨害」 (昭和24年2月10日)

信者の質問
「十人兄弟で、私は男七人女三人の七男で御座いますが、現在は男四人女一人になりました。

兄弟皆別に世帯を持ち、長兄を除き大光明如来または光明如来様をそれぞれお迎え致して御利益を戴いておりますが長兄は先祖の霊をお祭り致しております。

他の四人は両親の霊をそれぞれお祭り致しておりますが、長兄に観音様の有難味を話し色々と勧めておりますがどうしても分りません。

長兄が観音様の信者になった方が仏は大きく救われるのではないでしょうか。

それ共現在の状態にて仏の救われるのに変り御座いませんか。

また仏は兄弟の家を自由に往き来しておりましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは長兄が入信すべきであるが・・・した方が本当だからよいが、入信は時期があるから、一緒に思うように信仰に入る訳にはゆかぬ点があるから、観音様にお任せして、心配せぬ方がよい。

ある宗旨を継いでいる場合、その宗旨の神や仏に執着があっては具合がわるいんで、一生懸命改宗しないようにする。

急に改宗さすのも可哀相なので時を待つがよい。

また、宗旨の霊界における信徒も、霊的に長兄に憑ったりなどして、改宗させないようにする場合もある。

そういうのを無理に奨めたりするのはまずい。

時を待つ態度でいればよい。

仏になった親の霊は、兄弟の家を廻っている。

だから世間で長男さえ祀っていればよいというのは誤りで、子供は全部祀らなくてはいけない。これは現界と同様である。」




明主様御垂示 「信仰に反対の息子 他宗教霊の憑依が原因」 (昭和24年10月16日)

信者の質問
「私の次男(二十歳)は素直であったが信仰(教会)にはとても反対で、本人が浄化して素直になると思いましたが益々反対するのです。どうしたら宜しいでしょうか。」


明主様御垂示
「前世が仏教信者とか神道の信者で、自分と違う信仰に入るのが面白くないので反対するか、

または外の熱心な信仰者で霊界へ行ったので、この信仰が面白くないので、その息子に憑るかである。

うっちゃらかしておけば、何にもせず自然に信仰に入るようになる。

その霊が判る。生れ代った場合としてはその人の守護神が判る。

神様もその機会を与えて下さる。」




明主様御垂示 「浄霊のお取次ぎが嫌になる原因」 (昭和24年11月22日)

信者の質問
「大勢の方を御浄霊させて戴いておりますと時々御浄霊することがいやになる人が御座いますが、いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「先方に憑いてる霊が邪魔する。

今一つは副守護神が苦しんで嫌がるのがこちらへ映る。

祖霊など憑いているんで、他の信仰などしてる人は嫌がる。

霊が他の信仰者である場合など嫌う。

気にせず、どんどんやってよい。」