祖霊の戒告について 6 (その他の戒告)


明主様御垂示 「額の傷」

信者の質問
「私は二十一年五月左額を負傷し、七ケ月も医療にかかり良くならず、結局は本教に入信してこの御浄霊により快方に向いました。

ただ今は左額に醜痕を残すのみとなりました。

この信仰に入って額の大事な事につくづく感じ入りました。

つきましては、私の負傷は御先祖の戒告とか諸霊の祟りとかの霊的因縁はいかがなもので御座いましょうか。お教え願います。」


明主様御垂示
「それ程の事もない。しかし額を負傷したことは意味ない事はない。

目より額は上で、目上、主人、先生、祖先などに関係あり、目下は家来であるから、祖先をおろそかにしたりすると祖先が気付かせるためにするのである。

痕が残るのは薬のためである。薬毒の染み込んだあとが残るのである。」




明主様御垂示 「神参りの都度災禍」

家族の発狂、死亡

信者の質問
「四国の小豆島へ参拝して帰宅後、一回目の参拝では、家族の産後気が狂い死亡、二回目帰宅後、池へ落ちて死亡し、参拝する度にこのような不幸があるのは邪神のためでしょうか。」


明主様御垂示
「霊的な訳がある。

本教入信者ならば参拝はやめるべきである。

神にも種々ある。この問によれば、参拝してはいけないので、祖霊が止めるのだと思う。

光明如来様は一番お位が上であるから、信仰する以上、神参拝するのは本当でない。」




明主様御垂示 「定日に事故あり」 (昭和24年9月16日)

信者の質問
「本年四月十八日に息子が他所のお婆さんに自転車を突当てて怪我をさせ、

また七月十八日に五歳になる子供が疫痢に罹り、

八月十八日に瀬戸物の三万五千円程の品を詐欺にかかる等、

十八日という日のみ災難に逢っておりますが、何か訳があるのでしょうか。御伺い申し上げます。

因みに家族四入信しており、本年三月光明如来様を御祭りさせて戴いております。」


明主様御垂示
「祖先に関係があろう。十八日に亡くなった祖先で、気に入らぬ事があるから知らせるのである。事柄を考えてみよ。

昔、警察問題等は必ず八の日であった。」




明主様御垂示 「飼猫を嫌う祖霊の戒告 猫が神床を汚した事例」 (昭和24年9月17日)

信者の質問
「生後三ケ月の猫を貰って間もなく、大光明如来様の床の間に上り水を呑み、お光様の置いてある三宝の上に上り、

またはお額の後ろに上ったりして、いくら御浄霊をし、また追払ってもすぐ上ってしまいます。

これはいかなる訳でしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは猫を飼うなという事である。

飼っていい人といけない人とある。

この人は飼ってはいけないのである。

よく飼っても飼っても逃げられるのがあるが、これは祖霊が嫌がるのである。」




明主様御垂示 「仏前で倒れる元不動信者」 (昭和24年10月2日)

信者の質問
「入信者SI(五十六歳・女性)と申す者で御座います。

ただ今娘の嫁入先に同居いたしていますが、亡夫の墓は福岡県朝倉郡○○町に御座いまして、亡夫の御位牌はその弟が祭っています。

今度亡夫の位牌を自分で御祭り致そうと存じましたが、弟が渡してくれませんので、

新しく作り、ただ今の同居先において御祭りをいたしておりますが、

仏壇の前に参りますと無意識に倒れます。

何か霊的に関係がございますでしょうか。御伺い申し上げます。

なおこの者は以前不動尊の信者で御座いました。」


明主様御垂示
「位牌を新しくしたらそれで構わぬ。倒されるのは何か目的がある。

不動様を祀ってくれというのかもしれぬ。

霊界へ行っても暫くは不動様を拝みたいものである。

光明如来様をお祭り出来れば霊は自然に転向する。

それから不動様を祀ればよい。」




明主様御垂示 「祖霊が水を飲んだことを知らすため仏壇の供水に泡が立った事例」 (昭和24年8月9日)

信者の質問
「二十三歳の婦人、御霊徳に依りまして楽に死亡致しました。

死後一週間位して仏壇へお供えした水のコップに泡が沢山立ちました。何か意味が御座いましょうか。」


明主様御垂示
「霊が水を飲んだ事を知らしたのである。よく水を上げてやるとよい。」




明主様御垂示 「龍神になった祖霊が仏壇の水を飲んだ事例」

信者の質問
「ある信者の家で毎日仏壇にお水をお供えしますが、時々そのお水が全部無くなります。

そして水が無くなってから一週間経つと必ず病が出ます。何か霊的に意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「祖霊の中で、龍神になってるのがあって、喉が涸くために水を飲むのである。

病人が出るのは水をもっと欲しいのかもしれないから、もっと水をやってみるといい。」




明主様御垂示 「夫の再婚を嫌がる亡妻の霊がお屏風観音様を倒した事例」 (昭和25年5月12日)

信者の質問
「御神体並びに御屏風観音様をお祀り致しております信者で御座いますが、

去る三月二十一日祖先のお位牌を新しく作りお祀り致しましたが、

三月二十九日朝、御屏風観音様が中央の台(黒色)より落ち、御位牌の前方に伏さっておりました。

それから数日後坊さんが見え、お経を奏げた後、当家の家族の者が線香を上げました所、一本は灰になって折れ、他の一本は灰になっても円を描いたまま立っておりました。

なお、当家の嫁は数年前死亡致しておりまして、現在はその配偶者の縁談が進められておりますが、円滑に行っておりません。

御屏風観音が台より落ちました事、並びに線香の灰が円を描きました事等、何か祖霊の暗示のようにも思われますが、どうで御座いましょうか。

御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「嫁の執着が残っていて、縁談があるのが気に入らず知らせる。

相当日時も経っているから執着がとれる筈である。も少し様子をみよ。」




明主様御垂示 「御詠歌奏げて苦しむ」 (昭和25年4月8日)

信者の質問
「最近富士地方において御詠歌が非常に流行致しております。

信者で近所の人に誘われて御詠歌を練習中急に背中が寒くなり、胃から背中が痛み嘔吐、下痢の浄化を頂きました。

数日後他の信者も同じような浄化を頂きました。

御詠歌に誘われたる場合いかように致しましたらよろしゅうございましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「御詠歌を断わるとよい。それをやめよ・・・と祖先が気付けるのである。」

(註 御詠歌・・・巡礼や浄土宗の信者などが仏の徳などをたたえて唱える歌。短歌や和讚に節をつけたもので、一般に鈴や鉦(かね)に合わせて詠吟される。)




明主様御垂示 「屋敷を買ってから続く不幸」 (昭和23年11月25日)

信者の質問
「祖父が商売で金儲けをし、六十四年前隣の屋敷を買ってから次々不幸が重なり、墓地は他家の石碑が二本来ておりますが、墓相という事もありましょうか。

道路拡張のため取りこわした稲荷をお祀りする場合、方角の良否などありましょうか。」


明主様御垂示
「屋敷に解決つかぬ霊がある。何かその要求がある。それを気付かすためにいろいろな事をする。(霊界は順序階級が一番やかましい)

大体一番多くある例は、池とか井戸とか埋めて家を建てる。

龍神がいて怒り、居所を作ってもらいたいためにする。

(墓相もある)天然石を墓にするのはいけない。天然石は庭石にする。

方角はない。庭へ祀る。あまり高くてはいけない。人間が(畳へ)座って、頭より上になってはいけない。」




明主様御垂示 「改姓と精神病」 (昭和25年2月2日)

信者の質問
「ある信者の家で御座いますが、先祖が和泉家より別家致しましたが、本家との関係がうまく行かず、近くの別な所に家も移転致しまして、

妻の実家増田姓を名乗って今日に到っておりますが、娘が一年余り前より精神病になっております。

一生懸命御浄霊を続けておりまして、大分良い方に向っておりますが、何か祖霊との関係が御座いましょうか。

また、和泉家を名乗るべきが本当で御座いましょうか。

それとも現在の増田のままで宜しゅう御座いましょうか。

また、和泉家を名乗るべきで御座いましたらどう致しましたら宜しゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「先祖によっては気に入らぬと、僅かな事も気にするのがある。

和泉家を名乗るべきである。和泉はいい名で、由緒ある名である。」




明主様御垂示 「守護神のお知らせ 肉体に痣」

信者の質問
「最近、五十六歳、女の患者さんで、喜び事の前になると下腹部に赤く痣のようになり、

禍い事の前には右腕の付根に赤く「山」の文字が現われ、

肉体的に疲れた時には膝の周囲に青い斑点が現われ、その事が済むと消えます。

何か霊的原因がございましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「守護神の一人が知らせようとする。夢とか外の事で知らす。知らしたい守護神の働きである。」