祖霊の戒告について 4 (子孫の信仰上の誤りを咎める戒告)
明主様御垂示 「祖霊の戒告 お屏風観音様の拝受を他人に依頼して耳の浄化」 (昭和25年4月8日)
信者の質問
「私の不注意のために何とも申し訳ない事を致しまして慎んでお詫び申し上げます。
去る二月十八日かねて御屏風観音様をお願い致し、当日都合が出来て熱心な信者さんに戴いて来るように頼んで置きましたところ、
当日御面会の帰路紛失致してしまいました。誠に申し訳ございません。
早速心で明主様にお詫び申し上げ、去る三月二十日御屏風観音様をお祀りさせて頂きました。
この間二月二十五日突然私の両耳が耳鳴りのようになり、
三月一日脳溢血症状となり耳は完全に聞えなくなり、
口もきけなくなりましてそのまま死亡するかと思いましたが、
四日目に口は元のままとなり起きる事が出来ました。謹んで御礼申し上げます。
爾後昼間は耳許で大声が聞え、夕方七時頃になると急に近くの声が聞えるようになります。
申し遅れましたが私の母が脳溢血で、右のような状態で四日目に死亡しております。
私の耳は元のようになり、またお救いさせて頂けますでしょうか。何卒御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「屏風観音様を人に頼むのは間違っている。祖先が気に入らぬのである。」
明主様御垂示 「お屏風観音様のみの御奉斎は許されない」 (昭和27年5月25日発行)
信者の質問
「朝夕御神前ならびに御仏壇に礼拝の場合、御仏壇には、命日以外善言讃詞を奏上しないように再三御注意をいただいておりますが、
入信日浅くして御神体ならびに御屏風観音様の御奉斎のお許しを得ていない場合、朝夕御仏前へ善言讃詞を奏げてはいけないのでございましょうか。
また御屏風観音様のみ御奉斎させていただいている場合はいかがでございましょうか。
右謹んでお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「光明如来様をお祭りして、規定通りすべきである。
御屏風観音様だけで短期間ならいいが、長くそのままにしておくと、祖霊が気に入らないから、お気づけをされるから、一日も早くしなさい。」
明主様御垂示 「線香の煙による知らせ」
仏壇の位置の誤り
信者の質問
「アパート住いのためお仏壇を箪笥の横の机の上に台を置いてお祀りしてあります。
ある日雨降りの朝お茶をお供えして線香を立てお詣り致し約二十分位経って気が付いて見ますと、
線香の煙が一直線にスーッと勢いよく上に昇り、仏壇の天井にぶつかり、それから向って右側より下にもどり、お茶碗の中及びお盆の中をもやもやとしており、
また勢いよく上に昇るのと下に行くのとに別れていたそうです。
気流の関係にしては余りに不思議ですので、何か意味がありましょうか。」
明主様御垂示
「箪笥より低くなるからいけないのである。
それを知らせようとしたのである。
早速箪笥の上へやるとよい。」
明主様御垂示 「表裏に別人の戒名のある位牌が原因で結核になった事例」 (昭和24年8月8日)
信者の質問
「私の関係の信徒でHH(女性)と言う人の仏様は変っております。
即ち祖先の位牌中、全然別人の法名が表裏に書かれてあります。
現在二十二才の娘が六年前より結核にて療養中で、昨年八月二十五日入信したのですが、呼吸が苦しくてなりません。
前記の位牌と何か関係ありましょうか、また今後いかにしたらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「病気に関係がありそうだ。
裏表別にしなくてはいけない。
直ちに正常の形に戻すべきである。」
体験談 霊界は必ずある (地上天国 5号、昭和24年6月25日発行)
表裏に別人の戒名のある位牌が原因で子供が高熱、衰弱した事例
日本観音教天国会光明分会 OJ(45・男性)
「私には四人の子供があります。昭和二十二年六月中頃の事で御座居ました。
上の子供から次々に高熱腹痛という同じ症状の御浄化を頂きまして、S子(二歳)などは身体は極度に衰弱し、高熱のため苦しみ通し、見る影もない姿になりました。
今日は死ぬか明日は死ぬかと愛しい我が子の死を案じ「何とかして丈夫にして戴けないものか」と妻は一日に何回となく、それこそ一生懸命にお観音様にお念じして御浄霊させて頂きました。
しかし子供の容体は少しも変りなく暗黒絶望に悩むこと数十日で御座居ました。
丁度六月三十日の事、妻はS子を抱いて教導所にお参りさせて頂きました。
大野先生は一目御覧になり、「これは重態だ」と他の方を後にされて子供に早速御浄霊して下さいました。
骨と皮のようになった子供は苦しそうで御座居ました。
大野先生に御浄霊を戴きましたが相変らず変化は御座居ません。
大野先生は御心配下さいまして鬼頭先生に御報告申し上げると共に御質問して下さいました。
「祖霊の戒告」ではないでしょうか。先祖様に対して万が一も御無礼はないでしょうか。
その御教えを頂きまして、家に帰り直に御仏壇を調べましたところ、御位牌の両面に法名が認められました。
こんな御無礼をしていて申訳ないと身を清め、恭しく御位牌を新しく書き初めました。
「法名」と書き「釋」と書こうと筆を下した刹那、重態だった子供が突然声高らかに元気な時と同じような笑い声が聞えてまいりました。
まったく自分の耳を疑う程で御座居ました。
しかし子供は痩せてこそおりますが、とても元気な様子で喜々としてはしゃいでおります。
何という不思議な事で御座居ましょうか、でも事実は事実であり、現に目の前にこの奇蹟を見せられ嬉しいやら有難いやらで夫婦共々感泣致しました。
先祖の霊があるものか無いものか、否霊など今まで思っても考えてもみなかった愚な私共で御座居ましたが、はっきり現実にこの疑う事の出来ない事実を見せられ吃驚致しました。絶対なる神の恩恵。祖霊の戒告。
お観音様に救われた身の幸福にただただ有難く感涙に咽ぶのみで御座居ます。
眠っていた魂も覚醒致しました。
御恩の万分の一にも御奉仕の誠を捧げ奉るべく地上天国建設の御聖業に、微力ながらお尽しさせて戴く事を決心致しました。
筆舌に尽せぬこの感激を拙い一文を綴りまして御報告申上げ、御礼の言葉とさせて戴きます。」
明主様御垂示 「白木の位牌を置き続けると先祖のお気づけがある」 (昭和26年9月21日)
「白木の位牌は長く置いてはいけないですよ。
白木の位牌は四十九日までが本当です。
それからはふつうの位牌で、それから先は、霊が嫌がります。
お気付けがありますよ。
人間が間違うと霊界はちゃんとその通りに響きます。
だから霊界では、行く所に行けないということになる。」
明主様御垂示 「祖霊が猫を使って仏壇をひっくり返した事例」 (昭和26年10月11日)
信者の質問
「お屏風観音様をお祀りしてある仏壇を猫にひっくり返されたこともございます。」
明主様の御垂示
「猫にひっくり返されたというのは、これは何か意味があるんです。
猫を使ったんですが、ご先祖が気に入らない点があるので、やったんですね。」
明主様御垂示 「祖霊がネズミや蛇を仏壇に出した事例」
信者の質問
「某青年、最近非常に信仰が増し、お道に専念したい希望に燃えていた所、
毎晩非常に鼠が騒ぎ、そして八月十六日には、仏壇を拝んでいると、仏壇の側方から蛇が頭を出していました。
その他鼠が仏壇の中を汚したり、光新聞を噛切ったりしました。
その後近所の方を御浄霊していると突然手が猛烈な勢いで信者の患部に向って動きます。
振れるままに振っているとピタッと止りました。
止った時に治ったと言っていました。
霊憑りになりましたが審神しても現在の所正体が判明致しません。右に就き・・・」
明主様御垂示
「鼠や蛇が出るというのは、この人の信仰に何か違った所があるので、祖霊がそういうものを使って気付かせようとしたのである。よく自省してみよ。
それには出版物を出来るだけ読む事である。それに合っていれば、それでよい。」
明主様御垂示 「祖霊がネズミを使って仏壇を荒らした事例」 (昭和23年)
「仏壇を荒すのは意味ない事でない。鼠とは一つの仕事しているものである。
祖霊が面白くないので、気付かすよう、鼠にやらす。気を入れて拝まぬとか・・・。
仏壇は身分の向上、家の良い所へ住んだ場合相応に立派に作り替えねばならぬ。
先祖が生れ代るから、祖先の気に入らぬから、鼠を使う。」
明主様御垂示 「祖霊がネズミを使って位牌に粗相をした事例」 (昭和24年7月11日)
信者の質問
「七月十日宍倉家(私の姉の夫の家で私がお預り申しております教導所)の仏壇の中に鼠が入り、
御屏風観音様を始め位牌を倒し、宍倉家先祖代々の位牌の上に乗って動きません。
鼠が乗ったまま位牌を手に持って庭に行き「降りなさい」と申しますと家と反対の方へ行ってしまいました。
すると翌十一日にはお姿(出世御尊像)をお祀りしてあります部屋の前の松の木に六尺位の蛇の抜けがらがありました。
それから後さっぱり信者がお詣りに参りませんし、出張も無くなりました。何か霊的な訳が御座いますでしょうか。」
明主様御垂示
「祖霊が鼠に生れたか、憑依したかである。
この蛇は今迄働いていた。昇天したのであろう。
あるいはどこかへ行ったかである。
祖霊中に気に入らぬ事あるか、要求がある。
どっか違った所がある。」
明主様御垂示 「祖霊が狐霊を使って位牌を倒した事例」 (昭和24年7月28日)
信者の質問
「私は本年五月二十日夜、自宅にて次のような夢を見ました。
それは「実家の家が東西に揺れ、三回目に西に倒れました。家の者は皆下敷となりましたのに、私は戦死した弟が裸体で現われ、連出してくれました」
その夢を見るその十日程前より私の薬指に魚の目が出来ておりました。
当地方では内側に出来ると家の者、外側は遠縁が死ぬと申しております。
また、五月三十日朝、仏壇に確かにあった弟の位牌が長男(二十八歳)の枕元に倒れておりました。
何か霊的因縁でもあるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「夢の意味はなくもないが、余程著しいのでないと気にする要はない。
現実でないから確実性はない。
迷信ほどではないが、問題にならぬ。
(手に魚の目の出来るのはあまりない。大抵足である)
位牌の倒れるのは変である。霊には物質移動が出来る。狐に頼むのである。
(何か要求があるのであろう。その家の人が考えれば分る筈である。
位牌の順序が違っている時など、よく位牌が倒れたりする)」
明主様御垂示 「祖霊が狐霊を使って仏前のご飯を消した事例」 (昭和23年10月21日)
信者の質問
「和歌山県のある信者が、お詣りに参っている留守中、家族が仏前に御飯を三つ御供え致しましたところ、
その留守中三日間共右の端の一つが消えて無くなりました。
何か霊的に意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「祖先に三つお供えするのは嘘である。
一つでいいので、それを警告したのであろう。
物質がなくなる事はあり得る。狐に頼むのである。」
明主様御垂示 「墓を清浄にしないと先祖のお気づけがある」 (昭和29年4月1日)
「お寺参りに行くときには、ご先祖は挨拶に出てくるのですから、そのときにあんまり墓がひどかったり、もっとできるにかかわらず人間の怠慢でしないと、
ご先祖は面白くないから、“こいつはひどい奴だ、時々灸をすえてやれ”というので、
ご先祖が災難を与えたり、病気にさせたり、そういうことがあります。
ですから思いもつかない、お寺参りに行った帰りに電車が衝突したりということがあるのです。
だからこれはやっぱり人間界と同じで、できる身分でやらないということや、
またその人の境遇やいろいろに合わないということは、ご先祖としても面白くないのです。
またご先祖の中にも、怒リッポイのとそうでないのがありますが、怒リッポイのはお気づけとかそういうことがあります。」
明主様御垂示 「人姿の墓石何度も倒る」 (昭和24年6月2日)
信者の質問
「ある信者の御宅で四、五代前に子守を雇い、
その子守が亡くなりましたので実家へ帰さず、家の墓地へ骨を納めました。
そして人間の姿を刻んだ墓石を立ててありますが、
最近この墓石が何度となく倒れ、その度毎に家の誰かが頭を病みます。
墓石を元通り立てると頭がなおるそうで御座居ますが、
人間の姿を刻んだ墓石に何か関係があるので御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「文字の墓石でなくてはいけない。
それを知らしてるのである。
本人は反って苦しいのである。
祖先より立派にしてはいけない。
位置を下にしたり、字を小さくしたりする。
骨長ければそのままでもよい。」
明主様御垂示 「墓所の移転により障害者が続出した事例」
信者の質問
「屋敷内に墓があったのを家を建てるのに移転しました。
それから次々と死人が出たり障害者が出来たりして、現在子供二人 障害があります。
主人は今度の戦争で戦死しました。
石塔はそのままで移転したところにあってよろしいのでしょうか。
またその因縁を切るにはいかにしたらよいのでしょうか。
私は最近御光を戴いたもので御座いますが御教え下さい。」
明主様御垂示
「移転する必要のある場合は、言葉で先祖へ向ってお願する。そうすれば差支えない。
止むを得ぬ事は仕方ない。霊も納得する。そうすれば何でもない。
そうしないのは、先祖の納得がゆかぬのではないか。
因縁は切らぬようにすべきで、切ってはいけない。
よくお詫びして、光明如来様にお願して、祖先が承知するようして戴く。」
明主様御垂示 「古戦場跡地の古墓」 (昭和24年4月22日)
長屋に奇病続出
信者の質問
「八軒長屋の裏露路に古い墓があります。
何でも古戦場の跡とかで戦死した武士の墓だそうで御座居ますが、
丁度便所の汲取りの際、いやでもその角を廻らねばならず、汚すこともままある由です。
その故かその長屋には全戸に一人ずつ常に妙な病人が絶えません。
長屋住民全戸で御祭りすれば祟りはなくなるでしょうか。
取敢えず御神体をお祭りし、機会あれば移転したいと存じていますが、
何も知らぬ他の人々が気の毒と思いますので御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「一日も早く移転した方がよい。
未だ霊の残ってる事もある。
墓をそういうもので汚されるのを嫌がる。
気付かせるために病人を起すのである。
もっと清い所へ移すとよい。
汚して申し訳ない、清い所へ移すからと言って、墓を洗ってやって祝詞を奏げてやり、なるべく付近の出来るだけ清い所へ移す。
垣根をつくり木も植えてやる。霊も非常に喜び、反って守護する。」
明主様御垂示 「息子が発作的に御神体を破いた事例」 (昭和23年)
弁天様に一家の健康を祈願したため祖霊が戒告
信者の質問
「光明如来様に対し今年二十一才になる男児が突如発作的に危害を加えたその前後の詳細は次の通りです。
八月四日光明如来様に朝の御膳を上げて挨拶をすませ(天津祝詞はその時は唱えず)午前八時頃S(母)さんがまた家の周囲に御祭りしてある弁天様に禊抜いをして、一家を丈夫にしようと頼んだ。
特に今年二十一年になる実という男児を特に丈夫にしようと願った。
この男児は不断は内気でおとなしく、仕事をして体がつかれると憂鬱になる。
その時はお浄めを願うが母がやってやらなかった。
その日も御浄めを願ったが忙しくてやってやらなかった。
その時近所の方が御浄めを依頼したので御浄めをやってやった。
その時次の部屋にその男児がだまって入り本を読んでいた。
午後三時頃Sさんが御浄めを終り仕事をしに下に降りた。
その時突如発作的に行動を起したのであります。これはいかな事でしょうか。」
明主様御垂示
「この人の考え方は間違っている。
弁天は光明如来様からみると姪位になり、力は極ない。
だから弁天様は、御挨拶する位が本当である。
位置転倒している、そのためである。
祖霊が気をつかすために破らしたものである。
神は順序なり・・・で人間の祭り方や想念によってちがう。
位の高い神様も、下位の位に置かれると・・・。
大先生様の御位を下げようとして邪神はいろいろ手を尽す。」
明主様御垂示 「お供への蓮散る」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「御神体の前にいけさせて頂きました蓮の花がもの凄く揺れまして、その花は散らされてしまいました。
霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「蓮の華は、よせという事であろう。
仏の花であるから、仏滅だからやめよとの事であろう。
祖霊がやったものである。」
明主様御垂示 「祖霊が猫を使って御神前を荒した事例」 (昭和25年2月5日)
信者の質問
「昭和二十二年三月入信し、翌年春光明如来様を御祭りさせていただき、毎月十八日には心からの御祝いを神前に捧げて参りましたところ、
昨年夏頃より数回付近の猫が神前の大黒様(開眼を戴きました)のところへ小便をしたり、
神前に御供えした鯛を三度も食べられて仕舞いました。
最初は怒って、棒で猫を追いかけました。
これはいかがなものでしょうか。私の不徳のためでしょうか。
または霊的関係に因るのでしょうか。今後いかに致したらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「どっか間違いがある。順序が違うとか、位置が違ったりすると、先祖が猫を利用して気付かす事が多い。
正しい祭り方になっていないと光明如来様の御光が薄れる。
古い先生に見てもらうといい。」
明主様御垂示 「祖霊が猫を使って荒神様を壊した事例」
信者の質問
「十七歳から七十五歳の今日まで各宗教を信仰し、免状を三十五枚も持って病気を治したり、各家庭の三宝荒神様等の御祓いをしている人です。
その娘が教修を受けて、今熱心にやっております。
今迄は父の御祓いによって病気も治っていたが、近頃はさっぱり治らず、
たまたま父が腎臓で病んでいたのを娘が浄霊で治したところが未だ分らず、毎日光明如来様の小言を言うていた。
今月の二日に娘が父に光明如来様の有難さを詳細に説明していた時に、大きな物音がしたので、
台所に出て見れば三宝荒神様を祭った棚に猫が上り、全部落したが、
土間に落ちた花立や水入は破れずに御社が滅茶々々に破壊しました。
これは光明如来様の御叱りでしょうか。
または荒神様の御叱りでしょうか。御尋ね申します。」
明主様御垂示
「社が破壊されたのであるから荒神様でない・・・自分の住居であるから・・・。
光明如来様は決して壊されぬ。
光明如来様の光を受け、荒神様の偉力がなくなった。
そこで祖霊などが、早く判らすために猫を使ってそうさせたと解釈してよい。
祖霊は種々な手段を用いる。
社だけ滅茶々々にするとは、よほど意味がある。
気長にお任せして、時を待つ事がよい。」
明主様御垂示 「お光の粗相に対する祖霊の戒告」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「IT(二十六歳)七月入信。
八月終りに・・・仕事は材木を筏に組んで運搬しておりますが・・・
途中の川辺で休むときに、風呂に入る以外に、はずしてはいけないと言ってありますが、
お詫びして石の上に着物を置き、その上に置きましたが、
二、三十分して帰ってみると、御守りが焼けております。
近くでマッチを使用しているようには見えず、中の御守りは焼けておらず。
ナイロンと、中の内袋まで焼け、その中は焼けておりません」
明主様御垂示
「それは、石の上にじかに・・・着物の上にね。それだからです。
着物の上に半紙か何か置いてすると良い。
扱いが違っているから、祖霊さんか何かが、それを示すため・・・注意するために、そうやったんですね。」
信者の質問
「縁は黒く焦げております。取り替えさせていただきましたら・・・」
明主様御垂示
「そうですね。
霊を入れ直して、新規に霊を入れて、袋を新しくすれば良いです。
こっちに持って来なさい。
私が霊を入れてあげますからね。そうしたら、それをしても良いです。」
明主様御垂示 「お光と祖霊の戒告」 (昭和24年11月7日)
信者の質問
「BY(五十七歳)女、本年一月入信、家の都合にて御守様を先生宅に預かって頂きました。
その後本人は気管支炎にて大変苦しくなりましたが、この浄化は御守様を先生にお預けしました事に関係があるのでしょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「大いに関係がある。
祖霊が気づかすためにやったのである。
御守は決して放してはいけない。」
明主様御垂示 「守護神の戒告 浄霊法の誤り」
信者の質問
「私は手の振り方を左進右退の方向に御浄霊を行なわせて戴きました。
昨年十二月頃より御浄霊を致しますと右手が氷のように冷たく(右手のみ行ないます)なり、二、三人続けますと背中が寒くなって参ります。
寒い日には特に手の冷たさや寒さを強く感じます。
最近暖かくなりましたためか背中の寒くなりますのは楽になりましたが、いかがな訳で御座いましょうか。宜敷く御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「左進右退にする必要はない。
本来じっとしておいてもよい。
ただ奥へ行かすためと、見当のつき易い為振るのである。
反ってこんな事をすると治りが悪い。成績が悪い。
そのために守護神が気を付けるんだと思う。
間違ってる事をしてるとお気付けがある。」
明主様御垂示 「家族連れの布教に戒告」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「去る一月二十二日、夫婦にて子供を連れ布教に行き、帰りに生後一年八カ月の子供が発熱し、電車中にて御浄霊をさせて頂きながら参りました。
子供は非常にむづかりましたが、空家の話がありましたので出掛けたついでにと見て参り、
途中にてヒキツケ、顔面が黒々となり、直に道路に下して大先生に御守護を念じつつ御浄霊させて頂き、
T先生へ早速連絡致し、支部を通じて御守護のお願いを申し上げました。
お蔭にて八時頃意識回復、帰宅致す事が出来ました。
その後軽い痙攣があり、翌二十三日支部長先生のお出でを頂いて御浄霊を頂きました。
まだ「とと」(魚のこと)「アーチャン」だけしか言えない子供が、前額部へ御浄霊を行いますと「痛い痛い、いや」と言って逃げます。
一日に尿は三回、下痢は二回位でございましたが、昨日あたりから大分回数も増えて参りました。
御守護を頂きだんだん良くして頂いておりますが、何か霊的のように思われますが、何卒宜敷く御守護の程お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「布教は一人で行くべきものである。
祖霊が怒って戒めたものである。
妻や子供を連れるのは御用がついでになる。
用向きが主になる。」
位牌の順序の勝手な変更に対する祖霊の戒告
体験談 御浄霊によって雨漏り止る (昭和28年9月10日発行)
岐阜県 大光中教会 MS(35・女性)
「日夜限りない御守護を戴きまして有難うございます。厚く御礼申し上げます。
昨夕以来降りしきる雨は今朝九時になっても止む気配もなく、激しい雨音を耳にしながら新なる感謝の涙に咽びつつ、雨漏りに御守護を戴きました事を拙なき筆にて御礼御報告させて戴きます。
昭和二十五年九月、この有難いお道に入らせて戴き、十一月美の町の会長先生の御手より、有難い御守様を拝受致しまして以来、数え切れない程の病の浄化に御守護を頂きまして、心から感謝申し上げております。
元々経済的の御浄化は厳しく、屋根瓦の破損を繕う余裕なぞ全然ございませず、少々の雨にもそれバケツよ、鍋よと大さわぎで、
とりわけ夜中のにわか雨には子供を起すも可哀相と、主人と二人で子供を布団にくるんだまま担荷を運ぶようにして仏壇の間へ避難させたのでございます。
金たらいに当る雨漏りの音のみじめさ、いらだたしさは、御経験のない方にはお分りにならないと思いますが、佗しいものでございます。
時には、余りに激しい雨滴りにたまりかねた主人が、雨中を屋根に上りすべる瓦を踏みしめて繕った事も幾度かございました。
しかし、その場所はどうやらなおりましても他の瓦を踏み割ったりずらかしたりしては、結局場所が変るだけで雨漏りは依然として止まないのでございました。
五月下旬の頃と思います。夜中にトタン廂(ひさし)をたたくはげしい雨音にフッと目がさめました。
嗚呼、「また雨か」と暗い心でじっと耳をすませますといつものように、ポツポツ、ポツポツと天井裏でいやな音が聞えて参ります。
もうすぐ冷たいものが落ちてくるだろう、仕方がない、主人を起してまた子供達を運ばねばと思いながら起上がろうとしました。
その時スーッと頭に浮びました数行の文字、それは、いつか「栄光」紙上で拝見しました神戸市のN様の御報告にある御神徳の数々、雨漏りまで止めて戴くとの記事でございました。
明主様、大光明如来様、私も雨漏りは悲しゅうございます。
あのお方のようにお救い下さいませ。いまだ主人をもこの御道に引入れる事もなし得ない罪深い私が、
このような虫のよい御無理を申し上げては、申訳ないのでございますが、何卒何卒お願い致します。
奇蹟をおあたえ下さいませ、お救い下さいませ、と、誠にもったいない話でございましたが床の中でお念じ申し上げながら、
今に今に落ちてくるであろう冷たいものがと、じっと天井をにらんでいたのでございます。
ポツポツと音は相変らず聞えています。
けれども当然落ちなければならないはずの冷たいものは、雨が止むまでついに一滴も落ちてこないのでございました。
あんなにはげしく聞えていた天井裏の雨水は一体どこへどうなったのでございましょう。
その夜限りどんなに大きな降雨にも、子供を担荷のように運ぶ必要はなくなりました。
そうして、長い長い梅雨も無事に過させて戴き、やがて程なく梅雨も明けようとするあの晩、
いつものように仏壇に向い善言讃詞を奏げようとしましたところ、位牌の順位が乱れています。
主人の仕業と直感しましたので、位牌の位置について御教えを戴きました通り諄々と主人に話したのでございます。
ところが一向信じませぬのみか「家は昔からこの通りだ、お前一人間違った事をするな」と非常に立腹するのでございます。
私も余り情なくカッとしましたが、いやいやS先生が言い聞かせて下さったのはこの事だ
おこってはいけない、怒ってはいけない、と、懸命にこらえて遭わず、位牌はそのままにして御祈りの後で、
「御承知の通りでございます。さぞ御不快の御方もございましょう。
どうぞ主人に一日も早くこの有難いお道を夢でなりと知らせてやって下さいませ」と
心でしみじみと御先祖様にお詫びのお願いをさしていただいたのでございます。
そしていつの間に眠ったのでございましょう。
母ちゃん冷たい、との子供の声にハッととび起きました。
いつの間にか降り出した雨は天井の板目を通して蚊帳を濡らし、子供の夜着はもうかなりぐっしょり濡れております。
電光のように頭にひらめいた事、それは宵にそのままにしておいた位牌でございます。
蚊帳も夜具もそのままで仏前に飛んで行き
「申訳ございませんでした。御先祖様たとえ主人がどのように言いましょうとも正しい事は堂々と正すべきを、
私の意気地のない故に御不快をおかけ致しましてすみません。
どうぞおゆるし下さいませ」と詫びながら、元の位置に順序を正したのでございます。
そして一生懸命善言讃詞を奉唱したのでございます。奇蹟は戴けました。
あれ程の雨漏りも次第に細まり、果は一滴も落ちなくなったのでございます。
この事実を目の辺り見て、流石の主人も二度と位牌の位置は乱さなくなりました。
あの夜から今月まで七カ月余り、いかなる大雨にもバケツの必要は更になく、
ただ今も戸外に降りしきる冷たい雨音を耳にしながら家の中は温く、広大無辺の大慈悲に新なる感謝の涙流るるのみでございます。
明主様有難うございました。
有難うございました。どうぞいつまでもいつまでもお導き下さいませ。」