祖霊の戒告について 2 (子孫の信仰向上を求める戒告)
明主様御垂示 「祖霊が入信を勧めた事例」 (昭和24年10月2日)
信者の質問
「妻のカリエスのため本年七月入信致しました五十二歳の信者で御座いますが、
元信仰しておりました日蓮宗も捨て切れずに拝んでおりますが、
ある日妻を浄霊中、自分が霊憑りになり、先祖が出て色々と観音信仰を一生懸命にするようにと言われておりました。
なお、先日は浄霊中の妻の霊が夫に憑り「私は主人が入信して毎日御浄霊をしてくれましたのでここまで上れた(と言って合掌して手を胸の辺に上げ)誠に有難い。
しかし未だ御守様を頂く資格がないからもう暫くの間御浄霊をして戴きたい」と申しましたそうで御座います。
この憑霊中は夫は半意識の程度であり、妻がはっきりと聞いたそうで御座います。
この妻の霊と申しましたのは幽魂が出たので御座いましょうか。
また、霊の申しました意味はいかなることで御座いましょうか。
御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「奥さんに霊が憑っていたのである。
幽魂ではない。祖先の霊が憑ったか、憑っていたかである。
「ここまで上れて」とか「資格がないから」というのは謙遜である。
お守受けても構わぬ。
口をきくのは憑霊である。」
明主様御垂示 「火の玉が家の中に出現した事例」 (昭和24年2月4日)
信者の質問
「奥さんのみ御守様を頂きまして半ケ月後のある晩、午前一時頃より家の中に火の玉が一個約二時間程動いており、
驚いて奥さんが善言讃詞を上げさせて頂き、約二十分程後に消えましたが、いかなる訳で御座居ましょうか。
御守様を戴いておりません御主人もともに見えたそうです。」
明主様御垂示
「祖先で神格を得たものが、主人も早く入信させるために見せたのであろう。
今迄の夜の世の中では出来なかったが、この頃は霊界が変ったので出来る。
今後不思議な事が沢山出る。」
明主様御垂示 「お寺の拍子木の音」 (昭和25年2月15日)
信者の質問
「私の村の真宗寺の出来事で御座いますが、昨年十二月二十三日頃より毎夜九時頃に御堂の方で拍子木の音が聞えます。
御堂へ行ってみますと庫裏(くり)で聞え、庫裏へ帰ればまた御堂で音が致します。
拍子木は三組あり、木の質によって音が異っておりますが、聞える音も三種の音が致します。
その音が一月五日頃までして、それからは音がしなくなりました。
因みにその寺の老住職は昨年二月に亡くなり、その後すぐに住職になった人は昨年春頃より本教について研究しておりますが、未だに入信致しておりません。
右の拍子木の音に何か霊的の関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「老住職が霊界へ行ってこの教えを知ったので、現住職に信仰に入ってもらいたいのを知らせたいため、外に方法がなかったのでそうした。
入信しなくてはいけない。でないと外のお知らせになる。」
明主様御垂示 「家族入信を求める祖霊の憑依によるブラブラ病」 (昭和26年10月15日)
信者の質問
「昨年九月末より体がだるく非常に咳が出、医療を受けましたがいっこうに治りませんので、
本年三月末より御浄霊をお願いし、非常に気分が良くなりましたので、五月入信。
なお続けておりましたところ、六月十五日突然両手両足がぶらっとして、
ぜんぜん動かなくなってしまいました(この時娘入信)ので、
教会の先生の御浄霊をお願いしましたところ、
非常に発熱し、眼を開けていることが苦しいので、いつも眠った状態で七日間くらい食欲がなく、非常に衰弱し危篤状態に陥りました
(家族の者はそれほど悪く思っておらず、先生および他人に頼っており、農繁期にて仕事にのみ出ておりました)ので、先生と信者さん二人が御浄霊に来てくださいました。
その時信者の一人に祖霊が憑依し、主人をはじめ家族の病気に対する考え方の間違いと、世間体に捉(とら)われていること、人任せにしておくことなどにつき戒告を与えられ、祖霊の苦しみを訴えられ、
それに気づき、主人も入信し、主人みずから浄霊するようになりましてから御守護いただき、
十月初めごろ、右手、左足と次々自分にて動かせ、眼も二つに見えましたのが良くなり、
八月には一人で食事もできるまでにさせていただきましたことを御礼申し上げます。
現在は這うこと、立つことができないだけになりましたが、頭にまだそうとう毒がございますが、そのためでしょうか。他になにか原因がございましょうか。」
明主様御垂示
「これは、祖霊で手足がぶらぶらになって死んだ霊が、救われたくてこの人に憑っている。ですから結構ですよ。
これで、祖霊が助かるんですからね。
現在這うこと立つことができないだけというのは、これだけ治ったんだから、ずっと続けてやっていれば、だんだん治っていきますから、ちゃんと丈夫になります。
それで、手足のぶらぶらも祖先も、それによって治って救われますから、天国に行けるから、ちょうど祖霊さんに御奉公しているようなもので、たいへん結構です。
霊憑りになって祖霊の苦しみを訴え・・・そのぶらぶらな人です。
家中を入信させて、みんな救われようと・・・こう思っているんだから、一生懸命に信仰して、できるだけ御神書を良く読むようにする。
そうして、この祖霊さんに聞かせるようにすると、それだけよけい早く治る。
よく入信してから霊的の病気になることがよくあるが、祖霊さんが助けてもらいたい、と憑るんですから、その心算(つも)りでやっていれば、なにも心配ない。
入信してからの病気は薬毒が溶ける浄化と、祖霊さんが助けてもらいたいというのと両方ですね。
祖霊さん以外に動物霊が憑ることがある。元飼っていた馬、牛、犬、猫ですね。
それが助けてもらいたいというのですね。
そういうふうな頭で見当をつければ、大体見当がつきますから、それを心得ていればなにも心配いらない。」
明主様御垂示 「主人の入信を求める祖霊の戒告 仏壇の御屏風観音様寄りの花枯れる」 (昭和25年5月18日)
信者の質問
「妻は入信(昭和二十年)、夫は未入信の家で御座いますが、
仏壇のお花を新しく替え、三日目頃になりますと御屏風観音様に寄った方だけ必ず枯れるのですが、
何か信仰上間違いがあるので、祖霊の戒告で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「主人が入信しないため、祖霊が戒告を与えているのである。」
明主様御垂示 「遺族の入信を求める自殺霊」
四本足、五本指のヒヨコ
信者の質問
「島根県の事ですが、数年前鉄道自殺をした方があり、先般三回も信者の方に憑依致し、救って欲しい、家族が入信してほしいと頼みましたが、家族の者はどうしても判らず、入信致しません。
ところがこの度その家で鶏の卵を孵そうと致しましたところ、九ケの内八ケは腐り、一個だけ四本足に五本の指の雛(ひよこ)が孵りました。
右の霊と何か関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「無論関係あり、怒って不思議な事をして気付かせようとしてしたのであろう。
今少し打遣っておけ、霊の要求が段々判って来よう。」
明主様御垂示 「子孫の入信により位牌が倒れる奇象が止まった事例」 (昭和24年2月4日)
信者の質問
「一、私の母は法華教の信者でありますが、以前より母が経文をあげます時や、普段でも祖父母や戦死した兄の位牌が倒れましたが、
私の家に祖父時代よりありました古井戸を井戸換へ致しました時に、お神酒徳利と共に木の目も露わな古位牌が出ましたので、
それも祭りました所、それも倒れるようになりましたが、
私が昨年七月教修を頂きましてよりは、母が経文をあげる時にのみ、それらが倒れるようになり、
今年に入りましてからはその古位牌のみが倒れるようになりました。
二、しかし私が善言讃詞をあげさせて頂きますと何の変化も御座居ません。
このような事はどのような訳で御座居ましょうか。
また、この古位牌はどのようにさせて頂きましたら宜しゅう御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「祖霊が今迄の信仰などが気に入らぬので知らしたが、この教団の信仰に入ったので知らす要なく、満足したためである。」
明主様御垂示 「御神体奉斎を求める祖霊が狐霊を使って仏壇に奇象を起こした事例」 (昭和24年6月22日)
信者の質問
「最近龍神、狐霊を一応解決させて戴きましたある婦人の家の仏壇に次のような異変が起りました。
イ、位牌が自然に前にずれ出たり、倒れたり、また、自然に起き上ったり、左右に向き合ったりすることが頻繁に起ります。
ロ、お供えした食膳の御飯、味噌汁、漬物等が何度も全部無くなっております。
その信者さんの家は大分乱れておりますが、このようなことはいかなる訳で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「狐のイタズラである。こういう事を狐はよくやる。
ひどいのになると花を生けても生けても花瓶を倒す事がある。
何か面白くない事があるとか、間違った事があると、祖霊が気付かすべく狐をつかってする事もあるから、悪くとってはいけない。
早く光明如来様を祭ってもらいたいのであろう。」
明主様御垂示 「他界した娘が御神体奉斎を求めて夢に出てきた事例」 (昭和24年5月5日発行)
信者の質問
「神道信者の家で娘が死去し、神式にて火葬に付し、その遺骨は仏式にて寺に埋葬し、現在は神籬(ひもろぎ)の上に戒名をかけて祀っておりますが、
母親がその娘のことにつき毎夜のごとくいろいろの夢を見るそうです。
神道と仏教といずれを主として御供養するのが正しいのでございましょうか。」
明主様御垂示
「娘が光明如来様を祀ってほしいと夢で知らせているのでしょう。」
明主様御垂示 「祖霊の夢みる病人」
御神体奉斎を求める祖霊
信者の質問
「昭和二十二年一月、TI子氏に師事、受講せし三十歳の女の信徒、(本年二月日本会所属)
昭和十八年四月結婚、同年五月盲腸手術、十九年に二回掻爬、十九年十一月流産、二十年十月関節炎、二十一年二月下腹部切開手術、二十一年八月軽度の精神異状を認め、
受講後約一ケ月にして精神正常となり現在に及んでおりますが、
今月に入り全身倦怠感の御浄化を戴き、最近腹部あるいは胸部頸部等に非常な苦痛を訴えますが、苦痛の個所には発熱を認められません。
その都度祝詞を奏上致し善言讃詞を奉唱させて戴くと苦痛が軽減致す時と、苦痛の場所が直ちに異動する時もありますが、御守護を戴きまして本日初めて御面会を戴いております。
一昨日汽車の中で一回、昨日横須賀の日本会本部において三回苦痛の御浄化を戴きました。
なお本人は白蛇の夢や御先祖の夢をよく見せられております。
その外生死霊の原因のある事も認められます。
右に関し今後の御浄化に際しては祝詞と善言讃詞を奉唱させて戴き、御浄霊を続けさせて戴く以外に方法がございますれば御教示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「祖先の中で苦しんでいるものがあり、光明如来様をお祭りしてもらいたいのである。
早く、救ってもらいたいのである。」
明主様御垂示 「祖父の写真の霊視」 (昭和25年5月7日)
御神体、御屏風観音様奉斎を求める祖霊
信者の質問
「MT子(二十七歳)未入信、主人は入信しております。
四月十一日に男子を分娩、十三日夜寝ていますと左腰より下にかけて電気に打たれたようになり、一夜に三度もありました。同日は祖母の命日でした。
また二十六日には床に入り、目はあけている時、仏壇の方より冷たい風が額に当り、目の前にお宮の屋根のようなものが顔前に現れ、その前に小さな額が見えるので何かと思い良く見たところ祖父の写真でありました。
その時も三度同じ事が繰返されました。
その日は祖々母の命日にて、祖々母は水死しております。
なお本人自身非常に毎日淋しく感ずると言っておりますが、何かを知らせているのでしょうか。
またいかにすれば宜敷いでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「祖霊が頼んでいる。家へ光明如来様、仏壇へお屏風様を祭ってもらいたいのでそうする。」
明主様御垂示 「飲食の際に肩胸が痛む」 (昭和25年5月2日)
御神体奉斎を求める祖霊
信者の質問
「前問(第八問)のAHさん(男性)は会社や他家で食事を頂く時は何とも御座いませんが、
自宅でお茶を飲んだり食事を頂き始めますと必ず左の肩から左胸部にかけて急激に痛みを感じ、暫く御浄霊致しませんとおさまりません。
これはいかなる訳で御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「何かの知らせである。
光明如来様をお祭りしてもらいたいのである。」
明主様御垂示 「亡父の霊が子孫の信仰向上を求めて編棒を動かした事例」 (昭和25年1月17日)
信者の質問
「昭和二十三年十一月、私と子供六人お光を頂きまして、間もなく、子供六人共有難い疥癬浄化に感謝いたしておりましたところ、
長女(十七歳)が急に反対を唱え出しまして、お光も外してしまいましたところ、折角の疥癬も二、三日で引込んでしまいました。
その長女が去る十二月三十日の夜、八年前食道癌で死んだ父の夢を見ました。
その夢はまっくらな台所に向う向きに亡父が立っていまして、声だけが聞えて来ます。
長女は大光明様のお祭りしてある次の部屋におりまして、こちらはまばゆい程明るく、
亡父の申しますには「お父さんは今とてもつらい仕事をしている。
その仕事をつらいと思うと益々つらい仕事をさせられる。
けれども有難いと思ってすると非常に楽になり、ものすごい下痢をする。
そして、お前達が心を一つにして働いてくれると、お父さんの仕事もとても楽になって、
だんだん良いところへ行けるからみんなで心を合せて働いてくれ」と申しましたそうで、
それから長女も自分ながら感激致しまして、光明様にお縋りするようになりました。
それから三、四日いたしまして、私が御神前の次の部屋で夜二時頃編みものをいたしておりますと、
ミシッという音がして、コップにさしてある編棒十本程がビリビリ動きました。
これはどういう風に解釈いたしましたらよろしいものでしょうか。
また、この霊を救うためには私達親子はどのような心掛けが必要で御座いましょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「父がみんなを分らすためにやったのである。
編棒は霊が動かした。
出来るだけ人を救う事である。」
明主様御垂示 「先祖が龍神を働かせて子孫の信仰向上を図ろうとした事例」 (昭和26年10月11日)
信者の質問
「長野県湯田町○○のKM(四十一歳・本年六月入信・男性)と申す信者でございますが、
カフェーおよび美容院を経営し、女給、見習など三名を雇っております。
そのうち二名の女子(未入信)が不思議な霊憑り状態となりました。
最初は先月二十八日より、二人が前後して薬毒の御浄化をいただき、激痛を訴えましたが、
不思議なことに、たいてい二人同時に痛み出し、
御浄霊をいたしますと体をくねらせ、猛烈に痛みを訴えておりましたが、
三十日より、やはり二名同時に激痛後失神、霊憑り状態となりました。
その状態は、最近不品行や同僚に対する暴行などのため解雇された他の女給の生霊と思われるものに苦しめられ、
二人とも同様に首を締められたり、脅迫されたりする情況を寝言のようにしゃべり、
気がついてから、失神中にしゃべったことと同様に、苦しめられた情況を話すのでございます。
また、他の死霊が引っ張るようなことを申す場合もあり、二名とも定(き)まって、激痛後は同時にグッタリとなり、眠ったようになって失神いたします。
このような状態は九月三十日より今日までに五回ほどあり、失神の時間は、初め二時間くらいでしたが、去る六日には十時間も続きました。
以前服用いたしましたクレオソート、胃腸薬、杏仁水、石炭酸などを嘔吐いたしておりますが、食欲もあり元気で、熱も脈も平常でございます。
二名とも入信を希望しており、真剣におすがりしております。
この少し前に、以前この家の奥さんが、熱心に信仰しておりましたお不動様の幣束(へいそく)を、教会に相談なしに破って焼いてしまったそうでございます。
また、同じころに御屏風観音様をお祀りしてある仏壇を、猫にひっくり返されたこともございます。
この家の主人は、入信前までは世を果敢無(はかな)み、自暴自棄的になり、大量に飲酒し、酒乱のごとく暴れ、
その結果心臓狭窄となり、卒倒するなど、結婚後十数年、そのために家庭不和が続きましたが、
入信後生まれ変わったようにお救いいただきましたので、その喜びは一方でなく、今日では夫婦とも真剣に神様におすがりいたし、布教に専念しておられます。
K宅には十年ほど前に注文して彫らせた、龍の木彫板(縦二尺、横三尺くらい)がございますが、なかなか良く彫ってあります。
奥さんが申しますには、主人が酒乱になりましたのは、この木彫板を入手して以来のように思われるとのことでございますので、
この浄化と関係があるかもしれぬと思い、念のため生米、水などを供え、祝詞を奏上いたしました。
ただ今、御神体をお迎えいたすべく準備中でございますが、それまでの間、中教会本部より光明如来様をお借りいたし、御奉斎させていただくこととなりました。
この憑霊は生霊だけでございましょうか。
木彫板の龍や、この家のカフェーという職業に関係のある邪霊のいたずらでございましょうか。
またこのような場合には、いかがいたしましたらよろしいでしょうか、御教えのほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは龍神が関係あります。
これは非常に良く彫ってあると、よけい霊が憑ります。
たいてい、彫刻や絵で良くできていると憑り良いんです。
それで、この祖先で、龍神になったのが、このカフェーに憑っているんですね。
二人の女給の浄化が行なわれているのと、生霊や死霊がいろいろ憑っているんですね。
これは主人に見せるんです。霊界があるということを・・・霊があるということを、良く分からせて、信仰的に働かせようという考えですがね。
その場合、木彫の龍神が、やはり働かれるんです。
それで、木彫の龍神の独自の考えでなく、祖先が働いて、龍神を働かせている。
そうして、神懸りによって分からせ、信仰を進ませるというのです。
大量に飲酒・・・その当時から計画的に龍神がやったと見られますがね。
そうして大いに信仰を深くさせて、大いに宗教的に良いことをさせようというわけですね。
ですから、女給二人も無論信仰に入りますが、これもその道具に使われているわけですね。
ですから、こういう・・・霊の憑り良いのは、今後もいろいろと霊が憑って教えたり、良いことをしますから、いっこう心配することはいらないです。
それから、不動さんの幣束を破って焼いた。
ということは本当ではないですから、よくお詫びしておくと良い。
光明如来様を祀ってなければ、お祀りしてから、不動さんの幣束を破ったことを、不動さんに許してもらうように、光明如来様にお願いすると良い。
光明如来様がやってくれますからね。
猫にひっくり返されたというのは、これはなにか意味があるんです。
猫を使ったんですが、御先祖が気に入らない点があるので、やったんですね。」
信者の質問
「この商売はすぐに止めるべきでしょうか」
明主様御垂示
「あわてて、止めなくても良い。
それは神様にお任せしておくと良い。
どうしても止めなければならないような時には、すべてがそういう事情になります。
例えて言えば、止めても食うに困らないような収入があるとか、それまでは両方になるとか、無理にやらなくても自然にしておけば、支障なく楽にいけるようになる。
結局はそうなりますが、それまではあわてなくても良い。」
信者の質問
「光明如来様お祀りの後、木彫の龍はいかがいたしましたらよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「どこに置いてあるんですか。」
信者の発言
「床の間の隅に棚を作り、そこに・・・」
明主様御垂示
「それで結構です。」
信者の質問
「お供えものはよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「水をやると良い。水を鉢かなにかに入れてね。
それから、月に一度ずつ月並祭の時、お盛りものをすると良い。
水は絶対に必要です。毎日それに入るんですからね。
龍神は体が熱して苦しいんですからね。
一日に三度入るとしてあります。
水も、飲む水と入る水とは違うんです。
飲む水は月に一度で良いのです。」
明主様御垂示 「祖霊の戒告による大怪我」 (昭和26年4月1日)
信者の質問
「先頃、私のほうの信者で、ホワイト(鉛の合金)の熱熔(ねつよう)した物を鋳型に流し込もうとしていた際、
器のほうに水気がありましたため、突如爆発し、眼に飛込み、
まぶたの裏のほうに眼球の形に半円形に固まってしまいましたのでございますが、
ちょうどそのとき信者がおりまして、ただちに御浄霊をいただき、
それより十八日目に取れましたが、その跡はちょうど、牛肉のように焼けただれております」
明主様御垂示
「それは治りますよ・・・すっかり。
医者に行ったらぜんぜん駄目ですね。
そういうのは祖霊が、一生懸命徳をつんでもらわないと上がれないから、
子孫に・・・こいつを、ウンと目を覚まさせなければ、と言うので、そうなるのです。」
明主様御垂示 「祖霊が反対家族を抹殺した事例」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「既に光明如来様も戴き、一人息子と母親は熱心に布教の御手伝いをしておりますが、父親は未だ入信せずにおります。
息子が本格的に布教に乗り出して家業より離れるのをおそれ、私宛に「妻と息子は観音様の信仰を止めた」と云う通知をよこしました。
その夜父親が隣村の会合よりの帰路、路傍の下水溜りに落ちて即死したのですが、これを信仰的にみていかに解釈したらよいでしょうか。御教示御願い致します。」
明主様御垂示
「祖霊がやった。どうしても入信しなければならぬので、祖先が生命を奪ったのである。」
明主様御垂示 「人間焼失の霊視」
信者の質問
「一昨年七月入信したまま手を振った事のない信者ですが、
十日程前霊界の状態が見えまして、広間に百人程の霊が並んで一生懸命頭を下げてお願いしている様子でしたが、
間もなく正面から薄い光が出て段々強くなり、見る見るうちに殆どの霊が焼けてしまって後に残ったのは一割か一割半位しかおりません。
こんな事が本当にあるかと聞かれて困っております。どう言ったらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「無いとは言えない。はっきり言うと、予言を言うように思われる。祖霊が忠告しているのである。」
明主様御教え 「祖霊と病気」 (昭和26年5月16日発行)
「病気の原因が、祖霊の場合もあるという事は、左に掲ぐる報告によってもよく判るのである。
目下霊界においては、各家の祖霊は、本教以外真に救われる宗教はない事が、段々判ってくるので、
何とかして本教に縋(すが)りたいと思い、アレヤコレヤ色々の手段を尽している。
それには自分の子孫の一家から救わなければならないので、子孫の中の誰かに憑り、病気を発(おこ)させるが、その場合多くは子供を利用する。
この例などもそれであって、そこで生命も危なくなった子供が、本教教会へ連れて行こうと言っただけで、たちまち生気を取戻し、快方に向かったという事は、目的が達せられた祖霊は安心し、この上は早く病を治してやりたいと思いそうするのである。」
体験談 危うかった疫痢数回の御浄霊で治る
佐賀県 光宝大教会 KK(22・女性)
「我生命甦るさへ嬉しきに 医しの業まで許されにける
と御讃歌にありますように、私も二年余りの病より救われると共に、人の病まで治さして戴ける有難い御力を戴き、
光明如来様の偉大な御意に感謝の日々を送っている者でございます、
色々と大変な御守護を戴きました内、私の忘れる事の出来ない疫痢と言う恐しい病気を治さして戴きました事を御礼御報告さして戴きます。
昭和二十五年七月、畑から帰ってみますと三歳の元継(兄の子)が朝から元気がなく、昼から寝ているから見てくれと母が言いますので、行って見ると、大した熱もなく眠っていましたので、
ちょっと御浄霊をさして戴き、又畑へ出ました、五時頃になり大へんな熱で苦しそうだから早く来てくれとの事で、びっくりして飛んで帰りました、
別人のように目はくぼみ、額には手も当られぬひどい熱、そして苦しそうな息づかい、朝から欠伸ばかりしていたとの事、もしや疫痢ではなかろうかとドキンとしました。
実はこの頃村に流行して、二、三人の子供が次々と亡くなっています、家の者も疫痢ではなかろうかと思ったようでした、
私は明主様にお念じ申上げ、一生懸命御浄霊をさして戴きました、
しかし少し熱が引いたかと思うと又さっと出始め、なかなか引きません、息もとだえとだえとなり、七時頃になりひきつけ始めました、
家族近所の人、皆んなどうなるかとただ見ているばかりでございます、
兄嫁は気がくるったようになり、「どうかして早くどうかして、このままでは死んでしまう」と泣き叫びます、
父は「早く医者に行け、死んだらどうするお前は人殺しになるぞ」と言います、
しかし私はあの長い死の病床から救われた事を思い光明如来様の御力を信じてだまって、一生懸命御浄霊さして戴きました、
兄は、「K子どうしたらよかろう、医者に行っても次々と死んでいるとは言え御浄霊だけでは心細い、お前はどう思う、大丈夫か」とおろおろ声、
私は「神様におすがりして御浄霊さして戴けば大丈夫だろうと思う、皆救われているそうです、しかし兄さんの好いようになさい、私なら教会へお願いに行きたいのですが」と言いました。
私はだまって息もとだえ勝の子供の顔を眺めていました、私は、明主様お願いします、どうぞ教会へ行くようにと心の中で手を合せていました、
突然兄は「よし教会に行く、K子頼む、しっかりやってくれ」と言い飛出しました、
今までたえまなく引きつって、もう駄目ではなかろうかと思うほどでございましたが、何と不思議ではございませんか、
兄が教会へと出たらすぐ熱が引きはじめたではありませんか、
そして顔色も見る見る良くなり、ひきつけるのが遠くなったのです。
ああその時の感激、到底筆舌に現わす事が出来ません、家族一同この有難さにぼうぜんとしていました、
兄嫁は元継を抱きしめて、「おお助かった助かった、有難うございます」と泣きくずれました、
私は明主様有難うございます、明主様!と思わず叫びました、熱い涙が溢れ出るのをどうする事も出来ませんでした。
K先生が一里先の教会から、真夜中をかけつけて下さいました時は、熱が少しあるだけで、息使いも大ぶん良くなっていました、
そして夜明になるとすやすやと安らかに眠り、先生から御浄霊を戴きまして、朝は御飯を喜んでたべました。
十時頃先生がお帰りになる時は、庭までついて来て、御送りしているのでございました、
明主様の御教に疫痢は二、三回の御浄霊で治るとの事、私は身を持って体験さして戴いたのでございます、
入信して間もない私にさえ、このような偉大な御力を戴いたのでございます、
八月一日待望の光明如来様を御まつりさして戴きました、罪穢の多き身でございますが、
この尊い御神業に御手伝を許されました事は、何と嬉しい事でございましょう、
無力ながら地上天国建設のため、頑張らせて戴く覚悟でございます。」
体験談 霊界は五六七世界なり (地上天国 12号 昭和25年1月20日発行)
日本五六七教清霊会 OY(30・男性)
「霊界は無いと否定する世の多くの人に、あるいはなまじっか学問を鼻にかけ、霊界の実在を否認するを以て世の識者とうそぶいてる人々に、これが実在をありのままに披瀝し、その猛省をうながすと共にただ今懸命に幕末の志士として、艱難辛苦の中にありて
黙々五六七の出現を信じ、御用中の皆様に対し、いよいよ一層強き信念のもと、御導きの御参考になればと拙筆ながらペンを執りました。
まず大先生の御霊徳の偉大さに、ただ有難とう御座いますの言葉より見出す事の出来ない私であります。
これはS恵(二六歳)に憑依した祖霊の話です。
霊媒であります妻の父が終戦の年の十一月十九日他界致しておりますが、
去年九月十九日より毎月毎月十九日午前四時頃になりますと大きな浄化を頂き、午前中は相当苦しく、午後になりますとやや小康を得、夕食後は殆んど快復致すのが通例なのです。
勿論度重なる奇病は祖霊の憑依とは存じておりました。
本年二月大光明如来様の御霊祭を渡辺先生にして頂いてから、二三四月といずれも大変軽い浄化で過ごす事が出来まして、先祖もお蔭で救われたと喜び合っておりましたところ、
四月十九日ややいつもの兆候を示しておりましたが、二十日朝一きわ苦しそうな妻の浄化に、ただ事ならじととび起きて、善言讃詞を奏上しながら浄霊四十分に及ぶも甲斐なく、
丁度教修会に御来宅中の清霊会分会長坂本先生の浄霊を受け、やや静まったかに見えましたため、一同また床につきましたが、間もなく妻の口から約三十分語りました。左記にその主なる事を記して見ます。
父は両手をきちんと合わせて浄霊者(私)に向って何の苦痛もなく正座を致しております。
私「お父さんですか?」深くうなずいて、父「S恵は幸福だ、しあわせ者だ、わからないで、わかないでわしはつらい。」
私「何がつらいのですか? 何がわかないのですか? わからない事があれば観音様にお願い致しますから何なりとおっしゃって下さい。つらいとかわからないと言う事は岐阜ですか?(因みに岐阜とは妻の生家)」うなずいて、
父「わからないのでわしはつらい。」
私「それでは近々に行って、直接母や兄弟に話してわかって貰いますから安心して下さい」
父「話してくれてもわからない。」
私「いやきっとわかって貰ってお父さんを救いますからね。」
父「ありがとうありがとうわしは嬉しい。どうぞ頼む頼む一刻も早くわかってくれなければ救われないのだ。」
私「お父さんはなぜ毎月嫁にやった先の娘に頼ってくるのですか、岐阜へたよってはいかがですか。」
父「わかってるわかってる。だけどなあ、岐阜へ行っても頼れないS恵がわしを祀ってくれるので頼ってる。どうぞ頼むぞよ。S恵が悪い事を考えたり、間違った事をすると先祖は苦しむでなあ。」
私「そうですか、観音様にお縋りしてしっかり御用致しますから、父さんも霊界で御用をして下さい。」
父「するともするともわしは嬉しいぞ、ありがとう」お礼を連続に五六回いう。
私「霊界は五六七の世と聞いておりますが、どんなですか。」
父「明るくなった。明るい明るい。」
私「それでは観音様のお経をあげてやりますからお帰り下さい。」
父「ありがとう。頼むぞ頼むぞ」
祝詞をあげやがて善言讃詞も終る頃、床の間のお軸の方に向っていとも満足気にお礼を述べて帰られましたが、一日相当な下痢を致しましてすっかりよくなりました。
後日亡父の願いをかなえるべく、岐阜に参り種々深夜まで語りましたが、遂に目的を果す事も出来ず、時期を待つより外に道なしと、やるぜなき気持で帰宅致しました。
五月十九日は大変楽に浄化も過ごさせて頂き、父もきっと救われたと喜んでおりましたところ、
五月二十八日頃より突然妻が精神異常になり、食も進まず、四六時中常に自殺しかねまじき行動や言語にすっかり私も悩まされ、我に返った時になぜ左様なつまらない事をするのだと問えば、
こんな事をしてはいけない、危険だ、痛い等みな自覚致しながら、自分が自分でその理性を押える事が出来ず、自分自身が恐ろしい、少しでも側を離れないでくれと言う。
浄霊をすれば三十分程は常態には復せどまた駄目なので御座います。
六月一日の晩等は殆んど一睡すら出来ず看護につとめました。
いかなる病気も恐れないと自信を持つ我ながら、自由を束縛されてはたと行き詰り、止むなく妻の母宛打電致しましたところ、三日朝急ぎ来宅岐阜の私の実兄(教師補OT)も同道致してくれ、懸命に浄霊を続けました。
丁度午後六時頃無我の境地から四十分間霊媒は行われました。
祖霊は胃癌で亡くなった妻の祖父ですが、
まず祖父、「○○○さん(母)よく来てくれた。○○○さんには随分無理勝手な事ばかり言って済まなかった済まなかった。わがままな事ばかり言うて苦しめた罪を許してくれよ許してくれよ。」
母「いえおじいさん、何もつくす事も出来ず本当に済まないと想ってます。」
祖父「いや私が悪かった。○○○さんわかってくれ。救ってくれ、皆先祖はなあS恵一人に皆頼ってる。いつもそんなに一人苦しめてS恵が可哀想だ。おしげさん、岐阜がわからないと救われないのだ。お前がしっかりしなくてどうなるのやな。」
私、「おじいさん今日は母さんも来てますから必ずわかってくれますよ。皆できっと救いますよ。」
祖父、「有難とうY(父)はおかげで今よいところへな、上の方へ行って幸福に暮している。わしもな、そこへ行こうと想うけど、明るくてまばゆくて行けんのじゃ。Yは倖せだ。今は一生懸命に観音さんの御用をしている。」
私、「そうですか。私達も一生懸命御用致しますから、おじいさんも霊界でしっかり御用して下さいね。」
祖父「するともするともありがたいありがたい私は嬉しい。」
私「霊界は早や五六七世界と聞きますがどうですか。」
祖父「明るくなったとても明るい。だから皆の者が一生懸命に頼ってくるのだ。」
私「あまり長くなりますとこの肉体が持ちませんので、善言讃詞あげてやりますから、用事がなければお帰り下さい。」
祖父、「もう少し話さしてくれ。」と言って約十五分間程現界、霊界の人々十名の姓名を言って種々話してくれました。
それから祝詞、善言讃詞を三回唱号致しまして、最後に念被観音力をお唱え中、「念被観音」といとも静かにやわらかく唱号して、満足げに帰って行きました。
瞬間氷のように冷たかった五体は、紅潮致して参りまして、夢からさめたかのごとき妻は「ああえらかった今ねおじいさんが私の体に出て来てね、こんな事とこんな事を言いました。お腹が空いたから御飯を下さい。」とて三ばい食べました。
今まで五日間程殆んど食欲もなかった者が、四日の日一日は相当な下痢を致しましたが、五日にはすっかり床より起き上り、平常と何ら変なところなく電報まで打った、これが重病人かとただ驚きの外なく、
この霊的現象において熟々感じました事は、祖父が最後に念被観音と唱えた一事につきまして、母親に今まで観音様と何か因縁があったかと問えば、
母は、「いいえ、家は真宗だから今まで観音さんをお迎えした事もなければお詣りした事もないのに実に不思議だ。」と申しても母も入信致しました。
既に霊界は五六七の世で祖霊はひたすら観音の大慈大悲のおそでに包まれ縋ってる事を痛感し、四月二十日にかかって来た亡父はその後霊界の上の方に救われ、ひたすら御用致してる事で祖父もまた必ずや救われ行かれた事と想います。
そして先に父が出て何とか岐阜の方へわかって貰いたいとの切なる願いも水泡に帰しましたため、
次は祖父が普通の病気では駄目とばかり手に負えない精神病にさせて私をして電報を打たせ、わざわざ母を呼びよせ、直接事実を見せつけあくまで観音様に救われんとした、霊の力、ただ有難い、尊い、もったいないの言葉より見出す事の出来ない私であります。
なお今一つ付加えたい事は九月初旬坂出市○○町NT氏次男(一歳)が突然ひきつけ、ひきつけるや右半身硬直状態になり、口から泡を吹くのですが、善言讃詞を二回奏上致しますと必す治るのでありますが、
完全な霊的と見なし、種々原因をたずねましたが、不明にて日増に病状は悪化致し、一日に十四五回も発作するのであります。
近所の反対者は、「そんな馬鹿げた事をしていては死んでしまう。医師に診断して貰え。」とうるさく親切げにせめたてますし、万一死亡せる時は世間の口もうるさいし、
死亡診断書の件もある事とて医院に参りましたところ、腸熱との診断の由、誠に笑止に耐えぬと苦笑させられました。
近所の信者五、六名は世間の悪口にも負けず、神の最後の一厘を信じ、ひたすら観音様にお縋り致し浄霊を続けました。
思い当る事がありまして岐阜から出張中の広瀬先生の発案にて、早速御屏風観音様をお祀り致し、先祖代々之霊の御魂供養を致しましたところ
翌日は三回の発作、二日目は完全に全快致し、見違える程の状態に復し、うるさかった町内の人々もすっかり鳴りを潜めてしまいました。
以後方々で先祖代々の霊の供養の依頼を受けますが、つくづく感ずる事はいかなる事にも総て誠の心に徹し、ひたすら観音様にお縋りあるのみとかたく信じます。
世の人々はこれを何と御判断なりましょうか。神はないと誇らしげに言う人々も、神から頂いたその双手(もろて)をじっと胸にあてて、とくと御熟考あらん事を願うや切です。」