墓石の整理について
明主様御垂示 「先祖の墓にまとめるべき」 (昭和27年10月1日)
信者の質問
「10年前より、先祖代々の石碑を建てて、近い所に埋葬しているのですが、1つにまとめるべきでしょうか。」
明主様の御垂示
「それは先祖の所にまとめるのが良いです。」
明主様御垂示 「墓の整理方法」 (昭和24年7月30日発行)
信者の質問
「祖先の墓がたくさんできまして墓地がいっぱいになりましたので、整理いたしたいと存じますがよろしいでしょうか。
また古い骨はいかがいたすべきでしょうか。
また墓碑は一基でよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、整理していいです。
そして墓は一基でいいですよ。
ただ、面識のある霊の名は横に刻むんです、正面には「何々家先祖代々」を刻みますから。それが本当ですよ。
それから骨はね、面識のない霊のはひとまとにしてもいいし、面識ある霊のは別個にしておけばいいんです。」
明主様御垂示 「墓石の整理方法」 (昭和24年1月23日発行)
信者の質問
「墓地の移転のため改葬する場合、何代または何年くらい前までの祖霊を一基にまとめてよろしいのでございましょうか。
なおこの場合のお祭りの仕方と墓石の処分は、いかがいたせばよろしいのでございましょうか。」
明主様御垂示
「面識ある人は一基ずつ、面識のない人はひとまとめにしてよろしい。
墓石は場所がいっぱいになればひとまとめにしてよろしい。」
明主様御垂示 「墓の整理方法」 (昭和29年4月1日)
信者の質問
「墓につきまして、個人名前の墓が幾つかあり、先祖代々の墓がありませんが」
明主様御垂示
「個人名前というのは戒名ではないのですか。」
信者の質問
「個人に作った墓で、特に良かった時代に立派なものを作ってあります場合に、それを先祖代々のに替えることは・・・石をけずりまして」
明主様御垂示
「それはよいです。早くやったほうがよいです。それは非常に間違ってます。
自分たちばかり救われて、先祖はないがしろにしているということはたいへん間違ってます。
先祖だけは個人のよりか大きい墓でなければいけないのです。
さもなければ真ん中を先祖代々にして、そこに個人を並べて、それでもよいです。」
信者の質問
「そういう場合に、小さい雑なのがありますが、整理してよろしいものでしょうか」
明主様御垂示
「やり直してよいです。」
信者の質問
「整理して祖先の中に入れましてよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「古い、少なくとも百年ぐらいたったものは先祖に入れてよいですが、そうでないのは、そうしてはいけないのです。
それから子供の墓はずっと小さくてよいです。
それで大人のほうは石に切りつければよいです。
その順序を間違えないようにしなければならないです。」
信者の質問
「普通の家では、先祖代々のがあり、あと墓石は別に作りませんが」
明主様御垂示
「それでよいです。それも墓地の狭い広いで判断するのです。
もし広いとすれば新しい仏は祀ってやらなければならないです。
それも臨機応変に常識で考えていって、ちょうど良いというやり方でやるわけです。
お寺参りに行くときには、ご先祖は挨拶に出てくるのですから、そのときにあんまり墓がひどかったり、もっとできるにかかわらず人間の怠慢でしないと、
ご先祖は面白くないから、“こいつはひどい奴だ、時々灸をすえてやれ”というので、
ご先祖が災難を与えたり、病気にさせたり、そういうことがあります。
ですから思いもつかない、お寺参りに行った帰りに電車が衝突したりということがあるのです。
だからこれはやっぱり人間界と同じで、できる身分でやらないということや、
またその人の境遇やいろいろに合わないということは、ご先祖としても面白くないのです。
またご先祖の中にも、怒リッポイのとそうでないのがありますが、怒リッポイのはお気づけとかそういうことがあります。」
明主様御垂示 「墓石新設と礎石」 (昭和24年1月21日)
信者の質問
「墓地狭少のため、父の墓石を建てる余地なく、
また、祖先の墓石小さきため墓石を整理致し、先祖代々の墓石一基を新たに建立致しますに付、
旧墓石を礎石として使用致しましても差支え御座いませんでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「字を彫ったままではいけない。
字を消してからならよい。
面識ある人のみは整理しないで、戒名を彫り直す。」
明主様御垂示 「墓石と位牌の整理」 (昭和23年8月21日)
信者の質問
「墓地移転のため改葬する場合、何代または何年位前迄の祖霊を一墓に纒めてよろしいので御座いましょうか。
なおこの場合のお祭りの仕方と墓石の処分は、どう致せばよろしいので御座居ましょうか。御教えを御願い申します。」
明主様御垂示
「位牌の整理は、面識のある人の霊は、その名によって祀る。
面識のない人は一纒めにして先祖代々の霊でよい。
また一杯になったとすれば古いのから片づけた方がよい。
でないと段々殖えて置場がなくなる。
墓石の方は一杯になれば古いのから消してゆく。あるいは墓石を取替える。先祖代々は一つでいい。
真中へ先祖代々のをおき、余地を残した方がよい。(予備として)
古い墓石の処置は川へやるのも嘘で、人の踏まぬ土地へ・・・墓地の一部へ埋めた方がよい。」
明主様御垂示 「墓石と骨の整理」
信者の質問
「祖先の墓が沢山あって墓地の余積がなくなりましたので、寄せ墓をしたいと思います。どうしたらよいのでしょうか。
祖先代々之墓として一基にしても差支えありませんか。
またその場合、古い骨はどうしたらよいでしょうか。御尋ね申し上げます。」
明主様御垂示
「整理してよい。面識のある人はその名を墓石の横へ刻む。面識のない人の骨は一まとめでよい。」
明主様御垂示 「墓石と骨の整理」 (昭和23年)
「墓は一つにする。
やむを得ぬ事情があれば差支えない。
古いのは差支えないが、骨は持って行っていい。
新しいのはそのままにする。」
明主様御垂示 「墓石不明の場合の整理」 (昭和24年4月28日)
信者の質問
「古い墓石が多く、どれが祖先のか判りませんのですが、どうすれば良いでしょうか。」
明主様御垂示
「面識ある者のだけ残して整理すればよい。理由を話して断るとよい。」
明主様御垂示 「旧墓石を新墓石の礎石として流用してもよい」 (昭和24年3月1日発行)
信者の質問
「墓地狭小のため、父の墓石を建てる余地もなく、祖先の墓石も小さいためそれを整理して先祖代々の墓石を新たに建立いたしたいと存じますが、
旧墓石をその礎石として使用しても差し支えないものでしょうか。」
明主様御垂示
「差し支えはないが、彫りつけてある字は消さなければならない。」
明主様御垂示 「古墓の処置」 (昭和24年10月6日)
信者の質問
「墓石の建替えに際し、古い墓石はいかに処置したらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「横へ埋める。」