墓碑の管理について


明主様御垂示 「墓の清掃」 (昭和23年11月25日)

「墓場は霊の別荘であるから、綺麗にしておかなくてはいけない。人間の住む所を綺麗にして・・・。

戒名の沢山ある墓は「先祖代々之墓」とし、横へ戒名をつける。

他人の御堂や墓など綺麗にすると、祖先が感謝される。

今迄霊の事を徹底的に教え、信頼し得る宗教はない。

墓石は親より良い物を建ててはいけない。

子がいい物を建てるには、親のをズーッとよくし、それから子のをよくする。

向って右が上である。(先祖代々真中)

墓石、白は天国、黒は地獄である。

(印鑑で運命をみる人がある)水晶の判は滅びるなどいい、円い判を好む。栂はいい。」




明主様御垂示 「お墓は綺麗にするべき」 (昭和23年10月19日)

信者の質問
「私が病気(肺浸潤)の時に、母が妙薬だと言って、

墓地から人骨を拾い粉末にして私の妻にあずけ、私に飲ませようとしましたが、全然飲みませんでした。

母は既に死んで、どこから持って来たかわかりませんが、

その骨はどのように処分したらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「自分の所の墓地の隅かどっかへ埋めてやる方がよい。母の傍でもよい。

霊によって気にするのとしないのとある。

埋めて詫びした方がよい。

風葬なども極間違っている。解剖など極悪い。(霊の希望ならよい)

墓場も綺麗にする。

霊界にも名誉があるから恥かしい。」




明主様御垂示 「墓石の下から生えてきた木は切ってよい」 (昭和27年4月1日)

信者の質問
「墓石の下から木が生えて、出ておりますが、昔からの言い伝えでは、墓石を取って・・・」


明主様御垂示
「木を切ったほうが良いです。

それでなければ、木のほうが上になっちゃう。

木はなるだけ根から切ったほうが良いです。」




明主様御垂示 「墓石を邪魔する木は伐ってよい」 (昭和27年9月1日)

信者の質問
「先祖の墓の傍にある桜の木が大きくなり、根が墓をかかえるようになっておりますが、切りまして・・・」

明主様御垂示
「切ったら良いでしょう。」


信者の質問
「当主は長い間胃が悪く、もちろん薬毒と思いますが、墓との関係は・・・」

明主様御垂示
「それは関係ありません。薬毒です。」


信者の質問
「木を切って取りましたほうが・・・」

明主様御垂示
「そうです。墓のほうは取ってはいけませんよ。墓が主なのですから・・・。」




明主様御垂示 「木の根が遺骨を貫いたために頭痛、腰痛になった事例」 (昭和25年2月11日)

信者の質問
「ある家で主人が大変頭が痛く、続いて腰が痛くなりましたので、ある神様に見て貰いましたところ、

墓地に大木の根が来ているから、祖霊が知らせているとの事で御座いましたので、

墓地を掘り起して見ますと、松の木の根が頭蓋骨と腰骨を貫いていましたので、

早速根本を切り取り始末を致しましたところ、病気が全快したとの事で御座います。

こんな事はあり得る事で御座いましょうか。

またあると致しますと、現在林の中に土葬にする地方が御座いますが、どう致しますれば宜敷う御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「こういう事はある。死んだ骸は、ある時期まで、霊界の霊と霊線が通じている。

それでこういう事があるとある程度霊にも苦痛があるので、こういう事をして気づかしたのである。

墓のまわりに大木などあってはいけない。

墓の近くにある場合は、墓の方へ行く根を切ればよい。」




明主様御垂示 「墓標の修繕は至急せよ」 (昭和24年8月23日)

信者の質問
「墓標が壊れてまだ墓碑を立てておりませんが、自分で墓標や墓碑を作って立ててもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「差し支えありません。早くやったほうがいいですね。

なんにもなければお墓詣りもできませんよ、霊の来る所がないですからね。

どんなのでもいいから早く作ってやったがいいですよ。」




明主様御垂示 「墓石の修繕は彼岸にすべき」 (昭和25年1月16日)

信者の質問
「昨年九月二十日養子が肺結核で亡くなりました。

そして私の養父と実母が葬ってある墓石の西脇にほうむりましたが、その後、墓石が西北に傾いてまいりましたが、これをなおしたいと思いますが、時機と方法をお教示下さい。」


明主様御垂示
「時機はお彼岸がよい。彼岸は節になっている。」




明主様御垂示 「墓が豪雨で流された事例」 (昭和25年11月25日発行)

信者の質問
「最近の豪雨のために、主人の亡兄の墓が崩れ流され跡形もまったくなくなりました。

掘っても墓石は出ないし、探しても見当たらず、いったいどうしたらよいのかと思案しています。

命日にはお寺から毎月お坊さんをよんで、仏壇にお経を上げていただいていますが、なんだか気になりますので、お伺いいたします。」


明主様御垂示
「いずれは本教においても、葬儀や墓所に関しても、独得の形式を作るつもりであるから、

それまでの間、仮に作っておけばいい。

ぜんぜん作らないのはいけない。」




明主様御垂示 「墓石を除去するには予め祖霊にお断りする」 (昭和24年4月28日)

信者の質問
「土木工事のため墓石を取除きましたので、骨の在り場が判明しないのですが、どうすれば良いでしょうか。」


明主様御垂示
「これは無断強制立退のようなものである。

墓石を取除く時に、お断りしなくてはいけない。

無断でやれば腹が立つ訳だ。」




明主様御垂示 「乱雑な土葬墓地」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「田舎では土葬の際、昔葬った所を掘り返して、また新しく亡くなった人を葬るそうでございますが、このようにいたしますと、昔の骸骨が出てきたりすることもあるそうでございます。

このようなことはいたしてもよろしいものでございましょうか。

また土葬の際、御守り様はいかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは事情によるものである。

墓所が狭くて、他へ埋めることができない場合は、霊も承知するから差し支えない。

御守り様は焼くのが本当であるが、本人の希望なれば、そのまま掛けても差し支えない。」




明主様御垂示 「古い墓石の処分方法」 (昭和26年9月25日発行)

信者の質問
「自然石の墓を人工石に造り替えたいと存じますが、古い墓石の処分方法を御垂示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「大きな石なら、文字を見えないように削ってしまって庭石などに使ってもよろしいが、小さい石ならそのまま、墓の近くへ埋めればよろしい。」




明主様御垂示 「古い墓石の処分方法」 (昭和24年10月6日)

信者の質問
「墓石の建替えに際し、古い墓石はいかに処置したらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「横へ埋める。」




明主様御垂示 「位牌を墓標よりも重視すべき」 (昭和23年12月10日発行)

信者の質問
「祖霊様を供養する場合、墓標と位牌のいずれを重視すべきものでしょうか。」


明主様御垂示
「位牌を重視すべきです。

位牌には祖霊が毎日お出になっています。

墓標にはこちらがお参りのときだけ祖霊がお越しになります。」




明主様御垂示 「墓石の奇象」 (昭和24年9月19日)

信者の質問
「浄化中に亡父の墓石が二つに割れ、次の浄化中に子供の墓石が二つに割れたので本人は非常に気にしておりますが、いかなる意味のもので御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「偶然ではない。霊界で更生され、新規蒔き直しとなった。

祖霊がそういう事を気にする性格である。」