墓地について
明主様御垂示 「墓地や神社の跡地に家を建てて良いか」 (昭和23年9月8日)
信者の質問
「家の敷地、庭の一部が昔墓地であった所はいかに祀ったらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「古いのならかまわないが、新しい墓地だと迷っているのもある。
しかし光明如来様をお祀りすればよい。昔は墓地の跡はよく盛り場にしたものです。」
信者の質問
「横浜で戦災で焼けた氏神の跡を盛り場にしたところ火事がよく起きます。」
明主様御垂示
「神社の場合はいけません。」
明主様御垂示 「墓地の跡に家を建てて良いか」 (昭和29年2月1日)
信者の質問
「区画整理などで新しい土地が墓の上とかで、骨が出る場合がございますが」
明主様御垂示
「本当はそういう所は家を建ててはいけないのです。
建てずに済む場合は建てないほうがよいです。
それからもしそこに霊がいた場合には、霊は人間に踏まれるということは一番嫌うのですから、そこだけは踏まないようにするのです。
しかしそこがメシヤ教信者の家なら、それは霊が救われるからよいです。
そうしてそこの家の仏壇に位牌をあげて、そうすると朝晩物をもらったりするから、そういう場合は建てても構わないです。」
信者の質問
「そういう場合の名前はどういう具合にでございましょうか」
明主様御垂示
「そういう骨だけの場合は「諸霊」でもよいです。
よく方々に「三界万霊供養」とかありますが、あれはそういう迷っている霊、決まりがつかない霊一切を救うという意味です。
以前は仏のほうにもそうとう力があったからそれでよいが、今日では仏のほうはぜんぜん力がないから、何にもならないです。」
明主様御垂示 「墓地の跡地には古い霊がいる」 (昭和24年6月28日)
信者の質問
「以前この村の墓地変更の時、旧墓地であった場所を買い入れて柿の木を植えましたが、気持が悪いので薮にして放置してあります。
また、その一角に周囲約八尺位の大銀杏が生えておりましたのを本年一月に売却、製材致しました。
右の墓地や銀杏の木に関係あるでしょうか。
また、あるとしたらいかにしたらよいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「今迄変った事がなければ霊はいない。
霊がもしおれば何か気付けをする。
墓地だった場所には大抵古い霊がいる。家などを建てるとよく祟る。木でも植えておけば差支えない。踏んだりすると嫌がる。
その墓地に向って、祝詞を奏げる。(イヤな事があったら)」
明主様御垂示 「墓場の近所には死霊がやって来る」 (昭和24年1月18日)
信者の質問
「神社の前や、墓の後ろの家は悪いと申しますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「墓には死霊がいるから墓地の近くだとそれがやって来ることはあります。
餓鬼道に堕ちてる霊が飯をもらいに来たりする。
しかし光明如来様を祀ればいいですよ。
光を浴びて霊たちが向上するからかえって喜ぶし、功徳にもなります。
神社の宮の前は汚いものを扱う商売はいけません。
例えば魚屋のように魚のはらわたがあるのはいけない。
神様が出入りする所だからきれいにせねば・・・」
信者の質問
「宮の真ん前の家の者で精神病になったのがございますが・・・」
明主様御垂示
「真ん前ですか。それはいけない。そういう精神病は治りにくいですよ。
なぜかというと、宮の真ん前に家があっては神様の通る道を遮(さえぎ)ることになるからです。
だからそんな場合は家を半分に割って神様のお通りになれるように道を開いたほうがよい。
人間は曲がっても出入りするが神様はそうはゆかないのです。」
明主様御垂示 「墓所跡地での校舎建築」 (昭和24年10月23日)
信者の質問
「中学校舎建築に付、祖先代々の墓を移転致すのでありますが、墓つちを持って移転するを可とする僧と、骨まで持って行くべく言う僧と二人ありますが、いずれがよろしきや御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「骨まで持ってゆく方がよい。
土だけ持って行っても仕様がない。
後へ学校など建て、骨があると執着のある霊は嫌がる。
霊は潔癖になるので、死後汚ないものや醜いものがあるのを嫌がる。
寺の跡などへ建てると、死人が出来たりなどする。」
明主様御垂示 「神社・古墳・墓地等の木を伐ってよいか」 (昭和24年8月30日発行)
信者の質問
「古墳、墓地、神社などの跡を道路などに改修工事を行なった場合、木を伐るとその関係者に災難があるのですが、いかがいたしましたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「手続きしないからだ。手続きすればよい。
代わりの木を近くへ植えるのである。
そしてお祭りして言葉でよく事情を言い許しを乞う。
やむを得ないことは必ず霊は許すのである。
神社などの場合小さくとも代わりの宮を建て神が鎮まられるようにすればよい。」
明主様御垂示 「古戦場跡地の古墓」 (昭和24年4月22日)
長屋に奇病続出
信者の質問
「八軒長屋の裏露路に古い墓があります。
何でも古戦場の跡とかで戦死した武士の墓だそうで御座居ますが、
丁度便所の汲取りの際、いやでもその角を廻らねばならず、汚すこともままある由です。
その故かその長屋には全戸に一人ずつ常に妙な病人が絶えません。
長屋住民全戸で御祭りすれば祟りはなくなるでしょうか。
取敢えず御神体をお祭りし、機会あれば移転したいと存じていますが、
何も知らぬ他の人々が気の毒と思いますので御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「一日も早く移転した方がよい。
未だ霊の残ってる事もある。
墓をそういうもので汚されるのを嫌がる。
気付かせるために病人を起すのである。
もっと清い所へ移すとよい。
汚して申し訳ない、清い所へ移すからと言って、墓を洗ってやって祝詞を奏げてやり、なるべく付近の出来るだけ清い所へ移す。
垣根をつくり木も植えてやる。霊も非常に喜び、反って守護する。」
明主様御垂示 「墓地跡の家 居住女性の出血」
信者の質問
「本年四十六歳の女が下から出血が激しいのです。
その患者の御浄霊をさせて戴きましたのです。
毎日のように出た出血がお蔭様で月に一回位になりましたのですが、何分全快が手間取っております。
その家人の申されますのに、屋敷が墓地の跡地であったと申されます。
死霊のために全快が手間取るので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは死霊(地獄の霊)が憑いている。
血の池地獄か何かの霊である。(光明如来様が長いと言われたというが・・・)
墓地の跡はいけない。
供養されぬ霊が沢山いるから祟ってくる。
光明如来様をお祭りし、信仰を一生懸命にすれば救われる。
あまり長くかかるようなら合同で祀ってやる。
その人の家の仏様か小さい仏を買って一緒に祀ってやる。無縁の霊とする。
これは面倒であるから菜食にしてみよ。出血は菜食に限る。それでまず止る。」
明主様御垂示 「墓場の怨霊と蛇の怨みによる脳膜炎」 (昭和27年8月25日発行)
信者の質問
「HN(六歳・女子)昨年十月結核性脳膜炎と医師より診断を受けて、
三十九度内外の熱および激しい頭痛と便秘、嘔吐にて入院、脊髄より水を採りました結果、
激しい悪寒が伴い、そのときより半身不随となり、ますます頭痛激しく、嘔吐、食欲なく、
本年六月ごろよりひっきりなしに痙攣、ウワゴト、脈の不整などますます悪化いたし、
六月十三日医師より見離され、その間ペニシリン、ストマイ、ヒドラジドなど、五十本および栄養注射など、そうとう注入いたしております。
それより六月十三日より医療いっさい止め、御浄霊をいただくうち、御守護によりたいへん良くしていただき、
私(母HH六月十五日)は入信さしていただいてより、ますます御守護にてよくしていただいておりますうち、
再浄化にて最近全身の痙攣、頭痛が激しく、左黒眼が中心より左へよらず右眼が絶えず左右に動いており、殊に瞳孔が散大したり小さくなったりいたし、
なお肩および背筋の関節が痛み、特に左足のみでした痙攣が右足にも表われ、
苦しむときは全身の痙攣となり、耳が痛み食欲は子供の茶碗に一日一杯半くらいでございます。
昼は夜より楽でございまして、夜間十二時過ぎになりますと(毎夜)苦しみながらも、
とりとめもなき歌を歌い、汗をかき、それが堪えられなくなると、ウーといって痙攣を起します。
それは明け方か朝に起ります。
熱は現在ございませんが、衰弱が激しゅうございます。
御浄霊は、前額部、延髄頸部、後頭部、腎臓などさしていただいております。
なお私(HH三十八歳)の生まれます前に家を建てなおしたその節、屋敷より墓石のようなものが出まして、
もしや墓石ではなかろうかと存じ、屋敷外に置いて、毎年お盆にはお詣りいたしますが、
ちょうど家ができあがった二階で祖父が縊死いたし、
なお父はいまより四年前に中国で死亡、私の従妹が小学生のとき二人一度に水死いたし、四人とも仏教で祀っております。
また主人の兄が車のタイヤのパンクのため、爆風で即死、なお青大将および種々の蛇を何匹も殺しておりますが、娘憲子の浄化は霊的でございましょうか。
なお良くしていただけましょうか。浄霊の急所につき御教示賜りたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは墓所であった所へ家を建てたため、その霊の怨みと、蛇を殺したその怨みと、また誤れる医療のためなどが重なり合っているので、請け合うことはできないが、
右の建てた家に一日も早く光明如来様をお祀りし、できるだけ神様の御用をし、人助けをすればあるいは助かるかもしれない。
しかしこういう家は祖先からの罪穢の多いのが原因であるから、右のようにすれば罪穢が減るからそれよりほかに確実な方法はないのである。」
明主様御垂示 「死体遺棄の塚跡」
居住者交互に眼病
信者の質問
「私の屋敷は昔死体を捨てた所で、塚があったそうです。
私の家では交互に眼病に悩んでおります。昔の事に関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「死体を棄てたとか、墓があったなどという地所はいけない。
そこに残った霊が家を建てられると苦しむ。
家を除けられたいとか、またはもっと祀られたいという訳である。
しかし光明如来様をお祭りすると非常に喜ぶ。
故に、お祭りすれば反っていい。
霊は光を一番喜ぶ。光を得て早く救われる。
眼病なども、そのどれかの霊がやる訳である。」
明主様御垂示 「神社跡を墓地とした過ち」 (昭和25年5月1日)
信者の質問
「二児を肺病で失い、なお、現在長女が肺病でひたすらお縋り申しております信者で御座います。
家族全部入信、光明如来様をお祀りさせて頂いております。
この家では、主人の兄とその家の両家にて神社の敷地の一部を買収致しまして墓地を作りましてから両家共不幸が続くようになり、
兄の家では九人の子供の中五人迄次々と肺病にて死亡致しております。
この度の長女の病気も右の墓地に原因があるような節が御座いますが、もしそうで御座いますならばどう致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「神社の神様にお詫びして、お許しを乞う。
神社の龍神・・・守護神か何かの龍神が怒ったのであろう。
返せる場所だけ神社へ返し、お詫びして、光明如来様にお詫びする。
大変な間違いであった。」
明主様御垂示 「墓地を新設すると死人が出るというのは迷信」 (昭和29年3月1日)
信者の質問
「宮崎県方面では、共同墓地がいっぱいになり、新しい墓地を新設すると、死人がバタバタと増えると言われております。
信者がその墓地の新設に当たらせられておりますが、これは迷信でございましょうか」
明主様御垂示
「迷信です。
しかしそれに誤られやすいことがあります。
よく仏様を新しくすると死ぬとか、あるいはお寺を買うとか、墓地を新しくすると、まもなく死ぬということがありますが、
それは、その死ぬ人の守護神が前から知っていて、そうしてその人が死ぬ前に、墓地を新しくするとか仏様を新しくするとかするのです。
だから客観的に見るとそういうふうに見えるのですが、
しかし人間の命というものは、そんな簡単なものではないのです。
ずっと生きれる人が墓地を新しくしたから死ぬということはないです。
そうすると墓地に人間が支配されることになります。
人間が墓地を支配すべきものですから、それでは真理に外れます。」