信者の死とお光について


明主様御垂示 「お光をしたまま火葬してよい」 (昭和23年3月28日)

信者の質問
「受講者が死亡した場合、御守り(註 現在のお光のこと)はいかがいたしますか。」


明主様御垂示
「御守りをつけたまま火葬にすればよろしい。」




明主様御垂示 「土葬の場合にはお光を外したほうがいい」 (昭和25年1月20日発行)

信者の質問
「信者が死亡いたしました場合、御守りは死体と一緒に火葬にするようにとうけたまわりましたが、土葬の場合にはいかがでしょうか。」

明主様御垂示
「これも遺族の希望によればいいんですがね。

しかし、まあ、土葬のときは一緒に埋めずに外しておいたほうがいいですね。」


信者の質問
「それを御額に表装してもよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「ええ、結構ですね。」




明主様御垂示 「死者のお光は焼くのが本当」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「田舎では土葬の際、昔葬った所を掘り返して、また新しく亡くなった人を葬るそうでございますが、このようにいたしますと、昔の骸骨が出てきたりすることもあるそうでございます。

このようなことはいたしてもよろしいものでございましょうか。

また土葬の際、御守り様はいかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは事情によるものである。

墓所が狭くて、他へ埋めることができない場合は、霊も承知するから差し支えない。

御守り様は焼くのが本当であるが、本人の希望なれば、そのまま掛けても差し支えない。」




明主様御垂示 「亡くなった信者のお光の処置は本人の意思に従う」 (昭和26年4月1日)

信者の質問
「信者が死んだ場合、そのときお守様は、亡骸と一緒につけて良いというお言葉でございましたが・・・」

明主様御垂示
「それは死ぬ人の希望です。それでなければ執着があるからね。」


信者の質問
「残った御守様はいかがいたしたらよろしゅうございましょうか」

明主様御垂示
「希望がない場合は、とっといたほうが良いですね・・・記念という意味でね。

きれいな箱に入れて・・・桐の箱かなにか作って、そこに書いて・・・何の何某(なにがし)と書いて・・・そうしてしまっておく。」




明主様御垂示 「亡くなった信者のお光の処置は本人の意思に従う」 (昭和26年9月8日)

信者の質問
「信者で亡くなった場合にお守を掛けて入棺させていただいて埋葬しても良いというふうにお伺いしておりましたが、

山形の信者さんから問い合せがあり、先生により、火葬の場合はお守りをつけて良いが、土葬の場合は、はずしてと言うのでございますが」

明主様御垂示
「それはその人の考えで言ったんです。

私はそんなこと言わない。

原則としては本人の希望なんです。

お守りを掛けて行きたいと言うなら行ってもよいんです。

希望がないならはずすんです。

はずして立派な包みにして、仏様に供げておくんですね。」


信者の質問
「仏壇にでございますか」

明主様御垂示
「そうです。」


信者の質問
「本人が意思表示ができない場合には、どのようにしましたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「意思表示のできない場合もたくさんありますが、はずして仏壇にね。

仏壇にも永久でなくても良い。

だいたい一年くらい預けて、あとはお礼を言ってしまって・・・額なら額にしても良い。」




明主様御垂示 「亡くなった信者のお光の処置は本人の意思に従う」 (昭和26年10月5日)

信者の質問
「亡くなった人のお守を教会に持ってきた場合は・・・」

明主様御垂示
「それは死ぬ人の気持ちに任せればよい。

そういう希望がなければ、そこの家で、紙に包んで粗末にならないところに取っておくとよい。」


信者の質問
「信仰を止めております」

明主様御垂示
「それじゃ、教会に持ってきてとっておきなさい。いずれ、先が詫びて来ますから、取っておくとよい。」




明主様御垂示 「位牌のそばにお光を置くべき場合」 (昭和27年3月1日)

信者の質問
「結核で死亡いたしました者でございますが、死ぬ前に信者の質問「光明」の御守様をいただきたいと言っておりましたが、

都合がつきませず、今度いただきまして位牌に掛けさせたいと申しますが、どういたしましたらよろしゅうございましょうか」


明主様御垂示
「やっぱり御守をいただいて、位牌の側に置きなさい。

それは一周忌までですね。一ヵ年ですね。

そうしてあげたら良いです。

つまり執着がありますからね。執着が取れますからね。」




明主様御垂示 「死にそうな未信者の首に家族のお光をかけた事例」 (昭和26年9月8日)

信者の質問
「信者の息子で未入信ですが、死ぬ寸前に、母親のお守を掛けさせてくれと言い、

十五日くらい掛けて非常に喜び、これで神様に救われたと言って死にましたが、

お守は穢れてはいないかと申しますが・・・」

明主様御垂示
「そんなことはない。」


信者の質問
「そのままお掛けしていてもよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「そのときお礼を申し上げるんです。それで良いです。」