埋葬遅延の禁止について


明主様御垂示 「納骨は早いほどよい」 (昭和28年7月1日)

信者の質問
「遺骨が三体も四体も仏壇にはいってますが、本願寺などで納骨をいたしておりますが」


明主様御垂示
「骨をおいておくのはいけません。

霊は非常に嫌います。

納骨は一年以内にというので、早いほどよいのです。

一年たってから入れろというのではありません。」




明主様御垂示 「お骨は早く処分すべき」 (昭和29年3月1日)

信者の質問
「地上天国五十六号の記事の隠坊の話で“浄霊を受けた人は苦しまずに素直に焼ける、水商売でさんざん男をだました女なんかが一番苦しむ・・・”ということがありましたが、どういうわけでございましょうか」

明主様御垂示
「それはその理屈です。つまり、よく焼けない、いろいろ手数がかかるということは曇りがあるからです。」


信者の質問
「霊が完全に抜けてないという・・・霊が残っているという・・・」

明主様御垂示
「霊が残っているということは少しの間です。

それは、早く出るのと、遅く出るのとありますが、それは問題にはならないです。

遅く出ると言っても、ちょっと遅くなるぐらいなもので、いつまでもいやしないです。

残るのは執着のためですが、焼く間際までくっついているのがあります。

どうしても死にたくない、生きていたいという決死の覚悟でついてますが、しかしそれでも焼いてしまえば出てしまいます。

しかし執着によっては、死骸のすぐ側にいることはあります。

そういうのは死骸の処分や何かの仕方によって、非常に怒ることがあります。

一番執着をするのは、骨を葬らないで、放っておくと、非常に気にするものです。

ですから、よくお寺などに預けておきますが、それはいけないので、早く処分しなければいけないのです。

幾分でもそういう形が残っていると、それにくっついていることができるのです。

だから焼いてしまうのはそれはないです。」


信者の質問
「焼けるのが遅い、あるいは、はっきりしないというのは、不純なことをやったからというわけで」

明主様御垂示
「そうです。曇りが多いからです。曇りを焼くのに手間がかかるからです。

花柳界などの者は曇りが多いですが、曇りが多いということは、罪を余計犯したからです。

罪を犯すというか、罪を作っているからです。」




明主様御垂示 「遺骨を墓地に入れないと遺族が必ず病気になる」 (昭和23年)

「骨を蔵っておくのは非常に悪い。

一日も早く納骨しなくてはならぬ。

骨をしまっておくのは必ず病気になる。

決る事が決らぬと霊も手続上行く所へ行けぬ。」




明主様御垂示 「霊は未納骨を嫌がる」 (昭和24年10月26日)

信者の質問
「左記事項御伺い申し上げます。

一、四十四才の男、色盲ですが御浄霊はいかなる箇所を主に致したら宜敷いでしょうか。

二、戦時中に死亡した父親の骨が、まだお寺に預けてありますので、母親の墓へ一緒に埋めたいと思いますが、どうで御座いましょうか。」


明主様御垂示
「骨を埋めないと霊は非常にイヤがる。」




明主様御垂示 「霊は未納骨を嫌がる」 (昭和24年2月14日)

信者の質問
「亡夫と息子の遺骨を数年間納骨せず、お寺へ預けたままになっておりますが、霊的に障りになるものでしょうか。」


明主様御垂示
「障りになる。霊が怒る。霊は非常に几帳面である。

執着は一番いけない。一日でも早く埋めなくてはいけない。霊は非常に嫌がる。

霊は執着が一番いけない。執着に関係する事は一番いけない。

骨は一日も早く埋める。

解剖のごときは非常にいけない。本人の希望するのは構わぬ。

(またバラバラになって死んだ時でも、人間の元通りの形にして棺に納めなくてはいけない。)

器官の活動が判るので、医者は生体解剖をしたがる。」




明主様御垂示 「埋葬を懈怠すると死人は霊界に行けない」 (昭和23年10月15日)

信者の質問
「会員の主人、本年六月シベリヤより復員、三十七才隣人の死亡せし折、墓地掘りをし、

その翌日より急に腰が痛み、浄霊を致しましたが四日間にして死亡しました。霊的でしょうか。

またその主人の母十数年前に死亡、三年前父死亡、共に寺に保管してありますがこれと関係ありましょうか。保管中の骨はどのように処理すれば良いでしょうか。」


明主様御垂示
「骨を永く置くのは極く悪い。早く処理してもらいたい、

焼くか埋めるかしてもらいたいのである。霊は気にする。

繋りがあるからすっかり処理せぬと霊界で行く所へなかなか行けない。

綺麗に始末すれば、執着がなくなるから早く行ける。

思い残す事のないのが一番いい訳である。

早く埋めてもらいたいため病気にするのである。

霊によって怒り易いのとそうでないのとある。

よく墓地へ行っただけで病気になる事がある。

以前ある所の妻君で、お寺参りに行くと霊の憑く人があったが、浄霊するとすぐにとれた。」




明主様御垂示 「埋葬遅延による発話障害、発熱」 (昭和23年11月15日)

埋葬を懈怠すると死人は霊界に行けない

信者の質問
「本年七月十三日、大光明を御祭りして以来、御浄化を戴いておりますが、

今月十三日朝九時頃、突然私の右頬に冷たい手がふれるような気が致しましたら、

急に舌がもつれて発音がわからなくなり、右肩と右頬が非常に痛み出し、また両手両足も重く熱っぽくて、水以外は何も欲しくありません。

昭和十九年九月十三日に子供を亡くして、その骨を埋めずにありますが、これと関係がありますか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「骨を埋めないと霊は非常に嫌がる。早速埋めなくてはいけない。そのためではないかと思う。

骨を埋めないと、霊は霊界で行く所へ行けない。

自分の死骸なども片づいていないとそれに引っ張られる。

骨などいくらか霊線が残っている。

骨とっておく人があるが大抵病気になる。

風葬など間違っている。間違った事して始末すると、その罪を霊界で着て苦しむ訳である。」