四十九日について


明主様御垂示 「死霊は死後五十日間は家にいる」 (昭和23年11月24日)

信者の質問
「帰幽して幽世大御神の審判を受けるのは死後幾日くらい経っての事で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「死後五十日間は家にいて、それが過ぎて八衢に行く。

五十日以上経てば審判さるるとみてよい。」




明主様御垂示 「喪の期間の不変性」 (昭和24年12月25日)

信者の質問
「忌明について・・・。

神道においては五十日、また仏教の四十九日、同じく禅宗においては三十五日で忌明を行っているようですが、

最近仏教の方では、初七日にかたづけ仕事のように行う家が多いようですが、それで霊は満足するものでしょうか。」


明主様御垂示
「満足しない。

五十日が本当で、七七・・・四十九日でもよい。

五七・・・三十五日などというのは皆略したもので、

禅宗などもあまり霊界を知らぬために行過ぎがある。

五十日間は家にいるのが、霊界の法律になっている。」




明主様御垂示 「喪の期間の不変性」 (昭和24年1月19日)

信者の質問
「死後四十九日を以て忌明としますが、これが三ケ月にわたる時は、二ケ月目で切り上げて早めに忌明をする習慣がありますが、これには何か特別の意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「こういう事は間違っている。

三ケ月に跨っても何でも四十九日にする。

都合上変えなければならぬ場合は、早いのは構わぬ。おそいのはいけない。

役人の出張命令などの場合も早目にして構わぬが、四十九日の場合はいけない。」




明主様御垂示 「喪の期間の不変性 新霊への拍手は一回」 (昭和24年9月10日発行)

信者の質問
「人の死後四十九日間は位牌を仏壇の中にお祀りせず、別にお祀りする習慣ですが、

都合で三十五日とか七日ですませる人もありますが、それでもよろしいものでしょうか。

また拍手は新仏には一拍手が正しいのでございますか。」


明主様御垂示
「四十九日しなければいけない。

五十日間は霊は霊界には行けない規則になっている。

拍手は一週間は一拍手、一週間後は二拍手で、五十日間は拍手の音をさせない。

苦しんで死んだ霊は一週間くらいはボンヤリしています。

また体がバラバラになって死んだような場合、霊がもとの形になるのに一週間くらいかかります。」




明主様御垂示 「喪の期間の不変性 新霊への拍手は一回」 (昭和24年7月2日)

信者の質問
「人の死後四十九日の間は、位牌を御仏壇の中にお祀りせず別にお祀りする習慣のようで御座いますが、

都合により三十五日とか七日ですませる人もありますが、

それでもよろしいもので御座いましょうか。

またその間の御参りの仕方は、やはり二拍手でよろしいで御座いましょうか。

なお新仏は一拍手が正しゅう御座いますか。」


明主様御垂示
「霊は五十日間霊界へ行けぬ規則である。

最初の一週間は一拍手でよい。音をさせない。以後は二拍手にする。

馬鹿に苦しんだ場合、霊になってから霊がボンヤリしている。一週間位はまとまっていないからである。

二拍手は体がないからである。霊は火と水である。」




明主様御垂示 「四十九日が三ヶ月に渡っても良い」 (昭和24年12月11日)

信者の質問
「人が死んで四十九日目が三月越しに渡る場合はいけないと申し、三十五日に繰上げて祀ることが御座いますが、御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「四十九日でいい。」




明主様御垂示 「四十九日が三ヶ月に渡っても良い」 (昭和26年11月1日)

信者の質問
「四十九日の場合に月が三ヵ月にわたるときは、三十九日にするといいますが・・・」


明主様御垂示
「そんなことはありません。四十九日です。」




明主様御垂示 「死後の行方」

遺骨を御神体奉斎の床の間に祀ることはよい

信者の質問
「死後四十九日の前、お骨を床の間にまつる習慣のところがありますが、

御神体をおまつりしてある場合はどういたしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「これは一向かまわない所か、反ってそうした方がよろしい。

それは観音様の霊光をいただくから早く霊は向上し良くなる。

霊界へ行く法則として死後五十日迄はその家にいる事になっている。

そして五十日目に家を離れて、霊界へ行くのである。

そして最初はまず寺へ行く。

極善の霊は四十九日もいないで、死後直ちに天国へ行く。

また極悪者は家にいないですぐに地獄へ急落する。

普通は大体八衢に行くので、その際の霊は五十日間家にいるのである。

その場合霊がお光をいただくと早く浄化させていただくから、右の観音様を祭ってある床の間に祭るのは大変よい訳である。

そうすると天国へ行くにも早い。」




明主様御垂示 「死者霊の祀り場所 (五十日間)」 (昭和23年)

「死者の霊は五十日間家にいるのである。

その場合、霊が御光を頂くと早く浄化させて頂くから、右の観音様を祭ってある床の間に祭るのは大変よい訳である。

そうすると天国へ行くにも早い。」




明主様御垂示 「四十九日が終わるまで結婚式等はしてはならない」 (昭和28年5月1日)

信者の発言
「大阪方面では、不幸があった家では四十九日が終るまでは結婚式とか、そういうことは絶対にしてはいけないことになっていますが」

明主様御垂示
「それはそうですよ。」


信者の質問
「信者ですが、そういうことがありまして、結婚の日が決まっていたが四十九日間は結婚をできないということになりますが、

四十九日を一週間を五日ずつにするということはいけないのでしょうか」

明主様御垂示
「それはいけません。四十九日くらい待っても、何でもないではありませんか。それは待つのが本当です。」


信者の発言
「それでは待つほうがよいでしょう、と申します」

明主様御垂示
「よいでしょう、ではないので、待たなければならないのです。

一週間を五日にするということは絶対にできません。

太陽が出ることを止めるようなことです。」


信者の質問
「四十九日が終らなければいけないというのは、謂(いわれ)があるのでしょうか」

明主様御垂示
「あります。霊というものは、亡くなったら五十日の間はそこから離れることはできないので、そこにいるのです。

そうすると死んだ人に対する生きている人間が哀悼の意を表しなければならないので、それが当たり前です。

それで結婚式というのはめでたいことで、そういう哀悼とか悲しみということはぜんぜん忘れてしまうことになりますから、はなはだ面白くないことになります。

まだ霊がそこにいるのですから・・・重病人がうんと苦しんでいるときに、そこで歌をうたったりするようなものです。」




明主様御垂示 「四十九日を過ぎると白木の位牌から黒位牌に替える理由」 (昭和28年5月1日)

信者の質問
「四十九日を過ぎると黒の位牌にするのは、理由があるのでしょうか」

明主様御垂示
「あります。白木に字を書いてあるのは仮であって正式ではないのです。

そうして黒の位牌に金で文字を書くのは正式に決められていることなのです。」


信者の質問
「四十九日を待たずに黒の位牌にしてもよいのでしょうか」

明主様御垂示
「しかし何にもなりません。

そういうように決められているのだから、四十九日前は金の文字のほうにはいるというわけにはいきません。

だから四十九日が過ぎてから金文字の新しい位牌を作って、それにお移りを願うという、霊界の一つの約束になっているのですから、そのとおりにやるべきです。」




明主様御垂示 「近親者の死から五十日経っていれば正月のお祝いをしてよい」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「忌中の家庭では正月のお祝はどのようにいたすべきでしょうか。」


明主様御垂示
「神道では五十日経てばかまいません。五十日間は霊はその家にいますから。」




明主様御垂示 「近親者の死から一週間経てば参拝してよい」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「(忌中の場合)教導所のお祀りは?」


明主様御垂示
「一週間も経ったら教導所へ行くことは差し支えないでしょう。」




明主様御垂示 「忌引中の参拝」 (昭和23年11月2日)

信者の質問
「親族に不幸(死人)があった時、忌引中神社に参拝あるいは神社の鳥居等を通る事がタヴーとされておりましたが、

現在でも遠慮して参拝を差控えるのが至当で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「その日一日だけでよい。

神様は霊であり、人間も霊界へ行くのだから大した汚れはない。

月経時に、神様の道具を触ってはいけないというが、それも構わぬ。

とがめる神は、力のない二流以下の神である。

妻君の場合、死んだ人に対しての礼儀として、一年間位は後妻は迎えぬがよい。

大切なのは五十日間で、霊は霊界へ未だ行かないのであるから、よく供養すべきである。」




明主様御垂示 「四十九日間は仏壇内を動かしてはならない」 (昭和24年7月12日)

信者の質問
「新仏のある家の仏壇は四十九日の間、中を動かしてはいけないという事をよく聞きますが、何か意味が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「四十九日の間、霊はその家にいるのであるから、動かされるのを嫌がるのである。

四十九日過ぎれば構わない。

新仏は、特によくしてやると霊界で違う。

初七日など特によくしてやるとよい。」




明主様御垂示 「四十九日の法則は永遠」 (昭和26年2月25日発行)

信者の質問
「人の死後、霊は四十九日間は霊界へ行けないという霊界の法則がございますが、霊界の変移激しき今日、右の法則も変わるものでございましょうか。

もし変わるとすれば、いかように変わるものでございましょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これはまだ変わっていないのである。おそらく永久に変わらないと思う。」