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d-life 海外ドラマ メンタリスト 感想文

・主人公と敵に直接的な因縁がある(同じ設定の物語は山ほどある
・敵は誰も適わない強敵(ヴォルデモートが例として分かりやすい
・主人公とその敵との戦いが、連作の裏側を貫く一本の針金に据えられている
・主人公にはトラウマがある(ケイゾクの間山に何か似ている
・主人公は部外者(キャッスルやモンクみたいな立ち位置


きついなぁ、と思ったのは
ギャグが入り込む余地がない作風なんですよね
全体的に猟奇殺人vs主人公といった色彩
シリアスモノで行きたいんでしょうか


シリアスで行きたいなら、キャラクター性が唯一のオアシスになるわけですが
主人公
パトリック=ジェーンには、余裕とか、遊びとかいったものがない
警察に参加している「常時ゲスト」みたいな比較的自由な立ち位置のキャラは
真面目な警察活動の中で、少しずれたことが出来る
(警察官キャラがやると、不謹慎に見えたり、テンポが悪くなることが、自然に出来る)
真面目な中にこそ、ユーモアが起こるわけだから
非常にやりやすいポジションにあるのに
それを捨ててしまっている感がある

遊びがない主人公でも、面白い作品は幾らでもあります
視聴者が共感を持ちやすい、正義一筋キャラです
(ホレイショ、FBI犯罪分析官の面々とか)
主人公パトリック=ジェーンは
そういうキャラでもない
彼の言動は、世間によくいる
「人の意見を一笑する奴」
のよう
彼の周りにも、オアシス要員はいないから、輪がかかっている
彼は、「常時ゲスト」にありがちな無茶をして事件を解決に導くわけですが
いい意味で無茶をしたというより
視聴者の爽快感に繋がらないような無茶をする
(冒頭のあれは、ちょっと引きました)
酷いトラウマを持っているキャラなわけだから
多少行き過ぎても、共感できそうなものなんだけど


加えるに、
この作品が、どういうタイプの作風なのかが分かり難い
推理モノなのか、アクションモノなのか、警察リアルストーリーなのか
bonesのように、事件を通して、仲間同士のやり取りを主題に描くものでもない

パトリック=ジェーンが犯人にたどり着くまでの流れが
視聴者にとっては大変分かり難いのもまた、難点
気付くと、いつの間にか
パトリック=ジェーンが犯人に目星をつけている
犯人を突き止めていく過程を見せたいのではなく
パトリック=ジェーンの活躍をテンポよく見せたいのだとするなら
事件解決に繋がる手がかりを、60分の中にちりばめる代わりに
彼が一体、どういうスキルを持っているのか
その辺をしっかり視聴者に伝えておかなければいけない
(例えば、彼は大工で、金槌、ノコギリ等を持っている
とするなら、彼がいきなり大胆な手法でツリーハウスを作ったとしても
視聴者は、金槌とノコギリを使ったのだな、と分かり
ツリーハウスがドーンと建った、そのテンポのよさを楽しむ事が出来る)
ジェーンの前歴が
心理学を利用したインチキ霊能力者だったのか
それともフーディーニのような手品師だったのか
その辺が曖昧にしか伝わってこないのは痛い
このままの作風で連作すれば
視聴者は、
「パトリック=ジェーンがAを睨んだぞ、Aが犯人で終わりだな」
そうなったら最後、推理モノ、警察モノとしては致命的だし
既存のジャンルに囚われない新しい形
新ジャンルの警察ドラマ、とするのも難しい


まぁまだ1話ですから
この先のことは分かりません
1話に様々な事を無理なく詰め込んで魅せる様は
さすがとしか言いようがない
すぐに軌道修正してくるでしょう



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新社会人へのアドバイス ~全く立派ではない私からのアドバイス

・挨拶を忘れるな
 気に入らない奴に対しても必ず挨拶しろ
 「おはようございます、この野郎」
 というワードを日本語で翻訳すると、
 「おはようございます」
 になるんだ、くらいの勢いで言ってのけろ
 そのうち、強盗にすら
 「おはようございます」
 と言えるようになるはずだ
 強盗は笑って、金を取るのも忘れて見逃すだろう
 立派な社会人の完成だ

・遅刻だけは絶対にするな
 遅刻が分かっているのなら、先に電話連絡してしまえ
 後できっちり詫びを入れろ

・コーヒーを作ってくれたら
 次はコーヒーを作って、作ってくれた人のところへ持っていけ
 今あなたに必要なのは、職場の中での戦友だ

・病気等でやむを得ず会社を欠勤した次の日
 自分の机の上が
 仕事の書類で山積みになっていることがある
 それは嫌がらせでも何でもない、片付けてみせてやれ

・誰かが残業していても帰っていい
 勿論、自分の仕事が済んでいれば、の話しだ
 しかし、同様に、自分が残業している時、彼も帰ってしまうことを覚悟しろ
 それが嫌なら、残れ
 手伝えるものならガンガン手伝ってしまうのがいい
 彼が残業しているのは、自分のためでもあるが、一方で、会社の利益のためでもある
 多少嫌がられても、悪くは思われないはずだ

・「残業代がつかない」
 そう言う若手社員が多くなってきている、という記事を目にしたことがある
 これを「甘え」と批判する年齢層も相当に多い
 実際問題
 「会社はこの時間には帰れ、と言っているのに、彼らは自主的に残っている」
 とする会社も多々ある
 裏を返せば
 「残業したら残業代を払わなければならない」
 というルールがあることを意味する
 「つかない」と言うのが間違いなのか、「甘え」が間違えなのか、一概には言えない
 この件は、「そういうこともある」
 としか言いようがない
 スキルや努力ではどうにもならないからだ
 だから、前述したように
 残っている者が居たら助け合ってクリアしていく
 これしかない 

・名刺は、どんな名刺でも取っておけ
 特に後で役に立つものではなくても
 名刺入れを辞書のようにして、自分の机に仕舞っておくのが吉

・「何も出来ない奴だな」
 「むいていないよ、この仕事」
 よく聞く台詞になるだろうが、だから、何なんだ、と心の中で問え
 「最初から何でも出来る奴は居ないだろう、頭が悪いのか?」
 であるし、
 「この世の中、自分のやりたかった職業につける奴が何人居るんだ、タコ助が」
 でしかない
 結局、何の意味もない言葉である事が分かるだろう
 むしろ、何故相手がそう言ったのかを考えるべきだ

・分からない事があったら即、質問しろ
 自分から行くことが重要だ
 先輩や上司はエスパーではない
 あなたの些細な相談が、上司にとってみると、かなり貴重な情報かもしれない
 業種が、営業なら、同業他社が唾をつけた印である時が結構ある
 とにかく、1にも2にも質問だ
 あなたよりもキャリアのある人間でも
 1・何が分からないのかが分からない
 2・何かは分かるけれども分からない
 3・慣れてきた
 4・いつしか凡ミスをし、これまで分かっていたはずの事が何か不安になる
 必ず、この繰り返しなのだから

・言い訳をする前に、まず謝れ
 謝ってしまった後なら、どうとでもなる
 「これから何をするか」
 が常に重要で
 「何をしたか」
 は、余り問題ではない
 過去の事は過ぎ去ってしまったことだからだ

・叱られてもいたずらに気にするな
 見込みのない奴を叱りはしない

・同僚や先輩と衝突した時、自分たちの給料がどこから出るか考えろ
 全ては、会社の内側からではなく、会社の外、世間から取ってきた売り上げだ
 世間は広くても
 全く同じ理由をもって戦っているのは、その衝突した先輩や同僚しかいない
 共通の利益のために戦っているのだから、共闘しろ

・飲みに誘われても断るな
 職場では築けないコミュニケーションを、補完的にアフターファイブで築きたい
 という誘った相手の気遣いである
 最初の内はガンガン行け
 そこから次のことは、大人の事情を察してくれるはずだ

・出張先では、出張先でのローカルルールに従え
 その事で、
 現在所属している本社や支社に
 苦情の電話が行くことは絶対にない
 むしろ、よくやっている、との電話が行くことだろう

・電話が鳴ったら誰よりも先に取れ
 それが取引先なら声を覚えてもらえる
 新規顧客からなら、固定客を作るチャンスだ
 本社や上司からなら、なおのことだ

・「メモを取るのはいいが頭に入っているのか」
 そう言われてもメモしろ
 頭に入らないからメモするのだ

・いつの間にか、自分の仕事ではなかったものが
 自分の仕事になることが多々ある
 これはなるべく避けたいことだが
 最初の内はむしろ、その罠にはまれ
 そうすれば
 「アイツが居なければ、その仕事(どんな雑務でもОK)は回らない」
 というシチュエーションを作り出すことが重要だ

▽最後に▽ 
・追い詰められたな、と思った時は本当に追い詰められている証拠だ
 仕事を継続する上での重要な危険信号である可能性が高い
 「みんな同じ仕事をしているのに、俺だけ、これは甘えだ」
 と思うのはある意味間違いだ
 先輩や上司は、皆、それをどうにか乗り越えてきている
 その方法を語らないだけである
 酒を飲まないなら飲みに行ってみる
 ドライブに行かないなら、ドライブしてみる
 最高の特効薬はエロである
 「人生の目的とは何か」
 と言いだす頭のいい人たちがいるが、言いだしっぺのくせに必ず結論を出せない
 そんなに難しいことではない
 「子孫を残すために生まれてきた」
 はっきり言ってそれしかない
 その証拠に
 どんなに落ち込んでいても、エロだけは見逃せない自分が居るはずだ
 異性との付き合いがないなら、キャバクラに行ってみろ

 

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新年度おめでとうございます

新生活、新学期、新社会人

フレッシュなワードがたくさん並んで
なんだかいい感じな月
それが4月

「皆さんよりお先に社会に出て、ノラリクラリしている漂流船」
それが私です、えぇ
もしかすると
新たな船出をした皆さんと
不詳このワタクシ、どこかでお会いするのかもしれませんね

残念なことに
エスパーじゃないから
この記事を見た方かどうかは分からないんですよ
ですので、この場を借りて

「こんにちは、そして、おめでとうございます」



…待てよ
かなり偉くなる人も出てくるだろうから

「あっ、色々手加減してください、マジで」
と、いう感じで、しめくくらせてください(わら

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戦後責任、戦後責任ってずっと言われ続ける日本に住んでいて思うこと

日本という国自体が
世界のどこかに引っ越せるものではない、
というのが一番きついですね


心の底から悪かった、と思っている
会えば謝罪はするけれども
息子が、その孫が、と
(彼らは何かしたわけではないので)
ずっと言われ続けるというのは、相当にきつい
それだと前に進めないので
引っ越す、相手と距離を置く
相手様も「逃げるつもりか」
と最初は不快になるんでしょうけど
顔を見ないで居るうちに、何となくマイルドになっていく
人間の場合、大体はそれで上手くいくんですがね


毎日のように近隣諸国から
「日本は過去に」
と報道される度
私自身が鉄砲を持って異国の方々を殺傷したわけでもないのに
社会の目からおびえて暮らしているような心地になってくる
「本当に申し訳ありませんでした、ウチのご先祖様たちが」
というよりも
「私が死ぬまで言われ続けるんだろう…
その次の世代もそうなんだろうな…
謝罪してもお金払っても、ずっと言われ続けるのか…
一体何をしたら、過去は過去、今は今って風になるんだろう…
いっそ月を開拓して、日本まるごとそっちに移植しちゃえよ」
という思いの方が強くなる一方です

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go!プリンセスプリキュア 感想文 桜咲く、ミスティオが鼻に逆流してきた 7回目

うーん…

敵の首魁が冒頭に登場して
「プリキュアを倒せ」
幹部のデスメタル男が焦って人間界に走る

デスメタル男
学園にピンポイントで登場し
学園の生徒からモンスターを作り出す
学園で生徒活動中だったプリキュア3名が
これを倒す



何度も何度もここで取り上げているのですが
これだと
「プリキュアさえ人間界に居なければ
人間が怪人の被害に遭うことはない」
という構図が成立してしまうんですよね
今回の話しで決定的となってしまった

てっきり私としては
「プリキュアをさっさと倒せ
人間界をも手にしたいのに、奴らが居ると厄介だ」
こういう事を首魁が発言し
物語の根本の部分を再確認するものだとばかり
思っていたから
ちょっと拍子抜けしてしまいました
これって「戦うヒロインもの」としては色々とまずい


最初に襲われる人間は
「モンスターを作り出す道具」
でしかなく
それが織り成す暴力の被害に遭う人々は
「プリキュアを倒す時に回りに居合わせた外野」
でしかなく
その被害の舞台となる人間界は
「プリキュアを倒すための舞台」
でしかない
「人間界を手にしようと狙う、邪悪な欲望の持ち主から
人間界を守る戦うヒロイン」
という構図が成立しない
「人間界に自分たちが居続ければ
敵が襲ってくるのに人間界に居続けている、戦うヒロイン」
そういうことになってしまうんですよね
果たしてそれは「人を守る」と言えるのか、どうか


凶悪なギャングに狙われる女性が
勤務先の会社に通い続ける
というのと同じような内容になってしまう
普通、その女性は
警察に助けを求めるか
会社に迷惑をかけまいとして孤立を深めるものですが
この作品で行くと、警察=プリキュアであるわけだから
プリキュアが、「人を守るヒロイン」なら
早速にでも
学校や今の暮らしを離れるか
一線を画すべきで
公然と学校に登校している場合ではない、ということになる
ましてや、
ドレスを作ったり、ダンスパーティーなどしている余地などない
勿論、彼女たちも
暮らしていかなければならないわけだから
プリキュアばかりでは要られない
学校生活もしなければならないわけだけど
そんな事をしていたら、学校の生徒たちが危険に晒されてしまう
それでもダンスパーティーをしているわけだから
反射的に、敵組織は
「プリキュアの行動に相応するほどの弱い連中だ」
ということになってしまう


「敵が人間界を狙っている」
というのなら、話は別になってきます
いつ狙ってくるか分からないわけだから
プリキュアたちは人間界に居続けする理由があるし
同時に、24時間365日、敵に備えて見張り続けるのには無理がある
彼女たちも暮らしていかなければならないわけだから
その学校生活を描写する余地が出てくる
また学校だけを狙う意味は敵にはないので
より広い範囲を襲うことになり
プリキュアの活動範囲、物語の幅が出てくる
その都度あちこちに駆けつけて
身を挺することで
プリキュアたちは
「人を守るヒロイン」
として成長していく
敵幹部との因縁が募っていって
精霊界での最終決戦で、人間ドラマが結実する
これまでのプリキュアシリーズがやってきたのは
まさにこれでした
どの幹部もプリキュアを厄介視していたわけで
「プリキュアを倒すため、それだけのために地上に現れる」
という敵組織も描く事が十分に出来ただろうに
過去作はそれをしてこなかった
一体、それはどうしてか


今作は、全体的に無難な作りだけど
根底の部分に地雷を抱え込んでいる
「人を守るヒロイン」とは一体何か
「プリキュア」とは一体何か
その辺のナーバスな部分を考えないままに
7話?まで続けてしまう
こんなことが長続きするわけがない


プロフィール

スプランディード

Author:スプランディード
好物
ドラマは、鬼平犯科帳等の時代劇
特撮は、ウルトラセブンとストロンガーまで
スポーツは、プレミアリーグとNBA
小説は、新撰組血風録と用心棒日月抄とか
アニメは攻殻機動隊
それら以外の知識といえば
暗い話ばかりにやたら詳しくなったもんだ的な人物です

オンラインゲーム生息域
→グラナドエスパダ
家門名スプランディード
ラピスラズリで活動しています。
いや、何かラピスラズリなくなったみたい
所属は、ボッチ党員です。
ほとんどinしてません…

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