位牌と霊について


明主様御垂示 「位牌を墓標よりも重視すべき」 (昭和23年12月10日発行)

信者の質問
「祖霊様を供養する場合、墓標と位牌のいずれを重視すべきものでしょうか。」


明主様御垂示
「位牌を重視すべきです。

位牌には祖霊が毎日お出になっています。

墓標にはこちらがお参りのときだけ祖霊がお越しになります。」




明主様御垂示 「位牌には始終留守居がいる」 (昭和24年2月8日)

信者の質問
「祖霊は常に位牌や墓石にいるのでしょうか。」


明主様御垂示
「位牌には始終留守居がいて、それが戒名の所に憑依してます。

人が拝むと多くの祖霊は集まって来るのです。

また臨時に拝むときは留守居がそれを受けます。

またなにかお供えして鐘を叩くと運ぶ役目の霊が出てきてその物の霊気を祖霊の所へ持って行って配るのですが、

ふつう地獄から出世した霊が運搬の役目をやり、それがすむと八衢(やちまた)へ行くのです。」




明主様御垂示 「位牌の留守番霊の位」 (昭和24年8月11日)

信者の質問
「御位牌の留守番の霊の霊界での時所位はどこで御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「みんなの代表者になっているから相当の所にいる。

大した・・・でないが中位であろう。」




明主様御垂示 「過去帳にいたい祖霊」 (昭和25年3月22日)

信者の質問
「老夫婦の信者で御座いますが(元日蓮宗徒)お婆さんが胆石の御浄化を戴いておりますが、

この二ケ月御浄霊を戴きましても一向はかばかしく楽になりませんので、

最近お爺さんが光明如来様に「何か間違いが御座いましたらお知らせ戴きたう御座います。」とお願い致しましたところ、

ふと「仏壇にしまってある過去帳を出して祀ってほしい」というように思えて参りました。

早速出してお詣り致しますとお婆さんの痛みは楽になりました。

この過去帳はお屏風観音様をお迎え致しました時、お位牌をととのえまして霊にお移り願ってからおしまいしてありましたもので御座いますがいかなるわけで御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「位牌へ移るのは嫌なのである。

大勢の所は嫌で過去帳にいた方がいいので、静かな所にいたい霊である。

胆石の浄霊は、腎臓と尿道等を後からする。」




明主様御垂示 「過去帳のしまい込みと子孫の浄化」 (昭和25年3月22日)

信者の質問
「二年前腎臓結核でお救い戴きました信者で御座いますが、

その後三回も死ぬ程の御浄化をお救い戴いております。

その間に御屏風観音様をお祀りし、お位牌もととのえました。

最近また御浄化がはげしく息ぎれ呼吸切迫で身動きも出来ぬようになりました。

第八問の御質問の老夫婦の例を聞いておりますので、過去帳をしまってあるのではないかと尋ねますと、

その瀕死の病人が苦しげに、頭で仏壇の方を示しながらしまってある。

過去帳を祀ってほしいと申すので御座います。

早速その過去帳を出しておまいり致しますと、スーッと楽になって間もなく息を引きとりました。

この過去帳はお位牌を作りました時、おことわりもせずにしまった由で御座いますが、

今後いかように取扱いましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「光明如来様をお祭りしてないといけない。

その家の霊界が明るくなれば位牌だけでよい。でないと祖霊も迷う。」