位牌の整理について


明主様御垂示 「仏壇の大きさと位牌の数も相応すべき」 (昭和26年12月8日)

信者の質問
「位牌が十五以上あり、仏壇の段が一段で・・・」


明主様御垂示
「それは駄目だ。つまり、すべて相応しなければならない。

仏壇の大きさと位牌の数は、ちょうど良いようにしなければ・・・御先祖が来ても、居心地が悪いですよ。

人間と同じで、狭い家に大勢いては気持ちが悪いでしょう。

そうかといって、広すぎても・・・一人か二人でも何だ・・・今言ったような具合にやりなさい。

位牌を拵え直すと良い。」




明主様御垂示 「位牌の整理」 (昭和24年11月27日)

信者の質問
「私の家は分家にて当主で三代目、位牌の数が多く大部分は繰り出しにてお祀りしてありました。

御言葉によりますと、面識ある先祖は銘々お祀りする方がよいと承りましたが、家は仏壇が小さく、一々お祀りが出来ません。どう致しましたら宜敷う御座いますか。」


明主様御垂示
「仏壇を大きくすればよい。でなければ整理する。先祖代々へ繰込むのである。」




明主様御垂示 「位牌の整理方法」 (昭和24年4月21日)

信者の質問
「一家に沢山の位牌があり、これを整理した場合、その位牌の正しい処分の方法を御教えの程御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「面識のない祖霊の分は、別に位牌を作り合祀する。

事情を話して、先祖代々へお移り願う。そして焼けばよい。」




明主様御垂示 「位牌の整理方法」 (昭和23年4月8日)

信者の質問
「仏壇の中のお位牌が多すぎたときはどういたしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「原則としては面識のない祖先は先祖代々之霊の中へ入れていい。

面識のある人のは位牌を作って祀る。

が、多くなったら古いのから整理したらよい。

勿論そのときはお祀りをする。

位牌はいくら小さくてもいい。

これは大黒様とは違います。

しかし等級をつけねばいけない。例えば子のよりも親のほうを大きくするというふうに。」




明主様御垂示 「位牌の整理方法」 (昭和23年7月28日)

「面識のある人の位牌は一体とし、面識のない人の分は先祖代々の中に入れてもよい。」




明主様御垂示 「位牌の整理方法」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「位牌が多くて困るときは、いかがいたしたらよろしいでしょうか。御垂示願います。」


明主様御垂示
「自分の面識のない祖霊は、先祖代々にまとめてよいのである。」

(参考 墓の場合も、このお位牌に準じます。)




明主様御垂示 「多位牌の処分方法」 (昭和23年)

「位牌の沢山あって困る時は、祖霊に事情を話して処分すればよい。」




明主様御垂示 「位牌を祀りきれない場合の処置」

信者の質問
「一、病体の信者に対し、遠縁の無縁者の死霊が憑かる事がありますが、

これらを祭る事になりますと、お位牌の数が増え大変複雑となる場合が御座居ますが、

この場合どう致しましたら宜敷いので御座居ましょうか。

二、家庭の複雑している場合、御祭りしきれない程御位牌の数が多くなる事が御座居ますが、

この場合どの位のところで止めて宜敷いもので御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「位牌は一つでよい。他人の霊は合同的に祀ればよい。

「諸霊」あるいは「無縁の霊」と書いて祀ってよい。

ぜひ祀らねばならぬ霊は名を書いて祀る。

「三界万霊」とよく書くが、個人としては諸霊でよい。

遠縁や無縁の霊はじきに除れる。


先に墓詣に行くと病気になる人があった。

こっちの魂が信仰したり徳を積んでると、いくらか光る。

すると墓所等の暗黒の所へ行くと光を頼って憑る。

こういうのは浄霊するとすぐに出る。


先に八戸へ寝た時、馬が沢山来る夢をみた。

後で聞くと馬の産地と判ったが、これは馬が救われたくて来たのである。」




明主様御垂示 「墓石と位牌の整理」 (昭和23年8月21日)

信者の質問
「墓地移転のため改葬する場合、何代または何年位前迄の祖霊を一墓に纒めてよろしいので御座いましょうか。

なおこの場合のお祭りの仕方と墓石の処分は、どう致せばよろしいので御座居ましょうか。御教えを御願い申します。」


明主様御垂示
「位牌の整理は、面識のある人の霊は、その名によって祀る。

面識のない人は一纒めにして先祖代々の霊でよい。

また一杯になったとすれば古いのから片づけた方がよい。

でないと段々殖えて置場がなくなる。

墓石の方は一杯になれば古いのから消してゆく。あるいは墓石を取替える。先祖代々は一つでいい。

真中へ先祖代々のをおき、余地を残した方がよい。(予備として)

古い墓石の処置は川へやるのも嘘で、人の踏まぬ土地へ・・・墓地の一部へ埋めた方がよい。」




明主様御垂示 「位牌は三十三回忌まで別々」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「位牌は何回忌まで別々にしておくものですか。」


明主様御垂示
「三十三回忌まで別々にしておくものである。」