白木の位牌について


明主様御垂示 「白木の位牌は四十九日までが本当」 (昭和26年9月21日)

「白木の位牌は長く置いてはいけないですよ。

白木の位牌は四十九日までが本当です。

それからはふつうの位牌で、それから先は、霊が嫌がります。

お気付けがありますよ。

人間が間違うと霊界はちゃんとその通りに響きます。

だから霊界では、行く所に行けないということになる。」




明主様御垂示 「白木の位牌は四十九日まで」 (昭和24年7月10日発行)

信者の質問
「田舎では仏具屋などがない関係上、白木の位碑のままでお祀りしてある家庭がありますが、位牌は白木のままでも差し支えございませんでしょうか。」


明主様御垂示
「なければしかたがない。

けれど本当は一時はこれでよいが黒塗に金で書くなど立派にするのがよい。

白木は四十九日までで、以後はこのようにすべきである。

田舎でも探せば仏具屋はあるはずである。」




明主様御垂示 「白木の位牌は四十九日まで」 (昭和24年11月6日)

信者の質問
「仏壇に御祀りする位牌につきお伺い致します。

先祖、親、兄弟、子供等、白木にて先日六枚作り御祀りしました。

白木でよいでしょうか。黒塗の方がよいでしょうか。

位牌の作り方、お祀りの方法を御教え下さい。」


明主様御垂示
「四十九日過ぎれば、黒塗り金文字にした方がよい。

お祀りの特別の方法はない。

位牌立てて、言葉でいう。善言讃詞を奏げる。」




明主様御垂示 「白木の位牌は四十九日まで」 (昭和26年12月18日)

信者の質問
「連れ子をして柴家に再婚し、その末子(IT子・二十九歳)は昭和二十年の暮れごろより、失恋の結果神経衰弱となり、

悪化して二十二年春ごろより完全に精神病となり、二十四年九月武蔵野精神病院に入院、

各種療法、電気治療を三十六回ほど繰り返しました。

また仏の因縁とて霊友会に入会し、一心に供養いたしました。

それよりしだいに快方に向かい、本人の希望により退院を申し出ましたところ、まだ完全な治療を施してないので、完全に治癒していない。

とにかくベストを尽くすべきだ、とて強いられるままに手術をし、その経過香(かんば)しくなく、

「九分九厘は治癒したが、後の一厘が治癒しない。しかし、現代医学の最善を尽くしたので、これもやむを得ない」と言われ、

手術前より悪化したまま、本年一月退院し今日に至っております。

去月十日にお道のことを聞き、さっそく御浄霊をお願いいたしました。

御浄霊前は常識外れのことばかりいたしておりました。

私の浄霊は厭がりましたが、支部長先生の御浄霊はおとなしくいただき、最近ではたいへん落ちついてまいり、

熟睡できるようになり、顔の艶も良くなり、目玉も上がりぎみで白眼がちでありましたが、少し下がって黒眼がちとなり、声もたいへん静かになってまいりました。

電気療法や手術をいたしておりますが、今後どのようにいたしましたらよろしいでしょうか。

なおどこを主に浄霊いたしましたらよろしゅうございましょうか。

主人は頑固で信仰を嫌い、近所の家を借りて、そこに出張いただき御浄霊をいただいております。

なお、T子が退院後間もなく、霊友会でいただいたもの(仏壇中央に貼るもの)をはがして破り棄てた後は、

「位牌が見えなくなった」と言って、仏壇内のものを全部払い落とし、ボロや自分の脱ぎ捨てたものなどを押し込んだりいたします。

なにか先祖関係、霊的関係がございましょうか。」

明主様御垂示
「位牌はどうしたんですか。

霊友会では、位牌を片づけますがね。

霊友会じゃ、位牌は撤去しますよ。

位牌は、昔からある黒いのに金で書いたのですね。」


信者の発言
「そこまでいっておりません」

明主様御垂示
「やっぱり・・・仏壇屋でこしらえているでしょう・・・金で字を書いた、黒く塗った・・・あれを使わなければならない。

白い紙や白木は四十九日までなんです。

それ以後はちゃんと金文字にしなければいけないんです。

それを、さっそくこしらえてやりなさい。

こういうのは、祖先がちゃんとしたのをこしらえてもらいたくて憑るんですからね。」 (後半省略)




明主様御垂示 「白木の位牌から黒塗りへの変更は速やかに」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「白木の位牌の処分はどうしたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「宗旨によって処分があるんでしょう。」


信者の質問
「信者の方で、奥さんが亡くなって、一年も二年も置いている方がございますが」

明主様御垂示
「それはいけない。それは坊さんが知っているでしょう。聞いてご覧なさい。」




明主様御垂示 「白木の位牌から黒塗りへの変更は速やかに」 (昭和25年1月27日)

信者の質問
「私の付近の曹洞宗の家庭では、位牌が古くなると白木の位牌を黒い位牌に書き換えますが、

その際位牌の真中に先祖代々諸精霊位と書き、

(あるいは前からの先祖の位牌を使うこともあります)

その両側に新仏様の戒名を書き込んで祀っております。

いかがなものでしょうか。

また白木の位牌のままで幾年もそのまま祀っている家もあります。

黒位牌を使うのはよくないと言われますし、白木のままで置くのも悪いと申しますが、どうでしょうか。正しい祀り方を御教示ください。」


明主様御垂示
「白木の位牌は間に合わせであるから一年以上はいけない。

黒位牌金文字に替えなくてはいけない。

位置はそのままでよい。」




明主様御垂示 「白木の位牌の有効期間」 (昭和24年2月15日)

信者の質問
「私の主人は昭和二十二年十一月二十一日に帰幽しました。

未だに白木の位牌ですが、それはいけないでしょうか。

また仏壇は一段になっておりますが、屏風観音と先祖の位牌の位置はどう致しましたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「白木の位牌は、早ければ五十日、遅ければ百日でやめた方がよい。仏具の位牌にした方がよい。

仏壇は三段にする。一段ではいけない。三段が本当である。一様に並べる事はいけない。

神道の八足でも三段が本当である。(略して二段の仏壇でもよい)」




明主様御垂示 「白木の位牌から黒位牌に替える理由」 (昭和28年5月1日)

信者の質問
「四十九日を過ぎると黒の位牌にするのは、理由があるのでしょうか」

明主様御垂示
「あります。白木に字を書いてあるのは仮であって正式ではないのです。

そうして黒の位牌に金で文字を書くのは正式に決められていることなのです。」


信者の質問
「四十九日を待たずに黒の位牌にしてもよいのでしょうか」

明主様御垂示
「しかし何にもなりません。

そういうように決められているのだから、四十九日前は金の文字のほうにはいるというわけにはいきません。

だから四十九日が過ぎてから金文字の新しい位牌を作って、それにお移りを願うという、霊界の一つの約束になっているのですから、そのとおりにやるべきです。」