仏壇の新規化について
明主様御垂示 「仏壇の新規化は命日か彼岸にせよ」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「先祖のお祀りの場合、または新たに位牌を作ってお祀りする場合、命日以外の日でも差し支えないでしょうか、
また新規に仏壇を誂(あつら)えてお祀りする場合はいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「これは命日がいいですね。古い、判った先祖の命日がいいですよ。
あとはお彼岸がいい。そのどっちかですね。」
明主様御垂示 「仏壇を買うのはいつでもよい」 (昭和24年2月2日)
信者の質問
「私は三男に生れ分家致しました。分家後御嶽教の信者でした。
その当時御嶽教の先達の話を聞き、祖先の御霊と父親の御霊を霊人として御祭り致し、今日迄祖霊の礼拝を毎朝致しております。
ただ今では御嶽教は致しておりません。
霊を仏壇に納めたいと思います。
命日でもない日に仏壇を求めてもよろしいでございましょうか。」
明主様御垂示
「いつでも買うのは構わぬ。仏壇を買った方がよい。」
明主様御垂示 「彼岸以外に仏壇を購入してもよい」 (昭和24年3月8日)
信者の質問
「彼岸以外に新たに仏壇を買い求めると、新しい仏ができるからいけないと申しますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことはありませんよ。それから寺や墓を立派にすることもいけないと言いますがそれもありません。
最近、私はある寺の再興のため寄進しました。
もうじきにできあがるはずですが、別に私はあの世の仕度をしてるわけではないんです。(笑声)」
明主様御垂示 「分家による仏壇の新規購入の作法」 (昭和24年8月13日)
信者の質問
「分家で新たに仏壇をしつらえ、先祖のお祀りをいたしたいと存じますが、祀り込みは天津祝詞と善言讃詞のみでよろしいでしょうか。
別に坊さんをお願いする必要はございませんでしょうか。」
明主様御垂示
「これだけでいいですね。
坊さんに頼む必要はありませんね。
もう、霊によっちゃお経を嫌って善言讃詞や御讃歌を上げてもらいたがってますからね。」
明主様御垂示 「仏壇を新しくすると死人が出るというのは迷信」 (昭和29年3月1日)
信者の質問
「宮崎県方面では、共同墓地がいっぱいになり、新しい墓地を新設すると、死人がバタバタと増えると言われております。
信者がその墓地の新設に当たらせられておりますが、これは迷信でございましょうか」
明主様御垂示
「迷信です。
しかしそれに誤られやすいことがあります。
よく仏様を新しくすると死ぬとか、あるいはお寺を買うとか、墓地を新しくすると、まもなく死ぬということがありますが、
それは、その死ぬ人の守護神が前から知っていて、そうしてその人が死ぬ前に、墓地を新しくするとか仏様を新しくするとかするのです。
だから客観的に見るとそういうふうに見えるのですが、
しかし人間の命というものは、そんな簡単なものではないのです。
ずっと生きれる人が墓地を新しくしたから死ぬということはないです。
そうすると墓地に人間が支配されることになります。
人間が墓地を支配すべきものですから、それでは真理に外れます。」