人魂ついて
明主様御垂示 「人魂について」 (昭和23年12月10日発行)
信者の質問
「人魂は霊的に意味がございましょうか。」
明主様御垂示
「人が死に対して、逢いたい人があるとか、挨拶したい人がある場合、その想念で霊が玉になって行きます。
人間霊の玉はボーとしています。だいたい男は黄色、女は白色です。
が、その霊の曇りの多少でボーと仕方が違い、また罪の多い人の場合は青みが加わります。」
明主様御垂示 「人 魂 (曇りの多少によって異る)」 (昭和23年11月21日)
信者の質問
「人魂(ひとだま)は霊的に意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的に意味がある。
死ぬ時に逢いたいとか挨拶したいという想念は、霊が脱けると共にそこへ行く。
霊は玉になって移動する。人間も神様も玉になる。
人間の霊はボーッとしている。曇りの多い少いでよけいボーッとしたりはっきりしたりするのがある。
男は黄色く、女は白いが・・・青味がかっているのは罪の多いものである。神様のは光っている。
家へ入ろうというために軒下を通る。」
明主様御垂示 「人魂について」
信者の質問
「人魂について御教え願います。」
明主様御垂示
「人間の霊は丸くなって移動する。
大抵は暇乞いに行く。生前親しくしていた人に挨拶に行く。大抵軒下を行くものである。
大抵中有界の霊である。そして消えた個所の家へ入る訳である。神様のは非常に光っている。
人魂は、極く遠くまでは行かぬ。
霊が低いと速度も遅く、遠くへ行けぬ。上になる程遠くへ行ける。
日本人の霊は大抵日本国内だけ行ける。
外国へは物に憑いて行くのである。
(本など)お金の霊の場合もある。金貨本位の時代に金に関する説話がある。
金は霊気が強い。金気という霊気を発し、金は霊気が強いものである。
佐藤信淵など、北から南の山を見ると、金気が出てるという。」
明主様御垂示 「人魂の走向」
信者の質問
「世間俗に言う火の魂(人魂)が西の方に向って行くのと、東の方に向って飛ぶのとがありますが、どう言う訳ですか。」
明主様御垂示
「人魂は、死ぬ時・・・前か直後に自分の親しい人とか遇いたい人の所へ行く。
人間でもすべての霊は丸くなって移動する。
故に東でも西でも方々へ行く。
肉体から放れた当分は、霊が濃いから人目に見える。
死んで年数が経てば見えなくなる。」
明主様御垂示 「人魂について」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「教会の信者が亡くなるとき、火の玉が枕元にまいります」
明主様御垂示
「それが人魂というものです。
あなたのところに暇乞(いとまご)いにくるんだ。」
信者の質問
「誰にでも見えないということで・・・」
明主様御垂示
「そうでもないですよ。見える人もありますよ。
刹那的にちょっと見えますね。それは良いんですよ。
つまり、必要だけに見せられるというのは良いんです。これは良いんです。
不必要に見えるというのはいけない。
狐とか・・・なんだからね。あなたのは良いんですよ。」
信者の質問
「動物霊で、御魂が低いからと言われまして・・・」
明主様御垂示
「違いますよ。分からないのでね。
動物霊で見ることが多いので、区別を知らないからです。」
明主様御垂示 「二蛇中に見ゆ人魂」 (昭和24年2月27日)
信者の質問
「去る二月十五日、東京大森、古田浅太郎宅にて、普通言われる人魂に似た直径十五センチ位のほの白い火の玉で、中に蛇みたいなものが二匹トグロを巻いたような状態のものを見ましたが、何で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「人魂であろう。蛇霊が二匹憑いてる人の霊である。」
明主様御垂示 「人魂の夢と青大将」 (昭和24年2月20日)
信者の質問
「私は家で夢を見、その夢は人魂が家の中に入って来ようとするので、私は追い払うのですがまた入って来るのです。
このように追い払う事四、五回、その時眼が覚めました。
私の実家の母、妹も同じ夢を見、その翌日、実家では先祖の位牌の後ろに青大将の小さいのがとぐろを巻いていました。
その蛇は近所の河原に捨てました。
二、三日すると実家に兄の戦友が兄の帰りは少し遅れると知らして来ました。
この事は家に何かあるのでしょうか。または兄に何か関係あるのでしょうか。」
明主様御垂示
「親族に死者がなければ兄の霊かもしれぬ。
人魂・・・夢で知らした。人魂は大抵死ぬ前に暇乞いに来る。
二、三日前に抜けるのがある。(本守護神)」
明主様御垂示 「火の玉の夢」 (昭和24年2月16日)
信者の質問
「二、三ケ月前より赤い火の玉のようなものが隣家の屋根またはある時野原から「ポン」と云う音を立てて空へ上る夢を見るようになりました。
その音で私は必ず目を覚まします。いかなる理由でしょうか。」
明主様御垂示
「玉はすべて霊である。そのうち形体的に判る。(空間移動する時は玉になる。隣に関係した霊)」
明主様御垂示 「神霊でも人霊でも空間移動の際には丸くなる」 (昭和24年4月8日発行)
信者の質問
「人魂がよく電柱などに当たってその箇所によく蒟蒻(こんにゃく)の柔らかいようなものがついていますが、いかなるわけでありますか。」
明主様御垂示
「神霊でも人霊でも、空間を移動するときは丸くなって行く。
しかし物に当たって痕跡がつくということはなにかの間違いであろう。」