霊の物質化ついて
明主様御垂示 「無出血出産と燃えぬ赤黒塊」 (昭和24年7月7日)
信者の質問
「TS子(二十五歳)五月二十七日女児を誕生致しましたところ、子供は健在ですが、本人は産時は身体は白蝋のごとくして、産後は一滴も出血がなく、後日腹膜症状にて全身腫脹致し、七月三日腹部に痛みを覚えつつ死去致しました。
その人は六月入信し、勿論御浄霊を戴いておりました。
火葬の際直径五寸位の柔らかい弾力性の赤黒い塊が残り、金棒で突いても壊れず、遂に燃え残りました。
皆不思議に思っておりますが、この塊は何でありましょう。御教え願います。」
明主様御垂示
「身体がピンピンしてから入信すべきである。
産後本を読んだりなどして頭を使う事はいけない。
その赤黒い玉が血液を吸収したんだろう。それは霊である。霊の物質化したものである。何者の霊か判らぬ。
龍神で、人間に生れたいために長く憑っていた。
他の子供が出来たんで、龍神が脱け、龍神がいた時の人間になるべきものが残ったのである。
物質化した時、龍神に関係したものが一番強い。
そのままにしておいて差支えない。
すべて霊は玉になる。」
明主様御垂示 「死体より酒塊出づ」 (昭和25年4月12日)
信者の質問
「広島県在住のある未入信の人の話によりますと、その人の村に大酒呑みがおりまして、死後医者が研究のため解剖致しました所、
腹部より一つの医学上不明の塊が出まして、それをコップに入れ酒を注ぎますと、どんどん吸ってしまったそうで御座います。
酒呑みは腹中の霊が吸うと御教えを頂いておりますが、この事はどう解釈致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊が物質化したか、生きているかである。これでみると、酒呑みの原因はよく判る。」
明主様御垂示 「蛇霊の体化」 (昭和25年5月23日)
信者の質問
「御浄霊により八寸位の蛇の死骸の下った患者があります。
この患者は蛇を食った覚えはないのですが、(蛇を殺した事はあります)蛇の想念が体化する事がありましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「蛇の霊が体化したものである。
卵を間違えて食べて生れるのはある。」
明主様御垂示 「肛門より藁屑出づ」 (昭和24年7月21日)
信者の質問
「死後肛門より木屑、藁屑が出た人が御座いますが、前世と何か霊的な関係が御座いましょうか。
生前、この肉体に憑依していた霊が申しますには、前世は牛であったそうで御座いますが、いかがで御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「前世牛の時代の残ったものが物質化して出たのである。」
明主様御垂示 「黒く水膨れ、皮破れる死体」
死直前の憑霊
信者の質問
「ある婦人、生存中は大変痩せていましたが、死亡した時は胸が膨れ上り、黒色となり、水膨れになって、触ると皮が破れ、水が滲み出ました。
またその祖父が二年前死亡した時も同様の症状で、生存中は大変肥っていました。
この家では祖父の弟が五十一年前に新しい井戸を掘り、古井戸の枠を取りに入った時土が崩れて、生埋めとなり、死亡したそうです。霊的に関係ありますか。」
明主様御垂示
「関係ありとは思えぬ。祖父の金助さんの霊かもしれない。
そういうのは死んだ時痩せていて、死ぬ時に憑いたものであろう。
身体が弱ると憑くからである。
最初から憑いていたように思うが、死ぬ前に憑く事が非常に多い。
非常に罪が多く、霊が曇り切って死んだので、それが物質化して水膨れになったものである。」
明主様御垂示 「脊椎カリエスは霊の物質化」 (昭和24年7月17日)
信者の質問
「物質の霊化、霊の物質化と言う事を伺った事がありますが、人体の三毒も霊化する事がありましょうか。
また毒素が霊化する時は必ず肉体的の浄化を伴いますので御座いましょうか。御教示を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「この通りで、三毒が霊化する。
肉体と両方である。
脊椎カリエスは霊の物質化である。
物質の霊化もある。」
明主様御垂示 「霊の思念物質化」 (昭和24年7月18日)
信者の質問
「去る六月二十二日は他界いたしました長男の満三年に当り、十三日に両親の命日でありますので仏間の写真の硝子を掃きましたところ、長男の向って右側に文字が四ツ浮き出ています。
不思議に思いながら日々気をつけていましたが、命日頃には次第にハッキリ見えて参りましたが、判断いたしかねて二十九日岩松先生に見て頂きまして、「長生和楽」と判明いたしました。
この文字が三日目の七月一日から薄くなり、一週間位で殆ど見えなくなりました。この現象につき御教え願上げます。」
明主様御垂示
「長男が霊界で救われて有難いのである。
霊界を信じさせるためにやったもので、霊が強く思念するとある程度物質化する。」