憑霊現象ついて 13(物に対する動物霊の憑霊現象)


明主様御垂示 「日蓮宗関係物には狐霊が蟠踞する」 (昭和25年5月5日)

死臭ある癲癇の事例

信者の質問
「昭和二十年頃入信致しまして、大光明如来様を御祭りしているUS(男性)と申す元教導師ですが、

入信以前から癲癇で大きな声を出して唸ったり、口から血の混じった泡を出したり、手足をバタバタして苦しみます。

また、その時により口笛を吹きながら犬でも呼ぶような手真似するやら、歩き出すやら、いろいろの事をやるのです。

毎日浄霊をさせて頂いておりますが、最近は以前より苦しむ様は一段と激しくなりました。

発作は月に一回で、毎月二十日頃です。発作の二、三日前から本人の体が死人のような臭いが致します。

本年一月頃狂人のようになり、三日間の御浄霊で癒りましたが、

その時の表情は、己は近所の法華だ、人に種々物を頼んで置きながら水一盃上げて拝んでもくれない、と狐のような手真似をしたり、

その外他家の仏がかかって救いを求めたり、またいろいろの生霊もかかりまして、本人の口から喋りました。

本人は入信前に日蓮を信心した事がありまして、現在も日蓮宗の御札をはっております。

四月三十日晩にまたまた発作が起りましたが、今度は以前より激しい浄化で御座いまして、床の間の花瓶の水を飲んだり、子供の口へ無理矢理に押込んだり、

勿体なくも大光明如来様にお茶をかけたり、また外に馳け出す時など大人が二人位では止められない位で御座います。

また、近所の者が集まって御浄霊を致しますと、本人は、お前達が幾人来ても離れないとか、どうしても癒らないとか悪口を言いまして、相手に致しません。

右はいかなる因縁でしょうか。また、どうしたら救われましょうか。御教示お願い致します。」


明主様御垂示
「お札ははがさなくてはいけない。

狐霊はそういうものを本拠にして活躍する。

日蓮宗に関するものは全部処分する。

まとめて祝詞を奏げ、礼を言い、ただ今限り元へお帰り願うと手続きする。

癲癇は、死んだ時口から血を出したりしたもので、他殺であろう。

口笛を吹いて犬を招んでる時にやられたものである。

死の時の状態を表わすものであるから、二十日頃に死んだもので、死臭が残っている。

一時激しくなるのは結構である。

癲癇の連続が気狂いで、霊が憑り易くなると、いろんな死霊が憑るものである。

全部撤去して、出来るだけ祝詞を奏げると、段々よくなる。」




明主様御垂示 「日蓮宗関係物には狐霊が蟠踞する」 (昭和25年3月28日)

信者の質問
「先日御教え頂きました私の実家の母、故SYの遺骨で御座いますが、S家の墓地が複雑致しておりますので、K家の墓地に埋葬するようとの御言葉を頂きましたが、

私共はK田の分家の分家で御座いますので、墓地が御座いませんがどう致したらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」

なお大本教出口氏の書はどのように致したらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。


明主様御垂示
「出口師の書は蔵っておく。

日蓮宗に関係したものは置いてはいけない。狐がそれを本拠にする。

一番近い所の墓地がよい。出来なきや霊は我慢する。」




明主様御垂示 「日蓮宗関係物には霊が憑く」 (昭和25年3月18日)

信者の質問
「本年二十一歳の男子(二十三年に受教)、二月八日御面会を戴くと同時に霊が浮き出し、時々乱暴を働くと同時に、特に父親にはすべての点で反対致します。

当家は代々日蓮宗のため、お寺でみてもらったら祖霊が憑っていると言ったそうです。

善言讃詞を上げると特に嫌がります。浄霊も同じく嫌います。

腹部脛部で脈打っています。

なお、両親は二十二年に御教修を頂き、去年の二月には光明如来様を御奉斎頂いております。

どのようにして御浄霊したらよろしいでしょうか。何卒御守護御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「日蓮宗関係の品物に憑く。

それを謝って焼くといい。」




明主様御垂示 「軸より鳩出づ」 (昭和24年10月2日)

信者の質問
「私は三十年日蓮宗を信仰致しておりましたが、この度八月御観音様にお救い戴きました。御神体はまだお祭りしておりません。

前に日蓮宗より戴きましたお軸を床の間にかけております。

二十六日夜、床の間でバタバタと音がするので床の間を見ますと、鳩が数十羽、そのお軸より出て参りまして、

暫くする内にその鳩がまたお軸の中に入って行ってしまいましたが、これはどのような訳で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「曼陀羅はいけない。南無妙法蓮華は不可。

こういう鳩は日蓮宗のお寺にいた鳩で、日蓮宗のお世話になって、鳩が霊になって(そのお軸に憑いていた)

仏滅は二、三年で変る。」




明主様御垂示 「蛇霊は絵や文字に憑依する」 (昭和27年8月1日)

信者の質問
「ある道具屋で玉村方久斗(たまむらほくと)が画いた、柳に白蛇の巻きついた扇面の画幅を借り受け、御神前の前の壁に掛けておきますと、

道具屋が二晩続けて夢を見、白蛇が扇面から出て光った雲に乗ってきて、今の家は非常に気に入ったから行くと言ったそうでございます。

何か霊的なものでございましょうか」

明主様御垂示
「蛇の絵に霊が憑っているのです。

で、その霊が・・・次の間に光明如来様をお祀りしてあるでしょう。

そこで救われたので、非常に御用をしたいのでそこにいさしてもらいたいのです。」


信者の質問
「破産寸前になっておりますので、良いほうと悪いほうと両方に考えて気持ち悪がっております」

明主様御垂示
「破産しても良いです。そのほうがかえって罪が早く取れて、それからは良くなります。

私だって破産したことがある。かえってそれから救われるものです。

ですから破産についてそう苦労しないで神様にお任せしておく。そうすると、後で結果が良いです。


蛇の絵なんかにはよく霊が憑くものです。

つまり霊界にはたくさんの役なしの霊がいる。

だからどこかに憑きたい・・・居所です。

それを求めて、絵なら絵に憑くし、どうしても行き所がないと字にも憑きます。

字も水に関係した字に憑きます。・・・サンズイです。

しまいには、画家のサンズイのついた名前の人に憑きます。

住宅難は現界どころではない。

霊界のほうがずっとひどい。」


信者の質問
「万物は形を現そうとしますが、今の霊が憑くというのもそれで・・・」

明主様御垂示
「居所がないからです。で、良く画いてあるほうがよけい憑きます。

今のはたまたま光明如来様のお光をいただいて素晴らしい出世をしたわけです。」


信者の質問
「現界を慕うという意味で姿を表わそうとするのでしょうか」

明主様御垂示
「無論です。生まれ変りたいのです。

たいてい人間ですから、人間に生まれ変りたいのです。」




明主様御垂示 「石には龍神が憑依する」

信者の質問
「無機物たる石にも霊のあるものがあります由、その霊は霊界においてはどんな位置にいるのでしょう。」


明主様御垂示
「石の霊のみでなくあらゆる物に霊はある。

大抵は龍神が憑いている。

石を使って霊を憑依さす場合がある。

霊は非常に几帳面なものである事・・・。」




明主様御垂示 「石には龍神が憑依する」

不思議な動かせぬ石

信者の質問
「YT(三十三歳・男性)と申す信者の宅で御座いますが、井戸より西北に五尺程離れた所に昔から不思議な石が御座います。

この石は井戸へ行くのに不便なため石を取り、穴を埋めますと家の誰かが病気になり、御浄霊致しましても効果が御座いません。

石を元の位置に埋めますと即座に治ります。

石を除きましても穴を埋めなければ変化無いそうで御座います。

石は三貫位で、何も書いて御座いません。

穴は石が半分入っている深さで、三寸位で御座います。

また、この土地は先祖の言い伝えによりますと、昔寺の墓地の跡だったそうで御座います。

この石と穴について霊的に何か関係があるので御座いましょうか。

また、この穴はいかに処置致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「龍神がそこにいて離れたくないから知らせる。

そのまま置いてやればよく働く。

人が近寄ると嫌がるから周囲に垣を作ってやり、月一度お祭りしてやると喜ぶ。

石にはよく龍神が憑いている。

石は憑きよい物質である。」




明主様御垂示 「龍神が憑依する石」 (昭和26年7月1日)

信者の質問
「西宮の会社で井戸を掘ったところ、奇妙な石が出て、行者に見てもらいましたところ、祀るようにと言われ、祀っておりましたが、

支社の九州中津で井戸を掘りましたところ、西宮に出た石と同じ石が出たそうです。

それで、夫婦だろうと言うので西宮の石を中津に持って行きましたところ、石が出てから非常に盛んであった本社がだんだんさびれてまいり、

どうしたら良いかと相談を受けましたのでございますが、どういたしましたらよろしいでございましょうか」

明主様御垂示
「西宮のほうは、光明如来様はお祀りしてますか?」


信者の発言
「社長室には御額をお掛けして、自宅には光明如来様をお祀りしております」

明主様御垂示
「それはね、やり方が逆になっている。

分工場に一緒にしているでしょう。

本社に祀るのが本当です。

分けて良いけれど、祀るとすれば本社に祀るべきです。

支店のほうに祀るというのが違う。

いっそ、別れ別れにするか、本社にするかどっちかですね。

その土地から出たということは、その土地から離れてはいけない。

最初、本社から出たのだから、やはり本社に祀るんですね。

それから支社に出たんですね。

位の上のものが行くんだからね。

全て理屈に合っていなければならない。行者の間違いです。

しかしおもしろいですね。同じ石とはね。

なにしろ、本社のを向こうに移すのはいけないですね。

支社のほうはどっちでもかまわないです。

西宮の石が、そうしてもらいたいのです。

たいがい龍神ですからね。(中略)


いまの石だけど、両方本社に祀らなければいけない。それが本当です。やっぱり夫婦ですよ。

今まで、親父が妻君のほうに同居していた。

どういう所に祀っていたんですか。」


信者の発言
「井戸の側でございます」

明主様御垂示
「名前はつけてあるんですか。」


信者の発言
「いいえ」

明主様御垂示
「必要はないですね。やっぱりね、本社が盛んになれば支社も盛んになる。

本社が盛んになれば支社はいくつもできるようになる。

それで、なにかあるとお知らせするでしょう。

龍神というのは、非常に商売繁盛させる腕があるからね。


先に名古屋で、非常に繁盛した宿屋で・・・いまはないが昔あった。

その宿屋の妻君に会ったが、そこの家は蛇がたくさんいるんだ。

よく、東京から、西園寺さんがそこに来て泊って・・・それで、繁盛した。

ところが、火事で丸焼けになった。

そうしたら、蛇も一緒に死んだ。

それで、後から普請してやってもうまくいかなかった。

まったく蛇がやっていたんですね。」


信者の質問
「これからは、そういう奇跡はなくなっていくわけでございましょうか」

明主様御垂示
「だんだんなくなっていきます・・・夜の世界だからね。

しかし、世界の物質の宝は龍宮の乙姫さんが一時握っていたわけなんです。」




明主様御垂示 「出来の良い像には霊が憑依しやすい」 (昭和26年10月11日)

信者の質問
「長野県湯田町○○のKM(四十一歳・本年六月入信・男性)と申す信者でございますが、

カフェーおよび美容院を経営し、女給、見習など三名を雇っております。

そのうち二名の女子(未入信)が不思議な霊憑り状態となりました。

最初は先月二十八日より、二人が前後して薬毒の御浄化をいただき、激痛を訴えましたが、

不思議なことに、たいてい二人同時に痛み出し、

御浄霊をいたしますと体をくねらせ、猛烈に痛みを訴えておりましたが、

三十日より、やはり二名同時に激痛後失神、霊憑り状態となりました。

その状態は、最近不品行や同僚に対する暴行などのため解雇された他の女給の生霊と思われるものに苦しめられ、

二人とも同様に首を締められたり、脅迫されたりする情況を寝言のようにしゃべり、

気がついてから、失神中にしゃべったことと同様に、苦しめられた情況を話すのでございます。

また、他の死霊が引っ張るようなことを申す場合もあり、二名とも定(き)まって、激痛後は同時にグッタリとなり、眠ったようになって失神いたします。

このような状態は九月三十日より今日までに五回ほどあり、失神の時間は、初め二時間くらいでしたが、去る六日には十時間も続きました。

以前服用いたしましたクレオソート、胃腸薬、杏仁水、石炭酸などを嘔吐いたしておりますが、食欲もあり元気で、熱も脈も平常でございます。

二名とも入信を希望しており、真剣におすがりしております。


この少し前に、以前この家の奥さんが、熱心に信仰しておりましたお不動様の幣束(へいそく)を、教会に相談なしに破って焼いてしまったそうでございます。

また、同じころに御屏風観音様をお祀りしてある仏壇を、猫にひっくり返されたこともございます。

この家の主人は、入信前までは世を果敢無(はかな)み、自暴自棄的になり、大量に飲酒し、酒乱のごとく暴れ、

その結果心臓狭窄となり、卒倒するなど、結婚後十数年、そのために家庭不和が続きましたが、

入信後生まれ変わったようにお救いいただきましたので、その喜びは一方でなく、今日では夫婦とも真剣に神様におすがりいたし、布教に専念しておられます。


K宅には十年ほど前に注文して彫らせた、龍の木彫板(縦二尺、横三尺くらい)がございますが、なかなか良く彫ってあります。

奥さんが申しますには、主人が酒乱になりましたのは、この木彫板を入手して以来のように思われるとのことでございますので、

この浄化と関係があるかもしれぬと思い、念のため生米、水などを供え、祝詞を奏上いたしました。

ただ今、御神体をお迎えいたすべく準備中でございますが、それまでの間、中教会本部より光明如来様をお借りいたし、御奉斎させていただくこととなりました。

この憑霊は生霊だけでございましょうか。

木彫板の龍や、この家のカフェーという職業に関係のある邪霊のいたずらでございましょうか。

またこのような場合には、いかがいたしましたらよろしいでしょうか、御教えのほどお願い申し上げます。」

明主様御垂示
「これは龍神が関係あります。

これは非常に良く彫ってあると、よけい霊が憑ります。

たいてい、彫刻や絵で良くできていると憑り良いんです。

それで、この祖先で、龍神になったのが、このカフェーに憑っているんですね。

二人の女給の浄化が行なわれているのと、生霊や死霊がいろいろ憑っているんですね。

これは主人に見せるんです。霊界があるということを・・・霊があるということを、良く分からせて、信仰的に働かせようという考えですがね。

その場合、木彫の龍神が、やはり働かれるんです。

それで、木彫の龍神の独自の考えでなく、祖先が働いて、龍神を働かせている。

そうして、神懸りによって分からせ、信仰を進ませるというのです。

大量に飲酒・・・その当時から計画的に龍神がやったと見られますがね。

そうして大いに信仰を深くさせて、大いに宗教的に良いことをさせようというわけですね。

ですから、女給二人も無論信仰に入りますが、これもその道具に使われているわけですね。

ですから、こういう・・・霊の憑り良いのは、今後もいろいろと霊が憑って教えたり、良いことをしますから、いっこう心配することはいらないです。

それから、不動さんの幣束を破って焼いた。

ということは本当ではないですから、よくお詫びしておくと良い。

光明如来様を祀ってなければ、お祀りしてから、不動さんの幣束を破ったことを、不動さんに許してもらうように、光明如来様にお願いすると良い。

光明如来様がやってくれますからね。

猫にひっくり返されたというのは、これはなにか意味があるんです。

猫を使ったんですが、御先祖が気に入らない点があるので、やったんですね。」


信者の質問
「この商売はすぐに止めるべきでしょうか」

明主様御垂示
「あわてて、止めなくても良い。

それは神様にお任せしておくと良い。

どうしても止めなければならないような時には、すべてがそういう事情になります。

例えて言えば、止めても食うに困らないような収入があるとか、それまでは両方になるとか、無理にやらなくても自然にしておけば、支障なく楽にいけるようになる。

結局はそうなりますが、それまではあわてなくても良い。」


信者の質問
「光明如来様お祀りの後、木彫の龍はいかがいたしましたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「どこに置いてあるんですか。」


信者の発言
「床の間の隅に棚を作り、そこに・・・」

明主様御垂示
「それで結構です。」


信者の質問
「お供えものはよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「水をやると良い。水を鉢かなにかに入れてね。

それから、月に一度ずつ月並祭の時、お盛りものをすると良い。

水は絶対に必要です。毎日それに入るんですからね。

龍神は体が熱して苦しいんですからね。

一日に三度入るとしてあります。

水も、飲む水と入る水とは違うんです。

飲む水は月に一度で良いのです。」




明主様御垂示 「拾った龍頭の処分」 (昭和25年4月22日)

信者の質問
「山梨県Y村のWさんと申す信者で御座いますが、三年程前、冨士川で木彫の龍頭を拾いました。

裏に初鹿野村と銘が御座いましたので、同村の神社へ持参致しましたが、受け取って下さいませんので、そのまま持ち帰り、長押の上に飾り物として掛けて置きました。

最近に至り気になり、取り外し、御神前で二、三の信者に見せましたところ、寒気を催しましたので、近所の浅間神社にお預けさせて頂きました。

ところがその後、Wさん方に来る信者さんの幾人かは必ず気分が悪くなります。

なお、ある時写真を撮りましたところ、龍頭の後部に、白歯をむき出した龍頭のごとき幻影が現れました。

これは霊的にいかなる意味が御座いましょうか。

また、この龍頭はどう処分致しましたら宜しゅう御座いましょうか。」


明主様御垂示
「龍神が憑依している。自分が浄めて貰いたいのである。外へやってはいけない。

光明如来様お祭りの時祝詞を奏げてやる。

鉢を置いておき、生米、塩、生魚、生野菜など上げてやる。酒もよい。」




明主様御垂示 「祀石の処置」 (昭和25年1月17日)

信者の質問
「H某という信徒の家では、二ケ年程の間に色々と不幸が続き、

行者に見て貰った所「庭に埋めてある荒神様がある。それの祟りであるから、家の内に入れて祀ればよい」との事で、

祀っては見たのですが一向に変化なく、御主人の病気も悪化するばかりでした。

それが観音様に救われ、御光も戴いて非常に喜んでいるのですが、

御仏壇の前に荒神様だと言って庭に埋れていた石がそのままになっているので、

今ではその石が邪魔になるので、何とかして戴きたいと言うのですが、どのようにすれば宜しいのでしょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「荒神様は石ではない。

庭へ出して、人の通らぬ所へ置いておけばよい。

蛇か蛙の霊である。

早く人間に生れ替るよう、幽世大神様にお願いしてやる。」




明主様御垂示 「木のお札倒る」 (昭和24年2月24日)

信者の質問
「この度の教修生の事でございますが、十年前から善宝寺の八大龍王の木のお札が神棚に祀ってありますが、教修二日目の夕食の時このお札が急に倒れました。

しかし字の書いてある方が上になるように一回転してから前に倒れました。

そしていつもそのお札の前にあった小さなお屏風は倒れる邪魔にならない所に動いておりました。

また他の紙のお札は別に異常はありませんでした。どういうわけでございましょうか。」


明主様御垂示
「木のお札に龍神が憑いていたんで、それが抜けたのである。

それを知らせようとして倒れたのであろう。働きたいのである。」




明主様御垂示 「蛇の怨霊と野菜」 (昭和24年4月10日発行)

信者の質問
「よく世間で、言い伝えで、ある野菜などを作ってはいけないという家がありますが、なにか意味がございましょうか。


明主様御垂示
「野菜は神様が人間の食物としてお与えくださったもので、作って悪いはずはない。

しかし以前に蛇を殺して畠へ埋めたりした場合、蛇の怨霊がその畠の野菜に憑っていて、それを食べると変事が起るので言い伝えになったものであろう。

現在はその心配はない。」