憑霊現象ついて 7(動物霊の憑依)
明主様御垂示 「人間に憑依する動物霊の種類」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「畜生道と普通の獣類の霊界とは違うのでしょうか。
また、人間に憑依する動物霊は畜生道に堕ちた人霊が獣類に転生したものの場合と純然たる獣類の霊の場合と二通りあるのでしょうか。」
明主様御垂示
「二通りある。全然違う。
動物霊でもよく憑くのと憑かぬのとある。
狐、蛇、狸、馬、犬、猫、たまに兎、羊、鼠等がある。」
明主様御垂示 「禽獣に対する人霊・動物霊の憑依」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「家畜、家禽に狐狸その他動物霊の憑依することがありましょうか。」
明主様御垂示
「憑依することがたくさんある。
また人間の霊が憑くこともある。
また鳥に狐が憑いたり、犬に人霊が憑いたりする。
無縁の霊などよく動物に憑いて食欲を満たし、そのうち動物にとけ込んで一つのものになるものでこれが畜生道へ落ちるということである。」
明主様御垂示 「憑霊の範囲」 (昭和25年4月3日)
信者の質問
「なにかの霊が局部的に憑くことはありましょうか。
例えば鳥の霊が憑くと嗅覚(きゅうかく)がなくなりましょうか。
また、それは鼻にだけ憑いてるものでしょうか。」
明主様御垂示
「局部的に憑くのと全体のと両方あります。
また局部から全体に拡まるのもありますよ。
そして霊が人間の眉間へ来ると、もうその人の体全体を支配しますね。
鳥の霊のために嗅覚がなくなるのは頭に憑いてるんです。
それから肩なんかに憑いてることはありますが、鼻だけってのはまあないですね。」
明主様御垂示 「スポーツと憑依霊」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「今後の健全なスポーツはどのようなあり方をすれば良いでしょうか。また一つの種目に専念する事は悪いでしょうか。」
明主様御垂示
「スポーツは結構で、益々盛んになる。
人間は競争意欲が強いもので、これを悪魔的になると戦争になる。
優越欲がなければ進歩せぬ。
その手段が悪いと戦争になる。
戦争がなくなるとスポーツなど盛んになる。
一種目に専念すると、身体が障害者みたいになる。
今は平均してやる。自由型ならいい。
しかし、塊は薬で出来る。薬さえ出来ねばいい。
また憑依霊によって異る。
棒高跳などは鳥、水泳などは魚。狐など、特に水を好まぬ。」
明主様御垂示 「霊界には住宅難の霊がたくさんいる」 (昭和23年11月28日)
信者の質問
「某教導師の兄(十七)弟(十二)が九カ月の間をおいて死亡、約八十間ほど離れた所に稲荷があり、その祭の日に兄は死んだ。これはなにか関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「なにか祀ってもらいたいのかもしれませんね。
月一回くらいお詣りしたらいいでしょう。
憑依霊でもたいていは離れられない。離れずに副霊になっている。
しかし執着のないものは離れます。
狐霊が憑依するとよく肋膜を起すことがありますよ。
行者などが狐霊を追い出したってまたついてしまう。
霊界には住宅難の霊がたくさんありますからね。」
明主様御垂示 「各国の憑依霊について」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「最近のアメリカの神霊雑誌の中に、酒を飲めない人ですが酒屋の前に行くと急に飲みたくなり、飲むとヘベレケになる。
家にいると飲みたくないということで、酒飲みの霊が憑いていて酒を飲みたくてしようがないのだということです。
その人間は薄ぼんやりしているそうです」
明主様御垂示
「そういうのはあります。
それでおもしろいのは「霊界でも酒があるだろう」と聞くと
「あります」「それを買って飲んだら良いだろう」と言うと
「霊界には銭がないから買えない。だから盗むよりしようがないが、盗むと罰を受ける。
だから、どうしてもしようがないから人間に憑って飲む」こう言うのです。
西洋ではそういった動物霊の種類はどうなってますか。」
信者の説明
「神霊雑誌にあるのは狐、狸、蛇の霊が多いです。それから猫です」
明主様御垂示
「そうでしょう。だいたい日本と同じです。天狗はどうですか。」
信者の説明
「天狗という名前がありません」
「むこうの人は皆鼻が高いので全部天狗では・・・」
「龍というのがあります。天狗というのは日本独特ですから」
明主様御垂示
「日本と中国にあります。東洋の産ですから・・・。
日本のように狐が出てどうこうということは聞かないでしょう。」
信者の説明
「狐霊ということはあります。蛇、猫。犬の霊というのは聞きません」
明主様御垂示
「犬の霊は日本でも少ないです。馬の霊は割に多いです。」
明主様御垂示 「人相が殺めた動物に似てくる理由」
狩猟の動物の憑依 (Mの例)
信者の質問
「狩猟によって、例えば兎その他の動物を殺生した場合、その動物に似て来ると言うのはいかなる訳でしょうか。」
明主様御垂示
「その霊が憑るのである。よく人間に憑ったり怨むものである。
先に狐を銃台尻で殺した男があって、狐が憑ると痛い痛いという。
また北海道の熊を殺したそうであるが、その熊が憑るとウンと食う。
先に鰊(にしん)を十一尾食った事がある。
また木が倒れて死んだ友人の霊が憑ると「木を除けてくれ除けてくれ」と言う。
そういう風に憑った霊に似てくるものである。」
明主様御垂示 「蛇と猫霊の関係と体に表われる特異症状」
信者の質問
「長虫(註 蛇のこと)の霊と猫の霊との相互関係、及び肉体に現われる症状について・・・」
明主様御垂示
「長虫や猫の憑いているのは沢山あるが、普通ではちょっと判らぬ。病気の時など異常を表わすので判る。
蛇の霊と言っても、祟ってる場合や、蛇が生れ変った場合も、蛇霊が憑いてる時もある。
龍神の憑いてる時の特徴は喉が乾くことで、龍女の場合結婚を嫌う。その他顔でもよく判る。
猫の霊は極く少い。大抵は女で、男には大してなく、あっても酷い目に合わした猫霊の祟りなどである。
病気で表われる場合は子供のジフテリアに多く、鼻をクシャクシャしたり、喉がゼイゼイいうのは猫霊の憑依によるのである。
病気でない場合、猫が憑っていると三味線ひくとか、躍る等を好む。
喘息は猫と全然関係はなくはないが、単なる浄化作用で、霊的関係は余りない。
これは心臓喘息と気管支性喘息と二種ある。
咳が出て息がつまるようなのが気管支性である。」
明主様御垂示 「水を欲するのは蛇の憑依者」 (昭和26年7月8日)
信者の質問
「掃除を行なってるときの音を嫌う病人。」
明主様御垂示
「これは、前世において、掃除のときに殺された霊が憑いてる。
水を欲するとすると、たいていながもの(註 ヘビのこと)である。
蜿(へび)が御神前に姿を現わすのは、よく祀ってもらいたいから。」
明主様御垂示 「蛇の餓鬼道」 (昭和26年9月8日)
家族全員が生米を食べるようになった事例
信者の質問
「女の資格者で、主人が五月ごろから生米を食べるようになり、農家で田に出て行くとき持って行かなければならないそうです。
主人だけだったのが、娘さんがなり、資格者もそうなり、子供もまねして食べております。これはなんでございましょうか」
明主様御垂示
「何って・・・蛇ですよ。蛇の霊です。いつ信仰に入った。」
信者の説明
「四年前です。大光明如来様も奉斎しております」
明主様御垂示
「宣伝も毎日してますか。」
信者の説明
「さようでございます。御神前の下に長いものが見えると言っております」
明主様御垂示
「それは蛇であった時分に、非常に・・・何か・・・檻なんかに入れられるか、あるいは米を食いに来ても入れられないで、
長い間食えなかったので非常に腹を減らして・・・蛇の餓鬼道みたいなものですね。
蛇が食物の執着が取れないんですね。
やっぱり正守護神がさせている。
そのままにしておけば良いんです。
これからはだんだん治ります。」
明主様御垂示 「親蛇が子蛇の救いを求めた事例」 (昭和27年3月1日)
家族全員が生米を食べるようになった事例
信者の発言
「御神前のお花が一輪だけ枯れますことがございました。
昨年夏十五の娘と父が胃腸を悪くし、治ると同時に生米を食べるようになり、各所に痛みがあり、逃げまわります」
明主様御垂示
「龍神だな。」
信者の発言
「その娘が五つのとき、二階に上がろうとするとき小さい蛇を見てキャッと言いましたので、他の人が殺して前の池に捨てたことがございます。
取りあえず庭にお祀りし、お詫びしましたが、身体の痛みが取れると同時に手を振り、暴れ出し、御浄霊にまいりましたが、突拍子もなく狸だと言いました。
祀ることになっていた狸を放っておき、近所の人が祠を壊して川に流しております。
それも済ましましたが、今度は、大光明如来様の前に連れて行って欲しいと言い、たいへんな苦しみで、隙を見て時々御守様を引きちぎろうといたします」
明主様御垂示
「狐が苦しがってね。」
信者の発言
「狐のような格好になりました。
私がこちらにこちらにまいっております間に亡くなりましが、何の霊かはっきり解らないままに・・・」
明主様御垂示
「それは、こうなんです。
前は龍神が憑いていたんです。
祀ると空きになっていたでしょう。
それで狸が入った。それが空きになったでしょう。
それで狐が憑いた。そういうわけです。」
信者の発言
「それからは、父も母も生米を食べ、子供五人も好きになっております」
明主様御垂示
「仲間がやって来た。蛇の親戚家族一党がやって来たんだな。
この蛇はみんな子供だな。
子供で迷っている。」
信者の発言
「小さい蛇で・・・」
明主様御垂示
「しかし、蛇というのは、大きい小さいは分からないです。
大きいのが小さくなるんです。
信仰はいつ入ったんですか。」
信者の発言
「四年ほど前で、その家は教会として御奉仕させていただいております」
明主様御垂示
「祀られている親が、自分の子供を全部救いたいんです。
そういう場合は人間に憑るのが早いですからね。
それはそのままにして、祝詞を聞かしたり、御神書を聞かしたり・・・そうすると、だんだん良くなります。
光明如来様はお祀りしてあるでしょう。
光明如来様に、蛇が・・・龍神が早く人間に生まれ変わるように御守護願いたいとお願いして、
今言ったように、できるだけ言霊(ことたま)で・・・祝詞や御神書でね。
やっぱり、蛇に落ちているということはメグリがあるんだから、メグリがなくなってくるから、
今度は嫌でも人間に生まれ変わってくるというように、だんだん変るわけです。」
信者の質問
「祠は月一回でよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「月一回で良いです。
そうして、いろんな蛇というのは、祖先に関係があるんだから、やはり祖先を救う意味になるからね。」
信者の発言
「霊動はございません」
明主様御垂示
「そうでしょう。つまり、別に先に悪意はないんだからね。救われたいんだからね。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」 (昭和24年9月12日)
信者の質問
「IA(女性)、五十三歳の信者で御座います。
昨年の冬頃から生米を一日平均一合位はどうしても食べずにはおられないものでございました。
二十日間余り御浄霊を戴いてからは、御蔭をいただいてそれを止めていましたが、
近頃再び食べなくてはいられないと言ってまた始めました。
これは霊的のものでございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「病気は往々二度目になるものである。
蛇の憑依で、昔は神に祀る場合、龍神が一番多かった。
それで生米を上げたのである。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」 (昭和23年11月17日)
信者の質問
「私は本年九月初めから生米を食いたくて、毎日一合五勺位食います。
止めようと思っても食いたくて食いたくて仕方がありません。
なぜでしょうか。今後食べても良いでしょうか。」
明主様御垂示
「蛇の霊である。青大将か何か家にいた蛇で、米倉か何かにいたものである。(外にいたのは水を呑みたがる)
その蛇が救われたくて憑いたものである。
食べたければ食べて差支えない。いずれ普通になる。
水龍は水が呑みたいものである。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」
信者の質問
「四十一歳の婦人の信者、子宮筋腫で入信以来二ケ年になります。
入信後腹が膨れ出し、目下は臨月同様で、別に苦痛はありません。
最近に至り生米を食すようになり、一日に玄米を五合一度に食べます。」
明主様御垂示
「憑霊現象である。
腹に蛇の霊がいるのであろう。それが生米を食う。
光明如来様をお祭りしてある部屋へ寝かし、御浄霊はお腹と腎臓である。」
明主様御垂示 「蛇が咽喉より出る夢」
信者の質問
「私はまた夢で、大きな蛇が私の咽喉から出て往ったのを見ました。
主人の弟は二歳の時脳脊髄膜炎にて障害者となり、主人の浄化と一緒に同じような経路をたどっております。
主人と弟の病気及びこれの夢と何か関係があると思いますが、どうで御座いましょうか。」
明主様御垂示
「蛇が抜けたのである。
脳脊髄膜炎は根気よくやる。」
明主様御垂示 「猿猴類の憑霊」 (昭和25年8月15日発行)
信者の質問
「人類に最も近似すると言われる猿猴類の憑霊はありましょうか。」
明主様御垂示
「あるにはあるが、ごく少ない。猿猴類の生まれ変わりもあるし、憑依もある。
私が大本を信仰している当時、そういう人があった。
当時そうとう有名であった来馬琢道という仏教学者があったが、
この人の講演中、アメリカなどで大木が切られ倒れるのを見ていると、自分は悲しくなってしかたがないと言っていたので、
私はこの人は猿の生まれ変わりだなと思ったことがある。
天狗の憑霊は男に多く、狐のそれは女に多い。」
明主様御垂示 「舐め女房 牛の憑霊」 (昭和24年1月28日)
「牛は舌が非常に働く。牛は舌で舐めるのが好きである。
浅草千束に平野という牛屋があり、娘に婿をとると三日といない。
夜中に裸にして体中舐めるのである。
牛の憑依である。牛は塩を舐めるのが好きだという。」
明主様御垂示 「タワシで体をこするのは馬の憑依」 (昭和24年7月)
信者の質問
「昭和十五年、北支方面にて頭を患い、内地に送還された四十七歳の男子、
帰還以来自家の二階に閉じ籠もりまったく外出もせずだれとも交際しませんでした。
昭和二十二年末よりだれとも口をきかなくなり手の掌に字を書いて用を弁じております。
そしてこの間九年というものは冷水でもってしかもタワシで毎日全身をこすっております。
その奥さん以外のだれとも面接しませんでしたが、
私は三回ほど御浄霊をやっていまは私だけは面会できるようになりました。
奥さんは最近御光りをいただきましたが、これは治りますでしょうか。」
明主様の御垂示
「治りますよ。
これはつまり戦地に行って馬の霊かなにか憑いたんでしょう。
馬はタワシでこすって体を洗いますからね。(笑声)
馬だからして人間の言葉が出ないんですよ。
たぶん馬でしょう、気長にやれば治りますよ。
やはり前頭部が中心です。・・・
馬の霊もなかなかよく憑くもんですよ。
先にも五歳の女の子に憑いたことがあって、
寝るときにはこんなふうに、ちょうど馬が寝たときのような格好をしてましたよ。(笑声)」
明主様御垂示 「猫の憑霊 (食物に関する変質)」 (昭和24年7月17日)
信者の質問
「御浄霊に参っておりますある家のお嫁さんは、人が食べられるものは何でも自分のポケット等にかくして置き、人のいない所で食べるのだそうです。
こういう人は霊的にいかなる理由によるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「猫のようである。」
明主様御垂示 「マッチの硫黄を食べる原因はネズミの霊」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「三歳の女児、マッチの先の硫黄を食べたがり一日に大箱一個くらいも食べてしまいます。
少しくらいのマッチでは泣き出して食べません。これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「こういうのはいろいろあるんです。
線香の好きな子供もあるし、壁土の好きなのもありますしね。
やはり動物霊ですよ。
マッチの硫黄なんか食べたがるっていうのは、鼠かなにかそういったもんでしょう。
浄霊すればだんだんに治りますよ。」
信者の質問
「よく回虫が湧くと壁土を食べたりすると申しますが・・・」
明主様御垂示
「そんなことはありませんよ。他の原因ですね。
いまはたいていの人に虫がいるんです。
十人のうち九人まではいるでしょう。
そうすると世の中の人はみんな壁土を食べなくちゃならない。(笑声)」
明主様御垂示 「鳥類の憑霊 魚類を食べない娘」 (昭和25年3月2日)
信者の質問
「十八歳になる娘で御座いますが、小さい時から偏食で、
今日に至るも煮干が一匹でも入っている味噌汁は頂けず、
魚類一切頂けずイカやタコなら頂けるそうで御座います。
魚類の入ったものを頂きますと吐きますが、何か霊的に意味があるのでございましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的意味はない。
特種の霊で、鳥の霊のごときものである。
鳥によっては全然植物しか摂れぬのがいる。こういう霊が憑くとこうなる。」
明主様御垂示 「ろくろ首 鶴、七面鳥の憑霊」 (昭和24年2月4日)
信者の質問
「ある女ですが、夜寝ている間は首が伸び、朝になると普通になるそうで、何度結婚しても夫が皆逃げてしまうそうです。
ろくろ首はどういう事なのでございましょうか。」
明主様御垂示
「昔、ろくろ首はあったというが、子供の時見世物で見たが、この例を見ると事実らしい。
いくらか伸びるかもしれない。
鳥の霊である。鶴とか、七面鳥の霊が憑るといくらか伸びる。
眠ると本霊が縮み、副霊が伸びるからである。歯ぎしりなどそうである。
以前シャックリの人を治したが、七面鳥の霊で、格好もそっくりだった。」
明主様御垂示 「飛ぶ夢は鳥霊」 (昭和24年9月17日)
信者の質問
「御守りを頂いてから、夢で悪者に追われる時、
私の体は空中に軽く浮いて自由自在に動き、軽く飛ぶ事が出来ます。
それまでは走りたいと思っても、体を自由に動かす事が出来ませんでした。
どう云う訳でありましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「鳥の霊が憑いているのであろう。夢で空中を飛ぶのは鳥霊である。」
明主様御垂示 「海坊主について」
姐妃のお百はタコの憑依者
信者の質問
「漁場でよく海坊主といい、海上に坊主のようなものが現われると、決って不漁となり、またそれを押切って漁に出ると難船するそうです。いかなる訳でしょうか。」
明主様御垂示
「海坊主とは大蛸の霊であろう。海の主になっている。蛸は普通の魚とちがう。
海に住ってる所を勝手にまわるのを嫌がるのである。
また、人間にも憑依する。姐妃のお百などそうである。」
(註 姐妃のお百・・・講談や歌舞伎で有名な毒婦)
明主様御垂示 「変態性欲について」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「変態性欲者とは霊的にいかなるものでありましょうか。」
明主様御垂示
「これは動物霊ですよ。
あの「マゾヒズム」なんてね、打殴(ぶんなぐ)られたり、刃物で切られたりするのを好むんですが、
これなんか牛馬が人間に虐待されるのを好むのと同じで、動物霊が憑いてるんですよ。」
明主様御垂示 「近親相姦の霊的原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「親子、兄弟など肉親の間で不倫の醜行為をあえてするはいかなる霊でしょうか。」
明主様御垂示
「動物霊の本性を現わしているのである。
動物霊によっては親子兄弟などの見境いがないからである。」
明主様御垂示 「獣霊の憑依 毛生の感じ」
信者の質問
「十五、六年前から右脚、腰骨と脛、右下腹の内側がもじゃもじゃして来るので、いらいらして叩くか打ちつけても中々治りません。
一時治ってもまた繰り返します。入信後は段々と遠退いて来ましたが、例祭の前日や先生のお出で下さる前日は必ず非常にもじゃもじゃするので、そのことがよく分ります。その訳を御教示下さい。」
明主様御垂示
「獣の霊が憑くので、獣の霊の毛がさわるのである。
ひどいのは獣の毛を置く事があって、本当の毛が二、三本残っている。
早く畜生から救われたいために憑くのである。」
明主様御垂示 「就寝時細目してビクビクする子」
信者の質問
「私の長男K(三歳)、夜寝る時、細目をして時々ビクビクします。
昔より俗に虫が出たと言いますが、霊の働きでしょうか。病気でしょうか。お伺い申し上げます。(光明如来奉斎)」
明主様御垂示
「霊が憑っている。
浄霊しているうちに治る。動物霊が憑いている。
うつ向いて寝る子供など、動物の習性が残っている。
這うような動物である。」
明主様御垂示 「噛みつく子」 (昭和24年10月9日)
信者の質問
「七歳の男児、目がつり上り、人に噛みつく癖があります。
睡眠時間は子供にしては少なく、両親、特に父親は噛まれて生傷が絶えません。
最近浄霊したら鼻血が一合程出て、それ以来大分よくなりましたが、いかなる原因でしょうか。
御浄霊はどこを主にしてしたら良いのでしょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「動物霊である。頭と身体全体をする。」
明主様御垂示 「二蛇中に見ゆ人魂」 (昭和24年2月27日)
信者の質問
「去る二月十五日、東京大森、古田浅太郎宅にて、普通言われる人魂に似た直径十五センチ位のほの白い火の玉で、中に蛇みたいなものが二匹トグロを巻いたような状態のものを見ましたが、何で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「人魂であろう。蛇霊が二匹憑いてる人の霊である。」
明主様御垂示 「牛に蛇霊が憑依した事例」 (昭和24年9月11日)
右回りする盲目の牛
信者の質問
「牝牛の当歳子で生れつき盲目牛がおります。
その牛は、綱がついていない時は休む暇なく右回りに回ります。
これは何か霊的に意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「牛に霊が憑っている。蛇の霊か何かである。
牛か牛の親が蛇か何か食った怨みであろう。
蛇の霊は回るものである。」
明主様御垂示 「馬屋と馬の反抗」 (昭和25年5月23日)
稲荷の憑依により悪質となった馬
信者の質問
「一、厩(うまや)について。
厩の場所が主屋の鬼門の方角に在っても差支えないでしょうか。
二、馬死供養。
厩の入口に御霊紙張ってよいか。
三、馬について。
昨年まで非常に良く働いた馬が、子を産む前から若干ずるくなり、殊に本年子馬を産んでから鞭を持って追えば、噛みついたり蹴ったりして働かないのであります。
先日、この馬の主は御分霊を頂きました。御浄霊の急所と霊的関係のせいでしょうか。この家は以前稲荷を信仰致しておりました。」
明主様御垂示
「一、鬼門の方角はいけない。
二、そんな事しなくとも、光明如来様をお祭りすれば安産する。
三、稲荷でも憑いているのでないか。早くお奉斎する。」
明主様御垂示 「ナメクジがロウソク、マッチの硫黄を食べた事例」 (昭和24年8月11日)
信者の質問
「福井市のある家で、毎夜十二時頃になると、ナメクジ五十匹位が出て、ローソク及びマッチの硫黄を全部食べてしまいます。
ナメクジの色も種々あり、いくら予防方法を講じても駄目との事で御座います。
何か霊的に障りでも御座いませんでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「ナメクジに何か霊が憑いている。
(人間でない)動物か何か沢山殺したものがナメクジに生れたものである。
干乾みたいにして殺したものの霊であり、硫黄などのこういうものの好きな霊である。
祝詞を奏げてやる。信仰に入り、言い聞かせるといい。
蛇などはよく人語が判る。」
明主様御垂示 「人喰人種の霊」 (昭和23年12月22日)
信者の質問
「人喰人種は獣霊の憑依でしょうか。」
明主様御垂示
「獣霊の憑依だけでなく、原始人の習慣が残っている。
それが伝統的にいいとなっている。
原始人はそういうのが多かった。
これは文化から離れているためで、未だにある。文化の普及により段々になくなる。
しかし、文化人でも獣霊が憑くと人を齧りたくなるのがある。」
明主様御垂示 「神様は腹が減ることはない」 (昭和24年9月10日発行)
信者の質問
「ある信者の家で地の神様の霊が出まして、観音様の信仰に入ってから拝んでくれない、腹が減っては守護ができない、と申したそうです。
いかがいたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「動物霊です。神様ではありません。
神様が腹が減ることはありません。
しかしかわいそうですから、月に一回、なにか食物を上げてやりなさい。」
明主様御垂示 「霊憑りの患者が多い地域の霊的原因」 (昭和23年6月28日)
信者の質問
「山口県長門三隅(萩から約一時間、古戦場)長崎県五島(墓を粗末にしている傾向あり)右二カ所は極端に霊憑りの患者が多いのですが・・・」
明主様の御垂示
「ほう、そうですか。動物霊ですね。
それはそこの霊界が曇っているから動物霊が働くのです。
やはりその土地の神様の位が低く力が弱いのです。」