狐霊について 7 (狐霊は明主様信仰を嫌がる)


明主様御垂示 「狐霊が明主様信仰に反対する」 (昭和25年4月8日)

信者の質問
「二十一歳の男(一昨年八月入信、両親はその前年入信)、本年二月御面会に参上、

礼拝の御讃歌奉唱中に霊が浮いたような状態になり、

以後浄霊を嫌い、御浄霊しようとする両親に乱暴をし、なにかとお道に反対いたします。

この場合、強制的にでも浄霊してよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「これはね、無理にやっちゃいけないですよ。

当分うっちゃらかしておいたほうがいいですよ。

これは狐が憑ってるんですからね。

狐が苦しいから反対してるんですよ。」


信者の質問
「それに、祖霊が憑いているらしく、両親に対し非常に差し出がましい態度をとりますが。」

明主様御垂示
「ええ、同化霊でしょう。・・・邪魔があるってのも、その家に罪穢れがあるから、狐なんかが邪魔できるんですからね。

時期ですよ。できるだけその家の人が善根を積むことですよ。

その徳によってだんだん穢れが取り除かれると霊が邪魔しようとしても手も足も出なくなりますからね。」


信者の説明
「先日も母親を鋸で打(ぶ)ん撲(なぐ)ったり、木剣で叩いたりいたしました。」

明主様御垂示
「ほう、やはり霊が苦しいんですよ。」




明主様御垂示 「狐霊が明主様信仰に反対する」 (昭和26年4月1日)

信者の質問
「お道に熱心なために気が狂ったので、親父が御守様を焼いたのですが、また欲しがるのでございますが」

明主様御垂示
「結構です。やったら良いです。」


信者の質問
「娘は知らないのでございますが、娘には隠したほうが良いでしょうか」

明主様御垂示
「明さないほうがいいです。

親父こそお詫びするのが本当です。

熱心のあまり脱線するのがたまにあり、困りますね。

つまり狐ですね・・・狐が、メシヤ教に入られると自分のことができなくなるから狐の強い奴がなんとか邪魔しようとする。

親父に焼かせたり、本人を気違いにする。

やっぱり時期ですね。ある時期に行くと狐が弱るから、そうするとおとなしくなる。」




明主様御垂示 「お光を怖がる南方の狐霊」 (昭和26年9月21日)

信者の質問
「九月十四日入信の信者でございます。

昨年八月ごろより、急に一時的発作起り、妻だけを無意識のうちに叩いてしまい、

そのうち意識が回復し、馬鹿なことをしたと後悔いたします。

妻が八月十四日に入信させていただきましてより、発作が起ると妻の御守り様に手を掛け、なんとかしてはずそうと争います。

私が御守り様をいただいてより一度しか叩きませんが、その時は無意識に御守り様をはずして叩いてしまいました。

なお入信させていただきましてより、浄霊をさせていただきますと、身体中を動かし、手は見えなくなるほどに振ります。

私は南方に八年間軍籍にあり、デング熱病がありました。右御垂示をお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的ですね。この霊は御守りが恐いんです。

これは南方の狐らしいね。日本の狐とちょっと違う。

しかし、だんだん良くなります。

なるべく祝詞を奏げて聞かせてやる。

するとやっこさんは萎縮するか、逃げ出すかどっちかです。

浄霊はここ(額)です。ここにやっこさんがいるから、ここを主にしてやる。

自分でもやるんです。だんだん良くなります。」




明主様御垂示 「狐はお光を嫌がる」 (昭和24年8月21発行)

信者の質問
「私の姉は十八歳のとき精神病となりましたが、昨年八月、光明如来様と御屏風観音様をお祀りいたしましてからたいへんよくなりました。

御守りをいただくようにすすめますと「私はいらないよ」と申します。

御守りをいただかせるにはいかがいたしたらよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「狐が憑いてると御守りを嫌がるんです。受けさせても捨てたりしますから、それに気をつけてしなければいけませんね。」


信者の質問
「御浄霊もたいへん嫌がります。」

明主様御垂示
「そうでしょう。

こんなのは無理にしないでね、眠ってるときなんかにするんですよ。

だましだましやってゆけばそのうちにだんだん狐が弱ってきますよ。」




明主様御垂示 「狐霊はお光を非常に怖がる」 (昭和24年7月28日)

お返しされた御守を掛けることの是非

信者の質問
「私は本年二月十八日に御光を戴きましてより数々の御利益を頂きました。

私の友人が私の話を聞いて、その恩人の子供の小児麻痺を救って戴けたらと云うので自分と共に入信させて戴きました。

しかるに友人は伏見稲荷の信者にて、自分には何も不幸な事もない身の上で単に恩人の子供を救えたらという希望だったので、中途で反対論となり、

入信後二ケ月余にて御光を掛けなくなり、私に「もう掛けないからあなたの御母さんにでも差上げたい」と言いますので、

私が「あなたが戴いたのだからそうしておいて、また掛けたくなったら掛けなさい」と言うと「あなたが持っていかないなら焼いてしまう」と言いました。

私は焼いてはと思い、上の先生に御教え願った上取計ろうと思っていましたところ、

母が掛けたいと言うので、一時掛けさせてみたら大変御利益を戴いて悦んでおりますが、いかがなものでしょうか。御教示を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「稲荷がそうしたのである。御守が怖いのである。狐は非常に怖いのである。

(以前、癲癇で、掛けると苦しい人があった)

御守そのものは何でもないから、誰が掛けてもよい。

但し一時は許すが長くはいけない。

但し、教修は一日も早く受けなければいけない。」




明主様御垂示 「鼠害の処置」

狐霊がネズミを使ってお光の紐を噛み切らせた事例

信者の質問
「光明如来様をお祀りして五ケ月程してから、夜御神前に置いたお守りの紐を噛み切られる事三回、その他、生花の花や蕾まで食べ、その他家具等噛み荒らされます。何か意味があるのでしょうか。」


明主様御垂示
「紐など鼠が切る。活花の蕾など、意味がありそうである。

何か気に入らぬ霊がある。

大体狐は鼠を使ってアダする事がある。やり方は狐のやり方である。

紙へ字を書いて鼠に対し禁ずる。

「いたずらをして人間に迷惑するような事をしてはいけない」と、字を書いて貼っておく。」




明主様御垂示 「浄霊を嫌う原因が狐霊の事例」 (昭和25年4月8日)

信者の質問
「二十一歳の男子の信徒、二十三年八月入信し、両親は二十二年十月入信し、

二十四年三月光明如来様御奉斎と同時に幽世大神様の御姿も御祀りさせて戴きました。

本人は本年二月八日御面会に参上させて頂き、一斉礼拝の後御讃歌奉唱中に霊が浮いたようになり、

それから御浄霊を嫌い始め最近は極度に嫌うと共に両親に対し反抗的態度が強く、仕事に関しても指図がましい状態を続けております。

この家庭は以前日蓮宗でありましたが、前回明主様に御伺い申し上げた時に御答え戴きました御言葉通り、日蓮宗関係のすべての物を焼却致しました。

今後御浄霊は強制的にも続けてもよろしゅう御座居ましょうか。

また、極度に嫌う時は大光明如来様に祝詞、善言讃詞を奉唱して御願い申しただけでよろしゅう御座居ますか。

右、御垂示御願い申し上げます。なお今後の御守護を御願い致します。

なおまた、一昨日仏壇を据えた棚を毀し、昨日は光明如来様を自分で外して置床を毀しました。」


明主様御垂示
「狐が憑っているから無理にやってはいけない。(同化霊)」




明主様御垂示 「浄霊を嫌う原因が狐霊の事例」 (昭和25年5月25日)

信者の質問
「私はメシヤ教に三月一日入信させて戴き、光明如来様、屏風観音様、「地上天国」を戴き、四月十一日に御祭りをさせて戴きました。

私は十五年程前より霊友会の信仰を致し、法座主となっておまんだらも戴きました。

この信仰に転換致しますのにどう致しましたら宜敷う御座いますか、御伺い申し上げます。

なお病人がおり、一人は六十八歳の婦人にて、心臓、腎臓病にて余り働く事も出来ません。

今一人の嫁に当る四十八歳の女は神経痛にて七年も働かずに入院致したり、医薬、灸等にて療治致しましたが一向に良くならず、

入信以後、御浄霊を致しておりますが、時折「浄霊は要らない」などと悪口を申します。

これにかまわず御浄霊を致せば宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これも狐である。

本人の嫌がる事はやらぬ方がよい。

いずれは好むようになる。

霊友会は他信仰を非常に嫌う。」




明主様御垂示 「浄霊を受けると卒倒する行者」 (昭和24年1月7日)

信者の質問
「祈祷中の日蓮宗の祈祷師に向って霊気を放射すると卒倒することがしばしばあります。

(二人の祈祷者に試しました)いかなる理由でしょうか。」


明主様御垂示
「行者は殆ど狐の霊である。

浄霊すると狐が苦しい。

狐は非常に通力を使うもので、通力を増そうとして法華経を使う。

行者に限らず、狐霊に霊射すると倒れる場合がある。」




明主様御垂示 「浄霊すると発狂状態になる妻」 (昭和25年1月11日)

信者の質問
「理髪業の主人で昨年入信致しましたが、未入信の妻は常には何の変りも御座いませんが、

熟睡している時浄霊致すべく祝詞を奏上させて戴きますと、

直ぐ目があき、御浄霊を始めますと怒ったり物を投げたりして発狂状態となります。

観音様にお念じ致しますと鎮まりますが、御浄霊は決してさせません。

なお、夜中に主人が休んでおりますと枕元を何か鼠位の大きさのものが跳んで廻るような気が致します。

何か霊的と存じますが、いかにしたら宜しゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「憑いてる動物霊が苦しいのである。

鼠位とすれば、動物霊は管狐か何かである。

段々弱ってくる。」




明主様御垂示 「浄霊による憑依した狐霊の変化」 (昭和23年6月8日)

信者の質問
「先月末から御浄め(註 浄霊のこと)いたしております四十七歳の女ですが、一カ月半ほど前から狐が憑き頭の中でいろいろなことを申します。

殊に夜になると「さてぼつぼつ苦しめてやろうか」と言ってなんだかんだとしゃべり続け、眠ることができず非常に苦しんでおりましたが、

一回御浄め受けた夜はよく眠られ、翌日さっそく御守りをいただきました。

最初雌雄二匹憑っていた様子でしたが、三日目に雌のほうは弱って死んだ様子でした。

講習を受けたとき「油断をしていたらたいへんなことになってしまった」と言ったそうです。

御浄めしている私の手を「カチューシャのような手だな」などと言ったり「ああ苦しい、ああ苦しい」と苦しがったりしておりました。

御浄めのとき「なにか頭で声がしたらすぐ口に出してみなさい」と患者に言って御浄めいたしますと、こんなふうなことを申しておりました。

雄のほうも一昨日はミミズくらい、昨日はシラミくらいになってまいりました。」


明主様御垂示
「狐が憑くと一度治ったように見えてまた邪魔することがあります。気長にやれば治りますよ。」




明主様御垂示 「浄霊で曇りが取れれば悪い狐霊は憑依できない」 (昭和27年9月1日)

信者の質問
「よく狐霊に翻弄される者がありますが、根本は薬毒が多くて霊が曇っている関係でございましょうか」

明主様御垂示
「そうです。」


信者の質問
「御浄霊いたしますと、悪いところにくると手が止るという者でございますが、

最近狐霊が出まして御守護御願いたしてありますが、狐霊のいたずらでございましょうか」

明主様御垂示
「いたずらというわけではないが、よく病気の分かる人があります。

それは狐霊でも幾つもあります。

それで狐霊というのは、一つ狐霊が憑いていないで、いろんなおかわりが入りますから、

そういうのはそういった良い狐霊を追出して、他の狐霊が入る。強いやつが入ります。

そういうことがあります。」


信者の発言
「結局御浄霊で良くするよりございませんので・・・」

明主様御垂示
「その人の曇が取れれば悪い狐霊は憑けなくなります。」




明主様御垂示 「入信後に狐霊が離れた事例」 (昭和24年6月8日)

信者の質問
「IY(四十二歳・女性)、本年四月二十九日精神病に罹り、五月十三日より浄霊致しております。

その初日狐霊の憑依している事が解りました。

本人は五月二十八日入信し、家に帰りましたが、胸にお守りを掛けているため狐が苦しみましたが、

四国金比羅本部に今迄持っていたお守りを送り返しましたら本人もその後普通人に返りました。

狐霊は果して満足したのでしょうか。お尋ね致します。」


明主様御垂示
「狐霊が苦しくておられぬのである。

これが本教の有難い所である。

中にお経より祝詞を奏げてくれというのもある。」




明主様御垂示 「人霊と狐霊の二重の憑依」 (昭和24年4月8日発行)

信者の質問
「本年三十七歳の女、十四、五年前夫に先立たれ、ある家へ後妻として嫁ぎました。

それより頭がたいへん重く時折気持ちが変になります。

そうして「お山へ帰る」などと申し、浄霊するや頭と胃部が痛み、呼吸が止まりそうに苦しみます。

先妻の怨みや狐霊のイタズラ、夫の死霊ではないかと思います。浄霊方法をお教えください。」


明主様御垂示
「これは夫の霊に狐霊が憑き、二重の憑依と思う。

これは善言讃詞をせいぜい聞かせ、御讃歌や信仰雑話を読んでやるといい。

そうすれば霊はだんだん改心して離れることになる。」