龍神の再生者・憑依者について
明主様御教え 「龍神界」より (昭和18年10月23日発行)
「(一部のみ引用) 人間の死後、その霊が龍神となる事もあり、又龍神が人間に再生する事もある。
かような事は現代人として意外に思うであろうが事実であるから書かざるを得ないのである。
しからば、何故霊魂が霊界において龍神に変化するかというに、その人が生前何らかに強い執着をもつ場合、霊界に行っても、その執着が離れず、ついに形態化して龍となるのである。
しかし普通人は蛇となるのであって、真の意味における龍神は絵にあるごとき形体で、頗る巨大なものであり、
これらは神格を得たものが、ある必要上龍体となるので、再生する場合、元の神格者となるのである。
彼の有名な八大龍王などはこの種の龍神であって、人間としては古事記にある八人男女(やたりおとめ)即ち五男神、三女神である。
しかしながら、蛇という名称ではあまりに卑俗である為、尊称してすべて龍神というのである。
私は、龍神が再生した人間と、又龍神が憑依した人間とを、数知れず見たのである。
そうしてそれは太股・横腹・腰等に鱗の形が表われているのであって、
その顕出状態は種々あり鮮明なるもの、朦朧(もうろう)たるもの、色も赤きあり、黒きあり、千差万別であるが、鱗の形である事は疑い得ないのである。
又 面貌によってもよく判るのである。
それは顴骨(かんこつ)高く、額部は角形で、前額部に青筋の隆起があり、眼は窪んで、顎も角張っており、
又 特徴としては、水をよく飲みたがるものである。
性質は執着が強く、人に屈する事を嫌うので、こういう人の面貌を熟視すると龍という感じが実によく現われているのである。
この種の人は世間相当あるから、何人も注意すれば発見する事は容易である。」
明主様御垂示 「龍神再生者の特徴」 (昭和24年7月3日)
信者の質問
「禽獣虫魚の四つに分けた場合、その中での上下はありましょうか。」
明主様御垂示
「それは鳥が一番上ですね。その次が獣、虫、それから魚です、禽獣虫魚の順ですよ。
鳥なんか人間より上かもしれない、頭の上を飛ぶんですからね。(笑声)
それから再生したのが判ることもあるし判らぬこともあります。
龍神なんかから再生した場合はよく判りますね。
額が角張ってて眼がくぼんでますし、それに水が好きでよく飲みますね。
水が好きな人はだいたい龍神にきまってますよ。
獣にもいろいろありますが、霊界で浄化されると再生しても判らなくなりますね。
虫なんかもありますよ、あいつは虫けらみたいな奴だなんていいますね。(笑声)
魚もあります。水泳の古橋なんかは魚の生まれ変わりですよ。(笑声)」
明主様御垂示 「龍神系の者は水を飲みたがる」 (昭和23年8月28日)
信者の質問
「憑依している龍神が浮かぶことはありましょうか。」
明主様御垂示
「少ないです。まれですね。よく浮いてきてしゃべるのは狐です。
男の人が龍神系か否かは判ります。
こうやってみんなを見ていてもよく判ります。
それから水を非常に飲みたがるのです。」
信者の質問
「日の系統の者に龍神になったものはありましょうか。」
明主様御垂示
「それはないでしょう。」
明主様御垂示 「龍神は一番水を飲みたがる」 (昭和26年12月1日)
信者の質問
「八才の女子、生後八カ月目に引きつけを起し、その後三カ月に一回ずつ引きつけを起し、四才からは春、秋と二回くらい起しております。
引きつけは、五日間くらい連続で、そのたびごとに口から泡のようなものをいくぶん出すようです。
三才までは水薬、散薬を服用(約二カ年)四才になり注射四、五本打ちました。
その後なにもしておりません。
昨年近所の方の奨めにより霊友会に入りましたが「三代前にこの子供と同じような子供が生まれ、その子を池の中に入れて殺したことがある。そのためである」と言われました。
しかし、この三代前のことは私どもにはぜんぜん分かりません。
引きつけを起さない時は、一日中非常に水を欲します。
また手に触れるものは、食物でもどんなものでも臭いを嗅ぐ癖を持っております。
また引きつけの発作を起す前には、食事はいくらでも食べます。
気性は荒く言葉は簡単な単語しか言えません。
こちらからの問いに対して返事はできませんが、自分からの要求はいたします。
十月にお道の事を聞き、横浜出張所に御浄霊をいただきに通い始めました。
初めは御浄霊を非常に厭がりましたが、最近ではおとなしくいただくようになりました。
十月末日、御屏風観音様を御奉斎させていただきました。夫はまだ入信いたしておりません。
この子の引きつけは霊的関係がございましょうか。
また、御浄霊の箇所につき御教示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的ですね。三代前に・・・池の中に・・・これは違うな。
池の中に入れて殺したとすれば、大いに水を飲まなければならない。
すると、これが生まれ変わってきたり憑依して、かえって水を欲しがらないわけですね。
やっぱり龍神ですね。
龍神は一番水を飲みたがるんですからね。
だからふつうの人でも、水を飲みたがる人がありますが、あれはみんな龍神の生まれ変わりか、憑依です。
そういう人の顔は角張っていたり、目が引っ込んでいたり、龍神的な顔をしてますからね。
つまり、祖先の一員で、龍神に堕ちている。それが憑っているんです。
これは、救ってやれば人間に生まれ変わってきますからね。
これはぜひ救わなければならない。
浄霊は、龍神はここに憑ってます・・・前頭部の中を中心にして、首のまわりに固まりがありますから、それをやる。
しかし、そうとう長くかかります・・・こういうのはね。
数年はかかるとみなければならない。
しかし、結局は治るんだから、一生治らないよりは結構です。
やはり、光明如来様をお祀りして、その部屋に寝かせておいた方が早いです。」
明主様御垂示 「水を飲みたがるのは龍神」 (昭和26年8月16日)
信者の質問
「TM(長男)と申す二十四歳の信者でございますが、十八歳の時、ある夜突然ひきつけを起しまして
以来月に一度ないし三カ月に一度くらいの割で起しておりました(症状は手足をバタつかせ呼吸困難となります)。
一年ほど前からこの発作はだいぶ遠のいてまいりましたが、今度は後頭部の頭痛と不眠が続き、物が二重に見え、視力が衰えてまいり、終に眼球が右と左に開いてまいりました。
医者も原因不明と申し手術の寸前御浄霊をいただくようになり、病勢好転、眼球の開き方はだいぶよくなりました。
その間、水を昼夜非常に飲みたがり、薬缶を枕頭に置いて飲みましたが、これも順調によくしていただきました。
家族は祖母を除いてみんな入信し、たいへん熱心にお導きもいたしております。
本人も進んで他人の御浄霊をいたしておりますが、この六月ごろより、なんとなく元気がなくなり衰弱してまいりました。
以前はさほど口数は多くない方でしたが、非常によくしゃべるようになり人を笑わせます。
また歩く時は酒飲みのようにフラフラいたします。苦痛はあまりなく食事は進みません。
この家は代々中気で倒れる人が多く、また祖母の代にその父と兄が海岸で水死しております。
他の家事のことは非常に御守護いただいておりまして熱心に信仰いたしておりますが、長男だけが右のような状態でございます。
右につき御教えを賜りたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは祟ってる霊があるんですね。
その解決がつかなければいけないんですがね。
手足をバタつかせ呼吸困難となります・・・こういう症状はみんな死霊ですからね。
死んだ時の症状をあらわす。癲癇ですね。
この発作はだいぶ遠のいてまいりました・・・霊が救われてきた。
物が二重に見えるのは乱視ですね。
ここ(後頭部)に毒が固まったためですね。
これはだんだん良くなってきます。
霊もだいぶ救われてきましたね。
水を飲みたがるのは龍神と思って良い。
いろいろとここの家の霊的の障りがあるのがだんだん取れていく。
龍神というが、やはり祖先の霊です。
それが救われたいので憑っていく。
しゃべるのは、これは霊の性質による。
フラフラする・・・これは蛇の霊が憑るとこういうことがあります。
中風で倒れたとか海岸で水死したという霊とは違います。
気長にやっていればだんだん治ります。
なるたけ御神書を読むように・・・日限の問題ですからね。
気長にやっていれば治ります。」
信者の質問
「四十年前に木を切り、そのため、子供が死んだということがあったんですが。」
明主様御垂示
「それとは違います。それは木龍ですからね。
これは水に住んでいた龍神ですからね。木龍ではないですね。
木龍が祟ると、耳が聞えないとか口がきけないというのが木龍ですからね。これはそうではない。」
明主様御垂示 「救われたい龍神の憑依」
怒りっぽく水飲む霊
信者の質問
「半身不随で半年程寝ていた祖母が御浄霊によって治して戴けました。
今迄非常に怒りっぽい性質で、家中が曇っておりましたが、治ってからはとてものんびりした性質になり、家中が明るくなりました。
所が最近月例祭をして戴くようになったら、その前後二、三日位ですが、また怒り出すようになり、その上水を沢山飲むようになりました。霊的でしょうか。」
明主様御垂示
「龍神で救われないのがいて、祖母さんに、救われたいために憑った。
浄霊していると治る。
霊界の時期が切迫しているので、救われたい霊が随分憑ってくる。」
明主様御垂示 「綺麗な河川を飲みたくなる龍神の再生者」
信者の質問
「私は綺麗な池、または川を見ると水を飲みたくなりますが、
(欲しくなった場合、一杯の水を飲めば気が安まります)どういう訳でしょうか。
海を見た場合は欲しくはありません。」
明主様御垂示
「こういう人こそ川か池にいた龍神である。あるいは鰻の一種かもしれない。」
明主様御垂示 「龍神の転生による胃癌」 (昭和25年4月8日)
信者の質問
「四十五歳の男子信徒(二十三年四月入信)、二十三年五月光明如来様御奉斎、同時に御屏風観音様を御祀りさせて戴きました。
二十三年九月頃より肺結核の御浄化を頂き、二十四年三月頃その御浄化は終り、胃癌の症状の御浄化が始まりました。
癌の固結は認められませんが、常に「ヌラ」を吐き続け、現在迄約一年間に一石以上吐いております。
食欲は好きな物なれば普通、体力は相当衰弱し、現在毎日上半身に寝汗をかいております。
入信時より自覚幻聴があり、御浄霊の折常に種々の霊的動作を続けておりましたが、現在は大分少くなって参りました。
非常に強い信念を持って信仰を続けております。」
明主様御垂示
「龍神の生れ代りである。ヌラは蛇の毒である。治る。」
明主様御垂示 「龍神は痒い」 (昭和25年5月22日)
信者の質問
「未入信の七十三歳の男子で御座いますが、昨年八月頃より風邪気味で床につきましたが、
その後ずっと休んでおり、最近は熱は御座いませんが、
皮膚が蛇の鱗のようになり、手足、胴体が非常にかゆいそうで御座います。
なおその家には以前五歳の子供が井戸に落ちて死んでおりますが、祀ってないそうで御座います。
霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。
なお、本人は三人の後妻を迎えましたが、いずれも死亡しております。」
明主様御垂示
「やはり龍神の生れ代りである。
龍神は非常に痒いものである。一日に三寒三熱である。
祀ってやらなければいけない。
龍神は夫婦の状態を嫌う。」
明主様御垂示 「龍神、天狗は我が強い」 (昭和23年8月28日)
信者の質問
「お道に関し我の強いのは龍神系でしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、龍神、天狗は我が強いです。
今度本にも書いたのですが苦しみというのは我と執着があるからであって、これは本当ではない。
我とは主観のことで、自分の思っていることが正しいと思うことです。
だからつまり主観をすてて客観的に、自分を離れて自分を見ることが大切です。
理屈をつけるのは我です。・・・
自分で自分の間違いが判らないのは、それは智慧がないからです。
だから智慧を磨かねばいけない。・・・
信仰の標準は智慧と誠です。
自分のしていることがいいか悪いかも判らなくては駄目です。
仏教でも智慧証覚と言い、キリスト教でも智慧の木の実という。
智慧のない人は無駄をやっては失敗するんです。」
明主様御垂示 「龍神憑依者にはラリルレロの音」 (昭和26年1月25日発行)
信者の質問
「外国語を言霊学にて解釈いたします場合に、固有名詞以外も発音そのままを語源五十音に当てはめるべきでありますか。
あるいは日本語に翻訳して解釈いたすべきでありますか、御垂示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「翻訳してはいけない。外国語そのままを用いるのが本当である。
この一例として少しばかり書いてみるが、今後起るところの米ソの対戦も、前大戦も、実は霊的に言えば龍神同士の戦いなのである。
言霊学上、龍神憑依者は必ずラリルレロの音がある。
マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、トルーマン、アットリー、ヒトラー、ムッソリー二等々をみても判るであろう。」
明主様御垂示 「運動に秀でるのは憑依霊の働き」 (昭和24年1月18日)
信者の質問
「「義経には鞍馬山の天狗が憑いていた」と御著書に拝見いたしますが、
スポーツ、武術などにて超人的妙技をするのもなにか憑依霊のためでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、そうですね。
水泳なんか龍神やときには鯉の霊が憑いてることもあります。
だいたい動物霊です。
古橋なんか龍神でしょうね。」
信者の質問
「よく世間では泳ぐ人のことを河童と申しますが。」
明主様御垂示
「ええ、しかし河童は泳ぐよりむしろ水遊びを好むんですね。」
明主様御垂示 「蛇を自由に操るのは龍神の再生者」 (昭和24年4月20日発行)
信者の質問
「俗に「ニガテ」と申しまして蛇をつかみますと蛇がグッタリしてしまいます。
また手の上に「トグロ」を巻いて載せておきましても、静かにして逃げることもなく咬みつかず自由自在にする人がございますが、これはいかなるわけでございましょうか。」
明主様御垂示
「相手より霊が強いのであって、副守護神の関係である。
龍神の再生した人などに多くあります。」
明主様御垂示 「注文通りのヤマメとる名人」
信者の質問
「山梨県南巨摩郡宮小川村で、この地方ではヤマメ捕りの名人とされ、渾名(あだな)をヤマメといわれる人があり、
この人は注文を受ければ必ずその数量だけ捕って参ります。
また、魚の大小も注文通り捕って来ると申します。
このような人は霊的にいかなる関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「ヤマメをふだん捕って食ったような動物の生れ代りか憑依である。大抵龍神である。」
明主様御講話 「龍神が一番人間の言葉が使えない」 (昭和29年4月16日)
「それから龍神がしゃべるということはなかなか難しいのです。
それでまた外国の龍神ですと外国語を使う龍神もあるが、
日本語を使う龍神というのは外国の龍神にはないのです。
そこでこれは日本の龍神に頼むのです。
といっても、龍神の話というのは言葉ではないので、たいてい目で話をするのです。
それで早いのです。今読んだだけのものなら一分もかからないでしょう。
そうすると、日本の龍神でも言葉ができる龍神があるし、
また龍神から人間になったのもたくさんありますから、そういうのに目で話をするのです。
そうすると日本語でいくらでもすっかり話ができるわけです。
それからよく狐だか祖先だか分からないことがありますが、
あれは、人間に憑って話をする場合に、狐は実にうまいのです。
狐は言葉はどんなのでも分かるので、人間と同じに話ができるのです。
そこで霊が狐に頼むのです。
その場合に、霊が祖霊に話をして祖霊が狐を使うのですが、そういうことが多いのです。
ですからよく狐だか人間だか分からないことがあるのです。
審神(さにわ)していて、狐と思ってしまったり、狐に瞞されるものかと一生懸命に用心しますが、そういう必要はないのです。
人間の霊に頼まれて狐がしゃべる場合には、狐が本性を現わすことがあるので、そこで狐に見えるのです。
私は以前そういう霊を扱ったことがあります。
古い本に出ているかもしれませんが、「さようでございます」「はい」と言って、
女なのですが、「オイ、そんなことは知るもんかい」と言うのです。
「貴様は狐だな、引っ込め引っ込め」と言うと、また人間の言葉になるのです。
そのうちにまた狐が出てくるのですが、ちょうど狐と人間と半々になるのです。
それで龍神が一番人間の言葉が使えないのです。
ですから私に一番最初憑った霊が、唸ってばかりいて口がきけなかったのですが、
一月ばかりいて人間の言葉が使えるようになったと言って非常に喜びましたが、そういうことがありました。
ですから外国の龍神もそういうようなわけです。」
明主様御垂示 「龍神が浄霊を受けたがることもある」 (昭和24年8月21発行)
信者の質問
「兵庫県のある人を御浄霊いたしましたところ、その人があとで申しますには、
後ろから霊射されているとき、腹部の前方に長さ一間くらいの細長いものが光って見え、それがうねっており、
頭が腹に入っていて尻尾が向こう側だったとのことでございますが、これは龍神でしょうか。」
明主様御垂示
「無論、龍神ですね。長さ一間くらいっていうからなかなか大きいんですね。
これは二つ考えられますが、一つは浄霊されると苦しいんで出ようとするんだけど、出られなくて頭だけどうしても抜けないんです。
それともう一つは、龍神自身が浄霊してもらいたいということもありますよ。
悪い龍神は黒いんですが、これは白いっていうんだからいい龍神ですね。
だからこの場合は、浄霊をしてもらいたくて来てる・・・と考えたらいいですね。」
明主様御垂示 「浄霊中白光の龍体脱出をみる」
信者の質問
「兵庫県西脇町のある患者を浄霊した時、後で本人が申したのですが「後ろから霊射を受けていた時自分の腹部の前方に長さ一間半位の白く光るものが出てうねっているのが見えました。
それは尾の方で頭部は自分の腹に入っており足二本は自分の方に向いていた・・・」と云うのですが龍神でしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「これは龍神で、浄霊受け苦しいので、出ようとして頭だけ出し、尾の方が出られぬのである。
また、龍神自身が救われたいためかである。
浄霊をしてもらいたいためというのが本当である。」
明主様御垂示 「教修により龍神が救われることもある」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「私は昭和二十一年十二月教修をいただきましたが、教修の一週間後に夢を見ました。
それは庭のありもしない 所に一本の松が立っていて、不思議だなと思っているうちに松が龍に変わり、その龍は天に昇って行きました。これはいかなるわけでしょうか。
明主様の御垂示
「これは、この人に憑いていた龍神が、この人が信仰に入ったために救われたんです。
こういう龍神はもうそうとう修業ができていて、
あとわずかばかり残っていたところを、この人が教修を受けてくれたために曇りがとれて昇天したんです。
で、そのことを知らせるために夢を見せたんです。
よくあることですね。」
明主様御垂示 「御神業参加を希望する龍神の憑依による食欲不振」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「私は一年程前に蛇が左足より腹に入った夢を見ました。
その当時少し気分が悪かったのですが、それ以来特にお腹が重く、身体中がだるくなり、
四ケ月程お医者にかかりましたが貧血だと言うので寝ておりました。
その後浄霊の御蔭で今は大変よくなり、御蔭様で動けるようになりましたが、
今でも時々ひどく身体がだるくなり、食欲がなくなります。
この時思い切って食事を戴きますとやがて治ってしまいますが、不思議でなりません。
いかなる理由でありましょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「この宗教で助かりたいためこの人の体へ入り、その人の体を使って働きたいので、この龍神が入信するようにしたものである。」
明主様御垂示 「龍神の憑依による性格の変貌」 (昭和24年8月21発行)
信者の質問
「半身不随だった祖母を半年前から御浄霊いたしましたところ、非常に怒りっぽい性質だったのがとてものんびりした気性になり、祖母が怒るために暗かった家庭も明るくなってまいりました。
ところが先日月並祭の二、三日前からまた以前のように怒り出し、水を驚くほど飲みたがります。これは霊的でしょうか。」
明主様御垂示
「霊的ですね、これは龍神で救われないのがかかってきたんですよ、救われたいもんだから。浄霊を続ければ治りますよ。
もう霊界が切迫してるんで、これからもこんなふうにかかってくるのがたくさんありますよ。」
明主様御垂示 「太指の娘出生して商売繁昌」 (昭和25年1月12日)
信者の質問
「未入信のKS氏長女は生れつき左の指が非常に太くしなやかでございます。
あまりの恥しさに女学校に行くようになりまして手術したのでございますが、よくならなかったのだそうで御座います。
その家業は元貿易商にて、その子が出生以来非常な繁昌振りだったそうでございます。
この場合、何か娘の指と繁盛とは関係があるもので御座いましょうか。御伺させていただきます。」
明主様御垂示
「龍神が憑いている。指より太い龍である。
龍神は商売繁昌等にとても力がある。
それで、巳の夢などはいいとしている。」
明主様御垂示 「無出血出産と燃えぬ赤黒塊」 (昭和24年7月7日)
信者の質問
「TS子(二十五歳)五月二十七日女児を誕生致しましたところ、子供は健在ですが、本人は産時は身体は白蝋のごとくして、産後は一滴も出血がなく、後日腹膜症状にて全身腫脹致し、七月三日腹部に痛みを覚えつつ死去致しました。
その人は六月入信し、勿論御浄霊を戴いておりました。
火葬の際直径五寸位の柔らかい弾力性の赤黒い塊が残り、金棒で突いても壊れず、遂に燃え残りました。
皆不思議に思っておりますが、この塊は何でありましょう。御教え願います。」
明主様御垂示
「身体がピンピンしてから入信すべきである。
産後本を読んだりなどして頭を使う事はいけない。
その赤黒い玉が血液を吸収したんだろう。それは霊である。霊の物質化したものである。何者の霊か判らぬ。
龍神で、人間に生れたいために長く憑っていた。
他の子供が出来たんで、龍神が脱け、龍神がいた時の人間になるべきものが残ったのである。
物質化した時、龍神に関係したものが一番強い。
そのままにしておいて差支えない。
すべて霊は玉になる。」
明主様御垂示 「殺した白蛇の子蛇」 (昭和24年7月2日)
信者の質問
「先日御開示戴きました浦和市在住の能見たえ宅にて、二十年程前、長さ一尺程の白蛇を殺し地に埋めました。
その後体中が時間を限って熱くなるのを覚えて来ました。
去る六月十三日、その二十年前に殺したと同様の白蛇が宅の庭におりました。
この白蛇は殺した蛇と何か関係が御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「関係がある。
白蛇の子が育ったものである。
白蛇は一ぺんに何十匹も子を生むもので、まだ子がいる。
一ぺん生んだだけで何十匹である。」
明主様御垂示 「龍神の憑依により浄霊が固め療法になることもある」 (昭和24年7月23日)
信者の質問
「ある会員の方ですが、その人が他の人を御浄霊いたしますと受けるほうがだれでも寒く感じます。これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「これはアベコベだな。あったかくなるのが本当ですが、これは霊的に水が出るんですね。」
信者の質問
「だれをいたしましてもそうでございます。」
明主様御垂示
「受けた人が。」
信者の質問
「はい。」
明主様御垂示
「変わってるね、・・・しかし、やってるうちにだんだん治りますよ。これは龍神ですね。」
信者の質問
「しかし、その人は御浄霊してよく効果を上げております。」
明主様御垂示
「ははあ、やっぱり龍神ですね、水の霊気が行くんですよ。」
信者の質問
「その場合でも毒を溶かすのでしょうか。」
明主様御垂示
「さあ、そうはいきませんね、火素じゃなくちゃあね。固める意味になるんです。」
信者の質問
「御光りをいただいてもでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ。」
信者の質問
「御浄霊をしていただきますとブルブルッと寒気がいたします。」
明主様御垂示
「とにかく変わってますね、まあ、もう少し様子を見ててごらんなさい。」
明主様御垂示 「龍神憑依と人間」 (昭和23年)
「人間の霊的階級により、各階層の龍神が憑く。
善悪によっても憑く。
赤龍など共産主義、黒龍は邪神の頭目である。」