地龍について
明主様御垂示 「地の神は地龍」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「田舎には、どこの家にも地の神様がお祀りしてございますが、地の神様はいかなる神様でございましょうか。」
明主様御垂示
「神様にはいろいろな役があり、地の神は地龍で産土神の支配により守護しているのであります。」
明主様御垂示 「地龍のお宮」 (昭和24年7月5日)
信者の質問
「去年家内中御光を頂き光明如来様も御祭りして布教に熱心な家ですが、
長男二十五才は二年前から痔瘻から結核となり、医者に見離されていましたが、本年五月楽に死にました。
死ぬ前日の晩、叔母が仏壇の前で善言讃詞を奏げている中に叔母に霊が憑り、
「己はここの地主だ。断りなしに己の土地に家を建て、先祖にばかり供養して己には飯も水も供えない、謝らなければ子供を皆殺してやる」と言いますので、
謝ってそれ以来仏壇に御飯と水を供えています。
なおこの土地は銀行から借りたので地主の事は全然知らないとの事です。今後いかにしたら宜敷いでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「地龍・・・土地に住んでる龍で、良く地の神様という。
殺した人に怨みを報ゆるのでなく、彼等は住む人に怨みをかける。
そういう所へ住むのもその人に曇りがあるからで、相応の理である。
罪穢があるのである。
よく謝り庭か何かにお宮を作ってやる。石で二尺積んで石の宮にし、土地の名がよい。
生米が好きであるから忘れずに上げる。」
明主様御垂示 「住人続死の祟りの家」 (昭和24年5月25日発行)
信者の質問
「西宮市近郊のある家で最初に建築した人は一家四人が三人まで死し、
続いてその家を買った人も二人家族の主人がすぐ死に、
三代目の家でもすでに二人死し一人はもっか病床に伏し飼猫までが病気であります。
その在地はもと池も大木もなく野原でありまして、どうしてよいか解らず困っております。
御神体をお祭りするだけでよろしゅうございましょうか。病人には霊の憑依現象はありません。」
明主様御垂示
「これはなにか祟っている。このままではいけない。
おそらく古戦場とかなにか、たくさんの人が死んだ所であろう。
地縛の霊がいて助けを求めているのだろう。
地縛の霊は建物を建てられると苦しい。
地縛の霊でも、ふつうのはなにもないが、怒りっぽい霊、しつこい霊がいるか、
あるいは地龍の特定の住所になっていて、そこをどけ、ということだから二、三十間以上移住するとよい。
やむを得ないときは、光明如来様にお願いすると夢などで知らせていただける。
時期を経れば浄まって良くなる。」