井戸について


明主様御垂示 「掘井場所の選定について」 (昭和25年2月28日)

信者の質問
「井戸を掘る場合、水のよく出る場所を選ぶにはどういたしたらよろしいので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「光明如来様にお願いし、出る所を差図お願いする。

そして掘りたい所を掘る。」




明主様御垂示 「井戸を掘ると村の水が絶える事例」 (昭和24年12月)

独占欲の強い龍神

信者の質問
「信州の某地では井戸を掘ると全村の水が絶えてしまい、いまに至るも井戸がありませんが、

井戸を掘れるようにいたしますにはどのようにすればよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「これは龍神ですね。龍神が井戸を嫌って掘らせないんです。

井戸を掘ると、そこへいろんな龍神がやって来るんで、それを嫌がるんですよ。

ま、自分だけでこの村を独占したいんですね。

龍神にもいろんな性格があるんで、こんなのは博愛心のない龍神ですね。

しかし、こんな間違ったことはそう長く続くもんじゃありませんよ。

いまはもう差し支えないでしょう。

殊に、光明如来様をお祀りした家の人は絶対差し支えありませんよ。

とにかく、間違ったことはそう長く許されるもんじゃないんです。」




明主様御垂示 「井戸を掘ると災難」 (昭和24年5月15日)

独占欲の強い龍神

信者の質問
「播州の岩屋という土地では、井戸を掘ると、掘った家は次々と災厄のために断えてしまい、

また仕事をした人も災難を受けるという伝説がありますので、岩屋には井戸がないそうですが、どういう訳で御座いましょうか。

また、掘れるようにするにはどうすればよろしいでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「龍神である。龍神の性格によるので、龍神が井戸が嫌いなのである。

掘らせないためにそうするのである。

井戸を掘ると外の龍神が沢山来るのを嫌がる。

博愛心がなく独占欲が強い。

そういう事は許されるものでなく、長く続くものでない。

光明如来様をお祭りした家ではドシドシ掘るとよい。」




明主様御垂示 「井戸水と人間の善悪」 (昭和24年3月15日)

信者の質問
「私の村は井戸の少ない村です。以前に少し水の出た井戸で今は水の出なくなった井戸があります。

所有者は稲荷の信者です。

その人の娘が嫁いだ夫が、御光を戴き信者になりました。

そこでもし御浄霊によって井戸の水が出るようになると、村の者も大変助かるのであります。

また、布教のためこういう事は観音様に御願いしてもかまいませんか。

また、どういうように御願いしたらこの願いを叶えて下さるでしょうか。御垂示下さい。」


明主様御垂示
「皆が幸せになる事は、何でもお願いしていい。

信者が多くなると水が出るようになる。

要は水を使う人間にある。

人間が善くなれば水もよく出、良いのが出る。わるい人間がいると・・・。」




明主様御垂示 「井戸水の濁りの原因」

信者の質問
「三ケ月前より井戸水がにごります。」


明主様御垂示
「井戸が濁るのは何か違った所がある訳があるから査べてみよ。

でなければ字の額をかいて上げる事。

以前坂井が、水が出なかったので「恵水」という額をかいてやったらよく出るようになった。

水でも木でも、その人その家の運命に必ず大きい関係がある。

大森で松が枯れた時災難があった。

自分自身をみつめる事。

順序が違うとか不純な信仰とか何かあるか査べよ。

(不純な信仰、間違った神祭、運命等種々関係がある)」




明主様御垂示 「浄霊で浄水とならぬ井戸水」 (昭和24年3月15日)

信者の質問
「私の家の水は以前より濁りまして困りました。

十九年に御光を戴きまして、それより井戸に浄霊致しておりますが今日に至るも澄み清まりません。

どうしたものでしょうか。また望みないとしたらいかなる方法で処置したらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「澄ます事も出来るが、徳を積まなくてはいけない。御書体の額をおかけするとよい。」




明主様御垂示 「浄霊で浄水とならぬ井戸水」 (昭和24年11月7日)

信者の質問
「本年九月入信致しました者で、昭和二十一年四月、私の家の井戸が出なくなりましたので、新しく掘りましたが、

その井戸は芋等を洗えば黒くなるような「ツブ水」にて、

入信前より先生の浄霊を受けていますが、未だに浄水にならないのですが、

誠心が足りないのでしょうか、今後いかにすればいいものでしょうか。

御伺い申し上げます。光明如来様は奉斎しております。」


明主様御垂示
「水の性質か何かであろう。お額をかけるとよい。」




明主様御垂示 「井戸水の汚濁が龍神の罪穢れの事例」 (昭和25年4月23日発行)

信者の質問
「ある家で井戸の水が平素は赤くさび色ですが、その家に病人が出ると必ずきれいになります。これはいかなるわけでしょうか。」


明主様御垂示
「変わってますね、これは。まるで、病人が赤さびを引き受けるようなもんですね。・・・やっぱりこれは龍神ですね。

その龍神に罪穢れがあって、それが始終浄化して水を濁してるんでしょう。

そしてある場合には、なにかの目的で人間にかかるんで、その間は水がきれいになるんですよ。そういう意味ですね。

しかし、こんなのはそう長くは続きませんね。

ある時期が来るときれいになりますよ。」




明主様御垂示 「降雨後における井戸水の濁りに対する対策」 (昭和24年9月25日発行)

信者の質問
「降雨後井戸水が濁って困るので先生にお聞きしたところ、

浄霊をするようにと言われましたのでそのようにいたしましたが効果なく、

降雨後三、四日は濁っております。いかなるわけでしょうか。」


明主様御垂示
「雨水がしみるときに泥がとけて混る、それで濁る。

龍神のする場合なら浄霊で澄むが、浄霊で澄まぬときは唯物的に治すべきで井戸屋に頼んで底をさらってもらい、洩(も)る所を治してもらえばよい。」




明主様御垂示 「井戸水が黒色になった事例」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「六月十五日午後一時から井戸の水が重油をあけたように変りまして午後六時頃から清い水となって飲食に使用しております。毎日でございますが」

明主様御垂示
「そこから石油が湧くんじゃないですか。」


信者の発言
「そういうことはございません」

明主様御垂示
「どこです。」


信者の発言
「石川県鳳至郡住吉、NS」

明主様御垂示
「濁った具合は泥と違いますか。」


信者の発言
「なにか・・・黒い色になります」

明主様御垂示
「油ではないですか。」


信者の発言
「違います」

明主様御垂示
「それで、ときどききれいになりますね。」


信者の発言
「午後六時になると、きれいな水になります。

家は家族全部入信。光明如来様を御奉斎させていただいております」

明主様御垂示
「濁った色は濃いですか。」


信者の発言
「真っ黒ではないですが、かなり濃いです」

明主様御垂示
「臭いは」


信者の発言
「しません」

明主様御垂示
「今度サイダー瓶か何かに入れて持ってきてご覧なさい。見てあげます。」




明主様御垂示 「一村濁水の原因」 (昭和23年10月17日)

信者の質問
「私の村では付近一帯の井戸水が濁り、飲料水として漉して使っております。

いかなる訳でしょうか。浄まる方法が御座いましょうか。」


明主様御垂示
「中途から濁ったなら訳がある。水は非常に原因がある。

村の人が月に一ぺん産土の神様へ、村全体か総代でもいい、お詣りしてお願いする。

そしてお宮の破損箇所などを修理して掃除する。

そして産土神の気に入るようにする。何か神様に面白くない事があるのである。

氏子が皆間違っているからというので濁したものだと思う。

天神様はなかなか力がある。

(道真は藤原時平の讒(ざん)言で苛めたので、火龍となって苛めた者を皆殺した。

最後に紫宸殿に落雷したので、祀ったのが天満宮である。だから非常に力がある)

以前、大蔵省に将門の霊が祟って大騒ぎした事がある。」




明主様御垂示 「井戸の水質の改善」 (昭和25年4月23日発行)

儲けたお金は良いことに使うべき

信者の質問
「私の家の井戸は村一番水質がよかったのですが、昭和一二年一二月の南海地震のため水が止まり、一昨年より水が溜まり始めましたが水質が硬水になりました。

私は昨年三月入信以来御浄霊いたしましたところ、水は澄んできましたがまだ硬水です。

早く御利益をいただくにはいかにいたしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「これは方法がないこともありませんが、信仰が浅いと具合が悪いですね。

一番いい方法は信仰により人助けをすることです。

それから、これはちょっとなんですが、金を儲けたときにその金をできるだけいいほうへ使うんです。

そうすると水がよくなりますよ。

なぜかって言うと、水ってものは財物と共通したもんですからね。

だから湯水のように金を使うって言いますが、実際うまく言ってますね。

金を自分勝手のことに使っちゃなんにもなりませんね。

それとともに、光明如来様によくお願いして浄霊することですね。」




明主様御垂示 「井戸水が出ない場合の御祈願」 (昭和24年4月23日発行)

信者の質問
「私の村は井戸の少ない所で、現在では水の出なくなった井戸がたくさんございます。

この井戸の所有者は稲荷の信者ですが、このたびその娘が入信いたしました。

御浄霊により井戸水は出るようになりましょうか。

また水が出ますように、光明如来様にお願いしてもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「ええ、なんにしろ、みんなが仕合せになることならなんでもお願いしていいですよ。

このお願いの仕方といっても、思うことを言ってお願いすればいいんで、なにも特別にやり方があるわけではありませんよ。・・・

これは水が出るようになります。

信者が多くなれば水が出るようになるわけです。

水を使うのは人間だから、いい人間が多くなればお恵みをくださるんです。

どうしても悪い人間の多いときは思うようには行きません。」




明主様御垂示 「井戸水の切れ解決法」

信者の質問
「井戸水が早く切れるのは霊的に意味がありますか。」


明主様御垂示
「溜るのが少くなる訳で、霊的にも物的にもある。

水道が細いのに沢山汲めば、早くなくなる訳である。

龍神が活動すると、龍は水を引寄せる力があるので、龍神など祀ると、水が多く出るようになる。

但し、龍神に力の強弱があるので必ずしもそうでない。

多くする方法はある。

「恵水」の御額を掛けると水が出る。」




明主様御垂示 「想念による井戸の水量の変化」 (昭和26年9月8日)

恩義を忘れて死ぬ人もいる

信者の質問
「熱心な信者の妹の家で、二十年くらい前から井戸の水が出ず、光明如来様にお願いすると良いと言われ、お願いしましたら、

第一回でバケツ一杯出て、二回、三回となるうちに、非常に良い水が出たそうです。

それで、日に十円づつを御奉仕して感謝しなさいと申したそうですが、

二十五日ほどして感謝が薄らいできて、御奉仕の気持ちもなくなり、

姉妹喧嘩となり、恩だけは受けて感謝がないから止まるというと、二、三日して止まりました。

妹も不便を感じ、またお願いしましたら、真っ黒いものが出たそうです。

それで、お前がまだ黒いからだ、と申したそうです。最近は赤い水に変りました」


明主様御垂示
「とにかく、最初恩義を忘れたこと、その罪です。

そこで、そういう魂の人はそうとう曇りが多いので、水によって曇りを取ってくださるんです。

ある程度そうされなければならないんです。

そういうわけで、それでいいんです。

病気でも、お蔭いただいて良くなって、一生懸命感激して信仰しようと言いながら、しないが、

今度はハッとして一生懸命やるが、そのために死ぬような人があります。

本当に、あまりにはっきりしてますね。」




明主様御垂示 「井戸の金気の対処法」 (昭和24年10月8日)

信者の質問
「一、私の家には井戸が座敷の下にあり、外へ鉄管で引出して使用しておりますが、差支えないものでしょうか。

二、また、非常に金気が多いのですが、良くなる方法が御座いましょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「一、極めてよくない。

二、水自体に金気の多いのがある。

あるいいは地下水の水口に鉄分が多いのである。

水が綺麗になる事は出来なくもない。

「恵水」の額を掲げるといい。」




明主様御垂示 「井戸の金気」 (昭和24年9月6日)

信者の質問
「左記の井戸

掘った時―昭和二十四年二月末日。井戸の深さ二十五尺。

水溜り―八尺位。一日の使用量―五十石位。

金気がひどいので水質試験の結果、飲料にしてもよいと言われましたが、

風呂を沸かせば赤色となり洗濯をすれば白い物に色が付きます。

浄霊を七回しましたところ、水垢の沢山ある日、または赤色の時もあり、清水の時もあります。

どうしたらよろしゅう御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「も少し深く掘る。

水口に鉄分がある。それで赤錆が出てくる。

深く掘ると、鉄分層を通り越してしまう。

であるから、一番いいのは花崗岩を通るものである。」




明主様御垂示 「水道ポンプ踏む事」 (昭和25年2月27日)

信者の質問
「私の家の井戸が未の方にありますが、少し遠く便利の悪いためその井戸から鉄管で辰の方へ引き、井戸場としてポンプをかけて使用しております。

未の方の井戸にはコンクリートで蓋をし、土をかけてあり、門が巳午の方にあります故、その井戸並びに鉄管を毎日歩き踏んでおりますが、どうでありましょうか。

御伺い願います。」


明主様御垂示
「差支えない。」




明主様御垂示 「井戸取壊しの処置」

信者の質問
「打込み井戸を取壊します際、その後をいかに致しましたらよろしゅう御座いましょうか。」


明主様御垂示
「構わない。」




明主様御垂示 「涸れ井戸を埋めるのは差し支えない」 (昭和24年2月10日)

信者の質問
「水の出なくなった井戸を埋めてしまいたいと思いますが、そのまま埋めて差支えないでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「水が出なくなれば、龍神はいなくなるから、埋めても差支えない。」




明主様御垂示 「涸れ井戸を埋めてよいか」 (昭和24年8月12日)

信者の質問
「井戸水が涸れた場合は龍神がいないと見て埋めて差支えないもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「それでよい。龍神なら必ず水が必要である。

人間に生れ更ったか何かでいなくなったのであろう。」




明主様御垂示 「十七年前埋めた井戸」 (昭和24年7月2日)

信者の質問
「自宅より離れた所の借家の井戸を十七、八年前に埋めました。

世間で竹を井戸にさして埋めると良いと言われて、竹をさして埋めたので御座居ますが、その竹は既に腐っておりますが、そうした事で祟りがあるもので御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「十七年も前なら何も心配の要はない。」




明主様御垂示 「二十年前埋めた井戸」 (昭和24年8月29日)

信者の質問
「約二十年前に家を取除き、その時使用していた井戸も一緒に埋めて終った屋敷を新しく買った人(本年三月受教修)が、埋めた井戸の上に新築を始めましたが差支えございませんか。」


明主様御垂示
「光明如来様をお祭すれば差支えない。

二十年も経ってるからいい。」




明主様御垂示 「ガス井戸止る」 (昭和24年6月3日)

信者の質問
「私は硝子製造業で御座います。

本年三月光明如来様をお祭りしていますが、本年四月三十日ガス井戸が突然止りましたので、ただ今掃除を致しております。

元のようにガスが出るようになりましょうか。

また、新しい井戸でありまして、はや止ると言う事は考えられないので、不思議でなりません。

何かの祟りでもあるのではないでしょうか。」


明主様御垂示
「天然ガス・・・祟りではない。祖霊がやる。も少し経ってみねば分らぬ。」