龍神の活動について


明主様御垂示 「龍王はいかに現界に働くか」 (昭和24年6月21日)

信者の質問
「八大龍王、その他神々様が現界に御出ましになり、御活動あらせられる由に御教えを戴いておりますが、現界にては本守護神として御生れになっておられるのでしょうか。

あるいは御憑りになって御働き遊ばされるので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「(両方である)一たん天へ昇り人間に生れるのがあり、そのまま人間に憑るのもある。

龍神は昇天して人間に生れるのが本当であるが、それでは時期が間に合わぬ。

一日も早く人間に憑って活動するのが本当である。

(高位の龍神は働かないから一旦昇天してから憑るが、働く龍神の方が多い)

人間に憑る方が多い。」




明主様御垂示 「龍神は商売を繁盛させる腕がある」 (昭和26年7月1日)

信者の質問
「西宮の会社で井戸を掘ったところ、奇妙な石が出て、行者に見てもらいましたところ、祀るようにと言われ、祀っておりましたが、

支社の九州中津で井戸を掘りましたところ、西宮に出た石と同じ石が出たそうです。

それで、夫婦だろうと言うので西宮の石を中津に持って行きましたところ、石が出てから非常に盛んであった本社がだんだんさびれてまいり、

どうしたら良いかと相談を受けましたのでございますが、どういたしましたらよろしいでございましょうか」

明主様御垂示
「西宮のほうは、光明如来様はお祀りしてますか?」


信者の発言
「社長室には御額をお掛けして、自宅には光明如来様をお祀りしております」

明主様御垂示
「それはね、やり方が逆になっている。

分工場に一緒にしているでしょう。

本社に祀るのが本当です。

分けて良いけれど、祀るとすれば本社に祀るべきです。

支店のほうに祀るというのが違う。

いっそ、別れ別れにするか、本社にするかどっちかですね。

その土地から出たということは、その土地から離れてはいけない。

最初、本社から出たのだから、やはり本社に祀るんですね。

それから支社に出たんですね。

位の上のものが行くんだからね。

全て理屈に合っていなければならない。行者の間違いです。

しかしおもしろいですね。同じ石とはね。

なにしろ、本社のを向こうに移すのはいけないですね。

支社のほうはどっちでもかまわないです。

西宮の石が、そうしてもらいたいのです。

たいがい龍神ですからね。(中略)


いまの石だけど、両方本社に祀らなければいけない。それが本当です。やっぱり夫婦ですよ。

今まで、親父が妻君のほうに同居していた。

どういう所に祀っていたんですか。」


信者の発言
「井戸の側でございます」

明主様御垂示
「名前はつけてあるんですか。」


信者の発言
「いいえ」

明主様御垂示
「必要はないですね。やっぱりね、本社が盛んになれば支社も盛んになる。

本社が盛んになれば支社はいくつもできるようになる。

それで、なにかあるとお知らせするでしょう。

龍神というのは、非常に商売繁盛させる腕があるからね。


先に名古屋で、非常に繁盛した宿屋で・・・いまはないが昔あった。

その宿屋の妻君に会ったが、そこの家は蛇がたくさんいるんだ。

よく、東京から、西園寺さんがそこに来て泊って・・・それで、繁盛した。

ところが、火事で丸焼けになった。

そうしたら、蛇も一緒に死んだ。

それで、後から普請してやってもうまくいかなかった。

まったく蛇がやっていたんですね。」


信者の質問
「これからは、そういう奇跡はなくなっていくわけでございましょうか」

明主様御垂示
「だんだんなくなっていきます・・・夜の世界だからね。

しかし、世界の物質の宝は龍宮の乙姫さんが一時握っていたわけなんです。」


(その事案のその後の顛末 昭和26年12月1日 御垂示)

信者の質問
「今年の夏、箱根で御教えいただきました西宮の井戸から石が出たということでございますが、ようやくにして持ってまいりましたが、

同時に会社を解散し競売することになりましたが、お蔭様でこちらが思っている通りの値段で売れました。

しかし、工場の敷地が、道をはさんで両側にあり、別々に売れたために、稲荷を祀ってないほうに作るべきか、共同にすべきかということでございますが」


明主様御垂示
「共同が良いじゃないですか。

会社は別でも、狐は喜びます。」




明主様御垂示 「太指の娘出生して商売繁昌」 (昭和25年1月12日)

信者の質問
「未入信のKS氏長女は生れつき左の指が非常に太くしなやかでございます。

あまりの恥しさに女学校に行くようになりまして手術したのでございますが、よくならなかったのだそうで御座います。

その家業は元貿易商にて、その子が出生以来非常な繁昌振りだったそうでございます。

この場合、何か娘の指と繁盛とは関係があるもので御座いましょうか。御伺させていただきます。」


明主様御垂示
「龍神が憑いている。指より太い龍である。

龍神は商売繁昌等にとても力がある。

それで、巳の夢などはいいとしている。」




明主様御垂示 「龍の呼吸、蛇と物質」 (昭和23年6月26日)

「龍の口の開いてるのと閉じてるのとの相違・・・。

龍は殆ど鼻で呼吸は出来ないと思う。

画に描いても歯は必ず開いている。少しでも開いている。

下呂の山田という資産家が、ある時宝殊の玉が飛んで来た。

稲荷と思って祀った。するとここ掘れと言うので掘ったが出ない。

掘り方が足らぬと言うのでまた掘り下げ、遂に温泉が出るに至った。それが下呂温泉の発端である。

名古屋一の丸文旅館には蛇がウンといる。火事で焼けた。その後へまた蛇が寄って来た。

蛇が沢山いて客が殖える。蛇は客を呼ぶものである。

神山荘で、蛇を殺すと祝詞を奏げてやり、良い所へ行くよう、神様にお願いしてやると、非常に喜ぶ。

蛇が木の上の雀の巣を狙い、親雀に殺され、パッタリ地上へ落ちた。

それが蟻になって木へ登り、巣の中の雀を殺してしまった。」




明主様御垂示 「龍昇天の夢」 (昭和24年2月22日)

信者の質問
「今暁三時頃の夢で高天より龍神が下界へ向って下降して参りました。

最初龍神の大きさは三尺位でしたが地上二百米位のところでは八尺位の大きさに見えました。

その時龍体に亀甲のごとき鱗が数個見えた途端に目が覚めました。

何か異変の暗示で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「結構な夢である。

昇天した龍が、貴君の身体を使って今度働こうという訳である。」




明主様御垂示 「御神業参加を希望する龍神の憑依による食欲不振」 (昭和24年8月9日)

信者の質問
「私は一年程前に蛇が左足より腹に入った夢を見ました。

その当時少し気分が悪かったのですが、それ以来特にお腹が重く、身体中がだるくなり、

四ケ月程お医者にかかりましたが貧血だと言うので寝ておりました。

その後浄霊の御蔭で今は大変よくなり、御蔭様で動けるようになりましたが、

今でも時々ひどく身体がだるくなり、食欲がなくなります。

この時思い切って食事を戴きますとやがて治ってしまいますが、不思議でなりません。

いかなる理由でありましょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「この宗教で助かりたいためこの人の体へ入り、その人の体を使って働きたいので、この龍神が入信するようにしたものである。」




明主様御垂示 「教修により龍神が救われることもある」 (昭和24年8月23日)

信者の質問
「私は昭和十二年十二月教修をいただきましたが、教修の一週間後に夢を見ました。

それは庭のありもしない 所に一本の松が立っていて、不思議だなと思っているうちに松が龍に変わり、その龍は天に昇って行きました。これはいかなるわけでしょうか。


明主様の御垂示
「これは、この人に憑いていた龍神が、この人が信仰に入ったために救われたんです。

こういう龍神はもうそうとう修業ができていて、

あとわずかばかり残っていたところを、この人が教修を受けてくれたために曇りがとれて昇天したんです。

で、そのことを知らせるために夢を見せたんです。

よくあることですね。」




明主様御垂示 「御神書を聞きたい龍神もいる」 (昭和28年10月1日)

信者の質問
「屋敷内にそうとう年数を経た木が二本と竹薮がありますので、それを整理するために私の息子が先月十九、二十日と整理し、

二十一日にお祭をして、その日から夜八時か九時になると毎晩、脊髄の四、五番目くらいの所が十円銅貨大に痛みます。

触っても別に感じません。浄霊は頭の上から腰、痛む所をさせていただきますと楽になるのが早いようですが、だいたい一時間ぐらい息が止まるようなことがあります。

私が以前に井戸を掘っておりましたことがありますが、そのとき同じ場所が痛んだことがあり、私はそれが動機で入信させていただきました」

明主様御垂示
「熱はありませんか。」


信者の説明
「ございません」

明主様御垂示
「霊的です。整理したというそれに関係があるのです。霊が憑ったのです。御神書は読んでますか。」


信者の説明
「始終拝読しております」

明主様御垂示
「御神書をウンと読めばよいです。

そうすればそれで治ります。

その霊は龍神です。

それで神様のことを聞きたいらしいのです。

御神書を読んでもらいたいのです。

ですから御神書を読むのが一番よいです。

ある程度までゆけば良くなります。


今霊界ではメシヤ教のことを知りたがっている霊がたくさんあります。

ですから御神書を読んでやるのが一番よいのです。

それで読むときには、小さくてもよいから声を出したほうがよいです。

何も異常がないときにはそういう必要はないが、自分が具合が悪い、家族が具合が悪いというときはメシヤ教のことを知りたがって憑っていることがあるから、そう思ったときには声を出したほうがよいです。」




明主様御垂示 「龍神が浄霊を受けたがることもある」 (昭和24年8月21発行)

信者の質問
「兵庫県のある人を御浄霊いたしましたところ、その人があとで申しますには、

後ろから霊射されているとき、腹部の前方に長さ一間くらいの細長いものが光って見え、それがうねっており、

頭が腹に入っていて尻尾が向こう側だったとのことでございますが、これは龍神でしょうか。」


明主様御垂示
「無論、龍神ですね。長さ一間くらいっていうからなかなか大きいんですね。

これは二つ考えられますが、一つは浄霊されると苦しいんで出ようとするんだけど、出られなくて頭だけどうしても抜けないんです。

それともう一つは、龍神自身が浄霊してもらいたいということもありますよ。

悪い龍神は黒いんですが、これは白いっていうんだからいい龍神ですね。

だからこの場合は、浄霊をしてもらいたくて来てる・・・と考えたらいいですね。」




明主様御垂示 「浄霊中白光の龍体脱出をみる」

信者の質問
「兵庫県西脇町のある患者を浄霊した時、後で本人が申したのですが「後ろから霊射を受けていた時自分の腹部の前方に長さ一間半位の白く光るものが出てうねっているのが見えました。

それは尾の方で頭部は自分の腹に入っており足二本は自分の方に向いていた・・・」と云うのですが龍神でしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「これは龍神で、浄霊受け苦しいので、出ようとして頭だけ出し、尾の方が出られぬのである。

また、龍神自身が救われたいためかである。

浄霊をしてもらいたいためというのが本当である。」




明主様御垂示 「龍神入信者作る」 (昭和24年12月11日)

信者の質問
「石川県の一信者、今年四月下旬、自宅納屋内にて長さ四尺位の蛇の雌雄二匹が交尾しておりました所を、

主人が竹棒で引離し、その雌の方を海へ放り込みました。他の一匹は石垣内へ逃げ込みました。

数日後、その妻が腰並びに足が痛み出し、日蓮宗の祈祷で癒りましたが、

今度は左の頬付近が痛み出しましたので御浄霊を受けました所、

憑霊現象になりまして、主人が殺した蛇の憑依なることがわかりました。

そして殴られた頬が痛いし、海へ投げこまれた妻がわからぬので怒って苦しめているのだ、と申すので、充分に浄霊をしてさとし、帰らせました。

第二回の浄霊の際には憑依霊は村の寺の薬師如来だと称し、今夜はここにいるから寺では僧侶が灯明を灯しても火がつかぬと申し、(事実その通りだったそうです)

自分は観音様に封じ込まれたので、熱海へお詣りして御許しを戴いたので働くのだ、とて、

村民数名の名を挙げ、これを入信させると称し、(事実その人達は今回いずれも入信致しました)

また観音堂を五間に七間の大きさに建立し、大光明如来の御神体を祭れ、

その材木はこれこれと、村内各山の立木と所有者の名前を指し、また大工は誰々と四、五名を指名しました。

(いずれも入信者で他村の人もおります)

それから村民多数の質問に応え、いずれもよく当りましたので人々は驚きました。

なお、自分は来るべき大峠にこの村を護る、皆観音様に縋れと言うので、村民がその気になり約三十五名も入信致しました。

そして皆観音堂建立の気運が動いておりますが、大金もかかる事ゆえ問題になっております。

なお、霊は自分は御神体の下の後ろに祭って欲しい。

そして堂守は今迄二回も教修会場を提供せる中前賢次郎氏を頼むと申しますが、右はどう致したもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「力ある立派な龍神である。

薬師如来は観音様。

その通りにすればよい。」




明主様御垂示 「龍神がお礼に来た事例 (三寒、三熱症状)」 (昭和24年8月8日)

信者の質問
「IT子(三十六歳)、主人が「カリエス」で苦しみますので、仏壇に向って善言讃詞を上げましたところ、

上げている中に頭の方より、冷たき感じが足に迄届くと、間もなく足の方より温くなり汗をかき、善言讃詞を上げ終る迄に三回繰返されました。

これは祖霊の何か教えでしょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「龍神の霊で、普通の祖霊では温くなるという事はない。

龍神がお礼に来たのである。

龍神はすべて三回やる。三熱とよくいうが日に三回熱くなるという。(その度水へ入る)」




明主様御垂示 「龍神の御奉仕」 (昭和26年9月8日)

明主様信仰に反対する家に歯型

信者の質問
「絶対反対論者の家だけの家のまわりから入口に、車の歯の形がついており、一本で二寸五分から三寸くらいのもので、

朝の露が消えますと見えなくなりますが、それを引く姿を見たものはないそうです。

音はぎっこんぎっこんと言うそうです。

足跡とかはぜんぜん見当たらないそうです。

猛犬がおり、狐霊なら吠えるそうですが、この猛犬のまわりをグルグルまわっております。

体がすれすれのような所も、入るそうです。

八月十三日より約半月続いております。

隣の家まではそういう筋がついても、信者の家にはつかず、飛び起こして次の家についております。これにつきまして・・・」


明主様御垂示
「一本ですか、じゃ蛇でしょう。龍神でしょう。

龍神が最初は気をつけるくらいの意味でしょうが、気がつかないので、もう一層のなにかをやるでしょう。

非常に神様を分かった龍神で、やはり神様に御奉仕しているんです。」




明主様御垂示 「龍神が入信しない者を殺した事例」 (昭和24年11月18日)

信者の質問
「私の弟でございますが、一年前より入信をすすめておりましたが、本人は金光教の熱心なる信者のため迷っておりました。

先月中頃より時々胸が締め付けられるように痛みますので、

阪大病院で診察して頂きました所、どこも悪くないとの事でした。

今月五日私が浄霊致しました所、胃と肝臓が大変はれておりましたので、

これがお医者に判らないとは不思議だと思っておりました所、

六日夕方入浴致しまして突然「心臓マヒ」にて死亡致しました。

これは大浄化の始まった事を意味しているのでございましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祖霊の怒り・・・龍神である。

金光では救われぬのに、メシヤ教入信の見込みがないからである。

生体を直ちに死に至らしむるは龍神以外には出来ぬ。」




明主様御垂示 「龍神は人を殺める力がある」 (昭和24年7月1日)

信者の質問
「日光東照宮や嵯峨天龍寺のように、神社仏閣ではよく天井に龍等の絵を描き、個人の家庭ではそんな事は御座居ませんが、天井絵には何か意味が御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「龍を非常に尊んだ風俗は支那から来た。支那では何でも龍をつけた。

支那に龍あり、非常に力がある。龍神を救ったりなどするには力がなくては出来ぬ。であるから日蓮宗の行者は非常に怖がる。

原因不明で頓死するのは、龍神にやられるのが多い。

龍神には位があり、人間に転化すると人間になり、龍神が人間になる事が多い。

位の高い人が龍神になる事がある。

神と龍神は同じであるといっていい。

故に龍顔美わしく、袞龍の袖など、みな龍をつける。玉顔美わしくが本当である。」




明主様御垂示 「龍神の殺し方は非常に早い」 (昭和24年7月22日)

信者の質問
「犯罪の手口は何か霊的な関係があるのでは御座いませんでしょうか。

あると致しましたらいかなるように表れて参りますでしょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「無論、霊的関係はある。

犯罪は狐が多い。故に、人を騙したり、目をくらましたりする所へ主力を注ぐ。

獰猛なのは龍神もある。龍神の殺し方は非常に早い。手際よくやる。

天狗もある。公然とやる場合がある。昔の武士に多い。

猫、狼などもある。狼は人間を殺すのが好きである。」




明主様御垂示 「龍神、狐による人の殺し方」

「龍神は人を訳なく殺す。心臓麻痺、卒中のごときそうである。

狐が殺すのは、変死が多い。」




明主様御垂示 「龍神になった祖霊が仏壇の水を飲んだ事例」

信者の質問
「ある信者の家で毎日仏壇にお水をお供えしますが、時々そのお水が全部無くなります。

そして水が無くなってから一週間経つと必ず病が出ます。何か霊的に意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「祖霊の中で、龍神になってるのがあって、喉が涸くために水を飲むのである。

病人が出るのは水をもっと欲しいのかもしれないから、もっと水をやってみるといい。」




明主様御垂示 「龍神の祟りにより家族が次々死亡した事例」 (昭和27年9月25日発行)

信者の質問
「信者AS(37才・男性)の家についてお伺い申し上げます。

右の家には近親者に変死した者が数人おります。

長男Eは昨年三月水溜めへ落ちて死亡(当時三才)、長女(本年七才)は長男Eが死んで一週間ほど後三日間昏睡状態となり、浄霊しても変わらず、

Eの死んだ場所へ行って善言讃詞を奉唱していただきましたら良くなりました。

また二十年前本家では信者ASの妹S子が大きな他の中に落ちて死亡(当時十三才)、

姉Tは三十七年前やけどして間もなく死亡(当時六才)、

引き続いて翌日、次の弟Y(当時三才)が腹痛を訴えて前方に転んですぐ(死亡)、そのほかにまだ二人死亡しております(病死)。

信者ASの二女K子(昨年十二月三十日出生)は、生後二、三日くらいから吐き気があり、黄疸の状態となり、

夜昼の別なく泣き通し、毎日御浄霊を続けておりましたが、

一進一退で発育も悪く、ついに、本年六月六日死亡いたしました。

死亡の直前に医師に診療してもらいましたところ「先天性輸胆管閉塞症」とのことでした。

これら近親者の死亡、殊に変死者が多いように思われることには、いかなる霊的関係があるのでしょうか。

今後も不幸が続発するかと思うと非常に心細く、どうすれば良いかと迷っている様子です。

御屏風観音様は昨年御奉斎させていただきましたが、光明如来様は御奉斎させていただくつもりで貯金しておられます。

なにとぞ右御垂示をお願いいたしますとともに、御守護のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは龍神の祟りであるから、一日も早く光明如来様をお祀りして、そうして熱心に信仰を励めばだんだんよくなって不安は消えてしまうものである。」




明主様御垂示 「龍神が女性を掴み上げる夢」 (昭和24年7月30日発行)

信者の質問
「私は十七歳と二十四、五歳および三十四、五歳のときに三度とも次のような夢をみました。

それは、夕立のとき私が雨宿りをしていると、空から黒雲とともに龍が下りて来て、向こう側にいる女の人をつかんで行こうとします。

その人が救いを求めるので助けようとすると私もともにつかみあげられるときに目が覚めました。

これにはなにか意味があるのでございましょうか。」


明主様御垂示
「霊的意味がある。

向こう側にいる女はその人の夫というようなごく親しい人が龍神になって、自分のほうへ連れて行こうとする。

それをあなたが助けようとしたのでよけいな邪魔するから一緒に連れて行こうとしたところ、途中で目が醒めたのは御守護でそうされなかったのである。」




明主様御垂示 「観音様を祭るべきを告ぐる龍神と岩谷堂町」

信者の質問
「岩手県和賀郡更木村のST(十九歳・男性)と申す熱心な信者、この度祖父の霊及び前世の因縁ある霊が憑り、

岩谷堂町の資産家・Nと申す家の井戸に龍神となっており、

この度同家の倉に古くより安置されている百観音様の使命を受け、岩谷堂は日本の扉であり、

扉を開くにはまず私及び鎌田師の両人で右観音様に善言讃詞を水の因縁の日に六十回奏上し、

そしてNの主人にお道の話をさせて頂けば必ず判る。

また、町の人々に告げて、右観音様を同町旧城趾に観音様の縁者にて堂宇を建てて祭ればよい。この事を知らせに憑った。

この通りにして頂かねばこの肉体より離れる事が出来ず、遂にはこの肉体がもたないから、早く御参詣して頂きたいと何度も同じ事を繰り返して申しております。

なお、右観音像は四十年前気仙郡のある家にお祭りしてあったものを、

先代が譲り受け、爾来一般には秘密に致し、

昨年九月色々暗示があったので初めて御開帳しましたが、

平常は参詣を禁じているもので、どうしたら宜しいでしょうか。

なお、前の所有者の家はハンセン病で絶えています。」


明主様御垂示
「これは本当である。

この通りにしていい。

岩谷堂は重要な所である。」




明主様御垂示 「岩手開拓と金龍神 (龍神憑依して霊示)」 (昭和25年5月2日)

信者の質問
「先般御教え頂きました岩手県岩谷堂町に関し、その後Sさんに十三の龍神が次々と憑り、

岩手の戸を開くため龍神界の龍神が神様から許されたこの肉体の霊感を通して 開拓地方とその方法を知らせると申し、目下四方八方へ活動致しております。

去る十六日土沢教導所にてSさんの霊眼に金色の龍神が写り、そのお姿は全身桜の花のような模様が金色に輝き、眼や金色の光があり、何とも言い表わしようのない美しさと申しておりました。

その翌日龍神が憑り、十六日にSの霊眼に写ったのは金龍神で、この度当地方に金龍神が来られ釜石、気仙より海岸を一廻りされるにつき、龍神界の龍神がお供をする。

しかしてSの肉体を海岸地方へやれ、開く道を教えるからと申しましたが、右の事は真実で御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。

なお、霊が憑ります時は本人は全然自己意識が無く、眼を閉じたまま人払いの後紙に蛇のような字体で書きます。

全然口は利きません。そして常識的で御座います。」


明主様御垂示
「本当のものである。この通りやった方がよい。

金色の龍は伊都能売神が差図して一遍はやられる。」




明主様御垂示 「平和池、高天原、龍王山には龍神がいる」 (昭和26年11月1日)

信者の質問
「志賀高原に平和池というのがあり、また高天原、龍王山とありますが、霊的に意味がございましょうか」


明主様御垂示
「無論龍神がいるんですね。志賀は通ったことがありましたがね。戸隠山に行くときにね。」




明主様御垂示 「龍王碑所のゴミ捨て場」 (昭和24年6月7日)

信者の質問
「岡山県和気郡伊部町に八大龍王の碑が祭ってあり、

現在はもったいなくもそこがごみ捨場になっており、

付近に住む人が種々浄化を受けられますが、何か原因がありますか。

八大龍王様のお知らせでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「八大龍王は人間に憑ったりして活動しているからゴミ捨場にしてよい。」