副守護神について 2


明主様御垂示 「副守護神について」 (昭和23年8月16日)

信者の質問
「副守護神の事・・・」


明主様御垂示
「これは動物霊で、人間は生れてから三つか四つになる頃動物霊が憑く。

本守護神は神の分魂で、本守護神だけだと本当の良心であるから決して争わず、物質的欲望はない。

人類文化は善悪が摩擦して発達する。絶えず人間の心の中では善悪が戦っている。それで人間は力が出る。

そういう意味で副守護神が憑く。副守が負けていればいいが、勝つと悪になる。

副守はなくてはならぬが勝つといけない。勝たない程度がいい。両方半々ならいい。半々なら本霊が勝つ。これが理想である。

禁欲主義は副守護神が負け過ぎる。人間の情欲は副守護神で、これも必要である。でないと種族が絶える。

男は、日本人は天狗や龍神が多い。

婦人は大抵龍神の生れ更ったもので、女は執着が強いから、龍神になり易い。また女の副霊は狐が多い。

狸は両方だが、男の方が多い。狸は可笑しくないのに笑う。

酒呑みは大抵狸と天狗が多い。龍神は少い。」




明主様御垂示 「本能欲、物質欲は副霊」 (昭和24年2月8日)

信者の質問
「御著書に「副霊は二、三歳ごろ憑依する」と拝見いたしますが、本能欲と副霊とは別個のものでしょうか。」


明主様御垂示
「本能欲は副霊です。つまり物質欲です。」




明主様御垂示 「副霊も必要」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「昔から種々の会合の場合、酒を飲む事が多く、また酒を飲む方が空気も和らぎ話し合いも円滑に行くように存じますが、これもやはり副霊の働きによるものでしょうか。」


明主様御垂示
「勿論そうである。

すべて物質的の享楽的の事は皆副霊である。

副霊だって必要で、副霊がなければ人間は馬鹿みたいになる。」




明主様御垂示 「守護神と本能」 (昭和28年9月1日)

信者の質問
「本能はどういう働きでございましょうか」

明主様御垂示
「本能というのはその人の欲望ですから、正守護神の本能もあり副守護神の本能もあります。

どっちも本能ですが、一方は善にあたり、一方は悪にあたります。

だから信者になって人類を助けたい、苦しみ困っている人を助けてやりたいというのは、やはり本能ですが、正しい本能ですから正守護神から出ているものです。

それから酒を飲みたい、女も妻君ならよいですが、間違った女を欲しいとか、バクチを打つとか、そういうのは副守護神の本能です。

ですから本能にもいろいろあります。」


信者の質問
「生存本能、食欲本能、性欲本能というのはどちらにはいりますでしょうか」

明主様御垂示
「それは正しいほうです。食わなければ生きてはゆけませんから。これは正しいというよりか、絶対のものです。それから性欲がなければ種族が絶えてしまいます。

そこで結果を見なければなりません。

同じ正守護神から出たと言っても、結果が良くなければ本当のものではありません。

だから医学が進歩すればだんだん病人が減ってきて健康な者が増えてくるというなら、結果から言っても本当のものです。

ところが病人は減らないばかりか、ますます増えるというのは、結果から言えば悪になります。

私は今度、医学というものは間違っているということを書いたのです。

だから信仰でも、あの人の信仰は立派だと言ったところで、信者ができなければ駄目です。

しかしあの人の信仰はなってない、面白くないと言っても、その人は信者をつくってドンドン増やしてゆけば、それでよいのです。

とにかく結果です。あの人は情深い人で立派な人だというだけの人よりも、あいつは少し変だがオレにご馳走したり小遣いをくれるというなら、そのほうがよいではないですか。」




明主様御垂示 「芸能活動は副守護神が行う」 (昭和28年9月1日)

信者の質問
「特別な天分を持って生まれる者がありますが、それは魂のうちのどれに当たりますのでしょうか」


明主様御垂示
「どれということは言えません。

やっぱり副守護神が大いに働くことがあります。

芸能人というのは副守護神です。

漫才家や落語家が笑わせますが、これは本守護神にはできないので、副守護神がやるのです。

けれどもそれを利用して悪いことをすれば、副守護神が利用するわけで、本守護神が眠っているというわけです。

だから決められないものなのです。決めると間違ってしまいます。

それは実に微妙なものです。」




明主様御垂示 「正副両守護神による人間の調和」 (昭和24年)

信者の質問
「狐霊が自分の体にいるのが良く解り、その狐が非常に苦しめたのが、お光を戴いてからは苦痛は薄らいだのですが、この狐霊を追払う事はどうしたら良いでしょうか。浄霊は続けています。」


明主様御垂示
「狐霊が憑いてるのは女である。女の七、八割は憑いている。

人間の体欲、物質欲を受持っている。

悪い狐ではなさそうだから、可愛がってやるといい。

人間は絶えず本副両守護神が戦っている。

想念は無限の自由が与えてある。

行動に表わして初めて罪が発生する。

正副霊が思って、それで調和がとれてゆく。」




明主様御垂示 「副守護神も改心する」 (昭和24年7月)

信者の質問
「副守護神にも霊格はあるものでしょうか。」


明主様の御垂示
「ありますよ。副守護神でも改心するとなかなかいいことをしますよ。

副守護神といえば必ず悪いと軽蔑するわけにもゆかないんです。

狐でも産土神の家来になるような立派な狐もいますからね。

まあ、そんなのはもと人間だった狐なんですがね、そうすれば、まあ早く立派になれるわけで、要するに人格・・・じゃない狐格が上がるって言えますね。」




明主様御垂示 「憤慨するのは副守護神」

信者の質問
「(一)人間は青年期において壮年期にある者の言動を見聞きして青年特有の潔癖に照らして憤慨する事がありますが、この場合の本守護神の状態を御伺い申し上げます。

(二)右の反対に壮年期にある者が青年特有の道徳上の潔癖を冷笑する場面をよく身受けますが、この場合の壮年者の本霊及び副霊の状態を御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「(一)憤慨するのは副守護神で、世界の事、人類の事等を憤慨するのは本守護神である。

個人的な小さい事を憤慨するのは悪の方で、小乗の善であるから間違っている。

人間は個人的に憤慨するなら、自分の言動を憤慨すべきである。

人間はそんな憤慨するのは間違っている。

神様はそんな事はお嫌いで、神には全人類に対する事で、個人的怒りはない。

(故に人間のそんな憤慨は結果において碌な事はない)

人間は他人に対し怒る事も咎める事も出来ぬ。

自分をみれば人を怒ったり悪く思ったりは出来ない。


(二)これも副守護神で、副守の巧妙なのは善の仮面を被る。

共産主義などそうで、邪霊がそれを善と思わせるのである。

そういう人は愛が足りない。愛を通して物をみれば、憎むものも咎むるものもない。

善は利他的観念、他人をよくする。人良かれという事。

これは大乗も小乗もない。他人良かれの人が集まればよい。

自分を善く見、他人を悪く見る観念から争いが起る。

神は愛なり、力なりで、愛をもってみれば人を咎める事はない。

人を善とか悪とか決めるのは僣越である。人間が人間を見て分るものではない。

常識でみれば大体判るが、本当の事は判らぬ。これは神の領分である。

要は人間が人間を裁く事は出来ぬ。キリストは姦淫の罪を決めたが、これは自分自身がその気持があるからである。

これは作り話かもしれぬが、ある若い女が名僧の弟子になり、ある時イキナリ齧りついて試そうとした。

「私が齧りついたらあなたはどんな気持か」と質ねると「何ともない」(枯木寒厳之冬暖気なし)と答えた。

何の感じもしないというのは嘘で、実際は変な気持がした筈である。

姦淫は許すべからざるものであるから制えた・・・と言うのなら本当である。」




明主様御垂示 「犯罪の原因は副霊」 (昭和24年2月8日)

信者の質問
「副霊と犯罪について、

イ、犯罪は副霊の働きと見て宜しゅうございましょうか。

ロ、もしそうと致しますと、帝銀事件の平沢等は副霊が余程強いものでしょうか。

ハ、平沢のため犠牲になった大勢の方の霊は、当然平沢に対し何らかの復讐をする事と存じますが、いかがでしょうか。

右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「犯罪は副霊である。平沢は狐である。身体全体が副霊ばかりである。

やられたのは復讐しようと狙っている。

やられる方も罪が多い。

(助かったのは罪が少い。臨時に憑依する事はある)」




明主様御垂示 「副守護神と家庭不和」 (昭和23年10月13日)

信者の質問
「家庭内が不和で常に争いが絶えないと言うのは、各自のわがままからと思いますが、何か霊的に間違っていることがあるのでしょうか。」


明主様御垂示
「大いに間違っている。信仰によって治る。一つの信仰になれば治る。

(信仰も種々やると却って不幸で、争が起る)

これは副守護神がやるのである。

順序が違うとか、いろんな原因があり、簡単にいえぬ。

その家個々について説明せねば判らぬ。

教団一つになれば、争など立所に治る。

(こういう家庭は)一人が信仰へ入って徳を積むと、他の方へ霊線により(光がゆき)信仰心が沸く、これでよい。」




明主様御垂示 「商売女になる原因は狐・狸・猫の霊」 (昭和24年6月3日)

信者の質問
「芸者、娼妓、「パンパン」などを職業とする者の過去にはいかなる罪があるのでしょうか。

また、霊的にはいかなる者がなるのでありましょうか。

また、あのような生活をすることにより罪は軽くなるものでしょうか、あるいは重くなるものでしょうか。」

明主様御垂示
「罪が軽くなるってわけはありませんよ。

もしそうなら、あんた方だって大いにやったらいい。(爆笑)」


信者の質問
「人を喜ばせるという意味から、いくらか罪の償いになるのかもしれぬと存じますが・・・」

明主様御垂示
「人は喜んだって、その次には悲しみますよ。

そりゃあ、永遠に喜ぶんならいいですよ。

ところが決してそんな喜びは永遠に続くもんじゃないんですからね。

あとでカサかいたり、淋病になったりね、(笑声)

芸者なんかとの関係を細君が知ったら家庭の紛争の元になりますしね。

こんなつまらないことはないですよ。

一時間の享楽が一年間の苦しみになりますよ。

遊ぶと金もかかり、そうすると穴が開いて商売はつまって苦しくなりますしね、実につまらないもんですよ。


信者の質問
「牛馬は叩かれたり、殴られたりして快感を覚え、また罪も軽くなるということとは関係ないのでしょうか。」

明主様御垂示
「だって、芸者や娼妓は牛馬じゃない、人間でしょ。(笑声)

人間と四ツ足とは一緒じゃないですよ。

かえって反対ですね。

獣は副守護神で、人間は神様のほうですから逆になるわけです。

こういうことをするのは動物霊で、狐や狸や猫ですが、そういった動物霊に負けるんですよ。

つまり本守護神が副守護神に負けるんです。

副守護神が勝てばきっと罪を作りますからね。

罪悪ですからこんなことは絶対にやっちゃいけないんです。

本守護神が副守護神に負けるのは、本守護神が弱いからなんです。

じゃ、なぜ弱いのかって言えば、その人に罪が多くて曇ってるからですよ。

曇りが多いとどうしても副守護神が強く働くんです。

前の世の罪もあるし、祖先の罪もあるしね。

その上にこんなことをするとよけいに曇ってしまうんです。

こんなのは一遍に破綻がきますからね。

こわいもんですよ、実際。

宗教の必要はこれなんですよ。

宗教ってものは信仰によって光をいただいて罪を消すんですからね。

だから、こんなふうなことの反対をすることが必要なんですよ。

それが信仰なんです。だからこんなことをするのは緩慢な自殺ですよ。

自分から奈落の底へ落ち込むようなもんです。

まあ、地獄へ早く行く道をつけてるようなもんですね。」




明主様御垂示 「神経作用は副守護神のイタズラ」 (昭和28年9月1日)

「神経作用というのは副守護神がからかうのです。

例えて言えば、どうもオレはさっき食ったのに当てられたらしいと思うと、吐きそうになりますが、そう思わせるのは副守護神なのです。

それでそう思うと、これはおもしろいというので副守護神が腹を痛めるのです。

副守護神というのは動物霊ですから、そういうことを面白がってやるのです。

そのときに、そんな馬鹿なことがあるものかと思うと、副守護神はやってみても面白くないから止めるというわけです。」




明主様御垂示 「副守護神はイタズラ好き」 (昭和25年4月28日)

信者の質問
「私はかつて不動様を信仰していたことがありますが、

そのとき不動様に願をかけ鶏卵をいっさい断つことを誓いました。

六年前入信と同時に不動信仰はやめましたが、それ以後も鶏卵を食べると嘔吐をいたします。

しかも知らずに鶏卵を使った料理を食べましても嘔吐をいたします。これはいかなるわけでしょうか。」


明主様御垂示
「ははあ、これは癖になってるんだな。・・・こういうことはあるんですよ。

あの大本信者ね。あれは肉食は絶対いかんって禁じられていたんです。

そして信者が肉を食べるとくだったり、吐いたりするんですね。

けど、私は、そんな馬鹿なことがあるもんか、それじゃ西洋人は救えないじゃないかって言ってね、

平気で肉食したんですが、なんともなかったんですよ。

他の人も家内もくだしたり吐いたりしたんですよ。

そこで大丈夫だから食えって言ったところ、そういう気持ちになって食うとなんともないんですよ。

つまり一つの精神的な癖がついてるんですね。

卵なんかを断つのは嘘ですよ。

神様が人間に食べさせるために作られたものなんですからね、食べるほうが本当ですよ。

卵を食べるとだれかが苦しむとか、世の中の罪になるとか言うんだったら、そりゃあいけませんがね。

そんなことはないんだから。それにおいしいし、結構なものなんですからね。

「そんな馬鹿なことがあるもんか」っていう気持ちで食べれば大丈夫ですよ。


精神的な癖って言いますがね、これは副守護神がやるんですよ。

副守護神ってのはイタズラ好きでね、からかうことなんかとても好きなんですよ。

たとえばね、このお茶を飲むとしますね、飲んでから「それには毒が入ってるんだ」って言われてごらんなさい。

きっとおなかが痛くなりますよ(笑声)。

よく「神経だ」って言いますがね、それが副守護神の働きなんですよ。

おなかを痛くすることなんて、わけないんです。

それに人間が信じてると、とてもやりいいんですよ。

信じてるとすぐに痛くすることもできるんです。」




明主様御垂示 「副守護神は人間をからかうのが好き」 (昭和26年9月18日)

信者の質問
「五十歳くらいの肥満せる婦人、数年前神経痛で注射をしたほかに、特に既往症なし。

最近全身だるく特に左手指が内側に曲がり、伸びなかったのを御浄霊によりお救いいただき、本人は喜んで入信。

その後養子にも御守りをいただかせましたので、引き続き家で御浄霊をさせていただいております。

本人は非常に神経質で、夜分鶏や犬の鳴き声が気になって眠れないそうです。

私も時々御浄霊にまいり祝詞、善言讃詞を奏げ、御浄霊いたしますと、その都度良く眠ります。

この婦人は不眠が続くと発作的に痙攣を起し、特に左手頸をかい込むようにして苦悶いたします。

そのうえ、発作を恐怖して二重に神経を使い、ますます眠れないようでしたが、いろいろとお道の話もいたし、

最近はたいへん具合良く眠れるようになり、発作も起らずにおりましたので、

時々は教会へも通ってくるように申したところ、

その晩に、また、以前よりもっとひどい発作を起しましたが、五分くらいで治り、

翌日は一日寝ておりましたが、その後は寝たり起きたりしております。

現在は全身だるいだけで、食欲もあり、別に異状はありません。

中風の霊の憑依かと思い質ねてみましたが、本人ならびに主人側の先祖にも中風で死んだ者なく(遠い先祖は判りません)いろいろ質ねましたところ、

主人の姉が十二歳でモルヒネ自殺をしている他、本人の郷里方には狂人が二人ばかり出ており、

また養子の話によりますと、本人は主人の母(姑)を戦時中そうとう食をつめたので、それを気にしているのではないかと申します

(その母は八十四歳で老衰死いたしました)。

その家には仏壇はありますが、位牌もなく(過去帳のみ)写真が三葉飾ってあるだけです。

主人は御浄霊に反対はいたしませんし、お道の話も良く理解があります。いかなる因縁でございましょうか。」


明主様御垂示
「霊的と薬毒と両方ですね。

薬毒というのは注射のためですね。これはそうとう長くかかります。

まあ・・・気長にやるんですね。

中風状と同じですがね。

もし中風とすれば、足もなるが、指だけとすると中風の霊じゃないですね。

それから眠れないのは、ここです(延髄)。

たいてい右ですが、必ず固まりがあるから、これを溶かす。

痙攣は、やはりそのためです。

頸の毒のためです。

神経というのは霊ですが、これは副守護神ですね。


副守護神というのは、とても神経を起させるものです。

神経を起させてからかう。それが好きなんです。

だからちょっと聞こえたり、なにかすると、これは病気になるんじゃないか、死ぬんじゃないか、とちょっとでも思うと、どんどんやってくる。

副守護神がそういうことをするということは、霊にそれだけの曇りがあるからですね。

中風ではないですね。お婆さんでもない。

もしこの霊が憑ると、食いたくてしょうがない。

モルヒネをやったのは体が痺れますからね。

むしろ、霊的というと、副守護神です。

これは気長にやれば治ります。なにも心配いらない。」




明主様御垂示 「副霊は人間を脅かすのが好き」

右寝と悪夢、副霊の特性

信者の質問
「右側を下にして寝ると悪夢を見ると言うのはどういう訳ですか。霊的に意味がありますか。」


明主様御垂示
「手を右へ載せて寝ると悪夢をみるというが、大して重要な事でない。

強いて理屈をつければ、右側を下にすると心臓が上になるから、血が心臓に少くなり、血液が稀薄になるから悪霊が憑き易く、副守の力が増す。

副霊は人間を脅かすのが好きなものである。

仰向けに寝るのも血液が下へ行く。」




明主様御垂示 「神経作用と副霊」 (昭和24年7月27日)

信者の質問
「約一ケ月程以前、家の窯の上に小さな蟻が沢山いましたので、

母がその上で火を燃したら、翌々日、母の体中の筋が突張って動けなくなりました。

それとは気付かず四、五日後、再び同じ事を致しました。

翌日私が肋間神経痛のような痛みを感じて、動けなくなりました。

私は以前より胸部疾患をやっております。

母は四、五日私は十二、三日間の浄霊で元のようになりました。

荒神様の御障りと云う事を聞いた事がありますが、いかがで御座いましょうか。

またあるとすればどのように致したら宜敷いでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「荒神の障りではない。

蟻が沢山いたので焚いたので、蟻が悪いから祟る筈はない。神経である。

人間は仮に何か食べて毒だと思うと、副守が痛める事がある。

気にしてるのに乗じてやったものである。」




明主様御垂示 「酒飲みの腹中の霊」 (昭和26年10月1日)

信者の質問
「酒飲みは腹中の霊が、というように御教えいただいておりますが、副霊というのは、どういうことになるのでございましょうか」


明主様御垂示
「副守護神で飲むのもあるし、お客様でも飲むのもあるし、副霊で飲むのもあります。

副守護神のほうはなかなか根強い。

いつかおじいさんで、酒飲みの霊が憑かり「どうもわしは飲みたくてね。あの時分は酒を買えねぇんでね」と言うんです。」




明主様御垂示 「線香を食べる原因は副守護神」 (昭和25年11月25日発行)

信者の質問
「十五年以前より咳をすると、三十分くらい止まらないほどの喘息で苦しんでいた老母、

本年八月より御浄霊を受けておりますが、いまでは五分くらいで咳が止まるようになりました。

本人は生まれつき、寺詣りと仏様を拝むのが嫌いでしたが、

浄霊を受けるようになってからは、仏壇に線香を立てるようになりましたが、

その匂いだけではたまらなくなり、一日三本以上食べないと気がすまないそうです。

線香はもんで屑(くず)にして食べておりますが、いかなるわけでございましょうか。」


明主様御垂示
「これは副守護神が好むからで、よく子供に多い癖である。

これも信仰が深くなれば自然と治るものである。」




明主様御垂示 「麻薬でいい気持ちになるのは副守護神」 (昭和25年5月13日)

信者の質問
「四十五歳の男(中国人)、三年前に阿片を暫く喫み、一時やめましたが、最近また喫み始め、中毒状態にあります。

今度喫むのを止め、御浄霊にてお救い頂きたいと申し、三回程致しました。

発作は軽くなって参りました。御浄霊の急所はどこにございましょうか。」


明主様御垂示
「頭全体をやればよい。

神様の本を読ませる。

薬を服んでいい気持になるのは副守護神である。」




明主様御垂示 「盗癖の妹」 (昭和25年5月6日)

信者の質問
「私の妹M子(十七)は母親に対し孝行するような顔をしておりますが、

光明如来様の御礼金や家のお金をいかなる所にかくして置いても持ち出してしまい、

またいかなる仕事もせず(炊事は致します)母親が注意するとすぐふくれ何も致しません。

また美味しい御馳走は一人で喰べてしまいます。また嘘をつく事がとても上手です。

右いかなる訳で御座居ましょうか。御教示下さい。」


明主様御垂示
「副守護神がやる。母に罪穢があるので、心配の種が絶えない。」




明主様御垂示 「無神論への固執は副守護神の働き」 (昭和24年3月13日)

信者の質問
「無神論者の理論的根拠はなんでしょうか。」


明主様御垂示
「これは唯物観です。「見えざるものは信ずべからず」という唯物観ですね。

だから、以前私は本に書いたことがある、「野蛮人に空気の存在を知らせるよりも、いまの文化人に心霊の存在を信じさせることのほうが難しい」とね。・・・

それから、もう一つは副守護神が否定するんです。

浄霊により治ることはよく判って「はあはあ」と感心していても、どうしても入らない人がありますが、こんなのはきまって副守護神の働きによるのです。

「そんな馬鹿なことがあるもんか」と副守護神が囁いて邪魔をするんです。

これから昼の世界になると副守護神の力が弱まりますから、

だれでも霊を信ずるようになって行くわけです。

場所によって発展する所と発展しない所とあるのもこういうわけですね。

発展する所は明るく、発展しない所はまだ暗いんですよ。」