霊層界について 4 (土地の霊層界)


明主様御講話 「曇りのない人は家相の悪い所へは引っ越せない」 (昭和10年8月11日)

「霊界の中で曇りのひどい所と、そうひどくない所とあって、ひどい所はよけいに水が出る。

人間でも霊体の非常に曇ってる者は、曇った霊界へ行くようになる。

曇った人は曇った所へどうしても行くことになる。

霊体のきれいな人はきれいな霊界へ行く。

そしてきれいな霊界の所へは水が行かない。

それで、観音会は霊界がきれいで光っているので、どうしてもきれいな人が来る。

曇った人は来られない。

どうしても曇った所へ行く。

そういうふうに世の中はできているからそうなるので、その浄化法として雷などがある。

ああいう強い電気でなくては霊界が清まらぬから、稲光がピカピカするのも曇りに相応してゆく。

電気も曇った所に相応して落ちる。

曇りの程度を越えた人は雷で死ぬことになる。

ちょうど震災のときなど、被服廠などは曇ってるんでちょうど曇った人があそこへ行きたくなる。

曇ってない人は行かぬ。間違えて被服廠へ入った人でも、いよいよの最後のときは旋(つむ)じ風が起って、それに捲き込まれて隣りの安田の池の中などへ投げられる。

それは相応しないから弾け出されるんであります。

また、引っ越しの家を見つけるにしても、方角も家相もない。

曇りのない人は家相の悪いとこへ越せない。

越そうとすれば故障が出てくるという具合であります。」




明主様御垂示 「土地の清濁」

信者の質問
「私の近所において十数軒軒並に病気で苦しみ、かつ種々の災難を受けている家があります。

土地に何か因縁があるのでしょうか。他に何か理由がありましょうか。お教え下さい。」


明主様御垂示
「両方ある。

土地に関係がある場合で、池や沼の後へ家を建てると、龍神がいて気をつかすためやる場合もある。

また土地には明暗両方あって清浄な所と汚ない所とある。

人間が移動する場合、相応の理で汚い者は汚ない所へ寄ってくる。

綺麗な者は綺麗な所へ寄る。

霊界の曇ってる所へは汚ないのが集って来る。

そこは浄化が起り易いのである。

曇ってるものはどうしても嫌な事のある所へ集る。

そして一つ所へよって浄化される。

お筆先に「銅クズの身魂は一所へまとめ焼いて灰にする」とあった。

であるから人は自分自身を清め、高める外はない。」




明主様御垂示 「土地の清濁」

信者の質問
「本住居地(浜松市瓜田町○○)は、極めて暗き落着きのなき土地であります。

特にこの土地(二十四家)の中には精神病者六人あります。

先日までほとんど各家共盗難及び災難が非常にあります。原因と因縁を御教示下さい。」


明主様御垂示
「こういう所はよくある。

霊界には曇った所と、曇りの少い所とある。

人間が移動する場合、その人に相応した所へ行く。

身魂の曇った人は、いくら良い所へ行こうとしても、良い所へ行けず、一所へ集る。

徳を積んで磨かれてくると、その場所にいれなくなる事がある。

よく大火事で焼ける家があるが、これなどもその人の曇の程度に相応している。

これは眼に見えない話だが、非常に確実で絶対である。

曇った所は霊の力が弱まり、思うように行けない。曇った所に当る。

また、沼や池など埋めて家を建てる場合、龍神が気づかすために、その土地へ災難を与える。(火事になる事がよくある)

墓地跡などへ建てると、救われない霊がいて、墓場がなくなると居所を求める。

大体この三つである。

曇った所にあたる半分か三分一の人間が、光明如来様をお祭りすればズッと少くなる。

霊の力が弱まると思うように行けない。

その御光で、邪魔するものも出来なくなる。

まず、信仰して徳を積む事である。」




明主様御垂示 「霊憑りの多い地域は御書をお祀りすべき」 (昭和23年6月28日)

信者の質問
「山口県長門三隅(萩から約一時間、古戦場)長崎県五島(墓を粗末にしている傾向あり)右二カ所は極端に霊憑りの患者が多いのですが・・・」

明主様御垂示
「ほう、そうですか。動物霊ですね。

それはそこの霊界が曇っているから動物霊が働くのです。

やはりその土地の神様の位が低く力が弱いのです。」


信者の質問
「御軸や御額をお祀りいたしたらいかがでしょう。」

明主様御垂示
「ああ勿論結構です。

以前治療所と言っていた時分、額をたくさんかけた所は発展しましたよ。

最初から一番たくさんかけたのは渋井です。

私もその発展ぶりにはびっくりしました。

御額はたたんで三宝にのせてたって駄目です。

ちゃんと展げてかけねば。」


信者の質問
「ちょっと家の事情、例えば金がなくて表装できぬという場合は・・・」

明主様御垂示
「そんなことはないですよ。

表具屋へやれば必ず金が入ってきますよ。

借金をしてもいいから表具屋へ持って行くことです。」




明主様御垂示 「在外邦人と駐日外人の浄化 (地域と浄化の強弱)」 (昭和24年2月23日)

信者の質問
「在外日本人及び駐日外人の肉体の浄化作用は、在住地域の浄化作用に支配されますか。」


明主様御垂示
「(その通りで)所により浄化の強弱がある。

霊界も群になっている。

浄化の強い所と弱い所がある。曇っているのと澄んでいる所とある。

大先生のおいでになる所は、浄化が強い。

ある程度を越すと健康になる。」




明主様御垂示 「風水の浄化続発する地域」

信者の質問
「新年になりましてつづいて凾館をはじめ長崎、愛知に風、水の浄化作用が起りましたが、その意味を御垂示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「その辺の霊界が曇っているためである。」