霊統について
明主様御垂示 「霊統が動き混ることはない」 (昭和24年2月1日発行)
信者の質問
「因縁、霊線、霊統について御教えください。」
明主様御垂示
「因縁は前世生きているときに交渉のあった夫婦、親子、兄弟、友人などが、今生は生まれてからそれぞれ相接近することになることを指す。
霊線にも関係のあることで、俗に縁(えにし)の糸とも言う。
また人間のみならず土地などにも関係がある。
見知らぬ場所へ行って非常になつかしかったり、嫌な気がするのは、前世住んでいた所とか、ひどい目にあった所とかである。
霊統は血統とはぜんぜん違う。
血統は肉体的のもので混血するが、これは前に説明した通りよいことで、人間が悧巧(りこう)になる。
霊統は祖先から分かれることはあっても、動き混ることはない。
霊統から言えば大和民族は日本人のうち百人に一人くらいのものであろう。
日本人の大部分は中国人、次は朝鮮人の霊統である。
そして中国民族は戦争を好み、大和民族は平和的である。」
明主様御垂示 「霊統は一貫、血統は混血で変化」 (昭和24年3月13日)
信者の質問
「霊統と血液型とは関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「これは関係ありません。霊統は一貫して変わりありませんが、血統は混血してごちゃごちゃになっていますからね。
ちょうど真理ってものは一定不変でしょう。
具体的に言えば「太陽は東から昇って西へ沈む」というのは真理で、太古からちっとも変わりません。
ところが道徳は始終変わりますね。
戦時中の忠君思想なんかはいまではぜんぜんなくなっています。
これと同じで、霊統は一定不変だが血統は変わってくるのです。」
明主様御垂示 「血統と霊統の区別と関係」 (昭和23年12月1日発行)
信者の質問
「血統と霊統の区別と関係について御垂示ください。」
明主様御垂示
「血統と霊統は同じように思えるが実は異うので、両者は宿命と運命の関係に似ており、血統は変え得るが、霊統は変えることはできない。
血統はいろいろ混る、日本人などもずいぶん混血しており、純粋の日本人はないといってもいい、
霊統は霊の系統であって肉体の混血にかかわらず一貫して続いている、
また混血は非常に結構である。
なんとなればそれぞれの人種の特長を数多く採り入れるから、それだけ人間の性能が豊富になるからである。
よく血の純潔をやかましくいうがこれは誤りで純潔はいけないのである。
文化でも各国の文化が混るほど高度なものとなるから、そういう国ほど文化が進んでいる。
アメリカなどはよい例である。」
明主様御垂示 「火が大和民族、水が韓民族、土が中国民族」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「霊統によって罪穢れの軽重があるでしょうか。
また、仏滅は霊統にいかなる影響を与えるでしょうか。」
明主様御垂示
「霊統による罪の軽重ということはありますね。
この霊統とは祖先からずっと続く血統とも言えますがね。
ちょっと違うのは血筋っていうのは体的で、混って混血することがありますが、霊統のほうは歴然としていて、混るということは絶対ないんです。
混血っていうのはあるけれども、混霊っていうのはないんです。
日本人の霊統には三つあるんですが、この三つが火、水、土になるんですね。
火が大和民族、水が韓民族、それから土が中国民族になります。
で、日本には中国、朝鮮系の人のほうがずっと多いんです。
本当の大和民族っていうのはごくわずかなんですね。
そしていままでは大和民族は割合下になっていて、そうでないのが上に行ってたんです。
ところが、今度昼間になるとみんな決まるところに決まるんですが、これを時所位を得るって言うんです。
それからもう一つは仏滅ですね。
仏っていうのは神様の化身ですからね。
神様ってのは昼間の働きをされるもんなんです。
ところがいままでは霊界が夜であり、昼の働きができないから仏になっておられたんです。
だから昼になるにつれて本当の働きに帰られるわけですね。
これはそういう宗教的な面でも言えるんですが、物質的、現象的に言ってもそういう大転換、文化の大転換が行なわれるんです。
昼の世界になれば戦争なんかなくなりますしね。
ちょうどいまが転換期の焦点に入ってきてるわけです。」
明主様御垂示 「血液型と霊統」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「血液型と霊統とは何か関係がございましょうか」
明主様御垂示
「それはあります。中国、朝鮮、日本と、だいたい三種です。
あとはアイヌ型・・・あれはロシヤ系です。
それから南洋の原住民の型もあります。
それからインド、それから西洋からも来てますから、型はずいぶんいろいろあります。
だから日本人はいろいろ混っているから良いのです。
信者の質問
「どの系統が火の系統になるのでございますか」
明主様御垂示
「日本人です。」
信者の質問
「ΑとかΒとかの血液型の・・・」
明主様御垂示
「それは分からない。物質的だから、それは医学のほうです。でもこういうことは言える。
一番多いのは中国系統・・・日本に来ているのは一番多いのです。その次が朝鮮系統。
日本人系統が一番少ないのです。」
明主様御垂示 「性格と霊統」 (昭和24年7月3日)
信者の質問
「性格の遺伝ということはあり得ることでしょうか。性格の遺伝は霊統と密接不離のものでしょうか。
民族によっても性格に差異があるように感じられますが、
これはやはり単に霊統というのみでなく、環境(例えば気候、食物)などもそういう性格を作るものでしょうか。」
明主様御垂示
「ありますね、非常に。よく、祖父が孫に似るって言いますが、これは実際そうですね。
で、これは霊統とは非常に密接な関係がありますよ。
日本人にも戦争の好きなのと嫌いなのとありますが、日本民族には中国や朝鮮系がたくさんいるんです。
で、戦争なんかが好きなのはこういった中国、朝鮮系の人なんです。
私なんかは大和民族ですから戦争は大嫌いですね。
大砲だとかなんだとかいう武器は見るのさえ嫌ですね。
見るだけでも気持ちが悪いんですよ。
また、環境ってこともありますよ、大いに。殊に食物なんかはね。
あのインド人は菜食で、そのうえ牛乳をよく飲むんで、非常におとなしくなってるんです。
インド人のは食物が一番の原因ですよ。
これは以前本に書いたように、菜食すると優柔になり、肉食すると気が荒くなるんです。
これが一番よく判るのは魚屋と八百屋ですよ。
八百屋のほうはおとなしいが、魚屋のほうは威勢がいいですからね。(笑声)」
明主様御垂示 「父のほうの霊統が主になる」 (昭和23年7月8日)
信者の質問
「血統は混っても霊は混らないとのお言葉でございましたが、父母のうちいずれが主となるのでございましょうか。」
明主様御垂示
「ふつうは父のほうの霊統が主です。
養子もその系統が主となる。
養子なんかは祖霊が結びつけるんです。
先祖も一夫一婦ならよいが、たいていあちこちに種まきしている。
その子孫が結びつくのです。
また子供のうち、男は育たず女の子のみ育つ家があるが、これは母系であり、女が全権を握っているのです。
龍宮系または龍女系と言って特殊なものです。」
明主様御垂示 「男の霊統と女の霊統」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「家により男子のみ死ぬ場合と、反対に女子のみ死ぬ場合がございますが霊的にいかなるわけがあるのでしょうか。」
明主様御垂示
「これは男の霊統と女の霊統とがあるから、代々養子をとるのはそれです。
これは先祖の関係で、龍宮系はどうしても女です。
これは三女神といって三人の女神の霊統です。
しかしこれはその家だけのことで他の家へ嫁や婿にゆけばなくなります。これはそうたくさんはない。」
明主様御垂示 「女の霊統と男の霊統」 (昭和24年8月1日発行)
信者の質問
「ある婦人(信者)で、女児ができるとお乳が充分にあり、男児が生まれると乳が出なくなるそうでございますが、これはなにか霊的に意味がございましょうか。」
明主様御垂示
「人には男の系統と女の系統とあって、女の系統は女が生まれ、男が生まれると死ぬというような霊統がありますが、右のような霊統でしょう。
女の霊統は先祖が女の神様で、男の霊統は男の神様です。」
明主様御垂示 「女子は月の系統、男子は日の系統」 (昭和26年7月8日)
信者の質問
「女児のみ生まれたり、男子のみ生まれたりするのは。」
明主様御垂示
「女子は月の系統、男子は日の系統。月は龍宮の乙女である。」
明主様御垂示 「夫婦でお導きの成績が異なる理由」 (昭和24年11月20日発行)
信者の質問
「夫婦で妻の縁類のほうは次々と御教修をいただきますが、主人のほうはいっこうにいただかない場合がありますがいかなるわけでしょうか。」
明主様御垂示
「霊統の関係である。
こういうのは妻君の霊統に因縁あり、その多くはその霊統の祖先のうちに熱心な観音様を信仰している人のあるためで話が判りやすく、その霊が手伝うからそういう信仰の人は成績がよい。」
明主様御垂示 「世界各国の霊統」 (昭和26年4月25日発行)
信者の質問
「「日本人種の霊的考察」の御開示の中にも、日本人中に四種族あると御教示いただきましたが、世界各国にもそのような霊統がございましょうか。
また現世界状勢にもその霊統間の「日本の型」の反映または移写のような状態がございましょうか。右お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「無論、世界中の人種にもいろいろの系統がある。
これはいずれ時機が来たら、詳しく書くつもりである。」
明主様御垂示 「霊統を知るのは信仰上大学レベル」 (昭和26年3月25日発行)
信者の質問
「日本人種の霊的御開明をいただきましたが、人々の霊統を簡単に判知する方法、
また霊統別はその人の姓名に表われておりましょうか、右御垂示くださいませ。」
明主様御垂示
「これらはよほど信仰が深くならないと、判り得ない。言わば信仰上大学程度である。
従ってそれを知りたいと思うのは、非常に結構であるから、
今後できるだけ御神書を読み、判らないことは質問をして、叡智を磨き、
人助けをして、信者を多く作ることに専念すれば、霊も浄まるから、判らなかったことも判るようになるものである。」