森羅万象の構成について 4
明主様御垂示 「酸素は火の霊、水素は水の霊、窒素は土の霊」 (昭和25年1月)
信者の質問
「土素中に含まれている窒素、燐酸、カリのうち、窒素は空中に含まれているとのことですが、燐酸やカリも空中に含まれておりましょうか。あるいは土中のみに含まれているものでしょうか。」
明主様御垂示
「これはね、窒素ってのは土霊、地霊ですからね、こんなかにいっさいのものが含まれているんですよ。
酸素は火の霊、水素は水の霊、窒素は土の霊ですね。
そして、窒素は始終地上から発散して空中に溜まり、その溜まったのを今度は雨が下へおろすんですね。
そして地中に入る。これを繰り返すんですが、それでちょうどいいんです。
いまは空中から窒素をとって肥料にしてますが、こんなことをやると窒素が多過ぎてしまうんです。
一時はいいけどしばらくするとかえって土がやせてきてしまうんですよ。
このことは本にも書いたでしょ。窒素肥料はドイツが第一次大戦のとき発明したんだから、急の間に合わせるためならいいけど、
ふだんこれを続けてては土がやせてしまっていけないんです。
そういうわけで、地霊の中に燐酸もカリもみんな含まれているんですね。
なによりの証拠はね、今年の稲作が思ったよりできなかったんです。
不作だったんですね。
最初の予定より一割くらい減ってますよ。
この一番の原因は虫の害なんですよ。
で、虫は肥料から湧くんですからね。
だから、戦争中は肥料が足りないからできないって言ってたんですが、今度は肥料が多過ぎて虫が湧いてできない・・・実にバカなもんですよ。(笑声)」
明主様御垂示 「主神から発する火素と太陽から発する火素は同じ」 (昭和24年3月13日)
信者の質問
「主神から発する火素と太陽から発する火素との差異につきお伺いいたします。」
明主様御垂示
「これは同じものですよ。火素は太陽の精気ですから。
熱の本は太陽で、太陽は主神の御神体ですから、主神の熱のお働きが太陽です。
まあ夫婦で言えば太陽が男性で月が女性ですね。
日と月の両方の精気が放射されて人間は生きているわけです。
昼の世界になると火素はまた強くなります。
しかし、火は霊ですが、火素は霊のまた霊ですからね、現界に体的にはそんなにはっきりと表われてきません。
まあ多少は判りますがね、現にこうして私が御浄霊すると、「あついあつい」と言う人があるし、私のいる部屋は暖かいとはだれも言いますね。」
明主様御垂示 「土の根本は水」 (昭和24年10月2日)
信者の質問
「嘗て墓に埋められておりました骨壺を八年程経て掘出しましたら、壺は密封されておりましたが、白骨変じて全くの清澄そのもののごとき水と化しておりました。これはいかなるわけで御座いましょうか。
またこれから観ますと、骨は水素の霊の体化したもののように考えられますが、そう考えましてもよろしいもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは珍らしい。こういう事はたまにはある。ない事はない。寧ろこれが本当である。
水になるのはいい。何か信仰したのであろう。
本当は人間の身体は水であるし、霊は火であるし、体は土であるが、土も根本は水である。
創造の場合、軽きものは天となり、重きものは地となったとなっているが・・・。
土は水が固修して出来たものである。」
明主様御垂示 「曇った日のほうが暖かい理由」 (昭和24年6月15日発行)
信者の質問
「晴れた日よりも曇った日のはうが暖かいのは、いかなるわけでございましょうか。」
明主様御垂示
「火は水によって燃え、水は火によって活動する。
晴れた日は水素が少ないから火素の燃え方が弱いので寒く、曇った日は水素が多く、従って火素の燃え方が旺盛になるから温かいのである。」
明主様御垂示 「水が多いほど火力が強くなる」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「秋季大祭の初日と最後の日が天気で、中は雨が降ったのは、何か・・・」
明主様御垂示
「本当は箱根は雨が降るのが本当です。
神様のほうで、最初と最後に特にお天気にしてくれたんです。
いつも言う通り、箱根は火ですから。水を必要とするんです。
水が多いほど火力が強くなる。
だから、私が箱根に行くときは必ず雨が降るんです。」
明主様御垂示 「火は水によって燃え、水は火によって動く」 (昭和24年8月5日)
「今日の五の日(五六七会)に参拝した人々は火に縁のある人である。
火は水によって燃え、水は火によって動く。
これは、火は燃える場合、水の多い程燃える。
今年は非常に発展する。
箱根へお出でになる時は、きっと雨が降るという事は発展する事である。
箱根は火、熱海は水である。
雨は火の燃える原動力である。
大先生は御入浴後、ぬるま湯へお入りになる。
御浴後、暫くお身体が熱くなられる。
これは、火素へ対し水分が入るので、余計に燃えるのである。
今日の雨は五の日で非常によい。」
明主様御垂示 「水素の菌と人間の想念、行為との関係」
「醗酵菌は大体水素から発生する。冷たくては起らぬ。
火素が必要である。火素もある程度の火素で、後は水素の領分である。
水素の菌は、人間に役立つものと、毒するものと両方ある。
人間の想念や行為でつくる。
原子破壊は言葉が合っていない。水素全滅である。
動植物の保護色、どうもこうもない。神がこういう風に造った。」
明主様御垂示 「火素、水素について」 (昭和23年7月12日)
「音波などは密度が荒い。一そう細かいのが電子である。次に細かいのが神霊子で・・・。
水素に毒素が出来る。毒素が水素を変化さす。
神霊は火素で、これにより毒微粒子を解く。光子。
想念や言葉も微粒子である。」
明主様御垂示 「水素微粒子と科学の水素」
信者の質問
「毒素発生の水素微粒子と化学的水素原子とは同一で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「科学的水素と同じである。
科学的に顕微鏡などで見えるのは荒っぽいものである。
私の方でいうそれは、もっとウンと細かい。
どこまで小さいか無限である。
普通の科学でいう水素の一億分の一より小さい。
青空が無限に大きいようなものである。」
明主様御垂示 「原子論の真義」 (昭和24年11月9日)
信者の質問
「一、原子核は火素と水素の結合体に依り、構成されていると考えられますが、エレクトロンの構成について・・・。
二、原子核中の中性子について・・・。
三、プロトン(陽子)エレクトロン(陰電子)と、火素、水素、土素の三原素の関係について・・・。」
明主様御垂示
「一、エレクトロンは陽、ミクルトンは陰であるが、科学は逆にしている。
陽子は一つである。その周りを陰電子が取巻いている。
水が取巻いて火を緩和している訳で、地球の中心は火の塊で、地球の陽子を空気が取巻いている事は水素を囲んでいる訳で、火素の点を取巻いてるのである。
二、九つ取巻いている。僅かなものが爆発する。」
明主様御垂示 「霊子と原子」 (昭和25年2月3日)
信者の質問
「再び霊子並びに原子に付いてお伺いお致します。
イ、光新聞第三十八号の御論説中
「この五種類とは陰陽のミューとパイが日と月の二精で、中性の中間子が日月の合致粒子で、他の二種が土及び星の精であって、この力の主座は勿論中性子である云々」の御説を次のごとく当嵌めて考えて宜しいでしょうか。
ミュー 陰・・・土の精
陽・・・日の精
パ イ 陰・・・星の精
陽・・・月の精
中性の中間子・・・日月の合致粒子
ロ、なお第一、二、三各霊子を火、水、土三要素に当嵌める時はいかになりましょうか。
ハ、原子のエレクトロン数を人工的に変える事によって、鉛も金にする事が出来るというように・・・。
人間の性質、精神作用をその人の霊魂ないし心の霊子核によるものと仮定し、その霊子核を即座に変化させ悪人を善人に教化することは出来ないものでしょうか。」
明主様御垂示
「ミューは陰。パイ、陽。人間はもっと霊妙微妙なものであるから、それは出来ない。
そういう分子より何億分の微粒か分らぬ。やはり霊素でする外ない。
こまかいのは無限である。」
明主様御垂示 「水素爆弾について」 (昭和25年2月8日)
「これは原子爆弾である。
原子爆弾は物体から水分を抜くと外の原子が出て、それにつれて爆発する。
その場合水素を与えると爆発力が大きくなるのである。」
明主様御垂示 「植物は夜に成長する」 (昭和25年5月13日)
信者の質問
「植物は夜間成長するとの事ですが、これはいかなるわけでございましょうか。」
明主様御垂示
「夜は水の霊気、昼は日の霊気。つまり父母のようなもので、父は昼、母は夜になる。」
明主様御垂示 「螢光、日光、月光」 (昭和24年5月2日)
信者の質問
「螢の光は科学でも未だ解けぬといわれておりますが、これはいかなるものでございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「光には、日の光と月の光とある。螢の光は月の光である。
であるから熱の分子がない。冷光である。熱のあるのは熱の体が多い。
月の光は、日の光の霊(冷)が多い。青い。」
明主様御垂示 「螢光の原理」 (昭和24年8月16日)
信者の質問
「螢の光の出る原理また無熱にて光る原理・・・。」
明主様御垂示
「無熱ではない。霊の熱はある。霊の火は熱くないが強い。霊の光である。熱いのは体である。」
明主様御垂示 「燃 焼」 (昭和24年9月29日)
信者の質問
「燃焼は物質の霊化で御座居ますか。」
明主様御垂示
「燃焼は、物質の霊化である。」
明主様御垂示 「摩擦熱と霊気」
信者の質問
「摩擦熱は霊気に関係がありますでしょうか。」
明主様御垂示
「摩擦で熱くなるのがそれで、霊気とは関係はない。」