ブログで披露することが多いのが、なんといっても料理の写真。 どうせなら綺麗に、美味しそうに撮ってみたいですよね。そんな時に役にたちそうな撮影のワークショップに参加してきました。
本格的な撮影まではちょっと、という場合でもこれらの原則を頭の片隅に入れておけば、プラスアルファのいい写真がとれるかもしれません(←えらそう)
なお、使用カメラはオリンパスOM-D E-M5 レンズはLUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014です。
立体感を強調しよう
写真だからそのまんま撮れば立体感が出るんじゃないの、というのは大きな間違い。むしろ人の感覚が入った絵画の方が立体「感」を出す事に関しては上だったりします。 写真の場合は光と影、そしてアングルで立体感を強調していく形になります。
覚えることその1 やっぱりライティングは重要です。
まずはこのCGをみてくれ、こいつをどう思う? 一灯だけなのでちょっと極端ですけれども
Aの順光は正面にライトがある状態です。フラッシュをたくとこのような状態になると思います。陰影がわかりにくくなってしまっています。 Bの逆光は真後ろにライトがあります。球のエッジは出ていますけど陰になってしまっています。 Cの写真は左斜め後ろにライトがあり、立体感がはっきり出ています。
以上の例でわかるように、光源は正面にあるより後方や斜め後ろにあったほうが立体感が出てきます。
もちろん、お店でライトをいじってるのはかなり顰蹙ものですので、料理の位置や角度を色々変えて、一番立体に見える所に調整するのがいいかもしれません。
覚えることその2 カメラアングルをちょっと変えてみる
AとB、どちらも同じ立方体ですけれども、Bのアングルの方が立体感が出ているのがわかるかと思います。 レストランのメニュー写真などでよく見かけるのは実はAのパターン。 料理が一目でわかるからですけど、「それっぽく」撮るのであればBのようにローアングルで角度も付けたほうが立体感が出てきて美味しそうに見えます。 さらに被写体の近くに寄ることで、スマホ等でも背景をぼかしやすくする効果も。
実際に撮ってみた
ワークショップで撮れた自分的ベストショットはこちら。左斜め後ろからの光を入れています。我ながらけっこーうまくいったかな(・∀・)
当日はもっともっと詳しい説明がありましたし、もちろんプロの撮影技法はこれがすべてではありませんが、とりあえず普通に参考になりそうなところを書いておきました。
※実はこれ結構前の記事だったりしますが、なかなか役に立つことが多かったので改めてまとめてみました。
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