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テレビ局 “弱”巨に戦々恐々 ゴールデンタイム地上波の視聴率5%切る

夕刊フジ 4月4日(土)16時56分配信

 巨人が3日の阪神戦(東京ドーム)に敗れて4連敗。前カードの中日戦(ナゴヤドーム)では、開幕前はセ・リーグで最も下馬評が低かった相手に2013年7月以来の3タテを食らった。投打で見どころが乏しい戦いぶりにテレビ局が戦々恐々だ。

 3日の阪神戦では、相川が右太腿肉離れで離脱した影響により、今季は一塁を守っていた阿部が捕手に出戻り。「4番・捕手」で2安打と気を吐いたが、打線はメッセンジャーを攻略し切れず2得点。緊急シフトはカンフル剤とはならなかった。

 投手陣もエースの菅野が6回3失点ともうひとつの内容。1点ビハインドの八回、マシソンが梅野に手痛いタイムリーを浴びて、試合は決した。

 さきの中日3連戦でも、“勝利の方程式”を担ってきたマシソンが1戦目で、山口が3戦目で負け投手になるなど、近年の黄金時代を支えたリリーフ陣が揺らいでいる。

 投打にパッとしない傾向は、テレビ視聴率にも…。1日の中日戦はTBS系でゴールデンタイムに地上波生中継されたが、先発・大竹が3回途中KOされ打線も2安打で完封負け。同局関係者は「(関東地区の)視聴率が5%を切った」とガックリ。エープリルフールのウソであってほしいほど衝撃的な数字に、今後の中継権を持つ他局も「巨人がこの調子だとウチも大変なことになる」と頭を抱えている。

最終更新:4月4日(土)17時19分

夕刊フジ